2008年06月15日
本日はe2byスカパーでぼんやりと観戦。
1試合目はベアスタの「サガン鳥栖」対「湘南ベルマーレ」。
両チームとも連敗を止めるべく雨の中必死に戦っていたが、鳥栖がPKの1点を守りきって勝利。湘南サポの友人曰く「相手の気持ちが勝っていた」とのこと。私から見れば「開き直ってカウンター一直線」の鳥栖が簡単にサッカーをしたのに対して、湘南は難しくサッカーをしていたように見える。「確実にゴールを奪おうとする」と得てしてゴールが遠くなるものだ。
現在のJ2屈指の好カードと言えば、「ベガルタ仙台」対「モンテディオ山形」の「みちのくダービー」である。山形が2位を走っているのに前売り枚数がかなりひどい状況で、仙台のホームジャックかと思いきや、集まったのは15,422人の大観衆。スタジアムが青と黄色に真っ二つに分かれ、さらにサポが播いた紙吹雪で一気に「決戦」のムードが高まった。
この仙台ダービーも、ホームでのびのびとプレーした山形が気がついたら3点も取っている展開。仙台はボールを回しても回しても全然前に進めないという不思議な状況に陥ってしまった。試合開始直後のシュートがポストを叩いたところから全てが狂ったとしか思えず、ある意味「悪い時の仙台らしい難しい負け方」だった。で、山形は勢いに任せて6連勝。山形も自分でサッカーを難しくするきらいがあるので、力負けするまでは徹底して「ノリ」で突っ走って欲しい。
で・・・、今回話したいのはここから。
今回、NDソフトスタジアムには15,422人が入ったのだが、着席率75%くらいまで行くと、テレビでも非常に映える。満員のスタジアムをテレビで見ると、「一度見てみるか」と思う人もいるはず。そして、「毎試合は行けないサポーター」も、「みちのくダービーには行きたい」と思うだろう。その繰り返しが山形のサポーターを少しずつ増やすんだなと。山形の観客動員は、みちのくダービー以外の動員は5,000人届けばいいくらいなのだが、それでも、地上波中継がある時にあれだけのムードを作れれば、今日の勝利を併せて、大きなアピールになったに違いない。
さて、振り返ってマリーゼである。
マリーゼは来週、福島市で試合を行う。2万人収容のあづま公園陸上競技場でのホームゲームは昨年まで県も巻き込んでの「マリーゼ1万1人プロジェクト」で大動員をかけていた。残念ながら天候も悪かったりもして目標を達成できず、今年はやらないと聞く。甚だ残念でならない。
あづま公園は、ホームJヴィレッジから200キロ近く離れている。それでも県都で行う試合でたくさんの人を集める事が、福島のスポーツを盛り上げることに繋がる。もうちょっとTVでの試合の写し方が上手ければ、「年に一度はマリーゼを見るか」という試合になっただろう。足がかりができたら、そこを死守する。一生懸命な試合をしていれば観客も「もう一回は見よう」と思うだろう。TV中継がもう少し多ければ、それをきっかけにマリーゼを知ってくれるのに・・・と思う。
まだまだ、福島県全体、浜通り全体でも「マリーゼ」を見に行こうというムーブメントは現在沈んでいる状況だ。でも、だからと言って「自分達だけ楽しむ」のでは、女子サッカーはメジャーにはなれない。なでしこジャパンも含めて、「もっと知ってもらう」「もっと見てもらう」「もっと楽しんでもらう」「もっと好きになってもらう」「日曜日にスタジアムに来てもらう」ように、その魅力にヤラれた奴らが手招きする事も大切だと思う。手弁当で頑張っているコアサポーターはどこのチームにもいる。そこにあるのは「満員のスタジアムで好きなチームと一緒に戦って、勝ちたい」ということだけ。
例え無料の試合でも、見てくれる人が多ければ多いほど、選手は頑張れるものなんだと。なら満員にするしかないよね?スタジアムの空席を一つでも埋めていく、それは地道な作業だけど。
posted by captainnemo30 |23:35 |
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2008年06月07日
■中田英「1回で終わらせることはない」 (+1 フットボールマッチ)
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/text/200806070005-spnavi.html
■TAKE ACTION! 2008
http://www.takeaction2008.com/watch/
JAPANスターズ2(2-0)2WORLDスターズ
得点:大黒、沢登、イルハン(2)
なによりも、満員の日産スタジアムがこのイベントを待っていたのかのように、素晴らしい試合が繰り広げられた事、また中田氏の掲げる活動に賛同できたことがうれしかった。
ヒデのプレーからは、「楽しさ」があふれていた。こんな楽しそうにプレーをする彼を見るのは久しぶりだったなぁ・・・、というか、JAPANスターズの面々がかなり本気になってるし、'「あー、親善試合で削っちゃダメ!」とか「ジャスティス(岡田正義主審)笛おかしいぞ!」とか「セードルフ、ダービッツ・・・すげー、でも下川が神ががってる!」と、アウェーゴール裏はまるでヨーロッパのスタジアムのように、プレープレーに拍手や歓声、そして溜息と併せて、日産スタジアムが盛り上がっていく。大黒のヘディングに沢登のスーパーミドル、そしてイルハンの2得点も、決して守備が手抜きをしたわけでもない中でゴールが入ったのだから素晴らしいの一言。そして、JAPANスターズのメンバーのコンディションの良さ、WORLDスターズの選手達の「一瞬一瞬の輝くプレー」が最高の舞台を作り上げたという感想でお腹いっぱい。
・・・そうそう。JAPANスターズの欠番だった「18」はなんと釜本監督。後半から「出るぞ出るぞ」と観客を煽っておいて残り10分で出場。そして「45分プレーしてもらう(モリーニョ監督)」中で再出場してくれたダービッツも盛り上げてくれました。ちなみに、PKは「わざと外した」とのこと。
最後に、この試合に参加した選手・監督のコメントを引用する。これで、その試合の雰囲気を感じてくれたら幸いである。
中田英寿さん
本当にたくさんの観客に入っていただき、たくさんのメディアに来ていただいて、いい環境が整った試合だったと思います。ただ、(自分としては)正直もうちょっとプレーできるかなと、観客を沸かせられるくらいできるかなと思っていたので、物足りなかったです。全体としても、もう少し盛り上がれるプレーができれば良かったと思います。
試合としてプレーする限りは勝ちたかったです。ただ、今回の試合に関しては勝つ負けるという以前に、いかに試合を盛り上げるかが大事だったので、(サポーターが満足できるプレーが)足りなかったのではないかと思います。
モリーニョWORLDスターズ監督
今日の試合は本当に友好的で、まさに親善試合と呼べる試合だった。ファンも楽しんでいただけたと思うし、選手も楽しんでプレーしていた。試合の結果(2-2)は、親善試合としては完ぺきだったと思う。というのは、親善試合だとしても誰も負けたくはない。だからといって、死力を尽くして戦うことを選手は望んでいない。素晴らしい技術を見せられたし、いいゴールもあった。そして、フェアプレーだった。観客の雰囲気も良く、誰もが満足した試合だったと思う。私もうれしく思っている。
釜本邦茂JAPANスターズ監督
(18番の選手=釜本を使おうと思った時期と意図は)最後の最後で同点だったら、18番を出して、蜂の一刺しでMVPを取ろうかなと思ったんですけど、非常に残念でした。エキシビジョンマッチで、シニアのチームに入ったりはしますけど、こういう(満員の)観客の前でプレーするのは、醜態をさらすのではないかと中田(英)君に言ったんですけど、「最後の5分に出て、集大成にしてください」と言われたので、喜んで(笑)。
たかがサッカー、されどサッカー。彼らのメッセージが6万3千人の観客に、そしてTV観戦の方に、さらに(今チェーンメールのように飛び交っている)メールを読んだみんなに届いて、今この瞬間にも起こっている貧困や環境破壊や天災で苦しんでいる人々に、また未来の地球に生まれる子供たちのために一歩進んでくれることを、私も祈りたいと思います。
<追記>
日本で「楽しいチャリティーマッチ」が成立するかという命題がありました。新潟での「ジーコジャパン対アルビレックス新潟」はお互い「本気さ」が先に立って0-0の痺れるような試合でしたし、「なでしこジャパン対アルビレックス新潟レディース」は一方的な試合になったし・・・と、現役選手がどうも力みがちな部分が出てしまうところがありました。今回もJAPANスターズの面々は若干力みがちだったのですが、WORLDスターズがうまくいなしてくれたおかげで、とてもいい試合になりました。
「楽しんでもらうプレー、喜んでもらうプレーをすること」
これは日本のサッカー選手がまだまだ学べる部分かも知れませんね。
posted by captainnemo30 |21:02 |
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2008年05月28日
■寂しいスタンド…埼スタ最低を更新(スポーツニッポン)
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2008/05/28/10.html
「27,998人」…この数字は、仮に国立で、バックスタンド上段を閉鎖しても十分収容できる数字である。それを聞かれて、川淵チェアマンキャプテンは「オマーン戦はスタンドに来て応援してほしい」とのこと。
…ならば、何故満員のスタジアムを作ろうとしないのか?
現在、A代表のチケットは3,000円~ 7,000 8,000円である。この値段はJリーグと比較すれば「最も高価」である。果たしてこの値段は妥当なのだろうか?
仮に日本代表が「興業として試合を行い、JFAを潤わせる」のが目的であれば、値段については文句を言っても始まらない。しかし、日本代表の目的は「W杯に出場し、優勝する」こと。そこにサポーターが集まらないなら、集めるための努力をして欲しいと思う。。(以下、テレビ局や広告代理店のしがらみを無視して話をします)
国際Aマッチが平日ならば、キックオフを19:30にする。
カテゴリー分けを以下のように分ける(埼玉スタジアム2002/横浜国際陸上競技場の場合)
カテゴリー1:メインスタンド下段(指定)、\5,000
カテゴリー2:バックスタンド下段、メインスタンド上段(ブロック指定)\3,500
カテゴリー3:バックスタンド上段(ブロック指定)\2,000
カテゴリー4:サイドスタンド(自由)\2,000(立席可能エリア)
ファミリー席:バックスタンドコーナー下段(2~4名、ブロック指定)\4,000
本当にサポーターの力が必要な場合は「全席自由、¥2,000」で人を集める。
ある意味、価格に融通が利くのだから(過去、なでしこや五輪代表で割引の実績がある)、もっとチケットの購入に際して「費用対効果」を意識して欲しい。
恐らく川淵キャプテンは「いくらなら試合をサポーターが見に来るか」くらいは感じている…はず。
posted by captainnemo30 |12:19 |
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2008年05月22日
■ガンバ大阪サポーター対応について(ガンバ大阪オフィシャルサイト)
http://www.gamba-osaka.net/
Jリーグ13節の「浦和-G大阪」戦でのトラブルに対して、ガンバ運営からかなり厳しい先行処分がでた。内容を端折って説明すると、
・トラブルを引き起こした団体、そのメンバーのグループ活動禁止
・万博「Aホーム席」での拡声器使用禁止
である。恐らく所謂「ゴール裏、Curva」エリアで(応援統率を含む)拡声器の使用禁止が出たのは初めてではないかと思う。(もし過去にその様な処分があったら教えて下さい。訂正します)
「拡声器を使った応援統率」の効果は非常に高い。ゴール裏へ「応援する気満々」で来たサポーターが誰を見るか?やはり「拡声器を持った人」を見るのではないだろうか?拡声器を通して聞こえるやや歪んだコールリーダーの「魂の叫び」を聞いて、戦いに備えてテンションを高めているサポーターも少なくないだろう。私も拡声器を持ってアジってた過去がある。
ただ、拡声器そのものが、声を遠くまで聞こえるようにしているかと言うと、甚だ疑問である。拡声器の歪んだ声は、あっという間に「内容不明瞭の音」に変わってしまう。ゴール裏でも離れた位置からアジテーションを聞こうとしても「何を言っているかわからない」事も多い。実際、同じ音量なら、肉声の方が遥かに通る。
--では、なぜ拡声器があるとゴール裏がまとまるのか?
それは「サポーターは拡声器を持つ人=リーダーを注目する」から。要するに拡声器は「シンボル」としての効果しかない。
余談だが、Jリーグのように、ある程度社会的に「音がすごく出るスポーツ」と認められているものならいいが、私が応援しているなでしこリーグをはじめ下部リーグは「太鼓、拡声器禁止」というスタジアムも少なくない。今はお客さんも2千人も入れば上出来なので、どうにか統率が取れているのだが、その裏には各チームのサポーターが知恵を絞って、その環境の中で最善の選択へ向けた試行錯誤がある。(ちなみに、「声掛け」は拡声器無しの方が断然聞いてくれるが、試合となると「コールリーダーが見つからない」なんて困ったこともある)
話が少々ずれたが、これからしばらくガンバゴール裏はサポーター統率する事に苦労をするかもしれない。でも、肉声の素晴らしさを知ったら、拡声器が無い事は「不利」ではないと思えるのではないだろうか?あの埼玉スタジアム北スタンド(ゴール裏)で、レッズのコールリーダーは肉声と拡声器を使い分けてサポーターを統率している。ガンバのAホームなら、電光掲示板が壁になるので声も聞こえやすいはず。ぜひ逆境を乗り越えてもう一度ゴール裏を再構築してほしいと願っている。
・・・それに、肉声だけでゴール裏をまとめる姿はとても凛々しい。
posted by captainnemo30 |11:33 |
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