J2にしがみつく

J2リーグ 第30節 金沢x讃岐(1:2)

このエントリーをはてなブックマークに追加

8/26(土) 19:00~ 石川県西部緑地公園陸上競技場

J2リーグ 第30節 金沢x讃岐(1:2)

天気:晴れ 気温:27℃ 風:無風 動員:3,029人

・讃岐の最近5試合

大分 ●0-1(H) ※惜敗

水戸 〇2-0(H) ※快勝

群馬 〇2-1(A) ※連勝!

横浜C 〇1-0(H) ※3連勝!

岐阜 ○1-0(A) ※4連勝!

ここまでの成績 第20位 勝点 26 得失点 -12

対戦相手(金沢)の最近5試合

松本 ●0-4(A)

東京V ▲0-0(H)

山形 ●1-2(A)

徳島 ●0-4(H)

群馬 △1-1(A)

ここまでの成績 第18位 勝点 30  得失点 -22

雑感

 今節も勝利した。これで5連勝という事で、8月は5戦5勝となった。おそらく今後破られる事のない大記録であり伝説である。ただ、今節は連勝中の5試合の中で最も苦しい試合となった。内容としては完敗であり、幸運に助けられたと言って良いであろう。これまで不運に不運を重ねたシーズンであったが、少し返してもらったように思う。  スタメンに関しては、木島弟の所に原が起用された。木島はサスペンションという事で仕方がない。かなりの疲労困憊だったであろうから、これが休息になれば良い。逆に原はこのところ不甲斐ないプレーが続いており、そろそろ答えを求められる立場である。原以外にもストライカーには期待の選手がいる訳であり、残り時間は少ない。他のメンバーに関しては、連勝中のメンバーを踏襲しており無難な采配である。ただ気になる点として、固定メンバーの難点である疲労の蓄積が挙げられる。ハードワークが活きての連勝であり、選手の疲弊が目に見えて現れるようになっている。負けるまでは続けるつもりなのかも知れないが、そろそろ入れ替えが必要であるように思う。  試合の内容としては、序盤は互角の展開であった。讃岐も金沢もアグレッシブにボールを刈りに行っており、面白い試合であったように思う。そんな折、原が直接FKを決めた。これは大変見事なGで、シュートの軌道が水平であった。普通FKは曲げて落とすものだと思うが、言わばスライダーであった。キーパーはヤマ勘セーブでもしなければ無理であっただろう。原の潜在能力の一端を見た思いである。このGをきっかけにチームにフィットしてほしいし、次のGもより簡単になるだろう。  讃岐にとって先制点は重要で、引きこもる事が可能になる。もちろん早い時間帯であるので引きこもってほしくはないが、Aではだいたい引きこもる事になる。この日も後ろでキープをするか、前へ蹴る事を中心に時間を消費していたように思う。ただ思った以上に金沢に決定機まで行かれていたので、あまり良い守備が出来ていた訳ではなかった。試合後に監督が金沢のシステムが予想外で、サイドを攻略されてしまったというような事を言っていた。恐らく中盤のバイタルエリアで、前を向かれ過ぎていた点を懸念されていたのだと思う。その結果として、フリーのSBからクロスを入れられて決定機になっていた。そういう意味では戦術的に上回られていた。しかし、追いつかれてのハーフタイムは嫌だなと思っていた時に2点目が来た。これは久々にカウンターを撃てて取れたCKから生まれた。CKを永田がキーパーと競ったのだが、ここで競り勝った点が良かった。キーパーのミスなのかも知れないが、最後は武田が押し込んだ。  後半になっても金沢にボコボコにやられていたのだが、ついに失点した。そういう意味では前半終了間際の2点目が有難かった。この失点はアランがやらかしたのだが、相手FWが中盤に下りた際に食いつき過ぎである。あのような広大なスペースを与えてはいけない。その隙を見逃さない金沢の攻撃も見事であった。これでいよいよ連勝が止まる事を覚悟したのだが、ここでの監督の手当てが秀逸であった。アランに代えてイ ジュヨンを入れ、原に代えて山本を入れた。アランは本職のCBではないので、もう一度ミスをするような感じがあったのだろう。山本を入れるという事は4-1-4-1にするという事であったようだ。山本にバイタルエリアをケアしてもらうという事であろう。これがハマったのか金沢の猛攻がおさまった。讃岐の防戦一方ではあったものの、なんとか無難に乗り切る事ができた。  讃岐の良かった点としては、途中からやり方を変えた際にスムーズに監督の指示を実行できた点である。過去にも山本を入れて戦術変更した事は多かったので、やはり山本は貴重な選手である。監督がチームをしっかり掌握している事が確認できた。疲れてラインを上げられない展開で、高さに不安のあるCB陣にジュヨンを入れた点も良かったと思う。高いラインでは裏のスペースのケアを考えて、俊足のアランの長所が活きる。一方で跳ね返すだけであれば、高さのある選手の方が良いであろう。讃岐の厚い選手層が監督に選択肢を与えている。しかしやはり引いて守るという事には限界がある。その限界を今季負け続ける事で思い知らされた。このゲームのように運良く勝てるなどという事を考えるべきではない。ある程度ポゼッションをして、前からプレスに行き、高いラインを維持するという理想を実現すべきである。その為にも走れる選手の起用と、高い質の選手層の両立とが今後の課題である。  対戦相手の金沢に関しては、良い内容であったと思う。最近勝っていないようで、このような良い内容のゲームばかりではなかったのだろうが、今節のようなゲームであれば普通は勝てるであろう。ただ最終ラインの繋ぎの部分では少しミスがあった。今回の讃岐のように、運動量が足りないクラブ以外のクラブを相手にすると、危ない場面もあるかも知れない。今節を終えて讃岐に勝ち点で肉薄されている。残留争いに巻き込まれたという見方もできるので油断大敵である。

2ページ中1ページ目を表示中

記事カテゴリ:
マッチデー
タグ:

【お知らせ】
Yahoo! JAPAN IDで記事にコメントできるようになりました

このブログの最近の記事記事一覧

この記事へのコメントコメント一覧

この記事にはまだコメントがありません

こんな記事も読みたい

レッズ浮上のカギはラインコントロール【地球は青い!】

「もっとも難しいJリーグの問題」を考えてみました。【「読裏クラブ」のワンツー通し】

ACL川崎対浦和〜槙野の酷すぎる守備〜【サッカー観戦記】

J2リーグ 第29節 岐阜x讃岐(0:1)【J2にしがみつく】

J2リーグ 第28節 讃岐x横浜C(1:0)【J2にしがみつく】

J2リーグ 第27節 群馬x讃岐(1:2)【J2にしがみつく】

J2リーグ 第26節 讃岐x水戸(2:0)【J2にしがみつく】

J2リーグ 第25節 讃岐x大分(0:1)【J2にしがみつく】

ブロガープロフィール

profile-iconcarp-hooligan

香川県在住のスポーツ好きの人間です。
ユナイテッドや鹿島やカープが好きでしたが、数年前から地元のカマタマーレも好きになりました。
  • 昨日のページビュー:1244
  • 累計のページビュー:485945

(09月25日現在)

関連サイト:twitter@carp_hooligan

ブログトップへ

このブログの記事ランキング

  1. J1残留争いとサックレース(第16節終了時)<前編>
  2. J1残留争いとサックレース(第26節終了時)
  3. 清水が本気を出した事について
  4. J1残留争いとサックレース(第16節終了時)<後編>
  5. 第三者から見た王国清水について
  6. J1残留争いについて
  7. J2定点観測 その4
  8. J2定点観測 その2
  9. 今季の讃岐について
  10. 第三者から見た王国清水 その2

月別アーカイブ

2017
09
08
07
06
05
04
03
02
2016
12
11
10
09
08
07
06
05
04
03
02
2015
11
10
09
08
07
06
05
04
03

このブログを検索

スポーツナビ+

アクセスランキング2017年09月25日更新

アクセスランキング一覧を見る

お知らせ

rss