大阪に住んでいてカープファンになった

優勝目前で謎采配その代償

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9月16日 スワローズ戦 マツダ 試合時間3時間44分。 薮田6回2/3 105球、一岡1/3回10球、今村2/3回35球、中田1/3回1球、中﨑1回16球。

やはり今村は限界だったようだ。私も、地元での優勝を望んでいたものの、前回登板の内容からもあの試合が最後の力を振り絞っていたのかもしれない。

薮田を引っ張ったのも、リリーフへの負担回避を考えてのことだろうが、結果的に勝ち継投3人をタフな状況で投げさせることになり、今村はまともな投球がほぼできなかった。

たらればにはなるが、6回に薮田に代打を出していれば追加点を取って、楽な状況で登板できたかもしれない。

7回、2アウトで松山に代走を出さずに9回の攻撃に懸けていれば、どうにかなったかもしれない。

9回もケガで不調のエルドレッドではなく、好調の得点圏で.538の岩本を使っていれば同点ないし、逆転できていたかもしれない。

9回、1、3塁になった時点で、ダブルスチールをしかけることでまずは同点を狙い、ダメでも相手の守備隊形を勘案して、丸を歩かせて満塁の状態を作れていたかもしれない。

これまで、リリーフの連投を含めた登板間隔の管理をするべきと書いてきた。それは、ポストシーズンやその先の野球人生のことを考えてのことだったが、ファンが望むカタチで優勝を飾る時に、実力を発揮できるようにするという意味では同じことが言える。

8月から続いてきた無茶な登板頻度、これまでの疲労の蓄積がこういうカタチで出てきてしまった。今村は一度8月にも調子を崩してノースロー調整をしたが、それでも完全回復しないまま、また無理を強いられる状態が続いた。

今村の今シーズンこれまでの登板日を振り返ってみよう。

4月1、2、5、6、11、13、20、23、26、27 10試合登板(連投3回) 5月2、3、4、9、10、14、17、19、23、24、28、30 12試合登板(連投2回、3連投1回) 6月2、3、6、8、13、14、17、25、27、30 10試合登板(連投2回) 7月2、6、7、9、10、12、18、22、25、28 10試合登板(連投2回) 8回1、2、3、5、6、8、10、13、15、16、18、20、22、27、29、31 16試合登板(連投2回、3連投1回) 9回1、2、5、6、7、10、13、14、16 9試合登板(連投1回、3連投2回)

4月は連投2日休み連投から始まり、後半に連投し、中4日で5月に入り、3連投、4日休みでまた連投、という山があったものの、前後で休みはまだとれていた。

6月は交流戦明け休み、7月はオールスター明け休みがあったため、それぞれ連投2回のみで済んだ。

そして、8月には16試合登板。3連投して1日休みで連投、という無茶をして、1度だけ中2日でまた連投を挟み、横浜でのサヨナラがあり、ようやくノースロー調整を含む4日休み。

その後も2日以上の休みはなく、8月31日、9月1日、2日と3連投し、2日休んで3連投、2日休んで、登板2日休んで連投し、1日休んで今日の登板となった。

登板数を分散させていたタイガースも、最近は連投がかさんでいるが、8月は今村、中﨑ほど無理をさせていなかった。(8月のリリーフ登板数比較

カープは8月から継続してムチを打ち続け、今や3人共、「今の状態なら打てる」と相手チームに思わせてしまっている。

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優勝目前で謎采配その代償

しかし,今村選手への評価が悪いのには驚きですね.

この試合は,2点差で,7回頭から一岡投手,今村投手,中崎投手といつもの投手リレーでいけば,好調時と比べて疲労が見える状態の今村選手でも(最後は中田選手の助けがありましたが)1失点のみの1点リードで切り抜けられたと考える人が少ないのに驚いています.

みなさんに少し考えてもらいたいのです.今村選手がいなかったらこの順位にいないことを.今村選手に敬意を表するのが通のカープファンだと思います.
昨シーズン優勝争いをしているときに,新井選手は今村選手の名前を挙げてほめていたことから,今村選手の存在を選手はわかっていると思います.

ここで,この試合の位置付けを整理しておきましょう.
台風の中奇跡的に開催,地元ファンが待ちに待った地元優勝,59年ぶりセパ同日優勝,薮田投手の最多勝へも大きく前進とこれでもかという話題がてんこ盛りという状況です.

しかも,スタートは雨.この雨と緊張の中,薮田投手はこれまでの試合や球数以上に疲れがでる環境だったと言えます.
5回,または6回で変えていれば,2点差リードのまま,リリーフ陣に任せて次の試合に備えることができ,これは最多勝への援護射撃にもなります.
さらに,このような条件や環境の中でシーズンを支えた選手を1人でも多く試合の経験を積ませることもできる機会が訪れたのです.2点リード+球場のファンという援護射撃の中で気持ちの余裕をもって投げるのと,同点で投げるのとではリリーフ陣の心的負担が違います.もっと,楽な形で投げさせることがベンチワークでできたはずです.

この試合に関しては,薮田投手をひっぱる理由は総合的に判断すると見当たりません.
中継ぎの負担がの考えもわかりますが,なによりこの1試合でこれまでの登板過多も報われるのですから,中継ぎ陣の優位な状況を作ることが,彼らも投げやすかったでしょう.
また,薮田投手をエースとして育てたいという考えもわかりますが,ここでひっぱって得られる経験と,最後まで最多勝争いをする経験との比較をすると,後者の方が良い経験になるのは明らかです.

たとえ負けたとしても「最後に今季の戦い方で勝利を目指した」とぶれない方針を示すことが選手への信頼であり,監督の個性や人柄でもあると思うのです.私はシーズンを支えた選手に出番を用意する監督の気持ちはOKなのですが,機会と同時に舞台の用意も演出してあげないといけないと思います.ここが上手ではないために,いろいろな誤解を生むのだと思っています.

結果として,中途半端な迷いが,地元優勝や薮田選手の勝星を逃がしただけでなく,最多勝タイトルも困難になりました.さらに,リリーフ陣も疲れが残る試合になってしまいました.そして,話題にも乗れず,興業的にも残念な結果になりました.

今シーズンは,黒田投手が抜け,ジョンソン選手が離脱した中で,経験のない若手がここまで頑張ったから今の位置があるのですから,先発陣の投球回数については来シーズンの課題でよいのです.また,セーブもホールドにもならない試合で今村選手など中継ぎ投手を使うなど,他の投手を育てる機会を減らしたことが響いているのです.

アマチュアは和をなして勝ちを目指しますが,プロは個性の強い選手の集まりですから勝たないと和になりません.
勝った時は選手をほめ,負けた時は責任を負うのがプロの監督業だと思います(本当に大変だと思います).セリーグのディフェンディングチャンピオンとして,監督には迷わず采配を振るってほしいです.平成の大監督になるために!

優勝目前で謎采配その代償

こんにちは。
「謎采配その代償」よりも「謎投稿」をしてその後何らかの「代償」を負わされることがないか carp_bossさんをその後を危惧してしまいます。

緒方監督以下 ここまで よくやってくれていると思いますし、現場が一番状態を把握していると思いますよ。

つまらないこと書いて 失礼しました。

「優勝目前で謎采配その代償」へのコメント

緒方は必ずと言っていいほど、型にはめたがりますよね
臨機応変さが全くない
だから素人目でもわかるくらい状態の悪い今村をあの大事な場面でいつも通り投げさせたんだと思う
本当に勝つ気があるのか
あるなら絶対今村は使わない
いや、今の状態なら使えない
そんなにジャクソンや中田を信用してないのか
あれで負けたと思う

優勝目前で謎采配その代償

4点差以上での勝ち継投が当たり前のようにって、大半が7回までは僅差で8回までにブルペンで準備していたら8回に追加点が入って結果的に差が開いたけど準備していたのでそのまま出したのが大半では。
差が開いたら、いつ攻撃が終わるか分からない間に勝ち継投の準備をやめさせて急遽別のピッチャーを準備させるのは簡単ではないですし、だからと言ってリードする度に点差が開くことも考えて勝ち継投とそれ以外のピッチャーの肩を作るのはそれこそ毎試合確実に無駄になる負荷を生むだけです。勝ち継投以外のピッチャーなら無駄に投球練習だけさせてもいいわけでもないでしょう。
登板の陰には目に見えない準備があり、それがどの程度の負担になっているかは我々外野には分からないわけで、実際の登板数だけに固執して首脳陣を批判するのは違うと思います。

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