2008年05月22日

【Jリーグ】拡声器の功罪

■ガンバ大阪サポーター対応について(ガンバ大阪オフィシャルサイト)
http://www.gamba-osaka.net/

Jリーグ13節の「浦和-G大阪」戦でのトラブルに対して、ガンバ運営からかなり厳しい先行処分がでた。内容を端折って説明すると、

 ・トラブルを引き起こした団体、そのメンバーのグループ活動禁止
 ・万博「Aホーム席」での拡声器使用禁止

である。恐らく所謂「ゴール裏、Curva」エリアで(応援統率を含む)拡声器の使用禁止が出たのは初めてではないかと思う。(もし過去にその様な処分があったら教えて下さい。訂正します)

「拡声器を使った応援統率」の効果は非常に高い。ゴール裏へ「応援する気満々」で来たサポーターが誰を見るか?やはり「拡声器を持った人」を見るのではないだろうか?拡声器を通して聞こえるやや歪んだコールリーダーの「魂の叫び」を聞いて、戦いに備えてテンションを高めているサポーターも少なくないだろう。私も拡声器を持ってアジってた過去がある。

ただ、拡声器そのものが、声を遠くまで聞こえるようにしているかと言うと、甚だ疑問である。拡声器の歪んだ声は、あっという間に「内容不明瞭の音」に変わってしまう。ゴール裏でも離れた位置からアジテーションを聞こうとしても「何を言っているかわからない」事も多い。実際、同じ音量なら、肉声の方が遥かに通る。

--では、なぜ拡声器があるとゴール裏がまとまるのか?

それは「サポーターは拡声器を持つ人=リーダーを注目する」から。要するに拡声器は「シンボル」としての効果しかない。

余談だが、Jリーグのように、ある程度社会的に「音がすごく出るスポーツ」と認められているものならいいが、私が応援しているなでしこリーグをはじめ下部リーグは「太鼓、拡声器禁止」というスタジアムも少なくない。今はお客さんも2千人も入れば上出来なので、どうにか統率が取れているのだが、その裏には各チームのサポーターが知恵を絞って、その環境の中で最善の選択へ向けた試行錯誤がある。(ちなみに、「声掛け」は拡声器無しの方が断然聞いてくれるが、試合となると「コールリーダーが見つからない」なんて困ったこともある)

話が少々ずれたが、これからしばらくガンバゴール裏はサポーター統率する事に苦労をするかもしれない。でも、肉声の素晴らしさを知ったら、拡声器が無い事は「不利」ではないと思えるのではないだろうか?あの埼玉スタジアム北スタンド(ゴール裏)で、レッズのコールリーダーは肉声と拡声器を使い分けてサポーターを統率している。ガンバのAホームなら、電光掲示板が壁になるので声も聞こえやすいはず。ぜひ逆境を乗り越えてもう一度ゴール裏を再構築してほしいと願っている。

・・・それに、肉声だけでゴール裏をまとめる姿はとても凛々しい。

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posted by captainnemo30 |11:33 | スタジアム徒然草 | コメント(0) | トラックバック(0)
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