2008年06月29日

【なでしこリーグ】2部優勝への天王山(第9節)

■plenusなでしこリーグ(第9節)の展望
http://www.nadeshikoleague.jp/nl/jsp/nl_topics_detail.jsp?get_id=237

さてさて、今日も雨なんですよね。
できればいい天気で試合をさせてあげたいのですが、やはり梅雨ですからね。

まず、前節の結果を。


■plenusなでしこリーグDivision1(第8節)
6/21(土)アルビレックス新潟 1-1 浦和レッズレディース(新潟市陸)   
6/22(日)岡山湯郷ベル 0-2  INACレオネッサ(美作)   
6/22(日)伊賀FCくノ一 2-5  TASAKIペルーレFC(上野)   
6/22(日)TEPCOマリーゼ 1-3  日テレベレーザ(あづま)

■plenusなでしこリーグDivision2(第8節)
6/22(日)大原学園JaSRA 0-0  福岡・J・アンクラス(松本平)   
6/22(日)清水第八プレアデス 1-2  バニーズ京都SC(日本平)   
6/22(日)ルネサンス熊本 0-3  ASエルフェン狭山FC 13:00(七城)
6/22(日)鹿児島鴨池FCアサヒナ 2-9  スペランツァFC高槻 (北薩) 
※第8節はジェフユナイテッド市原・千葉レディースが試合無し

詳しくはひとつ前のブログを参照してください。


今節のカードと見どころの紹介です。

■plenusなでしこリーグDivision1(第9節)
6/29(土)浦和レッズレディース - 岡山湯郷ベル(12:00 熊谷市陸上競技場 ※有料)
6/29(日)TASAKIペルーレFC- アルビレックス新潟レディース(11:30 ユニバー記念競技場)
6/29(日)日テレベレーザ - 伊賀FCくノ一(13:00 多摩市立陸上競技場)
6/29(日)TEPCOマリーゼ -  INACレオネッサ(13:00 Jヴィレッジスタジアム)

首位に立ったベレーザは伊賀との対戦。伊賀は苦しい試合が続いているが、ベレーザもまた伊賀を苦手にしている。追う浦和は湯郷との激突。どちらも負けられない試合となるだろう。高橋対宮間のFKの出来が勝敗を左右するだろう。そしてペルーレはここ2試合首位と引き分けている新潟を迎え撃つ。残留と優勝争いをかけた戦いになる。最後にマリーゼはINACをホームに迎える。前回は先制しながら3失点。プレチーニャに仕事をさせない為の作戦が見ものだ。

■plenusなでしこリーグDivision2(第9節)
6/29(日)ジェフユナイテッド市原・千葉レディース - 大原学園JaSRA(13:00 成田市中台運動公園)   
6/29(日)ASエルフェン狭山FC - 清水第八プレアデス(12:00 狭山赤坂の森公園)   
6/29(日)福岡・J・アンクラス  - 鹿児島鴨池FCアサヒナ(13:00 レベルファイブスタジアム)
6/29(日)スペランツァFC高槻 - ルネサンス熊本(14:00 ユニバー記念競技場) 
※今節はバニーズ京都SCが試合無し

2部はバニーズ京都が試合無し。首位ジェフは4位大原学園を迎え撃つ。ここで大原が敗れると勝ち点差は「8」となるだけに、ここは絶対に負けられないだろう。2位高槻は熊本と対戦。昨年までの「大敗チーム」が劇的に変わっただけに、高槻が油断をするとまさかもあり得る。3位狭山は清水第八との対戦。清水は1点勝負に、狭山は大量得点に持ち込みたいところ。最後、福岡対鹿児島は、無事レベスタを使うことが決まった。どちらも不調を脱したいところだ。


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posted by captainnemo30 |09:59 | plenusなでしこリーグ | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年06月22日

【なでしこリーグ】明暗が分かれた「引き分け」という結果(第8節)

■plenusなでしこリーグ(第8節)
http://www.nadeshikoleague.jp/

歓声に沸く埼玉スタジアム2002を通り過ぎ、先ほど帰宅しました。
「マリーゼ対ベレーザ」のレポは次の記事で。

まず、今節の結果。


■plenusなでしこリーグDivision1(第8節)
6/21(土)アルビレックス新潟 1-1 浦和レッズレディース(新潟市陸)   
6/22(日)岡山湯郷ベル 0-2  INACレオネッサ(美作)   
6/22(日)伊賀FCくノ一 2-5  TASAKIペルーレFC(上野)   
6/22(日)TEPCOマリーゼ 1-3  日テレベレーザ(あづま)

まず、土曜ナイトゲームで最下位新潟が首位浦和から勝ち点1をもぎ取りました。上位相手に喰らい付く試合ができつつある新潟、初勝利も近いでしょう。そしてINACが湯郷をシャットアウトし3位に再浮上。TASAKIは伊賀から5得点で快勝。首位ベレーザはマリーゼに1度は追いつかれるも再度突き放し、しっかりと勝利を手にしています。

続いて第8節が終わってのDivision1の順位表です。
1 ベレーザ:19 6勝1分1敗(+18)
2 浦和:18 5勝3分0敗(+15) 
3 INAC:15 4勝3分1敗(+8) 
4 湯郷ベル:14 4勝2分2敗(+4) 
5 TASAKI:13 4勝1分3敗(+6) 
6 マリーゼ;6 2勝0分6敗(-4)
7 伊賀FC:3 1勝0分7敗(-32)
8 新潟L:2 0勝2分6敗(-15)

ベレーザが浦和に代わって再び首位。浦和も勝点差1で2チームがやや抜け出した格好。INAC、湯郷、TASAKIは激しい星のつぶし合いで3位を争っているところ。マリーゼ、伊賀、新潟が勝ち点を離された中で、どうやって「上位いじめ」と「残留」へのモチベーションを高めるか、特にここ2戦「上位いじめ」に成功した新潟の動きに要注目でしょう。

続いてDivision2。


■plenusなでしこリーグDivision2(第8節)
6/22(日)大原学園JaSRA 0-0  福岡・J・アンクラス(松本平)   
6/22(日)清水第八プレアデス 1-2  バニーズ京都SC(日本平)   
6/22(日)ルネサンス熊本 0-3  ASエルフェン狭山FC 13:00(七城)
6/22(日)鹿児島鴨池FCアサヒナ 2-9  スペランツァFC高槻 (北薩) 
※今節はジェフユナイテッド市原・千葉レディースが試合無し

首位ジェフがお休みの今節、追いかける大原、高槻、狭山の戦いに注目が集まりましたが、高槻、狭山が勝ちましたが、大原がホームで福岡とスコアレスドローとなりました。清水-バニーズ戦はバニーズが勝利し、6位に浮上しました。

続いて第8節が終わってのDivision2の順位表です。
1 JEFL:19 6勝1分0敗(+35)
2 FC高槻:17 5勝2分0敗(+20)
3 AS狭山:15 5勝0分2敗(+21)
4 大原学園:14 4勝2分1敗(+5)
5 R熊本:9 3勝0分4敗(-12)
6 バニーズ:6 2勝0分6敗(-17)※1試合多い
7 福岡AN:5 1勝2分4敗(0)
8 清水第八:4 1勝1分5敗(-9)
9 アサヒナ:3 1勝0分6敗(-36) 

首位ジェフと2位高槻の勝ち点差は2。4位大原までが昇格争いの圏内。ただし、次節大原はジェフとの直接対決に負けると追いつくのは厳しいか。中位争いも勝ち点差が縮まっているので、一戦一戦大切に戦うことで順位を上げられるチャンス。勝利のため、粘り強く戦ってほしいです。

詳しいスタッツは明日以降、こちらのURLでどうぞ。


Division1]
Division2

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posted by captainnemo30 |21:55 | plenusなでしこリーグ | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年06月20日

【なでしこリーグ】1部はいよいよ第2クール突入!(第8節)

■plenusなでしこリーグ(第8節)の展望
http://www.nadeshikoleague.jp/nl/jsp/nl_topics_detail.jsp?get_id=237

世間ではU-23代表とA代表の話でもちきりで、言いたい事もヤマ程あるんですが、それを書いていると本来の目的である「女子サッカー」を書けなくなるので、あえて代表はスルーします(週明けにコメントします)。

さて、なでしこリーグは中盤戦。1部が第2クール突入、2部が第1クール残り2戦になります。天候が心配な部分はありますが、お時間のある方はぜひ観戦をお勧めします。

まず、前節の結果を。


■plenusなでしこリーグDivision1(第7節)
TASAKIペルーレFC 2-4 日テレベレーザ(ホムスタ)
INACレオネッサ 2-2 アルビレックス新潟レディース(ホムスタ)
浦和レッズレディース 7-0 伊賀FCくノ一(駒場)
岡山湯郷Belle 2-1 TEPCOマリーゼ(桃太郎)

■plenusなでしこリーグDivision2(第7節)
福岡J・アンクラス 1-2 ジェフユナイテッド市原千葉レディース(レべスタ)
バニーズ京都SC 1-3 ルネサンス熊本FC(西京極)
スペランツァFC高槻 3-3 大原学園JaSRA女子SC(西京極)
ASエルフェン狭山FC 9-0 鹿児島鴨池FCアサヒナ(狭山)
※清水第八プレアデスは今節試合なし。

前節、1部は首位浦和がホームで北本のハットトリックを含む7得点で圧勝。注目のベレーザ対ペルーレはベレーザがPKを2つ決めて勝利。INACは最下位新潟に後半追いつかれまさかのドロー、湯郷はマリーゼの猛攻をいなして勝ち、3位に浮上しました。
1部の展開は「逃げる浦和、追うベレーザ」の首位争い、「湯郷、田崎、INACの3位争い」「残留争いから抜け出したい東電、伊賀、新潟」となってきました。

2部は首位ジェフが福岡を下し、2位高槻が3位大原と引き分けたため、試合数が多いながらも勝点差は5に。4位狭山は最下位アサヒナから9得点。そして、熊本がしぶとくバニーズから勝利をもぎとり5位をキープしています。熊本の躍進はなでしこリーグサポーターの注目となっています。
2部の昇格争いは昨年涙を飲んだジェフが1歩抜け出し、高槻が2位、1部復帰を目指す大原、そして戦力強化した狭山までが圏内。そして、昨年苦戦をしいられた熊本の頑張り、今期不調の福岡、清水第八、バニーズ、さらに準加盟から正式加盟をしたいアサヒナがどこまで巻き返すかが注目です。



さて、やっと今節のカードと見どころの紹介です。

■plenusなでしこリーグDivision1(第8節)
6/21(土)アルビレックス新潟 -  浦和レッズレディース(18:00 新潟市陸上競技場 ※有料)   
6/22(日)岡山湯郷ベル -  INACレオネッサ(13:00 岡山県美作ラグビー・サッカー場)   
6/22(日)伊賀FCくノ一 -  TASAKIペルーレFC(12:00 上野運動公園競技場)   
6/22(日)TEPCOマリーゼ -  日テレベレーザ(13:00 あづま総合運動公園陸上競技場)

まずは3年ぶりのナイター開催は「聖地:新潟市陸」での新潟-浦和戦。最下位ながら前節INACに対して0-2から追いついた新潟と、現在絶好調の浦和との激突。おそらく守勢に回るだろう新潟が、浦和の攻撃を凌ぎ切れれば、まさかのアップセットもあり得る試合。また、新潟のサポーターがどれだけ集結するかも注目。
続いて優勝争いに踏み止まる為にはどちらも負けられない湯郷とINAC。試合毎に出来不出来が激しいINACに対して湯郷がやや有利か。
伊賀-田崎戦も伊賀がどこまで気持ちを切らさないで戦えるかが肝。守備陣が大谷、阪口、山本を抑え込めるかがカギになろう。
そして、マリーゼは年に一度、県都福島での大舞台。対ベレーザ戦は接戦にもちこむものの今だ勝利を奪えないマリーゼが、あづま公園に集結するサポーターに感動を与える事ができるか、はたまた「女王」ベレーザの華麗なサッカーに観客が魅了されるか、マリーゼが再び「福島の誇り」になる為の最大のチャンスとなる一戦だ。(※なお、筆者はマリーゼ-ベレーザ戦を観戦する予定)

■plenusなでしこリーグDivision2(第8節)
6/22(日)大原学園JaSRA -  福岡・J・アンクラス(11:00 松本平広域公園総合球技場 アルウィン)   
6/22(日)清水第八プレアデス -  バニーズ京都SC(11:00 清水日本平運動公園球技場)   
6/22(日)ルネサンス熊本 -  ASエルフェン狭山FC 13:00(菊池市七城運動公園)
6/22(日)鹿児島鴨池FCアサヒナ -  スペランツァFC高槻 13:00(鹿児島県北薩広域公園多目的広場) 
※今節はジェフユナイテッド市原・千葉レディースが試合無し

2部は首位ジェフが試合無し。なんとしても追い付きたい高槻、大原、狭山がそれぞれアサヒナ、福岡、熊本と対戦する。上位3チームとも引き分け以下となると、2位以下の自力昇格が早くも消滅する。「STOP The JEF」のためにも、何としても勝ち点3を奪いたい。逆に、アサヒナ、福岡、熊本、そして直接対決の清水第八とバニーズの5チームは「5位争い」を目指すための1戦となる。


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posted by captainnemo30 |22:34 | plenusなでしこリーグ | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年06月16日

【五輪代表】OA枠の功罪。

■反町監督、OA枠は大久保&遠藤招集へ(デイリースポーツ)
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/special/beijing/headlines/20080616/20080616-00000004-spnavi_ot-socc.html

"北京五輪に出場するU-23日本代表の反町康治監督(44)が、オーバーエージ(OA)枠で起用する選手を固めたことが15日、分かった。同監督は「6月中には発表できる」とメドを立てたことを明かし、日本代表のFW大久保嘉人(神戸)、MF遠藤保仁(G大阪)の起用が濃厚となった。"


サッカー五輪代表の登録枠は「18」である。そのうち15人は23歳以下、残りの3人は年齢不問のオーバーエージ(以下OA)枠を使用する事ができる。

U-23代表は、今まで82人が選出されている。その中での競争等によって、おおよそ25人前後まで中核メンバーが絞られてきたところである。しかし、絞り込んだメンバーから、さらに登録メンバー18人を絞るのは恐らく容易ではないし、選考をしたところで誰かしらから不満が出るのは最早仕方のないところだろう。さらにOAで3枠が削られたとすると、「非情の決断」の再現となり得る可能性もある。

一応、ここで過去2大会の五輪でのOA枠をおさらいする。

1996アトランタ五輪:なし(西野監督、予選敗退)
2000シドニー五輪:楢崎、森岡、三浦淳(トルシエ監督、ベスト8)
2004アテネ五輪:曽ヶ端、小野(山本監督、予選敗退)

各国は比較的OA枠を使う傾向がある(ただし、所属クラブとモメる事が多い)。日本はどちらかというと「予選を頑張った選手をできるだけ使いたい」という世論との戦いになりやすい。山本ジャパンでの「鈴木啓太、山瀬功治斬り」等がその代表である。また逆にOAを使わなかった西野ジャパンは、「マイアミの奇跡」を演じながらも、得失点差で涙を飲んでいる。どちらにしても監督の「人間力」が試される瞬間であろう。

(おまけ):試しに、現在のU-23代表(飛び級A代表組も含む)等の有力選手から18人を絞りこんでみる。一応「◎」当選確実、「○」が有力、「△」が当落線上、「?」はOA枠で起用の可能性がある選手、「×」は苦戦(予備登録まで)とした。
コメントの指摘より、明らかに間違っている部分は修正しました)

GK:◎西川、○山本、×林、(?楢崎OA)
西川が正GKとして活躍すると思われる。OA枠は恐らく使わず、山本が順当にサブになるだろう。枠は「2」。

DF:◎水本、◎伊野波、○内田、○安田、△青山直、△長友、△細貝、△福元、×一柳、×森重、×吉田、×田中、×槇野、×千葉、(?中澤OA)
枠は「6」と予想したが、。A代表の安田、内田、長友のSB組と水本、福元、青山らのCB組の配分が問題になるだろう。場合によっては現役A代表が五輪代表になれない可能性もある。またポリバレントな伊野波、細貝の扱いも気になる。

MF:◎水野、◎本田圭、(◎遠藤OA)、○青山敏、○梶山、○梅﨑、(?藤本OA)、△枝村、△本田拓、△上田、△谷口、△柏木、△香川、×家長、×青山隼、×田中、×小椋、×増田、×菅沼
枠はここも「6」と予想。そして遠藤がOA枠に入る可能性が高いため、監督の戦略によって大きくメンバーが代わりそうだ。予想は右サイドの梅﨑水野、左サイドの本田圭は恐らく当確。そしてトップ下は梅﨑と柏木藤本のいずれか、ボランチはOA組の遠藤にプラスして、青山敏、梶山、上田、枝村、谷口からそれぞれ1~2名か。後はA代表組の香川が最後に飛び込めるかどうか。
(追記)MFが「ボックス」か「ダイヤモンド」か「4-2-3-1」かでもメンバーが代わりそうですね。

FW:(◎大久保OA)、(?玉田OA)、(?矢野OA)、○李、△森本、△エスクデロ、△森島、△平山、△岡崎、×カレンロバート、×興梠、×青木、×萬代
一番頭を抱えそうなのがFW陣。ツボにはまれば大爆発する選手ばかりだが、安定感のある選手が李しかいないのもまた事実。恐らくはOAで大久保を起用し、そのパートナー探しになるだろう。高さの平山、森島か、動きの森本、エスクデロ、岡崎か、はたまたカレンロバートのサプライズか、もう一枚OA枠で玉田、矢野あたりを使うのか、FWの選出予定人数も「4」なのか「3」なのか、はたまた「5」か読めない。

一応、自分が反町監督だったらという事で予想してみました。ついでにフォーメーションも。


(ここも、修正しました)

 大久保   李
本田圭(梅﨑) 水野
  遠藤  青山敏
安田(長友)  内田(伊野波)
  水本  青山直
     西川

バランスを考えたらこんな感じですかねぇ・・・。

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posted by captainnemo30 |11:09 | サッカー日本代表 | コメント(14) | トラックバック(0)
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2008年06月15日

【つれづれ】スタジアム「だけ」では足りないものがある。

本日はe2byスカパーでぼんやりと観戦。

1試合目はベアスタの「サガン鳥栖」対「湘南ベルマーレ」。
両チームとも連敗を止めるべく雨の中必死に戦っていたが、鳥栖がPKの1点を守りきって勝利。湘南サポの友人曰く「相手の気持ちが勝っていた」とのこと。私から見れば「開き直ってカウンター一直線」の鳥栖が簡単にサッカーをしたのに対して、湘南は難しくサッカーをしていたように見える。「確実にゴールを奪おうとする」と得てしてゴールが遠くなるものだ。

現在のJ2屈指の好カードと言えば、「ベガルタ仙台」対「モンテディオ山形」の「みちのくダービー」である。山形が2位を走っているのに前売り枚数がかなりひどい状況で、仙台のホームジャックかと思いきや、集まったのは15,422人の大観衆。スタジアムが青と黄色に真っ二つに分かれ、さらにサポが播いた紙吹雪で一気に「決戦」のムードが高まった。

この仙台ダービーも、ホームでのびのびとプレーした山形が気がついたら3点も取っている展開。仙台はボールを回しても回しても全然前に進めないという不思議な状況に陥ってしまった。試合開始直後のシュートがポストを叩いたところから全てが狂ったとしか思えず、ある意味「悪い時の仙台らしい難しい負け方」だった。で、山形は勢いに任せて6連勝。山形も自分でサッカーを難しくするきらいがあるので、力負けするまでは徹底して「ノリ」で突っ走って欲しい。

で・・・、今回話したいのはここから。
今回、NDソフトスタジアムには15,422人が入ったのだが、着席率75%くらいまで行くと、テレビでも非常に映える。満員のスタジアムをテレビで見ると、「一度見てみるか」と思う人もいるはず。そして、「毎試合は行けないサポーター」も、「みちのくダービーには行きたい」と思うだろう。その繰り返しが山形のサポーターを少しずつ増やすんだなと。山形の観客動員は、みちのくダービー以外の動員は5,000人届けばいいくらいなのだが、それでも、地上波中継がある時にあれだけのムードを作れれば、今日の勝利を併せて、大きなアピールになったに違いない。

さて、振り返ってマリーゼである。
マリーゼは来週、福島市で試合を行う。2万人収容のあづま公園陸上競技場でのホームゲームは昨年まで県も巻き込んでの「マリーゼ1万1人プロジェクト」で大動員をかけていた。残念ながら天候も悪かったりもして目標を達成できず、今年はやらないと聞く。甚だ残念でならない。

あづま公園は、ホームJヴィレッジから200キロ近く離れている。それでも県都で行う試合でたくさんの人を集める事が、福島のスポーツを盛り上げることに繋がる。もうちょっとTVでの試合の写し方が上手ければ、「年に一度はマリーゼを見るか」という試合になっただろう。足がかりができたら、そこを死守する。一生懸命な試合をしていれば観客も「もう一回は見よう」と思うだろう。TV中継がもう少し多ければ、それをきっかけにマリーゼを知ってくれるのに・・・と思う。

まだまだ、福島県全体、浜通り全体でも「マリーゼ」を見に行こうというムーブメントは現在沈んでいる状況だ。でも、だからと言って「自分達だけ楽しむ」のでは、女子サッカーはメジャーにはなれない。なでしこジャパンも含めて、「もっと知ってもらう」「もっと見てもらう」「もっと楽しんでもらう」「もっと好きになってもらう」「日曜日にスタジアムに来てもらう」ように、その魅力にヤラれた奴らが手招きする事も大切だと思う。手弁当で頑張っているコアサポーターはどこのチームにもいる。そこにあるのは「満員のスタジアムで好きなチームと一緒に戦って、勝ちたい」ということだけ。

例え無料の試合でも、見てくれる人が多ければ多いほど、選手は頑張れるものなんだと。なら満員にするしかないよね?スタジアムの空席を一つでも埋めていく、それは地道な作業だけど。

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posted by captainnemo30 |23:35 | スタジアム徒然草 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年06月15日

【代表】覚悟を決めた時。(W杯アジア3次予選:タイ戦)

■W杯アジア3次予選(Group2,Match No'9@ラジャマンガラ)

オマーン 0(0-2)3 日本
http://images.the-afc.com/Documents/competitions/fixtures/16-1467.pdf

得点:'23闘莉王、'39中澤、'88中村憲
警告:'6駒野、'18KIATPRAWUT、'27DATSAKORN、'55松井、'65SUREE、'91+NIRUT
退場:'74大久保、'74KHALIFA AYIL

先発→交代:

先発:
GK:楢崎(18)
DF:中澤(2)(C)、駒野(3)、闘莉王(4)、内田(6)
MF:遠藤(7)、香川(8)→'82今野、松井(9)→'70矢野(16)、,中村俊(10)→'70中村憲、長谷部(17)
FW:玉田(11)

控え:
GK:川島(1)
DF:寺田(5)
MF:鈴木(13)
FW:巻(12)

布陣:

    玉田
松井 香川  中村
  遠藤 長谷部
駒野      内田
  闘莉王 中澤
    楢崎


覚悟を決める。

岡田監督の中では、恐らく「この試合で最終予選の切符を取る」と決めていたのだろう。そうでなければ中村俊輔の「特攻」先発はなかったはず。今の代表にとっての生命そのものになっている存在を外して再構築をする時間がない以上、この試合を「自分の目指すサッカー」で決めて、日本で「俊輔抜きのテストマッチ」をするのが最善のプランだろう。これは「熱い思いから冷静な判断をする」岡田監督らしい冷静な決断だと思う。その気持ちを試合後に、こうコメントした。

"もし点が入らなかった場合には、今日は勝負に徹するサッカーをしようと。退路を断つ(山瀬をメンバーから外す)つもりで狙っていました。"

出場停止の大久保の代わりには香川を抜擢し、4-2-3-1の布陣でスタート。5人のMFには激しいプレスを求め、試合開始早々からハーフコートゲームにした。その中でセットプレーとは言え2ゴールが奪えたのは良かった。後半、一気に前線の足が止まり、足をつる選手が続出したために出来た中盤のスペースをタイが細かいパスワークで翻弄するが、中澤・闘莉王のCBが最後に守りきる形で我慢の時間を過ごす。ぎりぎりまで我慢をした70分、交代のカードを切る。俊輔と松井に代えて矢野と中村憲剛が走りまわり、82分に香川に代わって入った今野が3バックに近い形でカバーリングを行う。最後は憲剛の飛び出しで3点目。苦しみながらも、タイに快勝して最終予選の切符を手に入れた。


各選手の好評の前に、私の中で勝手に決めた「4つの日本らしさ」について、またちょっとだけ反省会。

1.FWの引き出し
玉田の1トップは「結果的には機能せず」と判断する。俊輔、松井が万全ならまた違うだろうが、自分一人「前に張りつく」事を玉田に求めるのは酷じゃないだろうか?逆に矢野は「張ってナンボ」なのに、ボールをもらいに下がったら×。監督の指示はしっかり再現しなくてはいけない。

2.MF陣のサイドチェンジ
今回は俊輔がケガ持ちだったこともあって、かなりギクシャクした印象であった。松井、長谷部、香川が空回りする場面もあり、最終的に攻撃的MF3人の総入れ替えになったのは象徴的場面だろう。その中で、飄々とプレーし2アシストした遠藤、交代後「彼らしさ」を出した中村憲剛は評価できる。そして俊輔は本当に見ている方が「悲壮感」を感じるほど精神面、戦術面でチームを引っ張っていた。今の時点で「中村俊輔」の代えを考えることすらタブーのように感じるほど。

3.左SBのチャレンジ
今回、SBが入れ替わるというチャレンジをしていた。今までには無い「斜め」や「横」の動きがあり、面白いなと感じた。このチャレンジの「回答」はまだ出ていないようだが、期待感を持たせてくれるものであった。あと内田も少しずつ勉強できているかな?と。相手の違いもあるが、サイドを決定的に破られることはなかった。次の試合でどういう動きをするかが楽しみである。

4.闘莉王の「らしさ」
中澤とのコンビネーションが深まってきたと思う。中澤に「うまくコントロールをしてもらいながら」自分を活かすプレーをし、得点も取った。後の課題はゴール前で「ファール
に見えない守備」をすること。まだ見ていながら、「笛は吹かないで!」と祈るのは心臓に悪いのが本音。


最後に、一応採点。

楢崎(GK):6.0 数少ない守備機会をしっかり守る。安定感を感じる。
駒野(DF):6.0 右に左にサイドチェンジで相手を惑わせる。このアイデアの回答は次戦に期待。
中澤(DF):7.0 "MOM"ボンバーヘッドで得点を取り、きっちり相手を完封した。今日は手放しで褒めよう。
闘莉王(DF):6.5 良くも悪くも闘莉王らしい結果。「笛」に手のかかそうなプレーは要修正。
内田(DF):5.5 上がりには内田らしさが。アイデアが結果に繋がるように練習あるのみ。
遠藤(MF)7.0 2アシストよりも、俊輔らのサポートを冷静に続けたことを評価したい。影のMOM。
長谷部(MF)5.0 攻め上がりがあれど、攻撃の駒としては機能せず。運動分のご褒美がなかった。
松井(MF)5.0 前半から激しく動くも、ドリブル突破を止められスタミナを消耗した。
→矢野(FW)5.0 自信を持って前線にドンと構えて欲しかった。監督に怒られては・・・。
香川(MF)5.5 初先発に奮闘。課題はいっぱいあるが、走り続けた事は認めたい。
→今野(MF)6.0 現在、クローザーとしてこれ以上頼れる存在はない。
中村俊(MF)6.0 替えが利かない存在。ケガの中、できる精一杯のプレーでチームを引っ張った。
→中村憲(MF)6.5 自分の役割を理解した瞬間、ゴールという結果を出した。
玉田(FW)5.5 1トップでボールが収まらず。試行錯誤で動き回ったのは裏目か。

岡田(監督)5.5 先発での「4-2-3-1」は戦術的には評価できない。交代選手の選択は意図が見えていた。後は「中村俊輔という切り札が無い状態」でどう戦うかという課題が残る。俊輔への依存が高すぎると後で困らないだろうか?

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posted by captainnemo30 |12:35 | サッカー日本代表 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年06月13日

【なでしこリーグ】なでしこリーグ、再開。

■なでしこリーグ、6月15日再開。
http://www.nadeshikoleague.jp/nl/jsp/index.jsp

せっかく「女子サッカー」を取り上げているのに、肝心なリーグ戦は中断中。
Jリーグと違い、代表活動中は基本的に試合が無いので、好むと好まざると関わらず「なでしこジャパン」の活躍を見ることになる。そして待つこと5週間。アジア3位という成績を残した代表は一旦解散。次の中断期間である7月13日までリーグ戦5節分が開催される。

■plenusなでしこリーグDivision1(第7節)
TASAKIペルーレFC - 日テレベレーザ(ホムスタ11:30)
INACレオネッサ - アルビレックス新潟レディース(ホムスタ14:00)
浦和レッズレディース - 伊賀FCくノ一(駒場13:00)
岡山湯郷Belle - TEPCOマリーゼ(桃太郎13:00)

■plenusなでしこリーグDivision2(第7節)
福岡J・アンクラス - ジェフユナイテッド市原千葉レディース(レべスタ13:00)
バニーズ京都SC - ルネサンス熊本FC(西京極11:00)
スペランツァFC高槻 - 大原学園JaSRA女子SC(西京極14:00)
ASエルフェン狭山FC - 鹿児島鴨池FCアサヒナ(狭山12:00)

※清水第八プレアデスは今節試合なし。


まず、なでしこリーグのシステムを簡単に紹介しながら、今節の注目カードを紹介する。
「日本女子サッカーリーグ -リーグ概要-」も参考にどうぞ。

現在「なでしこリーグ」は1部8チーム、2部9チームの合計17チームで運営されている。メインスポンサーは今年から「plenus(弁当のほっともっとの運営母体)」になった。
1部は3回戦総当たり、2部は2回戦総当たりで試合を行い、1部最下位と2部優勝チームが自動入れ替え、1部7位と2部2位が1発勝負の入替戦を行う事になっている。試合時間やピッチサイズはJリーグと全く同じで、ベンチ入りメンバーは16名である。なお審判は「日本サッカー協会女子1級」以上の者が担当する(基本は女子が審判を行うがたまに男子も担当する事がある)。

下部リーグとの昇降格については、現状では明確な規定が存在しない。ただし、全国を試合で回れるだけの資金力と一定レベル以上の実力がないと参加が認められない傾向がある(今年参加のアサヒナは準加盟チーム扱い)。チーム形態は「実業団チーム」「Jリーグの下部組織チーム」「クラブチーム」の3つに分かれ、その選手の大半はアマチュアとしてプレーする・・・と。

・・・難しい話はこのあたりで、今節の見どころを。

まず、1部での注目は「ペルーレ対ベレーザ」の2強の直接対決。今期はどちらも調子に難があるが、ここで立て直しができるかが優勝への鍵になるはず。そして「台風の目」になっているINACは新潟と対戦。1日で2試合、それもヴィッセル神戸のホーム「ホームズスタジアム神戸」で無料観戦できるので、関西にお住まいの方はぜひ遊びに行って欲しい。
そして湯郷はホーム美作から飛び出し、岡山でマリーゼを迎え撃つ。首位浦和は「聖地」駒場で伊賀戦。第1クールの結果を受けて、各チームがどのように戦うかがポイントになる。なお、浦和-伊賀戦は有料(\1,000)なので注意。

2部はジェフ、大原、高槻が昇格争いを演じている。試合数を考慮に入れると実質的に首位から3位まで勝ち点差1の混戦になっている。今節は大原と高槻が直接対決となる。どちらが「STOP The JEF」に名乗りを上げるかが注目である。首位のジェフは福岡とのアウェー戦。ホームに強い福岡が番狂わせを見せるかも楽しみである。現在下位に沈むバニーズ、アサヒナ、中位を争う熊本、狭山にとっては、勝ち点3を取ることでジャンプアップが可能な位置。激しく攻め合う試合になりそうだ。

・・・と、言うことでお近くに住まわれているサッカーファンの皆様、もし日曜日にお時間がありましたら、なでしこリーグやJFLや大学、地域リーグ等、身近な場所でのサッカーを楽しんではいかがでしょうか?そろそろ天皇杯の予選も始まりますし。

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posted by captainnemo30 |22:45 | plenusなでしこリーグ | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年06月13日

【女子代表】収穫を活かすための戦いへ(アジアカップ3位決定戦 オーストラリア戦)

■AFC女子アジアカップ3位決定戦(3rd-4th place/Match No'14)
http://images.the-afc.com/Documents/competitions/fixtures/268-1703.pdf

なでしこジャパン - オーストラリア女子代表

得点:'17永里、'79宮間、'87澤

先発:
GK:海堀(22)
DF:近賀(2)、池田(3)、岩清水(4)、柳田(18)
MF:安藤(17)、澤(10)、阪口(20)、宮間(8)
FW:大野(11)→'46荒川(9)、永里(16)→'84丸山(24)

推定布陣:

  永里  大野
宮間      安藤
    澤 阪口
柳田      近賀
  岩清水 池田
     福元


--「なでしこジャパン2008」のスタイルとは何か?

オーストラリアとの3位決定戦から感じたことを、以下の4つのテーマで書いていきたいと思う。

1つ目は「Wボランチの両方が飛び出す、超攻撃的な姿勢」
2つ目は「前線からの激しいチェックとDF陣を引っかき回す運動量」
3つ目は「両サイドに課せられた役割」
4つ目は「なでしこジャパンの魂」
である。


■「Wボランチの両方が飛び出す、超攻撃的な姿勢」
佐々木監督が東アジア選手権で澤選手と阪口選手をボランチにコンバートして、少なからず女子サッカーを知る人を驚かせたのだが、今大会でもそれを継続した。
元々このポジションには加藤(酒井)選手や宮本選手等、守備力の高い選手を必ず1人は先発に入れ、リスクマネージメントを行っていたのだが、佐々木監督は「MF4人で押し込む」形を選んでいる。
当然攻撃時はFW/MF6人+SBがゴール前に殺到するようになり、逆に守備ではさらに厳しいフォアチェックで相手の攻撃の起点を潰しにかかる。

--「コンパクトにラインを引いて、全員攻撃、全員守備」

というサッカーでの理想形を佐々木監督が目指しているように見える。
だからこそ、「1列下がる守備専門ボランチは使わない」のではないだろうか?
ただ、この戦術では澤選手も阪口選手も個々のサッカー能力の高さだけでどうにか守備できている状況だし、走り回るFW陣はほぼ毎回「全員交代」となる。もちろんロングボールを裏に入れられて相手FWとの競走になれば、この布陣の危うさは浮き彫りになるし、あまりにもハイペースに試合で入ると、スタミナ切れを起こした中国戦のような事も起こるだろう。
だが、なでしこが「メダルを狙うには」、今はこの方法がベストだろう。普通に戦っては世界トップクラスには「善戦したけどやっぱり負ける」事になりかねない。女子特有の高いモチベーションを活かすには、「一か八か」の戦術の方がまだ勝算があると思う。残念だが、日本はまだ「世界を相手に受けて立つ」のは厳しいと思うのが本音。


■「前線からの激しいチェックとDF陣を引っかき回す運動量」
今大会はFW陣がとにかくボールを抑え込もうとフォアチェックに奔走した。とにかく自分の前にボールが来たら、徹底的に抑え込む。本来ポストプレーに長けた永里も守備に追われる時間が多かった。もちろん普段よりスタミナの消耗は激しいので、ほとんどの試合でFWが交代する事になった。「大野→荒川」「永里→丸山」というパターンで、一番苦しい時間を乗り切れるようになったのも大きい。90分を意識して運動量を落とすよりは数段勝利に近いだろう。

'■両サイドに課せられた役割
佐々木ジャパンの生命線は「右サイド」である。右サイドの突破と中央からの飛び出しが彼女達の攻撃の基本パターンに見える。逆に左サイドは攻撃の起点になるが、どちらかというとセーフティーなプレーに終始した。「左から右へのロングパスに安藤、近賀が反応して仕掛ける」、この形がはっきり見えた。唯一問題は宮間が比較的中央に絞るため、柳田がかなり広いエリアの守備を任されていること。チームではMFの彼女にとっては結構大変だと思うのだが、さて、監督はどうするのか。

■なでしこジャパンの魂
なでしこリーグの選手が自分の不甲斐なさに泣くという光景は、実はかなり多い。それがトーナメント戦ではなくリーグ戦でも同じ事で、「負ける悔しさ、自分のプレーができなかった悔しさ」で泣き崩れる選手も少なくないのだ。もちろん「泣くくらいなら最初から全力でいけよ!」って言葉もあるのだろうが、彼女達も100%を出してなお結果が伴わずに涙がこぼれる事があるのだ。なでしこジャパンが背負う「女子サッカーの未来」の重さ、有形無形の重圧の中で、全力を出している彼女達は賞賛すべきであり、結果が伴わないからブーイングをするくらいならコールの1つもした方が生産的だ。泣いた次の試合のパフォーマンスは、吹っ切れたように変化しているものだから。


ともかく、五輪前の準備としては「ほぼ合格点」のなでしこジャパン。あと2試合を行ってから北京に乗り込む。チャレンジプロジェクトを含む50名近くの候補から18名を選出するのはかなり難しいだろうが、どの選手が選ばれても期待通りのパフォーマンスを出してくれるだろう。最後に選出が予想される選手へのメッセージを。

澤選手:ボランチに下がった事で視野の広さが活かせる。ゴールも減っていない。
阪口選手:「飛び出し」という武器を最大限活かせば、また化けるはず。
大野選手:スピードに磨きをかけて欲しい。「60分間頑張る」位の割り切りも必要。
永里選手:もっとエゴイストでもいいと思う。ゴールへの意識は今のままで。
荒川選手:スーパーサブはある意味天職。「FWの軸」としてまとめて欲しい。
丸山選手:とにかく引っかき回せ。走って走って、ワンチャンスにゴールすれば良し。
安藤選手:恐らく監督の中の「キーパーソン」。右MFのポジションを死守すべし。
近賀選手:安藤選手を追い越すパターンが増えれば増えるほど、得点のチャンス。
宮間選手:澤選手が見守っているので、勇気を出してキラーパスを出し続けて欲しい。
柳田選手:サイドチェンジは効果的。後は左サイドを突破してくる選手の扱いだけ。
池田選手:プレーに迷うことなかれ。周りを信じる事でパスコースも見えるはず。
岩清水選手:池田選手の負担を減らす大切な役割。エースを封じることが大切。
福元選手:無難にプレーする事に意義がある。成長著しい。
山郷選手:ちょっとミスがあった。「あうんの呼吸」を磯崎選手と再確認して欲しい。

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posted by captainnemo30 |08:29 | なでしこジャパン(サッカー日本女子代表) | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年06月09日

【女子代表】決戦、北京への道(アジアカップ3位決定戦 オーストラリア戦)

■AFC女子アジアカップ3位決定戦(match for 3rd place/Match No'15)

なでしこジャパン - オーストラリア女子代表

先発:
GK:海堀(22)
DF:近賀(2)、池田(3)、岩清水(4)、柳田(18)
MF:安藤(17)、澤(10)、阪口(20)、宮間(8)
FW:大野(11)、永里(16)

推定布陣:

  永里  大野
宮間      安藤
    澤 阪口
柳田      近賀
  岩清水 池田
     福元

【プレビュー】
3位決定戦。佐々木監督の選択は「Aチーム」。
もう一度、オーストラリアを叩いて、対欧州、対北米対策のメドを立てるつもり。
勝つだけではない、しっかりと内容・課題を出せれば、最高の前哨戦となる。

'※NHK-BSでディレイ放送をしているので、後で結果を書きます。
 どうしても知りたい方は「試合結果」を見て下さい。

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posted by captainnemo30 |01:16 | なでしこジャパン(サッカー日本女子代表) | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年06月08日

【代表】灼熱地獄の中の消耗戦(W杯アジア3次予選:オマーン戦)

■W杯アジア3次予選(Group2,Match No'8@マスカット)

オマーン 1(1-0)1 日本

得点:'12AHMED MUBARAK、'53遠藤(PK)
警告:'25FOUZI BASHIR、
退場:'74大久保、'74KHALIFA AYIL

先発→交代:

先発:
GK:楢崎(18)
DF:中澤(2)(C)、駒野(3)、闘莉王(4)、内田(6)→'91+今野(15)
MF:遠藤(7)、松井(9)→'78山瀬(8)、,中村俊(10)、長谷部(17)
FW:玉田(11)→'91+矢野(12)、大久保(16)

控え:
GK:川島(1)
DF:寺田(5)
MF:鈴木(13)、中村憲(14)

布陣:

  大久保 玉田
松井      中村
  遠藤 長谷部
駒野      内田
  闘莉王 中澤
     楢崎


消耗戦。

アウェーに乗り込んでのオマーン戦を振り返るとこの言葉だけで十分な気がする。
日本は終始ポゼッションを握っていて、しっかりとフィニッシュまで攻め切ってはいた。対するオマーンは我慢しながらカウンターを狙う展開。12分の左コーナーからのセットプレイが上手く得点につながった事で、よりコンパクトになっていた。
決して日本の攻撃が単調だったという訳ではなく、オマーンが上手く守り切れてしまった印象。日本のシュート精度がホーム戦より悪かったのは否定できないが。

後は、53分に遠藤のPKで追いつき、57分に闘莉王が与えたPKを楢崎が止め、大久保は「悪い癖」が出て勿体ないレッド、岡田監督は冷静に選手交代をして・・・と、結果としての「勝ち点1」がシナリオ通りに見えるほど。

各選手の好評の前に、前回のオマーン戦で見えた「4つの日本らしさ」について、ちょっとだけ反省会。

1.FWの引き出し
これは継続してできていたと思う。問題は「玉田・大久保」以外の組み合わせではどうか?だけ。

2.MF陣のサイドチェンジ
長谷部が「らしさ」を見せたのが収穫。中村と松井が使うエリアはやや狭かったのは暑さのせいとしたい。アンカー役の遠藤は役割をしっかりこなした。

3.左SBのチャレンジ
この試合では駒野が左SBに入ったので、右SBの内田について。
内田の動きはこの暑さの中及第点だったと思う。ただ、相手への脅威まではならなかった。守備についても「遅らせる」事に精一杯だった印象。後半はスタミナ切れに近かったかな?と。

4.闘莉王の「らしさ」
頑張って守っていたが、この試合では「悪い方のらしさ」が出てしまった。後は「負けてる試合になったからパワープレー」と単純に決めつけない方がいいのかも。


最後に、一応採点。
楢崎(GK):7.0"MOM" PKを止め、決定機を守りきった。失点はノーチャンス。
駒野(DF):5.0 結果的にだが、守備面で決定的ミスが何度かあった。今日は良くない。
中澤(DF):6.0 カウンターへの対処に苦労。無難には仕事をしているが・・・。
闘莉王(DF):5.0 若干プレーが雑だった故のPK。イライラを我慢しているのが良く分かった。
内田(DF):5.5 右サイドからの攻撃・クロスは合格点。守備時は完全に押し込まれる。
→今野(MF):-.- 今日もクローザーお疲れ様でした。
遠藤(MF)6.0 「PK職人」として、アンカーとして自分の作業はこなす。
長谷部(MF)6.5 長谷部らしい「縦の飛び出し」が出ていた。これでいい。
松井(MF)6.0 「斜め」の攻めでかき回すも、ベタ引きの相手には少々苦しかった。
→山瀬(MF)6.0 「(松井+大久保)÷2=山瀬」という監督の意図をピッチで再現。
中村(MF)5.5 運動量豊富、中盤の王様、若干徒労気味で精度も微妙。
玉田(FW)6.5 PKを獲得。絶好調ぶりが伺える。大久保との連携はいい。
→矢野(FW)-.- 監督の意図を再現するための時間が2分では仕方ない。次に期待。
大久保(FW)4.5 いくら頭に血が上っても、相手を蹴ってはいけません。

岡田(監督)5.5 チームの状況が悪い中、最低限の仕事はできたと思う。ただ、選手交代の2枚目以降は遅いのではないか?そしてもう一つ、Wボランチが遠藤、長谷部である限り、突破力と表裏一体の「MFとDF間のスペースとDF陣の負担増」をいかにごまかすか、誰に負担を求めるのかの答えを、次の試合以降で見てみたい。

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posted by captainnemo30 |09:40 | サッカー日本代表 | コメント(4) | トラックバック(0)
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