大阪に住んでいてカープファンになった

9勝7敗2分

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6連戦が7週続く中で3週目が終わった時点での数字。勝率5割でも優勝できる状況なのを考えれば、まだ余裕があると言える。とは言え、2分はリリーフへのダメージが大きい。

カープは、セーブ機会じゃなくても当たり前のようにストッパーを9回に投入している。1勝を確実に取りに行きたい、という気持ちは分かるし、そういうことが必要なことがあるのも分かる。

ただ、セーブ機会以外の登板数が多過ぎて、接戦で疲れを露呈させてしまうような現状の起用法では、今のような中継ぎ危機がいつ起こっても不思議ではない。

現状、ストッパー今村に加え、中崎、一岡、中田、ジャクソンと勝ちパターンが4人いる。今村にセーブ王を取らせようという起用法ではないし、カープの勝ちパターンの投手は、セーブやホールドがつかなくても、チームが勝てばOKというスタンスだ。

となれば、登板頻度を考慮して、うまく運用していけば、本来やりくりできるハズなのだが、一部投手への負担がかかる起用方法が春先からというか、何年も続いている。そもそも、運用がうまくできていれば、先発で力のある投手を中継ぎにまわせなんて、私も言うつもりはないのだ。

さて、九里が最短で再登録されたとすれば、ベイスターズ戦が復帰登板となる。現状、九里の規定投球回到達はほぼ難しくなっているが、来シーズン以降、九里を先発として1本立ちさせるつもりなら、ベイスターズ戦であっても、登板させてもらいたい。

九里はベイスターズ戦、特に横浜スタジアムでは相性が悪い。今シーズンは、桑原のデッドボール絡みで特に大崩れしている。しかし、1年間ローテを守る投手になるには、苦手を克服しないといけない。

状態を整えた上で登板して、課題を改めてブラッシュアップして、来シーズン以降ステップアップしていくための糧にしないと、ローテの一角に入ること自体難しくなる。

私は九里を買っているが、ローテーション枠は6人しかない。それでも、開幕ローテを掴んだことは間違いない事実である。九里の投球を見ていると、昨年より前の勝てなかった頃の野村祐輔と重なる部分もある。

コントロールはいいが、コーナーを狙いすぎて球数が多くなり、長いイニング投げられなかったり、結果四球を出したり、カウントを取りに行った球を痛打される姿はよく似ている。

もちろん、闘志をむき出しにしたり、ムキになって牽制したりするようなところは違うのだが、コントロールが良い投手がぶつかる壁というものにぶつかっているのは2、3年前の野村と重なって見える。

九里は、右バッターのインコースにはある程度投げられているが、左バッターへのインコースは甘くなりがちである。これを改善するだけでかなり変わってくるし、この壁を越えることが九里にとっての一番の課題と言えるだろう。

球種の多い九里だが、フォーシームももっと自信を持って投げ込んでもらいたい。この2試合はファストボールに勢いがなく、苦戦していたが、左バッターのインコースにフォーシーム、ツーシーム、カットボールというファストボールをうまく出し入れできる本当のコントロールを手に入れるとこれほど心強いことはない。

インコースのファストボールの出し入れができるようになると、外からのスライダーやカーブ、真ん中や高めにカーブチェンジアップを投げて的を絞りにくくさせることができる。高めのつり球にフォーシームを投げ込めるようになれば、ローテの一角どころか、柱やエースクラスにもなれる。

他にも、ランナーを背負った時のフォームを安定させたり、牽制で釘づけにさせるのではなく、クイックでスタートを切るのを躊躇させるような技術を身につければさらに一段階上の投手になれる。

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9勝7敗2分

そもそも九里と3年前の野村は全然違う。九里は考えた投球ができない、一本調子の出たとこ勝負。
高校大学と修羅場を潜った野村は自分の能力を知っていて、ピンチを乗り切る投球ができる。
九里はそれができないから、投げてみないと分からない不安定な投手。
九里の力が発揮されるシュチエーションはエース級が打たれて思わぬ降板をした際にリリーフした場面。
エースが打たれたんだから開き直ってノープレッシャー、3,4点のビハインド、思い切って強い球をインコースに投げて好投。
3回程度を無得点で抑える。やはり、ビハインドか先発が早々に降板した際のロングがベスト。
福井投手は度々言われているメンタル、インスタはマイナスだったが気持ちはわかる。福井も投手生命をかけた1球、坂本への1球はストライク、審判もレベルアップしないと駄目。
今週のヤクルト戦、力で押さえ込んで欲しい。6回3点、QS完遂。
あと20勝前後で優勝できるはず。その内、福井投手ノルマは3勝です。

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