2007年10月29日
【日本初、プロボクサー講習会が開催された】
この度、日本ボクシングコミッション(JBC)と西日本ボクシング協会の共催で、日本で初めての「プロボクサー講習会」が28日に開催されたそうだ。
その講習会には現役王者でもあり、来年1月に防衛戦が決定している長谷川穂積選手や高山勝成選手、名城信男選手など前王者も受講したようで亀田問題後の講習ということもありジム及び選手達にとっては大変興味深い講習となったようだ。
内容に関しては選手契約や健康管理などの講義とともに、「プロボクシングの品位を守るために」と銘打たれた講義が行われたそうだ。
この講習会は元々亀田問題発生以前より計画されていたとのことではあるが、講師の一人としてJBCの事務局長が選手のモラルの低下について言及し「対戦相手に対する暴言、誹謗(ひぼう)中傷」「あいさつがなされない」など一連の亀田問題を彷彿させる事例を挙げ、マナー向上を訴えた。
しかし、このようなマナーの低下に関して言えば亀田家がメディアに露出して以来散々行ってきた行為であって、それをここまで野放しにし低俗なボクシングブームを見て見ぬ振りをしてきたJBCが来場した熱心な受講者達に対して訴えるというのもおかしな話だ。
まずはJBC自身が自分達の存在意義を改めて考え直し、襟を正すことからスタートすべきことではないのか。
今回の講習会は今後も各地区で行っていくようで大変結構な話ではある事は間違いない。
今後はジム・選手・協会共々ボクシングの名誉回復のためにご尽力頂きたい。
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2007年10月23日
【移籍後初の世界戦は‘新たな世界’への第一歩となるか 長谷川穂積の‘挑戦’】
少しご無沙汰してしまいました。体調を崩しておりまして。。
ということでこの発表がされて少々経過してしまいました。
長谷川選手の話題であったので本当はもう少し早く書きたかったのですが。
まずは長谷川選手の話題の前に今回同時に発表されたWBA世界バンタム級王座に挑戦する同級4位池原信遂選手(大阪帝拳)の気になった話から。
この池原選手デビュー後17連続勝利するものの玉越選手戦(千里馬神戸)に破れ連勝記録が止まった。長谷川選手と同じリングに上がる池原選手の連勝記録を止めた選手が‘千里馬神戸ジム’というのも何とも不思議な縁であり、さらにはこのタイトルマッチ当初は12月に依然として話題の‘協栄ジム’所属で傷害容疑によるライセンス3ヶ月停止処分から復帰した‘サーシャ・バクティン’選手が挑戦する予定であった。
この‘サーシャ・バクティン’選手が保持し、返上して空位となった日本バンタム級王座を獲得したのが‘池原’選手というところにも何とも絡み合った因縁めいたものを感じる。
この池原選手が挑戦する王者‘ウラジミール・シドレンコ’選手は挑戦者の池原選手が身長170センチに対し163センチと小柄であるが、シドニーオリンピック銅メダリストという肩書きからもここまでその堅実なボクシングでプロ22戦20勝2引き分けと無敗を誇りそのガードの固さには定評がある。
一方の池原選手は今述べたように170センチ25戦24勝(19KO)と身長とプロでの実績は王者を上回る。(但しシドレンコ選手はウクライナの選手らしくアマでの実績が290戦ある。)
勝敗展開としてはガードを固めて前に出てくる王者の圧力に対し池原選手がどのように対応出来るかに尽きる。身長さを感じさせない戦いになれば王者の勝利は揺ぎ無いものとなるだろう。
いずれにせよ挑戦者池原選手としてはかなり厳しい戦いとなることは間違いない。
そしてWBC世界王者の長谷川選手というと、内藤選手ともスパーリングを行った前WBA世界Sフライ級王者名城選手と公開スパーを行った様子。新たな調整方法も試みているようでその表情やコメントからはその充実ぶりが伺われる。
一方挑戦者の同級1位シモーネ・マルドロット選手は27戦26勝(9KO)1敗のボクサーファイター。戦歴からは決して一発の破壊力は感じられないものの前に出てくるアグレッシブなタイプのようだ。
今度の防衛戦は長谷川選手の移籍後初、そして世界のリングを目指すという点からも注目される一戦であるのだが、一部にはあの前代未聞の世界戦の‘反則’後の日本人世界タイトル戦でもあるため‘競技としてのボクシングの本質と在り方’をも問われ様々な角度からも注目度は高い。
しかし、長谷川選手は自分のボクシングだけをファンに見せ、世間に見せ勝利を目指す試合をすれば良い。
無駄な行き過ぎたエンターテイメント性など必要無い。王者としての長谷川選手のその高度な技術をボクシングファンに向けて見せてもらえればそれでいい。
それを今ボクシングを亀田問題だけで話題に取り上げているメディアやブログ、内藤VS次男戦を見たファンがこの試合を見て改めてボクシングを感じ取ってもらえればなおのこと嬉しい事ではあるのだが。
さらにこの日池原選手が挑戦するウラジミール・シドレンコ選手はWBC王者長谷川選手と同じバンタム級WBA王者である。奇しくも2大王者が同じリングに上がるという自ずと対比されざる得ない状況であり当然ながら勝者はその先の‘統一王者’をも視野に入る。
日本で同階級王者が同じリングに上がることは04年3月に行われたWBCバンタム級のウィラポンVS西岡、WBAバンタム級暫定戸高VSサラテ戦以来4度目となる。
この試合シドレンコ選手はこれまで日本でのアウェーを嫌がっていたと言う話も聞かれ今後この王者が日本で見れる可能性も少ないと思われその視点からも是非見ておきたい王者である。
そしてWBC王者長谷川選手としては世界のリングを目指す上でも負けられない一戦であることは間違いないが、同時にWBA同級王者と比較された上でも世界進出を納得させる試合をしなくてはならない。そしてその結果が新たな一歩となるのではないだろうか。
‘世界王者長谷川穂積選手の‘挑戦’は始まったばかりだ。’
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2007年10月17日
【JBCの処分に関する追記事項】
前回の記事に関して様々な闊達なご意見頂き有難う御座います。
大変参考になりました。長文でのコメントもいくつか頂き心より嬉しく思っております。
実はコメント欄で返信しようと書いていたのですが、あまりに長くなってしまったので(笑)改めて記事にてご返答させて頂きます。
時間と内容の関係で必ずしも全ての方へのご回答にはなっていないかと思いますがコメントでの気になっている部分に関しましては、今後別記事として書かせて頂きたいかと思っておりますのでご了承願います。
まずは、昨日父親が報取材を受けた記事があがっています。
この記事をを読み改めて処分の甘さを実感し自分の考え方が間違っていないと確信しました。
彼はコメントの中で反則行為に関して‘悪い事は悪い’としながらも相変わらず内藤選手に対しての謝罪のコメントの一つもない。
さらに「・・・わたしは親として(子どもたちを)守らなければならない」と今回の問題に対して論理の摩り替え的な発言。
大毅に関して‘翌朝の4時までずっと泣いていた。あれからずっと悩んでいる’などと完全な被害者扱い。加えて「一日も早く前向きになってくれよ」などと元凶が自分であることを全く理解出来ていない。
まさに間違った親子関係を絵に書いたような会話だ。
今回の記事を読めばやはり彼らは事の重大性が全く理解出来ないことが判る。
では再度JBCの下した処分を確認しておく。
亀田史郎
処分: セコンドライセンスの無期限停止
理由: 1. チーフセコンドとしての第一義として、当該選手に対してスポーツマンシップの理念の教導を誤った責任。
2. 試合開始前のレフェリーの注意に際し、チーフセコンドの亀田史郎が行った恫喝、威嚇行為。
3. 当該試合のチーフセコンドとして、亀田大毅選手にルール違反を惹起させる動機を作った責任。
4. 2006年10月12日及び2007年4月16日にセコンドとしての不穏当な行動に対して厳重注意を促した経緯があるにもかかわらず、前項の行動を成した責任。
亀田大毅
処分: ボクサーライセンスの1年間停止
理由: 世界タイトルマッチに臨むにあたり、挑戦者としてその技能を発揮することなく、徒に反則と見なされる行為を頻発し、12ラウンドでは反則減点3を科せられたことは世界のボクシングを冒涜、且つ日本のボクシングにダメージを与え、また多くのボクシングファンの信頼を損ねた責任。
亀田興毅
処分: 厳重戒告処分
理由: セコンドとして不適切な指示があった。
金平桂一郎
処分: クラブオーナー・ライセンスの3ヶ月停止
理由: クラブオーナーとして、その監督下にある亀田史郎、亀田大毅ならびに亀田興毅に対する指導、管理責任。
まず私は今回の反則行為は‘家族一蓮托生’だと考えています。
良くも悪くも彼らの家族の絆は強く単なる選手、トレーナー、セコンドの関係ではない。
おそらく、こんな世間ずれしたコメントを平気で出す父親ですから当然同じ屋根の下で生活をすれば処分は下っても影で指導をすることでしょう。
トレーナーと言う仮面を被っただけの父親なのですから。
根本的な処分の間違いはここにある。
親族のセコンドを特例として許可していたJBC。この部分にも非難が集中してもおかしくないことなのだが、ここで時間を掛けるより逆に特例の条件で同じように家族を処分すべきではないないか。
私の考えるこの家族の処分ですが、
亀田史郎・・・トレーナーライセンス剥奪
亀田大毅・・・ボクサーライセンス剥奪もしくは自らの引退
亀田興毅・・・ボクサーライセンス無期限停止
これ以上でもなくこれ以下でもない。この処分意外思いつきません。
特に今後間違いなく尾を引く最初の問題である、亀田興毅。彼はバリバリの現役選手もあり仮にも元世界王者。その選手がこともあろうか反則を指示していた事実。元々疑惑ありきの選手が今回の反則示唆を行ったことで今後の試合への疑惑は確信となってしまうことは否定出来ない。
しかしながらこの私の考える上記処分となり、観客を敵に回しながらでも耐えられる精神力があり、誠実なファイトを行って誰もがその結果に納得出来、認める試合をこなしていけるのであればその結果に異論は無い。
そのくらい現状は厳しい。
さらによく言われている‘父親から離れて他のトレーナーにつけば・・・’という紋々。
この意見に関しても私は全く賛同出来ない。
以前にも書いたのだが、彼は幼い頃から父親と共に練習をし良くも悪くもここまで来た。そして父親に対して従順だ。その結果として指導のまま言われるままにプロのスポーツマンとして絶対に犯してはならない一連の反則行為を躊躇することなく‘故意’に繰り返した。
つまり彼ら家族の中では勝つためならば反則も合法という意識が根付いてしまっており、それはあの反則示唆のコメント時にあった‘亀田用語’発言へも繋がっている。
そんな育ち方をし、一つの目標に進んできた人間を突然赤の他人が指導して‘更生’出来るとは思わない。
ましてトレーナーは民生委員ではない。ボクシング技術は進歩してもその染み付いた歪んだ精神を直すことなどトレーナーに期待出来るわけもなくそんな期待は酷である。
さらに度々聞かれ前回の記事にも書いたことだが‘若さ’を用いての情状的考えに関して改めて言えば、この問題は司法の裁きではない。
若さを尊重するより‘プロ’‘プロボクサー’を重視するべきなのだ。
この‘若さ’を用いた恩情的判断をしてしまうのであればライセンス資格の根本を改革し受験資格者の見直しをしなくはならない。
彼らに足りないのはボクシング技術ではなく、野暮ったい言い方かも知れないが
‘スポーツマンとしての自覚と人間としての誠実さ’だったのだ。
ここまでビッグマウスやリップサービスとも報道され擁護されてきたが実際にその言動と連動していると思われても致し方ない反則行為を行ってしまった以上彼らの今後のコメントに説得力は皆無だ。
さら自分にとって都合の悪い事に関してはダンマリを決め込んでしまうこの筋の通らなさを指摘出来ず、上辺だけを繕ってきたスポーツジャーナリズムも恥を知り、改め直さなくてはならない。
好き放題振舞ってきて、結果として大衆の面前で誰もが認める反則行為を犯した。これまでの疑惑の一旦を確信としてしまったこれが全て。
もうこれ以上この世界で何をするというのか。
別に刑務所に入れといっているわけではない、大毅・史郎は潔くこの世界から身を引き、大毅はその‘若さ’で別な世界での再出発を考えることが妥当だ。
そして兄興毅は自分で招いた文字通り‘茨の道’を歩くのか。それを耐えるだけの精神力を持っているのか。
ここまで書いて改めて今回の処分はプロボクサー、プロスポーツマンとしての尊厳を世間に知らしめる意味でもこの処分はあまりに実の無い処分だと感じてしまう。
最後に冒頭に書いた父親からのコメント記事を読み直し改めて今回の一連の反則行為と処分を理解出来ない人間をこの世界に留めておくことは怖すぎると感じ、残念ではあるが現時点では再犯の可能性さえも拭い切れない。
posted by cartier |17:50 |
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2007年10月17日
【デニス・カーンよ別の道を歩め】
前回の記事でデニス・カーン選手のことを書いたのですが、その直後私のもっとも恐れていた発表がされてしまった。
まず、このマッチメーク私は残念でならない。
以前秋山選手の反則行為に関して書いた記事へのコメントへの回答記事の中で
‘嫌ならば見なければいい’というコメントへの返事として、試合は対戦相手がいなくては成立しない。‘もしその対戦相手が自分の見たい好む選手だった場合それは複雑である’とした。
その後は自分なりに考え、彼の選手としての存在価値は私の中で完全消滅した。
まずはそう‘見なければいい’とした。それはインターバル間に繰り返し流される興味の無いCMと同じようにチャンネルを変えればいいだけの話なのだ。しかしどんな試合でも一通り見ておかないと気がすまない格闘技好きにとっては辛いことでもある。
そして皮肉な事にその存在しない選手と自分の支持する選手とがいきなり復帰戦と言う形で対戦をしてしまう。
これほど残念で虚しいことはない。
彼の復帰試合の対戦相手に関しては、谷川氏は‘秋山選手を試す意味で弱い、勝てる選手まで5人くらい並べた’と言い彼は‘いちばん強い相手、いちばんイヤな相手を選ぶことが自分に対する試練’と言う。
強い選手と対戦する事がみそぎと勘違いしている節があるが、しかし彼はその後‘試合が出来る事が一番の喜び‘と言っているように相手の実力などは関係ないのである。
相手が強豪であろうと実力の劣る選手であろうと関係ない。
リングに上がってしまえばその時点でこの問題は終わりなのだ。
試合に勝利、敗戦することで一体ファンは何を思うのか?
仮にカーン選手が勝利した場合、‘やっぱり秋山はあの反則行為があったから強かったのだ’となりアンチ秋山派は大喜びをするだろう。
もし秋山選手が勝利したのならば‘反則行為をしなくてもやはり強かった’と格闘技ファンを名乗る人達に再評価されるのか。
残念ながら今の私はそのどちらにも属さない。
そのような見方が大半を占めると思われるこの試合に残念ながら何の魅力も感じることが出来ず、カーン選手が勝利しても喜べず、現時点での秋山選手が勝利しても選手としての評価をすることは私には出来ない。
今回の試合に関して‘秋山選手が勝利すれば素直に強さを認める’と言った一見理解あるような意見が見受けられるが、反則行為を犯したことと強さとの関係は別問題である。
この論理からすれば‘強ければ反則行為だって許される’と言っているようなものだ。
強さを認める、認めないの問題ではないのだ。
この復帰戦の対戦相手がカーン選手でなければ記事になどする必要も全く無く完全スルーでよかったのだが対戦相手が私の好むファイター‘デニス・カーン’選手だったことでこのような記事を書かざるえなかった。
posted by cartier |16:00 |
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2007年10月16日
【デニス・カーン、そのファイトの行く末】
ここのところ例の世界戦に関する事を書いていたが合間に一つ久々に総合の話も。
PRIDEウェルター級で屈指のファイターであった‘デニス・カーン’選手が10.28HERO'S韓国大会に出場することが決まっている。
私はてっきりUFC移籍かと思っていたので少々意外でもありました。
PRIDE選手の中でも私が特に思い入れのある選手の一人でもあって、彼のその多彩なバックボーン(柔術・柔道・空手・レスリング・テコンドー等)からもわかるようにまさに‘オールラウンド・ファイター’。
その端正な風貌は‘高校鉄拳伝タフ’の格闘マシーン『エドガード・C・ガルシア』をも彷彿させます(笑)
海外の選手によくあるこのような数多くのバックボーンを経歴に載せる選手の多くは、秀でた技術やその片鱗を見せることなく敗れ去ることが多い。
海外の選手はハイスクール時代から格闘技系の競技に触れる事の出来る環境があり、日本人が経歴として格闘技を示すのとは少々意味合いが違う。つまり技術云々よりも‘経験したことがある’と言うべきか。
しかしカーン選手はそのバックボーンの片鱗を打撃、グラウンドそれぞれに発揮し、全てバランスよく取り入れたファイトスタイルを確立しています。
粘り強い関節技・グラウンド力、上下のバランスそしてテコンドーの直線的な打撃力。そのどれもがバランスを崩すことなく試合の中で繋がりを見せている。彼の強い部分は打撃系選手をもしのぐ高いテクニックを持ち、さらにその強さを保ちながらそのままグラウンドへ以降出来る部分にある。
立ち技と寝技が分かれているのではなく線で結ばれていて、その打撃の如きグラウンドでの攻撃は圧巻だ。
その様々な経歴を融合させ進化し続ける彼のファイトスタイルはさながら‘新世紀系スタイル’と言える。
今回はHERO'Sへの参戦ですが、私はカーン選手を是非オクタゴンで見たい。
彼のその試合展開毎の高い適応力が生かされる場はUFCではないか。
PRIDEとのルールの違い(金網、肘攻撃など)にも全く問題無く対応できるのではないかと私は思います。
そして彼が更なる進化を続けることが可能なフィールド、それはUFCではないか。
現在のHERO'Sでカーン選手の出場可能な階級を見てみると代表的ファイターに‘メルビン・マヌーフ’選手がいる。その回転の速い攻撃力はこの階級屈指であり脅威であることは皆さん承知のことです、しかしその打撃をも封じ込むオールラウンド・ファイターのカーン選手に勝つことは困難でしょう。
UFCミドル級王者の‘アンデウソン・シウバ’選手も、カーン選手相手となると王座転落の可能性は高いような気がする。
‘デニス・カーンよ、母国より世界を目指せ!’
posted by cartier |10:16 |
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2007年10月15日
【亀田大毅を1年間出場停止 父は無期限資格停止】
(スポナビより)
まずは事前に金平会長が発表したコメントを読むと‘反則行為’に関する自身の見解も無く、‘言動’と留めるのみ。
全く今回の件を理解していないとしか思えない。そして反則に関しては‘私は関与していませんよ’とでも言いたげな通り一遍のコメントだ。
そこにはいかにこれまで父親主体として事を進めていたかが伺えられる。
企業や会社が全く的を得ない謝罪会見をするのと同じである。
つまりはそこに反省の色は伺えない。
ここで言う‘言動’とはどの部分を指しているのかもはっきりしない。
普段の言動や、記者会見での言動なのか?それとも今回の処分の対象となったインターバル時の‘反則示唆’なのか。しかし反則示唆は‘不適切な言動’と留める程度のものでは決して無いと私は思う。
そして本日JBCが下した処分。
私としてはある程度予想出来た何とも残念な結果だったと言える。
果たしてこの処分は妥当であるのか?
・亀田大毅に1年間のボクサーライセンス停止
・セコンドについた父親の亀田史郎氏に無期限のセコンドライセンス停止
・兄の亀田興毅は厳重戒告
・協栄ジムの金平桂一郎会長はクラブオーナーライセンス3カ月間停止
この決定には、正直私は軽い処分だと考えています。
亀田大毅については普段からあれだけの言動をし、それが単なるリップサービスや若さだけではなく‘地’で反則行為を犯したと私は考えているからです。
世界戦での1ラウンド中の減点3というのは、もはや過去の事例からは判断する事が出来ない‘厳罰’行為に値すると。
もし、彼が処分となることが初めてだという理由が少しでもあるのであればこれには全く賛同出来ません。
問題は事の重要性です。
試合中に選手が犯してはならない行為は‘反則’のみ。
彼は自分の‘職場’でもっとも犯してはならない行為を世界戦という注目される場で何度も繰り返したのだ。そして反則行為注意の際‘手を高々と上げて誇示したのだ’これを若さと言う人もいるだろう。しかしボクシングはスポーツだという事を忘れないでほしい。
あれではまるで逮捕された若者がカメラに向かって指を突き立てる行為と何ら変わらない。
一部の声として‘若さ’という表現が無責任に使われているが、彼はプロなのです。アマチュアではないのです。
彼はその世界で犯してはいけない行為を間違いなくしたのだ。
‘若さ’‘若い’という曖昧な表現をあえて使わせて頂くならば、
彼はまだ‘若い’のだからボクシング以外の世界で出直すべきだと思う。
そのくらいボクシングを冒涜し、自分からボクシングファンはもちろん世間一般を敵に回してしまったことを実感するべきなのだ。
ここで仮に1年後リングに返ってきても19歳。それだって十分若いのだよ。
そして父親の亀田史郎氏だが、この‘無期限’というのもよくわからない。彼を監視下に置くわけでもないのだから何を基準に何を見て解除となるのか?
その詳細な部分を聞きたい。
さらに兄の亀田興毅に対する厳重戒告。仮にも、仮にも彼は一度世界タイトルを取った現役選手である。その選手が‘反則を示唆’するなど言語道断だ。実際に彼は試合で反則行為である‘ローブロー’を多発している事実もある。この処分には全く納得出来ない。
金平会長へのオーナーライセンス3ヶ月の処分に関しても同様だ。今回欠席だったわけだが会長は改めて今回の件を会見すべきであろう。
やはりこの中で気になる処分は反則行為を犯した当人への処分だ。
今回の一連の行為に対し、一年間のライセンス停止は厳罰と言えるのであろうか?
私はライセンス剥奪が妥当と考えています。と言うのも過去に例を見ない世界戦での反則行為を犯しているのです。最も厳しい処分が妥当ではないでしょうか。もし今回の処分を妥当とするならば一体ライセンス剥奪処分はどのような行為に対し行う処分なのでしょう。
仮に刑事事件など法的に処罰を受けたものがライセンス剥奪対象だとするならばJBCの総則はどのように解釈すべきなのでしょうか。
第1部 総則
ボクシングはスポーツであるが故にあらゆるボクシング試合はスポーツマンライクの態度をもって行われるべきである。
また、プロフェッショナル・ボクシングは、ビジネスの要素を持つことを認めるが、あくまでも正直なビジネスの倫理法則に合致すべき方法で行われることをもって方針とする。従って、JBCは不正破壊の行為に対しては、たとえ法規において合法と解釈されることがあっても、フェアープレイと誠実の精神を侵す場合は之を排斥する。(引用)
今回の‘一連の反則行為’はまさに『フェアープレイと誠実の精神を侵す』この部分に該当する行為であり、総則に真っ向から対抗した行為だったのではないか。
しかしながらこの一家に対しここまで野放しにしていたJBCの責任も考えるべきだ。
posted by cartier |22:10 |
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2007年10月12日
【桜井洋平VSアタチャイ・フェアテックス決定】
何ということでしょう。
こんなカードがあのボクシング記事の合間に埋もれて‘サラッ’と載っていた。
ご存知の通り桜井洋平選手はNJKFライト級王者であり、‘真王杯’覇者であります。このクラスでのトップ選手です。
その桜井選手の対戦相手が・・あの‘神様’アタチャイ選手というドリームマッチが実現してしまいます。
奇しくも全日本キックでは本日同階級の最強選手を決めるとされている
‘Kick Return’決勝戦での全対戦カードが決定した。
こちらも好カード続出で大変贅沢な大会となっています。
そして先ほどの桜井VSアタチャイ戦ですが、お互いこのクラスの上位選手でもある‘大宮司進’選手と対戦しており、桜井選手は1R56秒での電撃KO勝利をしているのに対し、アタチャイ選手は5回のダウンを奪い全く寄せ付けない戦いを披露しています。
果たしてこの二人一体どのような試合となるのでしょう。
今年に入り全日本キックの勢いが凄く全く出し惜しみの無いカードに溜息ばかりだったのですが、ここへきてNJKFも来ましたね。
来月23日か・・観たいですね。
posted by cartier |23:17 |
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2007年10月12日
【亀田父の処分必至=反則指示でJBCが検証へ-WBC世界戦】
(スポナビより)
まずは前回の記事も引き続き多くの方からコメント頂き一部ご返信させて頂いたのですが、ここへ来てこの報道が飛び込んできたためこの記事を残りの返信と代えさせて頂きます。有難う御座いました。
この‘私は最後まで内藤選手を・・・’のタイトル記事も前回で終わったと私自身思っていたのですが、前記事でも少し触れ懸念しておりました今回の試合での反則行為に対するJBCの対応が思いのほか早くこのタイトルを続ける事に致しました。
スポナビさんの記事によると既にJBC事務局長が「父親が急所を狙えと指示し、興毅がひじで目を打てと発言したのをビデオで確認した」と明言しているとのこと。
これはもう言い逃れ出来ませんね。
しかしこれが所謂親父の言う‘亀田家のボクシング用語’なのでしょう。この記事を初めに読んだ時
‘警視庁24時’で言い逃れをする犯人が真っ先に思い浮かびました。
親にしてこの言い訳。これで良い選手が育つ筈も無くこの一つ一つの反則の点が、試合での完全な線となって最終ラウンドのえせキャプチュードへと繋がった、納得の結果のように思います。
しかしこの度の敏速なJBCの対応には一つの評価をしなくてはなりません。あとは厳密な処分を望みたいところですが、JBCとしてはここが大きな岐路となることでしょう。
15日に倫理委員会が開かれるそうで、挑戦者の反則行為及びトレーナー、会長のライセンス停止などの処分の可能性も示唆とあります。
ここで厳格な対応が出来れば日本ボクシング界もその外れた路線を修正することが可能なのではないでしょうか。
今ここで明確かつ厳正な処分を下さず一体いつまでこんな‘低俗なエンターテイメント’を続けるのであろうか。
今からでも遅くない、いい加減目を覚ませ‘スポーツメディア’‘TBS’
JBCの判断に期待しております。
posted by cartier |22:02 |
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2007年10月12日
【改めてボクシングとは何か、世界戦とは何か考えた試合】
まず、昨日は安心して眠ることが出来ました。
そして昨日の記事に関して本当に数多くのコメント頂き、同じように内藤選手を支持する多くのボクシングファンと喜びを共有することが出来大変嬉しく思いました。有難う御座いました。
本日になってスポナビブログに普段ボクシングへのエントリーであまり見かけないブロガーさん達が多いこと(笑)
それだけ関心が高かったという事と同時に、やはりこの試合は一般から見れば‘エンターテイメント’なのだという証明のような気が致しました。
新井田選手ではここまでエントリーされませんでしたからね。(笑)
出来れば今後は他の‘ボクシング’の試合も同様に見て頂ければ盛り上がるのではないかと思います。
さて、改めて落ち着いたところで昨日の試合を考えてみました。
昨日の世界戦、内藤選手の完勝で終わったわけですが、内藤選手ファンからすれば、中には物足りなさを感じた方もいるかも知れません。しかし、彼はあえて国民の期待と言い切り、初防衛戦、前回の試合から3ヶ月の短期間、対戦相手寄りの解説をする元選手、しきりに傷口のカットで負けを強調する愚劣な局アナなど様々な一般人ではとても理解出来ない憤り、重圧、プレッシャーの中で公言通り‘勝利’というそれも判定として10ポイントもの差をつけての完勝劇をファンに見せてくれた。
これはもう私としては大満足です。
試合前は一部の声として試合自体を疑問視することから、内藤選手は‘KO'でないと勝てない、判定勝利をすることは無理とも言われていました。
その‘疑惑’自体をも払拭する判定完全勝利なのです。
私は何もいう事はありません。
しかし、あの挑戦者の故意の度重なる反則行為はとても世界戦とは言い難い醜い試合でした。
やはり世界に挑戦するための制度改革を行わなければ、あのような勘違いをした未熟な選手でも金で世界戦を戦うことが今後も起こってしまう可能性は高い。これは選手が悪いのではなく、未熟な選手を挑戦させることの出来るシステムが問題なのです。
このままではボクシングの本質を低下させ、毎日苦しい練習を送っている未来の選手達の努力も報われぬまま、それこそ‘出来損ないのエンターテイメント’となってしまいます。
試合前のコメントで内藤選手は‘勝ちに拘りたい’と言い、
挑戦者は‘負けたら切腹する’と言い放った。
その通り内藤選手は有言実行し、挑戦者は・・・。
切腹しようとしまいとどうでもいいのですが、最終ラウンドの投げやりな子供じみた行為はプロボクサーとして甚だ許しがたい行為です。
それも世界戦という舞台で。
世界戦の権威は何処へ行ってしまったのでしょう。
挑戦者の実力はハッキリしました。王者に対しゴキブリと言い放ち、その事に迷うことなく家族が畳み掛ける、世界戦のリング上では悪びれる事もなく度重なる故意の反則行為。
あの反則行為を見た瞬間に、所詮この家族はこういう戦いしか出来ないと確信しプロの資格は無いと改めて実感しました。
これはアンチでもなんでもなく、ごく当たり前なボクシングファンとしての意見です。
この反則行為に対してWBC審判委員は「わたしなら失格」と言い、JBCはこの件に関して「試合で減点を課せられているので(処分)は未定」とコメントしております。
しかし、試合で減点と言うのはルールとして当たり前の事で処分については全くの別問題です。この辺りが現在の日本ボクシング界を象徴してるような気が致します。
さらに驚く事に反則を明確に解説放送しなければならない立場の解説席からは‘若さ’として一蹴する。
ここまで書いていると本当にこの選手がプロボクサーとして世界戦のリングに上がり、テレビ放送されて良いものか甚だ疑問に感じました。
プロボクサーは日本チャンピオンになってもそれだけで生活をすることが困難である事は周知の事実であり、ボクサーは強くなるという思いとプロボクサーとして生計を立てることを目指し世界チャンピオンを夢見る。
しかし、一人のプロボクサーが日本チャンピオンになることも簡単な事ではなく、さらに世界挑戦となると益々道は狭まり、世界王者となる選手は一握りです。決して日本チャンピオンになったからと言って世界戦のリングに立てる確約もない。
その思いで今回の世界戦を見てしまうと何とも言えぬ憤りを感じる。
まともな戦いが出来ぬ選手が世界のリングに上がってしまう現実。
一体いつから日本ボクシング界は歯車が狂ってしまったのでしょう。。
今回の反則行為に対してこの記事では「そういうのが亀田スタイル」と擁護するファンもいたとのこと。
プロの競技で‘反則’がスタイルと口に出してしまう救い難いファン。
結局はこのような大いなる勘違いをしているファンがいる限り彼らはこのスタイルを変えようとはしないでしょう。
そしてあの反則行為こそがあの家族を象徴しているように思えてなりませんでした。
奇しくもあの父親は私と同級であり、同じ歳というだけでも恥ずかしく残念に思います。
最後に誰もが想像してた通り、このような発言が報道されております。
もう内藤選手がこの家族と関わる必要は無いでしょう。断れば‘逃げた’と言うでしょうけど・・・
内藤選手!・・・・逃げちゃいましょう!!
posted by cartier |15:18 |
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2007年10月11日
【日本ボクシング界が救われた、王者内藤選手の勝利!】
WBC世界フライ級王者内藤大助
内藤選手やってくれました!完勝です。
全く心配の余地無く勝利です。
試合展開に関しては少し落ち着いたら書きたいと思います。
とにかく今は
ボクシングファンとして本当に嬉しいです!
ここまで内藤選手を応援してきて本当に良かった!
posted by cartier |20:55 |
ボクシング |
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