2008年09月11日
■オシム氏ユース日本代表監督就任に意欲(日刊スポーツ)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080911-00000021-nks-socc
今の日本にとって一番素晴らしいことではないだろうか?
イビチャ・オシムのサッカーが「日本」のベースになる事で、
中学・高校サッカーに欠けている、「技」。
ユースサッカーに欠けている、「体力」。
そして、「サッカーという哲学」。
必ずや、日本サッカーの「日本化」に大きな影響を与えるだろう。
クラマー氏が日本代表を「日本化」したように。
2014年、2016年が楽しみになってきた。
posted by captainnemo30 |12:54 |
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2008年08月13日
何か、ジーコジャパンの2006W杯や、第一次岡田ジャパンの1998W杯を思い起こすような気分である。
--男子五輪代表は、予選リーグを3連敗し、その活動を終えた。
2006年にオシムジャパンと共に生まれた反町ジャパンは、私の見方からすれば「羅針盤も海図も信頼できず」に迷走を重ねた。オーバーエージ招集の失敗を筆頭に、まるで「いらない子」のようにJFAからも放置され、選手の信頼を得られないままに「付け焼刃」を重ねた状態では、予選はごまかせても本大会ではどうにもならなかった。
北京世代の選手の能力は、決して低いものではなかったと思う。U-19/20/21/22/23で輝いた「個」の力は「谷間」のアテネ五輪よりは高かったのではないだろうか?ただ・・・
--世代の核になるべき存在がない。
平山が、カレンが、水野が、伊野波が、柏木が、高萩が、青山直が、青山敏が・・・これほどまでにJで主力の選手が選考から漏れ、逆に森本、エスクデロ、吉田、長友等が新星として期待され、安定しないパフォーマンスから「コアメンバーが存在しない」チームとなってしまった。
これでは、戦う以前の問題である。
反町監督も、「反町色」を出し切る事が出来なかったと思う。アルビレックスをJ1に引き上げた智将が「知」に迷ってしまったかのようなシステム変更ぶりを見せる。ただ目の前の勝利のための采配。
--「芯」無き日本は、こうして不安定さを隠したまま戦いに挑んだ。
北京世代のJリーガーには、これからの「精神面での奮起」に期待をする。
「もっとチームを引っ張れ」
「もっと声を出せ」
「もっと自分自信に誇りを持て」
J創成期のレジェンドから学ぶものはまだ多いはず。「日の丸を背負う気持ち」は、今や「なでしこジャパン」の方が強い。代表で戦う事でコンディションや疲労の心配をするくらいなら、今からでも遅くないので「代表引退」をして欲しい。実力で未だ「発展途上国」の日本が、「先進国」に勝つためには、選手個々の能力を超える精神力と強いプライドがまだ必要なのだ。
--メキシコから40年。日本はもう一度「0」からスタートする。
posted by captainnemo30 |22:26 |
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2008年07月18日
■【第29回オリンピック競技大会(2008/北京)】北京オリンピックに臨むU-23日本代表メンバー
http://www.jfa.or.jp/daihyo/u_23/news/080714_03.html
http://www.jfa.or.jp/daihyo/u_23/news/080718_06.html
【スタッフ】
■チームリーダー:
大仁 邦彌
DAINI Kuniya 【(財)日本サッカー協会】
■監督:
反町 康治
SORIMACHI Yasuharu 【(財)日本サッカー協会 ナショナルコーチングスタッフ】
■コーチ:
江尻 篤彦
EJIRI Atsuhiko 【(財)日本サッカー協会 ナショナルコーチングスタッフ
/アルビレックス新潟】
井原 正巳
IHARA Masami 【(財)日本サッカー協会 ナショナルコーチングスタッフ】
■GKコーチ:
川俣 則幸
KAWAMATA Noriyuki 【(財)日本サッカー協会 ナショナルコーチングスタッフ】
■フィジカルコーチ:
矢野 由治
YANO Yoshiharu 【(財)日本サッカー協会 ナショナルコーチングスタッフ】
【選手】
Pos.
No. 名前
(英字表記) 生年月日 身長/体重 所属
■GK:
18. 山本 海人
YAMAMOTO Kaito 1985.07.10 188cm/78kg 清水エスパルス
1. 西川 周作
NISHIKAWA Shusaku 1986.06.18 183cm/79kg 大分トリニータ
■DF:
4. 水本 裕貴
MIZUMOTO Hiroki 1985.09.12 183cm/72kg 京都サンガFC
5. 長友 佑都
NAGATOMO Yuto 1986.09.12 170cm/65kg FC東京
6. 森重 真人
MORISHIGE Masato 1987.05.21 179cm/72kg 大分トリニータ
13. 安田 理大
YASUDA Michihiro 1987.12.20 173cm/65kg ガンバ大阪
7. 内田 篤人
UCHIDA Atsuto 1988.03.27 176cm/62kg 鹿島アントラーズ
3. 吉田 麻也
YOSHIDA Maya 1988.08.24 186cm/78kg 名古屋グランパス
■MF:
16. 本田 拓也
HONDA Takuya 1985.04.17 177cm/70kg 清水エスパルス
12. 谷口 博之
TANIGUCHI Hiroyuki 1985.06.27 182cm/73kg 川崎フロンターレ
10. 梶山 陽平
KAJIYAMA Yohei 1985.09.24 180cm/77kg FC東京
2. 細貝 萌
HOSOGAI Hajime 1986.06.10 177cm/64kg 浦和レッズ
8. 本田 圭佑
HONDA Keisuke 1986.06.13 182cm/74kg VVVヘンロ(オランダ)
14. 香川 真司
KAGAWA Shinji 1989.03.17 172cm/63kg セレッソ大阪
■FW:
9. 豊田 陽平
TOYODA Yohei 1985.04.11 185cm/79kg モンテディオ山形
17. 李 忠成
LEE Tadanari 1985.12.19 182cm/74kg 柏レイソル
11. 岡崎 慎司
OKAZAKI Shinji 1986.04.16 173cm/70kg 清水エスパルス
15. 森本 貴幸
MORIMOTO Takayuki 1988.05.07 180cm/73kg カターニャ(イタリア)
【第29回オリンピック競技大会(2008/北京)サッカー男子 バックアップメンバー】
■GK:
林 彰洋 HAYASHI Akihiro 1987.05.07 192cm/83kg 流通経済大学
■DF:
青山 直晃 AOYAMA Naoaki 1986.07.18 182cm/72kg 清水エスパルス
■MF:
上田 康太 UEDA Kota 1986.05.09 174cm/68kg ジュビロ磐田
■MF:
梅崎 司 UMESAKI Tsukasa 1987.02.23 167cm/64kg 浦和レッズ
反町監督が、恐らく最も「わがまま」に選んだであろう18+4名が確定した。ここに名前の無いU-23世代にたくさんの実力者がいるのは読者の皆さんが一番感じているでしょうし、この選択に賛否両論はあって当然だと思います。どこかのblogでは
・・・外れメンバーで「裏五輪代表」を作って戦ったら、五輪代表は負けるんじゃないか?
なんて過激な話も出てますが。
私自身は「監督は、今『ノッてる選手』を選んだ」と思ってます。豊田の復帰、吉田、長友の選出とか見ても、少なくとも「そこそこ」は戦えるチームになったと。(仮にアルビレックス時代の「フラット型4-4-2」を採用するのであれば、ですが)
最後に逆風の吹きまくってるU-23ですが、調子乗り世代、飛び級A代表経験組、海外組と、全てを捨てて突撃したら結構やれそうな気がします。メダルを取るにせよ逃してしまうにせよ、世界と真剣に戦うチャンスを無駄にしないこと。
そう、何としても予選突破、そして準決勝進出を目指して、1試合でも多く戦って欲しい。心から思う。
もちろん、壮行試合から全開で走りまわって欲しいのは言うまでもない。
posted by captainnemo30 |23:07 |
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2008年07月01日
■「20」の枠を選ぶ葛藤
五輪代表の最終キャンプ選出メンバーが発表され、ついにメンバーが「19+1」になった。
ここまでの五輪予選なり、U-20W杯代表なりで様々な選手に注目が集まり、時には賞賛され、時にはバッシングをされながら、「反町 康治」という監督に選ばれるべく、U-23の選手たちは青のプライドを持って戦ってきた。
そして、代表メンバー選考は後2回。今回の「代表合宿」と、「最終メンバー発表」である。これが終わると、五輪代表は18名に絞られ、北京へと旅立つ。
さて、80人以上のメンバーから18(17)名を選ぶ事が、どれだけ大変か、このブログを書いていて初めて気付かされた。サッカーを愛する人たちが「それぞれの眼」で選手を選考した「○○ジャパン」の多いこと多いこと。こればかりはそれぞれのサッカー観が根底にあるので、簡単には「反町ジャパン」に納得はいかないだろうと思う。
それで反町監督が日和ったら、「話が合わないなら殴り倒せ」と言いたい放題の世界になると思うのだが(もちろん建設的な批判は絶対に必要だ)。
さて、この発表を受けて、一つの疑問が浮かんだ。
--「本当に、このメンバー以外からのサプライズ招集の可能性はないのか?」--
反町監督のコメントにはこうあった。
「今回のメンバーは、公式戦やケガ人を考慮し、現段階での北京オリンピックを見据えたベストメンバーを招集した。3日間の短い期間ではあるが、本大会に向け実りある合宿にしたいと思っている。北京オリンピック本大会のメンバーは、7月14日に記者会見で発表する」
とのこと。一応、6月5日のメンバーと比較するとこうなる。
<IN>
GK:なし
DF:安田、内田、(細貝)
MF:遠藤、
FW:豊田、岡崎
<OUT>
GK:なし
DF:田中、伊野波
MF:水野、青山敏、上田、(細貝)
FW:エスクデロ
ここからは私の推測だが、
「反町監督は最終合宿後にメンバーを入れ替える可能性が大きいのではないか?」
と。J1/J2リーグの開催中の合宿で、招集したい全員に対してチームがOKを出す可能性が100%とは思えないこと、そして北京に間に合う「けが人」の存在である。
7月24日、ホームズスタジアム神戸(神戸ウイングスタジアム)で見る事のできる選手こそが、反町監督の最終結果になるだろう。下手をすれば14日の発表後に変更があるやもしれない(北京五輪で「バックアップメンバーが何人許されているのかは調べてない」ので、変更できるかどうかの確証はないが)。
とりあえず14日までは、のんびり待ちつつ選考の過程を見ていきたい。
posted by captainnemo30 |21:37 |
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2008年07月01日
■OA枠は遠藤のみ 水野外れる=U-23サッカー日本代表候補合宿(スポーツナビ)
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/special/beijing/headlines/20080630/20080630-00000035-spnavi-socc.html
世界でもそうなのだが、やはりサッカーにおける「五輪」の価値は落ちるところがあり、代表チームとクラブチームの軋轢が生まれやすい状況である(欧州はシーズンオフだからまだ交渉の余地があるのだが)。故障持ちのままA代表でフル稼働している大久保の場合は、チームの順位の事を考慮すると「出せない」ということだろう。ガンバの遠藤は元五輪監督の理解があっての招集だと思う。
さて、今回の合宿で五輪メンバーは「19+1」に絞られた。後2名が脱落して「17+1」で北京に向かう。最終合宿でのサプライズは先述の「大久保」とセルティックの水野、C大阪の香川、FC東京の長友、平山等の「A代表組」が外れたこと。「反町色」が非常に濃い、ある意味では「オールスターでは無い」
そして、「2名」なのだが、現状では
1.けが人
2.FWかDFから1名ずつ
の可能性が高いだろう。
誰が残るかは非常に興味をそそられるのだが、ここで「予想メンバー」を出すとまたわいのわいの始まるので、じっと我慢の子としておきます。
posted by captainnemo30 |07:22 |
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2008年06月16日
■反町監督、OA枠は大久保&遠藤招集へ(デイリースポーツ)
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/special/beijing/headlines/20080616/20080616-00000004-spnavi_ot-socc.html
"北京五輪に出場するU-23日本代表の反町康治監督(44)が、オーバーエージ(OA)枠で起用する選手を固めたことが15日、分かった。同監督は「6月中には発表できる」とメドを立てたことを明かし、日本代表のFW大久保嘉人(神戸)、MF遠藤保仁(G大阪)の起用が濃厚となった。"
サッカー五輪代表の登録枠は「18」である。そのうち15人は23歳以下、残りの3人は年齢不問のオーバーエージ(以下OA)枠を使用する事ができる。
U-23代表は、今まで82人が選出されている。その中での競争等によって、おおよそ25人前後まで中核メンバーが絞られてきたところである。しかし、絞り込んだメンバーから、さらに登録メンバー18人を絞るのは恐らく容易ではないし、選考をしたところで誰かしらから不満が出るのは最早仕方のないところだろう。さらにOAで3枠が削られたとすると、「非情の決断」の再現となり得る可能性もある。
一応、ここで過去2大会の五輪でのOA枠をおさらいする。
1996アトランタ五輪:なし(西野監督、予選敗退)
2000シドニー五輪:楢崎、森岡、三浦淳(トルシエ監督、ベスト8)
2004アテネ五輪:曽ヶ端、小野(山本監督、予選敗退)
各国は比較的OA枠を使う傾向がある(ただし、所属クラブとモメる事が多い)。日本はどちらかというと「予選を頑張った選手をできるだけ使いたい」という世論との戦いになりやすい。山本ジャパンでの「鈴木啓太、山瀬功治斬り」等がその代表である。また逆にOAを使わなかった西野ジャパンは、「マイアミの奇跡」を演じながらも、得失点差で涙を飲んでいる。どちらにしても監督の「人間力」が試される瞬間であろう。
(おまけ):試しに、現在のU-23代表(飛び級A代表組も含む)等の有力選手から18人を絞りこんでみる。一応「◎」当選確実、「○」が有力、「△」が当落線上、「?」はOA枠で起用の可能性がある選手、「×」は苦戦(予備登録まで)とした。
(コメントの指摘より、明らかに間違っている部分は修正しました)
GK:◎西川、○山本、×林、(?楢崎OA)
西川が正GKとして活躍すると思われる。OA枠は恐らく使わず、山本が順当にサブになるだろう。枠は「2」。
DF:◎水本、◎伊野波、○内田、○安田、△青山直、△長友、△細貝、△福元、×一柳、×森重、×吉田、×田中、×槇野、×千葉、(?中澤OA)
枠は「6」と予想したが、。A代表の安田、内田、長友のSB組と水本、福元、青山らのCB組の配分が問題になるだろう。場合によっては現役A代表が五輪代表になれない可能性もある。またポリバレントな伊野波、細貝の扱いも気になる。
MF:◎水野、◎本田圭、(◎遠藤OA)、○青山敏、○梶山、○梅﨑、(?藤本OA)、△枝村、△本田拓、△上田、△谷口、△柏木、△香川、×家長、×青山隼、×田中、×小椋、×増田、×菅沼
枠はここも「6」と予想。そして遠藤がOA枠に入る可能性が高いため、監督の戦略によって大きくメンバーが代わりそうだ。予想は右サイドの梅﨑水野、左サイドの本田圭は恐らく当確。そしてトップ下は梅﨑と柏木藤本のいずれか、ボランチはOA組の遠藤にプラスして、青山敏、梶山、上田、枝村、谷口からそれぞれ1~2名か。後はA代表組の香川が最後に飛び込めるかどうか。
(追記)MFが「ボックス」か「ダイヤモンド」か「4-2-3-1」かでもメンバーが代わりそうですね。
FW:(◎大久保OA)、(?玉田OA)、(?矢野OA)、○李、△森本、△エスクデロ、△森島、△平山、△岡崎、×カレンロバート、×興梠、×青木、×萬代
一番頭を抱えそうなのがFW陣。ツボにはまれば大爆発する選手ばかりだが、安定感のある選手が李しかいないのもまた事実。恐らくはOAで大久保を起用し、そのパートナー探しになるだろう。高さの平山、森島か、動きの森本、エスクデロ、岡崎か、はたまたカレンロバートのサプライズか、もう一枚OA枠で玉田、矢野あたりを使うのか、FWの選出予定人数も「4」なのか「3」なのか、はたまた「5」か読めない。
一応、自分が反町監督だったらという事で予想してみました。ついでにフォーメーションも。
(ここも、修正しました)
大久保 李
本田圭(梅﨑) 水野
遠藤 青山敏
安田(長友) 内田(伊野波)
水本 青山直
西川
バランスを考えたらこんな感じですかねぇ・・・。
posted by captainnemo30 |11:09 |
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2008年06月15日
■W杯アジア3次予選(Group2,Match No'9@ラジャマンガラ)
オマーン 0(0-2)3 日本
http://images.the-afc.com/Documents/competitions/fixtures/16-1467.pdf
得点:'23闘莉王、'39中澤、'88中村憲
警告:'6駒野、'18KIATPRAWUT、'27DATSAKORN、'55松井、'65SUREE、'91+NIRUT
退場:'74大久保、'74KHALIFA AYIL
先発→交代:
先発:
GK:楢崎(18)
DF:中澤(2)(C)、駒野(3)、闘莉王(4)、内田(6)
MF:遠藤(7)、香川(8)→'82今野、松井(9)→'70矢野(16)、,中村俊(10)→'70中村憲、長谷部(17)
FW:玉田(11)
控え:
GK:川島(1)
DF:寺田(5)
MF:鈴木(13)
FW:巻(12)
布陣:
玉田
松井 香川 中村
遠藤 長谷部
駒野 内田
闘莉王 中澤
楢崎
覚悟を決める。
岡田監督の中では、恐らく「この試合で最終予選の切符を取る」と決めていたのだろう。そうでなければ中村俊輔の「特攻」先発はなかったはず。今の代表にとっての生命そのものになっている存在を外して再構築をする時間がない以上、この試合を「自分の目指すサッカー」で決めて、日本で「俊輔抜きのテストマッチ」をするのが最善のプランだろう。これは「熱い思いから冷静な判断をする」岡田監督らしい冷静な決断だと思う。その気持ちを試合後に、こうコメントした。
"もし点が入らなかった場合には、今日は勝負に徹するサッカーをしようと。退路を断つ(山瀬をメンバーから外す)つもりで狙っていました。"
出場停止の大久保の代わりには香川を抜擢し、4-2-3-1の布陣でスタート。5人のMFには激しいプレスを求め、試合開始早々からハーフコートゲームにした。その中でセットプレーとは言え2ゴールが奪えたのは良かった。後半、一気に前線の足が止まり、足をつる選手が続出したために出来た中盤のスペースをタイが細かいパスワークで翻弄するが、中澤・闘莉王のCBが最後に守りきる形で我慢の時間を過ごす。ぎりぎりまで我慢をした70分、交代のカードを切る。俊輔と松井に代えて矢野と中村憲剛が走りまわり、82分に香川に代わって入った今野が3バックに近い形でカバーリングを行う。最後は憲剛の飛び出しで3点目。苦しみながらも、タイに快勝して最終予選の切符を手に入れた。
各選手の好評の前に、私の中で勝手に決めた「4つの日本らしさ」について、またちょっとだけ反省会。
1.FWの引き出し
玉田の1トップは「結果的には機能せず」と判断する。俊輔、松井が万全ならまた違うだろうが、自分一人「前に張りつく」事を玉田に求めるのは酷じゃないだろうか?逆に矢野は「張ってナンボ」なのに、ボールをもらいに下がったら×。監督の指示はしっかり再現しなくてはいけない。
2.MF陣のサイドチェンジ
今回は俊輔がケガ持ちだったこともあって、かなりギクシャクした印象であった。松井、長谷部、香川が空回りする場面もあり、最終的に攻撃的MF3人の総入れ替えになったのは象徴的場面だろう。その中で、飄々とプレーし2アシストした遠藤、交代後「彼らしさ」を出した中村憲剛は評価できる。そして俊輔は本当に見ている方が「悲壮感」を感じるほど精神面、戦術面でチームを引っ張っていた。今の時点で「中村俊輔」の代えを考えることすらタブーのように感じるほど。
3.左SBのチャレンジ
今回、SBが入れ替わるというチャレンジをしていた。今までには無い「斜め」や「横」の動きがあり、面白いなと感じた。このチャレンジの「回答」はまだ出ていないようだが、期待感を持たせてくれるものであった。あと内田も少しずつ勉強できているかな?と。相手の違いもあるが、サイドを決定的に破られることはなかった。次の試合でどういう動きをするかが楽しみである。
4.闘莉王の「らしさ」
中澤とのコンビネーションが深まってきたと思う。中澤に「うまくコントロールをしてもらいながら」自分を活かすプレーをし、得点も取った。後の課題はゴール前で「ファール
に見えない守備」をすること。まだ見ていながら、「笛は吹かないで!」と祈るのは心臓に悪いのが本音。
最後に、一応採点。
楢崎(GK):6.0 数少ない守備機会をしっかり守る。安定感を感じる。
駒野(DF):6.0 右に左にサイドチェンジで相手を惑わせる。このアイデアの回答は次戦に期待。
中澤(DF):7.0 "MOM"ボンバーヘッドで得点を取り、きっちり相手を完封した。今日は手放しで褒めよう。
闘莉王(DF):6.5 良くも悪くも闘莉王らしい結果。「笛」に手のかかそうなプレーは要修正。
内田(DF):5.5 上がりには内田らしさが。アイデアが結果に繋がるように練習あるのみ。
遠藤(MF)7.0 2アシストよりも、俊輔らのサポートを冷静に続けたことを評価したい。影のMOM。
長谷部(MF)5.0 攻め上がりがあれど、攻撃の駒としては機能せず。運動分のご褒美がなかった。
松井(MF)5.0 前半から激しく動くも、ドリブル突破を止められスタミナを消耗した。
→矢野(FW)5.0 自信を持って前線にドンと構えて欲しかった。監督に怒られては・・・。
香川(MF)5.5 初先発に奮闘。課題はいっぱいあるが、走り続けた事は認めたい。
→今野(MF)6.0 現在、クローザーとしてこれ以上頼れる存在はない。
中村俊(MF)6.0 替えが利かない存在。ケガの中、できる精一杯のプレーでチームを引っ張った。
→中村憲(MF)6.5 自分の役割を理解した瞬間、ゴールという結果を出した。
玉田(FW)5.5 1トップでボールが収まらず。試行錯誤で動き回ったのは裏目か。
岡田(監督)5.5 先発での「4-2-3-1」は戦術的には評価できない。交代選手の選択は意図が見えていた。後は「中村俊輔という切り札が無い状態」でどう戦うかという課題が残る。俊輔への依存が高すぎると後で困らないだろうか?
posted by captainnemo30 |12:35 |
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2008年06月08日
■W杯アジア3次予選(Group2,Match No'8@マスカット)
オマーン 1(1-0)1 日本
得点:'12AHMED MUBARAK、'53遠藤(PK)
警告:'25FOUZI BASHIR、
退場:'74大久保、'74KHALIFA AYIL
先発→交代:
先発:
GK:楢崎(18)
DF:中澤(2)(C)、駒野(3)、闘莉王(4)、内田(6)→'91+今野(15)
MF:遠藤(7)、松井(9)→'78山瀬(8)、,中村俊(10)、長谷部(17)
FW:玉田(11)→'91+矢野(12)、大久保(16)
控え:
GK:川島(1)
DF:寺田(5)
MF:鈴木(13)、中村憲(14)
布陣:
大久保 玉田
松井 中村
遠藤 長谷部
駒野 内田
闘莉王 中澤
楢崎
消耗戦。
アウェーに乗り込んでのオマーン戦を振り返るとこの言葉だけで十分な気がする。
日本は終始ポゼッションを握っていて、しっかりとフィニッシュまで攻め切ってはいた。対するオマーンは我慢しながらカウンターを狙う展開。12分の左コーナーからのセットプレイが上手く得点につながった事で、よりコンパクトになっていた。
決して日本の攻撃が単調だったという訳ではなく、オマーンが上手く守り切れてしまった印象。日本のシュート精度がホーム戦より悪かったのは否定できないが。
後は、53分に遠藤のPKで追いつき、57分に闘莉王が与えたPKを楢崎が止め、大久保は「悪い癖」が出て勿体ないレッド、岡田監督は冷静に選手交代をして・・・と、結果としての「勝ち点1」がシナリオ通りに見えるほど。
各選手の好評の前に、前回のオマーン戦で見えた「4つの日本らしさ」について、ちょっとだけ反省会。
1.FWの引き出し
これは継続してできていたと思う。問題は「玉田・大久保」以外の組み合わせではどうか?だけ。
2.MF陣のサイドチェンジ
長谷部が「らしさ」を見せたのが収穫。中村と松井が使うエリアはやや狭かったのは暑さのせいとしたい。アンカー役の遠藤は役割をしっかりこなした。
3.左SBのチャレンジ
この試合では駒野が左SBに入ったので、右SBの内田について。
内田の動きはこの暑さの中及第点だったと思う。ただ、相手への脅威まではならなかった。守備についても「遅らせる」事に精一杯だった印象。後半はスタミナ切れに近かったかな?と。
4.闘莉王の「らしさ」
頑張って守っていたが、この試合では「悪い方のらしさ」が出てしまった。後は「負けてる試合になったからパワープレー」と単純に決めつけない方がいいのかも。
最後に、一応採点。
楢崎(GK):7.0"MOM" PKを止め、決定機を守りきった。失点はノーチャンス。
駒野(DF):5.0 結果的にだが、守備面で決定的ミスが何度かあった。今日は良くない。
中澤(DF):6.0 カウンターへの対処に苦労。無難には仕事をしているが・・・。
闘莉王(DF):5.0 若干プレーが雑だった故のPK。イライラを我慢しているのが良く分かった。
内田(DF):5.5 右サイドからの攻撃・クロスは合格点。守備時は完全に押し込まれる。
→今野(MF):-.- 今日もクローザーお疲れ様でした。
遠藤(MF)6.0 「PK職人」として、アンカーとして自分の作業はこなす。
長谷部(MF)6.5 長谷部らしい「縦の飛び出し」が出ていた。これでいい。
松井(MF)6.0 「斜め」の攻めでかき回すも、ベタ引きの相手には少々苦しかった。
→山瀬(MF)6.0 「(松井+大久保)÷2=山瀬」という監督の意図をピッチで再現。
中村(MF)5.5 運動量豊富、中盤の王様、若干徒労気味で精度も微妙。
玉田(FW)6.5 PKを獲得。絶好調ぶりが伺える。大久保との連携はいい。
→矢野(FW)-.- 監督の意図を再現するための時間が2分では仕方ない。次に期待。
大久保(FW)4.5 いくら頭に血が上っても、相手を蹴ってはいけません。
岡田(監督)5.5 チームの状況が悪い中、最低限の仕事はできたと思う。ただ、選手交代の2枚目以降は遅いのではないか?そしてもう一つ、Wボランチが遠藤、長谷部である限り、突破力と表裏一体の「MFとDF間のスペースとDF陣の負担増」をいかにごまかすか、誰に負担を求めるのかの答えを、次の試合以降で見てみたい。
posted by captainnemo30 |09:40 |
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2008年06月03日
■W杯アジア地区3次予選(第3節)
日本 3(2-0)0 オマーン
得点:'10中澤佑二、'22大久保嘉人、'49中村俊輔
久々に「面白い代表戦を見た」気がする。
試合前は「雑音だらけ」だった中で、今のメンバーで出来ることをやり遂げたという充実感を感じている。
次のアウェー戦もヤマ場となるが、このサッカーができれば少なくとも負けないだろう。
--では、「昨日の日本のサッカー」とは?
1.FWの引き出し
大久保・玉田の2トップが前線をかき回し続けた。さらに「ポストプレイ」や「中盤からの配給」まで行ったことが、前線でボールを収めた事が支配率を極限まで高め、アクションサッカーができた理由だと思う。
では、何故FWの動きが良くなったか?もちろん両FWの動きが被らなかった事も大きいのだが、私は、両FWが「Jリーグでチームが苦しい時代に、全ての役割(ストライカーでポストプレイヤーで司令塔)を求められていた成果」と思う。
香川が入った後の1トップではさすがにプレーの幅が狭くなってしまい、交代した巻も結果を出せなかったのだが、今のFWのメンバーが2トップで同じようプレイをしていれば結果は出るはず。
2.MF陣のサイドチェンジ
中村俊輔が右に左に神出鬼没。松井は松井でボールを持った後の動きが読めない。FW2人を含めて4人が流動的に動き、アタックとパスを次々と繰り返す事で、オマーンのマークをことごとく外した。
そしてその4人を、まるで繋いだ糸を持っているかのように上手く使った遠藤は評価すべきだと思う。もちろん長谷部が「5人目」になる形で貢献したのも忘れてはいけない。
3.左SBのチャレンジ
長友のアタックが、オマーンを自陣に封じ込める結果となった。安田と同様に「怖いものなし」で激しく上下動し続けたのが結果に出たと思う。イキのいいSBは試合を面白くさせる。(※ここでのポイントは駒野がバランスを取っていたこと。仮に内田だと「危うさが見えた」かも)
4.闘莉王の「らしさ」
中澤との2CBは恐らく史上最強であろう。
この2人が上がり、駒野、遠藤がカバーしながら彼らを使って点を取る。
時にリスクを負い、時にはセーフティーに、事実上の完封勝利であろう。
・・・と、褒めるのはこの辺にして、課題も少し。
まず、今回の試合で
"「中盤の守備なんかはオシム時代にもない岡田色が出た。(スポニチ)」"
と褒め称えた川淵キャプテン。そりゃオシムはマンマーク守備がベースなのだから違って当然。何よりもフォアチェックでスペースを消した動きは「オシムの教え」がもたらしたものではないか。
もう一つ。後半1トップになってから攻撃色が消えたこと。世界の1トップと違い、日本の1トップは「両サイドMFのドリブル突破」があまり無く、あくまで「ラインを若干下げ1トップに放り込んでいく」傾向がある。攻撃の負担とマークがFWに集中する以上、ボール保持率が上がっても、低い位置でボール回しするだけでフィニッシュに繋げないのは必然。「専守防衛」の為の1TOPなら理解できるが、「守りつつ、あわよくば1点」なんてつもりでいたら、また痛い目を見ると思う。
最後に、一応採点。今回は3-0で勝ったので甘めで。
楢崎(GK):6.0 事実上出番なし。
駒野(DF):6.0 右サイドのバランスを取る。今日は黒子。
中澤(DF):7.0 オーラが出ていた。勇気あるプレーがラインを上げた。先制点は必然。
闘莉王(DF):7.0 守備/攻撃の切り替えでメリハリをつけた。大久保へのアシストは圧巻。
長友(DF):7.0 彼の運動量が、松井に自由を与えた。今一番キレキレ。
→今野(MF):5.5 クローザーとしての役割を全う。「無難にこなした」ことこそが評価。
遠藤(MF)6.5 ボランチから攻撃のタクトを振る。存在感抜群。
長谷部(MF)6.5 遠藤のカバーからサイドアタックまで、影に徹していた。
松井(MF)6.5 ゴールはならなかったが、最後まで力強く華麗にプレー。
中村(MF)7.5"MOM" 「普通」とは思えぬプレーエリアの広さ。王様が最前線でまじめに働けばチームは変わる。
玉田(FW)6.0 大久保と2人で前線をかき回す。やや下がり目だったのは大久保を活かすためか?
→香川(MF)6.0 今日は自由にプレー。できなかった事は復習しましょう。
大久保(FW)7.5 彼がゴールを決める事の大きさを再認識。「献身的守備」も忘れてはならない。
→巻(FW)5.5 1TOPの中で奮闘。ただ、このような使い方ならば両サイドMFの連動性がないと孤立するだけ。
岡田(監督)6.5 背の低い2人のFWをうまく使いこなす。オシムの財産をうまく生かしている印象。後半の選手交代にもっとメッセージが欲しい。
次、アウエーのオマーン戦。イケイケで今のサッカーを貫くか、1-0勝負に持ち込むか、監督の采配が試される。
posted by captainnemo30 |09:59 |
サッカー日本代表 |
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