2008年03月21日
フェルプスのキック力
数日雨が続いていましたが、今日はやっと雨が上がりました。 天気とはいえず、曇り空。かなり風が強くて、ピューピュー音が鳴っています。 仕事が一段落し、昨夜の夜中(というかもう朝方近くですが)、やっとNHKスペシャル 「ミラクルボディー 第2回 マイケル・フェルプス 世界最強のスイマー」を見ました。 映し出されたフェルプスの肉体を見てすごいと思ったのが、肩の柔軟性と大腿部の太さです。 番組では高速度カメラと映像技術を駆使して多方面から彼の泳技術を解明しています。 彼の強さの1つとして、スタート・ターンでの深い潜りを紹介していましたが、 それを可能にしているのは、強いキック力です。 キック力強化として行っているのは、腰に8キロの重量をつけた状態で行うトレーニングです。 まずは立ち泳ぎ。腕は使わず、脚(ドルフィンキック)だけで、40秒間浮かぶ。 これを10秒レストで10回行います。 次に、水中ジャンプを10回1セットを、30秒のインターバルで10セット。 計100回も水中ジャンプを繰り返します。 番組ではコアの強さについて、あまり強く言われていませんでしたが、 あの力強いドルフィンキックは、体幹の強さ(特に下側:股関節周囲筋)に基づくものだと考えられます。 さらに入水後の潜水時に、体幹と下肢が大きくしなやかに動かしても、 腕・肩がぶれずに水中を進めるのも、体幹(特に上側:肩関節周囲筋)が強いからだと考えられます。 水中でのキック力のトレーニングは体幹の強化にもつながっています。 パウエルのときのように、体幹の秘密についても触れてほしかったのですが、 あのキック力のトレーニングを見ただけでも、見たかいがありました。 競泳ではいかに抵抗を減らし、推進力を高めるかが重要であることを、しっかり押さえており、 競泳の奥の深さをスポーツ科学が垣間見させてくれた番組でした。
posted by コーチング・クリニック編集長 |09:35 |
コメント(0) |
トラックバック(0)


