2008年09月07日

W杯最終予選 白星スタート

バーレーン×日本、W杯南アフリカ大会の最終予選。
敵地に乗り込んでの暑い中のゲーム。

グループAは以下のような面々。
オーストラリア、日本、バーレーン、ウズベキスタン、カタール。
上位2国が文句なしの勝ち抜けとなるので、オーストラリアと日本で抜け出したいところ。緒戦は3次予選でも同居したバーレーン。目下のライバル(みんなそうだけど)となる相手と敵地での戦いとなるため、引き分けは絶対だ!と思ってたけども、予想を超える結果に。

ボールを支配するのは日本。これはまぁ予想される展開だけども前半のうちに2点をゲット。俊輔が壁のヨコを抜ける低くて早いFKをゴール左に突き刺して先制し、エリア内のハンドで得たPKを遠藤が決めて追加点。流れの中で取った得点ではないけれども、ボールを支配したことがペナルティを呼んだわけで2得点というのは満足してイイでしょう。

後半に入っても2点のリードを有効に使っていた日本は、中村憲剛のシュートがDFに当たってコースが変わって3点目。何よりシュートは撃たないと入らないし、撃っていい場面だったので、オッケーでしょう(o ̄∇ ̄)b

ただ、後半終了間際に奪われた2失点はいかがかと。3点取っててよかったですね、本当に。かなり気温も高く、フィジカル的につらいコンディションでの闘いだったと思いますが、それは相手も同じ。まぁ相手もコンディションにやられてる感がありましたけどね。

まずは白星スタート。これは大きいね。
安心してはいけないけど、ひとまず祝勝!

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2008年06月22日

ポルトガルベスト8で果てる

準々決勝、最初のカード。
ポルトガル×ドイツ、スイスはバーゼルにあるザンクト・ヤーコブ・パルク。
ドイツW杯、3位決定戦と同じ顔合わせ。その対戦ではホスト国相手に勢いなく敗れたポルトガル。

グループA1位ポルトガルとグループB2位ドイツの対戦。ポルトガルはスイス戦こそメンバーを落としたものの1戦2戦と同じベストメンバー。ドイツはゴメスを起用せずクローゼが1トップ気味。ポドルスキーが左、右にシュバインシュタイガー。中盤にはバラック、ヒツルスペルガー、怪我のフリンクスに代わってロルフェス。グループリーグ最終戦で退席処分になったレーブ監督はこの試合もベンチに入れず。

序盤から試合の入り方がよかったのはドイツ。ボール回しが流暢で、味方選手がよく見えている。よくオフザボールも動いているし、守備の面でも冷静で簡単にクリアしたりしないので、守備から攻撃によくつないでいる。一方のポルトガルも前半は右サイド中心にボジングワの上がりなどからチャンスを作り、負けてない。ニアでモウティーニョが合わせたシーンは決定的でしたが、ボールの高さが微妙だったので、巧く合わせられず腿で上にあげてしまい先制ならず。

そのピンチの後のドイツ。22分、左サイドからビューティフル・ゴール。ポドルスキーがクローゼとワンツー、ダイレクトにバラックとワンツーと一気に抜け出すと、中へクロス。中央ニアに絞ったシュバインシュタイガーが滑り込んでニアに決めて圧巻のゴール。クロアチア戦でレッドカードを受け、オーストリア戦に欠場。奮起を誓っていたシュバインシュタイガーがその想いを形にしたゴール。今日のドイツを象徴したゴール。組織的に攻めてくるドイツに組織的な守りが弱いポルトガル。さらにその4分後、エリアやや左少し距離のあるところからのFK。シュバインシュタイガーからのボールにフリーな状態でクローゼ。絵に描いたように不得手なセットプレーで失点してしまい一気に試合を持っていかれてしまうポルトガル。この2点立て続けの失点は試合全体を形作ってしまい痛かった。

2点取られてやっと目覚めたか、今日は調子のいいデコから攻撃を作っていくポルトガル。前半40分。ボールを奪ってからデコ → シモンと渡ると、前線のクリスチアーノ・ロナウドへ。これを巧くトラップで抜けると左足シュート。レーマンが体で制するもリバウンドをヌーノ・ゴメスが押し込んで1点返すポルトガル。

さらに前半終了間際のロナウドのシュートも惜しかった。ここで決めていると一気にポルトガルが試合を持っていけるところかとも思いますが、後半はその勢いを保ってポルトガルが攻勢に。後半立ち上がりも右サイドボジングワがよくチャンス作りに貢献。ラームも相当難しい守備を求められます。その中で作ったCK、12分のチャンス。ニアでデコがすらせてその後ろに入ったペペがフリーでゴール正面合わせるも抑えきれずゴール上、決定的な場面。うなだれるスコラーリ。

雨の降る後半は、すでに前半途中からややスタミナ切れの感のあるドイツを圧倒していたポルトガルですが、17分左ライン際からのFKはシュバインシュタイガー。チャンスのなかったドイツがこのチャンスをバラックが頭で決めて点差をまた2点に広げられてしまいます。いつものごとくセットプレー弱すぎ・・。というシーンでしたが、リプレイを見てみるとバラックがパウロ・フェレイラを両手で突いてスペースを作っているようにも見え、抗議するスコラーリ。不思議なのはそれが全員チェルシーの選手、スコラーリも7月からはチェルシーへ。当然抗議も認められずゴール。

その後も支配しているのはポルトガルですが、なかなか枠に飛ばすシュートには至らない。中央に人を寄せていたので、どうしてもその壁を越えられないポルトガルの攻め。ペティのミドルもレーマン正面。ロナウドのFKも枠の外。時間が経過し、ついにこじ開けたのは42分。左サイドナニがマイナスに切り返すと中央へ。これに抜け出したポスティガが決めて1点差。しかし時間が遅すぎた。ロスタイムも4分ありましたが、ゴールに飛ばすことはできず。試合は2-3でドイツがベスト4最初の切符を手に。

ドイツは効率ほんとによく得点を重ねましたね。前半自分たちのアクセルがかかっている時間に2点続けてとったこと。ポルトガルの苦手とするセットプレーで相手を突き放す点を重ねたこと。ポルトガルも悪くはなかったとは思いますが、真正面から正直に当たりすぎたのかなぁ・・。失点は仕方ないと思う、もう。セットプレーが弱いのは分かってることだし、もうしょうがない。ただ、攻撃はもっと何かできたような気がする。ドイツに巧く守られたと言えばそれまでかもしれないけど、単純にサイドからクロス入れたり、エリア前からミドルで撃つだけでない攻めができたのでは。もっと相手をかき回したかったし、中にいる選手を釣り出したかった。ボールを持つ機会もいつもより少なかったように思うロナウドも不発。個人的には優勝を期待していたポルトガルですが、ここまで。スコラーリとも惜別の日となりましたが、若くて可能性のある選手が多いだけに、これから先、それが花開き熟成されることを期待したいと思います。2年後なのか、4年後なのか。。

posted by calcio001 |07:09 | サッカー(代表) | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年06月20日

イタリア崖っぷちから生還

フランス×イタリア、スイスはチューリヒにあるレツィグルント・シュタディオン。両チームにとっては、ドローに終わったルーマニア戦を戦ったスタジアム。

ともに勝ち点1、オランダに大敗した両チーム。勝ち点2でオランダと対戦するルーマニアの結果次第ですが、この試合に勝つことが決勝トーナメント勝ち抜けの最低条件。イタリアは前線にトニに加えてカッサーノを起用2トップのような格好。フランスはアンリとベンゼマ。CBにはギャラスとコンビを組むのはアビダル。右にクレルク左にエブラ。ドイツW杯でイタリアが勝利したのち、EURO予選でも同組だった両チーム。予選では1勝1分でフランスに軍配でしたが、1位通過はイタリア。

守備のバランスが悪いのか、立ち上がりはイタリアのほうが形としてはイイ印象。確かにオランダ戦にしてもルーマニア戦にしてもイタリアはそれなりの試合はしていたと思うけれども、フランスはなるべくしてなってしまった結果という印象もあり(結果論)、今大会のデキに差があるように感じます。序盤のチャンスはアビダルの処理ミスを拾ったトニのシュート(もっと前にドリブルしてもヨカッタ)と左CKからパヌッチがきれいに頭で合わせたシーン(ここはライン際でDFがセーブ)。攻めの形が一度も作れないフランスは、10分過ぎにリベリーがボールチェイスの際に負荷のかかる足の付き方をしてしまい、左足を痛めてアウト。交代で入ったのはナスリ。この大会、リベリーは相当期待されましたが、それに見合った活躍はできず、最後は泣きっ面に蜂。

形を見せていたイタリア。23分過ぎに試合を変える決定的場面。ピルロからの1本のパス。トニが抜け出すと長い足を伸ばして自分の足に収めてシュート体制に入るも、後ろからチェックにいったアビダルが倒してしまい、ペナルティ。さらにこのプレーでアビダルにレッド。レッド!?・・それは厳しいのでは。今日CBに入ったアビダルもいいとこなしで退場。仕方なく代えたばかりのナスリに代えてブームソン投入。2つもトラブルに見舞われるフランス。これで得たPKをピルロがしっかりと決めてイタリアが1点先制。前半から窮地に追い込まれるフランス。

得点後のイタリアは試合を決めようという試合運び。前線から早いプレスでボールを奪い、攻めかける展開。デロッシのシュート。トニが右クロスにDFにつかれながらも右アウトで合わせたシュート。さらには、ピルロからのパスにトニの抜け出してのダイレクト、グロッソのパスにトニが前を向いてのシュート。結局点が取れず、この時間帯で試合を決めることはできず。その後少し落ち着くも、前半終了間際にはグロッソのFK。これはクペが何とか指の先で触ってポスト。何とか前半は1点で凌いだ、そういうフランス。

このグループCの最終戦はオランダ×ルーマニアと両方録画して20分おきとかに互い違いに見ていましたが、こちらの試合を見ていたらルーマニアが先制されたとの情報。後半早い時間にフンテラールの得点により厳しい状況に立たされたルーマニア。これで、フランスとイタリア、勝った方が決勝トーナメントに限りなく近づけるということになります。そんな中、フランスも1人少ないということを一瞬忘れさせるように頑張って攻めてましたが、思わぬ形で次の1点が入ります。ゴール前30mほどの位置から強く振りぬき壁の出した足にあたってコースが代わったことでゴールネットに。その得点を決めたのは、イタリアのデ。ロッシ。足でコースを変えてしまったアンリはその瞬間頭を抱えてうなだれてましたが、あの近くであのシュートなので、ブロックできなかったのも仕方がない。不運な失点、幸運な得点により2-0となり、1人多いことを見ても相当決勝トーナメント勝ち抜けが現実的になってきたイタリア。

2点差を付けられてしまったものの、早い時間に1つ返せれば何が起きるかわからない、それだけのポテンシャルを持ったフランスでしたが、ベンゼマが右ポストを巻くように際どいシュートを放つもブッフォンがスーパーセーブ。このセーブは本当にすごい。コースもぎりぎり、スピードもある良いシュートでしたから。これを止められるGKはそうそういないでしょう。これがダメを押す形になったか、そのあとフランスはゴールに迫る勢いを失い、試合終了。

今大会、結局いいところがまったく出せなかったフランス。初戦のルーマニア戦で躓いたのが、ずっとそのまま引きずってしまって結果出ず。最終戦に至っては早い時間に変えてきたCBが退場となってしまい、ゲームを作ることができず。まったくもってフランスサポーターにとっては面白くない10日間だったことだろう。一方のイタリアは初戦に大きな衝撃を受け、2戦目もその悪夢が拭えず。しかし最終戦を何とかものにし、決してベストな出来ではなかったですが、イタリアはこれでも決勝トーナメントで生き返ることがありますからどうなるか分かりません。イタリアは2位となったため、スペインとの対決へ。

posted by calcio001 |23:44 | サッカー(代表) | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年06月20日

オランダ3連勝 ルーマニア夢潰え

オランダ×ルーマニア、スイスはベルンにあるスタッド・ドゥ・スイス・ヴァンクドルフ。

オランダは最終戦を残して1位通過を決めているので、メンバーを落として臨みますが、それでもロッベンやファン・ペルシーがいたり、ディフェンスにもハイティンガやバウマがいたり、豪華なメンバーです。フランス戦、イタリア戦は交代で出た選手たちがスタメンになっていますが、イイ活躍をしていただけにこの試合も期待できます。一方のルーマニアはトップにはダニエル・ニクラエではなくマリウス・ニクラエを起用。EURO予選でも同組だった両チーム。予選では1勝1敗でルーマニアに軍配、オランダを抑えて1位通過。

序盤は大きな決定機を相手に与えることはなく、五分の展開。ともに前2試合ではカウンターに冴えを見せてきた両チームだけに、そのカウンターへの配慮をそれぞれしっかりとしていて、ディフェンスからまずしっかり入っている印象。

前半はムトゥの前が開けたところで狙ったミドル、オランダではブーラルーズが右崩したところマイナスの折り返しにフンテラール。ポストプレーで決定的場面を得たロッベンのシュート。惜しい場面はいくつかあったもののすべて枠に飛ばず。終了間際のムトゥから左を上がったラトゥへ。DFラインを崩すとマイナスのボールにコドレアが飛び込んで合わせるも、これも枠とらえず。オランダが少し押しているのかな?と感じつつもルーマニアもチャンスを作って可能性を見せた前半。

しかし、徐々に押しているのは明らかにオランダ。そして後半9分、右からのクロスFWとDFの間を抜けてきたボールをフンテラールが決めてゴール。DFがクリアできるかなというところ、流れてきたボールなので、ラッキーにも見えましたが、とにかくよく足が出たな、という得点。こうしてこの試合でスタメンをとった選手がしっかりと得点を決めてくるというのがまたスゴイ。オランダは底が知れません。

勝たなければいけないルーマニア、必死で攻めようという姿勢は見えますが決定的な場面を作り出すことはできず。一方、勝たなくてもいいオランダ、この勢いを消してはいけないとばかりの積極的な試合展開。サブメンバーが主体なので、アピールしたいという気持ちもあるかもしれない。

ルーマニアが攻められないまま時間は経過、最後は後半42分にファン・ペルシーがDFを制して、左からニアサイドに突き刺すような強いゴールを決めて2-0、勝負あり。クラブでは今シーズン怪我で苦しみ、戻ってきても動きがいまひとつなままに終わってしまいましたが、ここまでは本来の力を出せているこの3試合。

ルーマニアは死の組にあってイタリア、フランスと引き分けて面白い存在になりましたが、面白い存在以上ではなく、もう少し得点のにおいがするともう1つ上の結果が見れたかなぁと思います。ただ、ここまでやるのは大方の予想を上回っていると思いますので、その点は本当に拍手モノです。一方のオランダは火を絶やすことなく一気に頂点まで勝ち抜こうといわんばかりにこの試合も快勝。先のラウンドが本当に楽しみです。

posted by calcio001 |23:35 | サッカー(代表) | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年06月19日

ドイツ苦しんだ2位通過

オーストリア×ドイツ、オーストリアはホスト国としてグループリーグ3戦とも同じウィーンの会場で敵を迎え撃ちます。グループ最終戦の地、エルンスト・ハッペル・シュタディオン。

クロアチアに敗戦したことで、グループ最終戦にしてまだ勝ち抜けを決められないドイツ。この試合は引き分けで勝ちぬけられますが、引き分け狙いの試合はしないはず。対するホスト国のオーストリアはポーランド戦で奇跡的に引き分けたことで、この試合に勝てばポーランドに得失点差で1上回っているので、勝ちぬけの可能性が非常に高くなります。つまりほとんどこの試合次第。

立ち上がり積極的に仕掛けあう両チーム。特に4分、クローゼがドリブルで仕掛けてひきつけるとゴメスにラストパス。ゴメスは動き出しはよかったんですが、ゴール前2mでフリー、あとは流し込むだけのところ、上にあげてしまいノーゴール。その後DFがクリアしましたが、そこも競れば勝てたんじゃないかと思えるけれども・・。ゴメスはあの一瞬で気持ちがダウンしてしまった印象。その後も自信のなさげなプレーが見られ、大事な試合で使えないFWを抱えることに。早めの判断もありではないかと思うが。。

ドイツは立ち上がりのチャンスを得点にできないでいると、ボールは持っていてもなかなか決定的な場面はつくることができず。SBの上がりもないし、ポドルスキーなどもどうしても中へ中へと入るので、サイドの広がりがなく中央での試合展開。バラックやフリンクスがゴメスやクローゼに当てるボール、裏を付くボールを流すもパターンが決まってしまうので、オーストリアも守りきれている状態。支配しながらチャンスが作れない「閉塞感」の漂うドイツ。一方のオーストリアは大勢はつかめないものの、前半の途中は自分たちの時間もあり、決定力はないものの取りに行こうという姿勢と可能性は感じます。がしかし、如何せん力不足が見え隠れ。

前半40分過ぎにハプニング。ベンチでなにやら第4審判とヨアヒム・ロウ監督がもめてる映像、と思った瞬間、主審がやってきて両監督を退席処分。ベンチを出すぎて注意を受けたのかなと思いましたが、何事か。。いくら規律を守るためとはいえ、大事な試合でこれはないのではないか?どれだけの人がこの退場に納得しているのかと思うと・・。

前半のハイライトは、この退席処分に持ってかれてしまいました。そして・・
後半のハイライトは、開始4分のこと。

中央やや左で得たFKのチャンス。キッカーはバラック。少しポイントをずらして120%の力を出して振りぬいた強烈なシュート。ずらしたことで壁のヨコを抜け、コースは決して厳しいところには飛んでいませんが、そのスピードにGKの手は及ばず。解説で言及されていた「やることがわかっていただけに・・」というのは確かにその通り。でも、バラックのシュートが凄かったのは事実。

後半はこのシーンくらい。勝たなければいけないオーストリアなので、1点取られたことで2点を取らなければいけない状況に。まだ時間はあったので、早い時間に1点取れれば面白かったですが、これといった決定機を生み出せないまま、言ってしまえば淡々と時間が進んでしまい、このまま試合終了。それでもドイツ相手に大きく崩れることなく立ち向かったのは素晴らしかったと思いますし、最弱と言われたチームとしては頑張ったのではないかと思います。スイスとともに、ホスト国として次のラウンドに進めなかったのは残念ですが、検討に拍手。

posted by calcio001 |12:43 | サッカー(代表) | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年06月17日

ビジャ スウェーデン撃破

スウェーデン×スペイン。オーストリアはインスブルックにあるシュタディオン・ティボリ・ノイ。

ともに激しく巧く、見ていて面白い試合。前半は全般的にスウェーデンのほうがペースがあった展開。支配率はスペインだが、シュート数はスウェーデン。そんな中、まずスペインが先制。ショートコーナー大きくパスを回すとシルバから中へ。これにトーレスがDFに付かれながらも、長い足を前に出して合わせてゴール。前半15分の場面。試合巧者はやはりスペインか・・。しかし、失点後も攻めて積極的なスウェーデンは、34分。右からの大きなクロスをイブラヒモビッチがうまくトラップ。少し弾むもマッチアップしたセルヒオ・ラモスを制してシュート。これが決まって1-1の同点。ともにエースストライカーが活躍して見せた得点。

後半はスペインペース。17分には波状攻撃。ビジャから横にながしたパスにシルバがシュート。これはGKがセーブもこぼれ球に反応したビジャ。これも防がれ、さらにそのボールを拾うとマイナスで返したところをトーレスが狙うもDFに弾かれノー・ゴール。決定的な場面を防いだスウェーデン。スペインの支配率が高く、スウェーデン陣内で試合が進みますが、大きな決定機はこれくらい。波がなくやや低調な試合、このまま低調で終わるかと思いましたが、ロスタイム。

カプテビラからのクリアボール。これに飛び出したビジャが2枚いたDFの間を割って入りボールをキープ。ハンセンを交わすと、右足インサイドでゴール右隅に流し込むように決めて、最後の最後に勝ち越したスペイン。

同点と引き分けでは最終戦に向けてのプレッシャーも、そして次のラウンドに向けてのコンディションを整える意味でも非常に大きな得点。これで最終戦は力をセーブしてギリシャ戦に臨めるスペインが1位通過決定。オランダと当たることは回避したことになります。一方のスウェーデンは2位目指してということになりますが・・。

posted by calcio001 |06:10 | サッカー(代表) | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年06月17日

オランダがフランスにも快勝

オランダ×フランス、スイスはベルンにあるスタッド・ドゥ・スイス・ワンクドルフ。

スイスとオーストリアのホスト国以外に、グループリーグではオランダとギリシャが3試合とも同じ会場での戦いなんですね。オランダはイタリア戦に続き、優勝候補フランスを同じスタジアムで迎え撃つような感じ。イタリアに快勝したオランダのメンバーはそのまま。一方のフランスはルーマニア戦で得点できなかったこともあってか、FWを変更。ベンゼマやアネルカはベンチ、スタメンにはアンリ、ゴヴ、エブラといったところがルーマニア戦とは変えてきたところ。ゴヴを右にリベリをトップ下という布陣。

試合は、強豪国同士の対決らしい火花散る展開。序盤から前線や中盤でのプレスが早く、引き締まった展開。決して決定機が多くなるような流れではなかったですが、一つ一つが見応えあります。ただ、やはり観ているとオランダのほうがチームとして機能していて、パスも流暢でスペースや味方の動きもよく見えていて、リズムが出来ている状態。

・・という立ち上がりでしたが、いきなり試合が動きます。オランダ前半最初のセットプレーは右からのCK。これをいきなりカイトがヘッドで決めてオランダが先制。マークについていたマルーダはボールそっちのけで体を掴むことしかできず、カイトに頭を出されてしまって失点。

得点ののちも、“らしく”試合を運んでいたのはオランダ。少しずつでも形を作って生きたいフランスは積極的に外めから撃っていきますが、ファン・デル・サールがしっかりとキャッチ。こぼさないので、危ない場面も作らせません。フランスは撃たされている・・という感もあり。

後半も展開は変わらず。フランスは厳しい試合展開。後半はスタートからエンヘラールに代えてロッベン、10分後にはカイトに代えてファン・ペルシーを入れると、これが見事にはまります。後半14分、左サイドからのカウンター、ロッベンが持ち上がるも中が間に合わないかと思いましたが、左足で巻き込むように中央に入れると、ここにファン・ペルシーが合わせて追加点はオランダ。試合の流れを見ればオランダなんですが、フランス相手にこうして得点を重ねることに、イタリア戦同様驚いてしまいます。

守られているフランスも低調ながら、右サイドリベリからのクロスにアンリが少しすらせてゴール左ネットに流し込み1点差とし、試合としての可能性を持ち上げましたが、それもたったの1分だけのこと。ゴール後のキックオフからのプレーで、ロッベンがエリア左、角度もなく前にはDFが阻んでいたにも関わらず思い切り振りぬいたシュートがクペの右手上を抜けてゴール。アンリのゴールのリプレー明けだったので一瞬何が起きたかと思いましたが、入ってます。これで息の根を止められたフランス。

最後はダメを押すとともに、決勝トーナメント進出に弾みをつけるかのようにロスタイムにスナイデルが中央からミドルでクロスバーを叩いてゴールイン。4-1として試合終了。イタリア戦も30年ぶり?の勝利って話でしたけど、この試合も100点満点どころか200点の出来のオランダ。決勝トーナメント進出をこれで決めたワケですが、どこまでいくのか・・最後までいくのか・・。ポイントとしては、初戦でも交代選手が元気でしたが、この日はさらに交代選手がそれぞれ得点もゲット。11人だけでなく、+αも含めて好調なので、相当決勝トーナメントでも相当な結果が期待されます。

一方のフランスは・・・。

posted by calcio001 |06:04 | サッカー(代表) | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年06月17日

ルーマニア堂々のドロー 追い込まれるイタリア

イタリア×ルーマニア、スイスはチューリヒのレツィグルント・シュタディオン。
オランダに惨敗したイタリア、フランスに健闘したルーマニアの対戦。イタリアにしてみればあと2試合何としても勝利で次のステージに進みたいところですが・・。そのイタリアはメンバーをいじってきました。ガットゥーゾ、アンブロジーニ、両CBなど大きく変えてきました。デル・ピエーロ、ペッロッタ、キエッリーニ、パヌッチといったところがスタメンに。

試合は五分の展開。イタリアは「この試合こそ!」という気持ちの強さを感じます。オランダに2点先制されて後半懸命に追い上げを見せましたが、あの切迫感を前半から感じます。サイドから中央に合わせる攻めで何度もルーマニアゴールに襲い掛かりますが、なかなかゴールが割れません。前半の終わりには、ゴール前で連続のチャンス。トニが落としてペッロッタが狙ったシーンなどもそうですが、ルーマニアが最後の最後に何とか足を出して体を出して防ぐという展開。前半最後のチャンスでは、トニが見事にヘッドでゴールネットを揺らし先制点・・かと思いましたが、オフサイドの判定。しかし、よく見れば1枚DFが残っていたので、オフサイドではなかったが。決定機を何度も作り出し、これもオフサイドでノーゴールにされて、結局前半無得点。攻め続けるも取れないというやや重たい感を残して後半へ。

後半、早く点を取りたいイタリア。しかし、後半10分、ザンブロッタのGKへのバックパスを狙われてしまい、うまくボールを奪い取ったムトゥがゴールに叩き込んで先制したのはルーマニア。まさかの展開。ザンブロッタ一人のミスといえばそうですが、オランダ戦といい、簡単に点を奪われてしまうイタリア。この試合のディフェンス陣はよく守っていたとは思いますが・・先に点を奪われてしまい後手に。・・がしかし、その1分後、左からのCKに遠めでキエッリーニが、GKとDFの間を斜めに横切るように落とすと、そこにパヌッチが詰めて同点。強力なFW陣をさておいて、今大会イタリアの初得点は2人のDFでゲット。

失点の傷をわずか1分という最小限で埋めたイタリアは、同点では当然満足できないので、勝ち越しを狙いにさらに加速。29分、デ・ロッシのダイビングヘッドなど、チャンスはいくつか作るものの、GKロボントとルーマニアDF陣が懸命の守備でゴールを割らせてくれません。チャンスを結果にできない時間が続く中、34分。パヌッチがFWを後ろから抱えて倒したとして残り10分ほどのこの時間にルーマニアにPKを献上。万事休す再び。。しかし、これぞスーパーセーブ。キッカーはムトゥ、向かって右に飛んだブッフォンが右手足で強いシュートを弾いてゴールならず。九死に一生を得たイタリア。ここで負けてしまったらその時点でグループリーグ敗退が決まってしまうところだっただけにギリギリのところで踏ん張ったイタリア。

しかし、残り10分、イタリアもルーマニアも勝ち越すには至らず、1-1のドロー。これで2戦戦ってイタリアは1敗1分、ルーマニアは2分。これだけでもサプライズですが、さらにサプライズは次のオランダ×フランスへと続きます・・。まさに死のグループに相応しい熱い戦い。ともに本気度120%だけに、勝ち抜いたとしても今後の疲労が心配されます。

posted by calcio001 |05:46 | サッカー(代表) | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年06月17日

オーストリア開催国の意地

オーストリア×ポーランド、ウィーンのエルンスト・ハッペル・シュタディオン。
ともに初戦では敗戦したもの同士の対戦。

初戦でクロアチアに惜敗したホスト国オーストリアは気合十分。序盤には決定機が3つ。3点防いだのはポーランドのGKボルツ。バックパスを奪い取ってGKと1対1をハルニクが、左コルクマツからのグランダーに合わせたハルニクが、そしてもう1つライトゲープが決定機を止められて、先制点を奪えず。

最初の30分ほどはほとんどシュートの無かったポーランドも、こうしたピンチを防ぐと逆にチャンス。左スモラレクから右のサガノフスキへ。ゴールライン際から中へ仕掛けていくとシュート。こぼれ球をゴール前につめていた今日スタメンのロジェール・ゲレーロが決めて先制はポーランド。

すると後半はポーランドが支配する試合に。決定機もポーランド側には何度もありましたが、オーストリアはクロアチア戦で見せたような追い上げは展開されず。ほとんど形もつくれず、正直もう無理だな・・と思いましたが、ロスタイムでした。セットプレーからゴールエリア内でポーランドの選手が後ろから抱えて倒したとして、PKに。思いがけないチャンスにちゃんと決められるかとドキドキでしたが、 38歳ベテランのバスティッチが胸のすくような強烈なシュートを決めて最後の最後に1-1の同点としたオーストリア。

ともに相手のペースを耐えて得点したワケですが、ロスタイムに決めたオーストリアは非常に価値のある勝ち点1をゲット。ポーランドも同じ勝ち点1ですが、勝ち点3まであと3分となかったので、落とした感は残ってしまいます。ともにオーストリアがドイツ、ポーランドがクロアチアと厳しい試合となりますが、可能性を残した今日の試合でした。

posted by calcio001 |05:40 | サッカー(代表) | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年06月17日

クロアチア ドイツを降す

クロアチア×ドイツ、オーストリアはクラーゲンフルトにある、ヴェルテルゼー・シュタディオン。グループAのポルトガル×チェコ同様に、こちらグループBも初戦勝ったもの同士の対戦。グループBの中では最も注目すべきこのカードは、その期待を裏切らない内容、そして結果となりました。

前半は44分にエリア内でオリッチが細かく刻んでクラニチャールに渡し、それを胸トラプの左足ボレーなど惜しいシーンを演出するクロアチアでしたが、この場面がGKレーマンの正面だったように、あと一歩のところで決められないのはドイツよりもクロアチアのほうが機会的には上。クラニチャールは前半これ以外にも2つほど惜しいシーンがありましたが、そのクラニチャールしかり、モドリッチしかり。そしてこの試合は先発だったラキティッチしかり、クロアチアは天才肌の選手が多く見ていて面白い。そんな中から先制点を奪ったのはドイツではなく、クロアチア。24分左サイドからプラニッチのクロス、このクロスも絶妙なところに飛びましたが、スルナがヤンゼンの前に足を出して裏でボールを流し込み待望の先制点。

追いつきたいドイツは後半スタートからオドンコールを投入。・・が、まったく低調でチャンスに絡むような場面はほとんど見られず。バラックもうまく押さえ込まれていた印象があり、チャンスの演出力不足のドイツ。逆に右から左にまわったラームや、その後に入ったシュバインシュタイガーなど左からの仕掛けに可能性を感じます。

しかし、意外なところから次の展開。右サイドからのクロス、カバーに入ったDFに当たってボールの軌道がゴールのほうへ。これが右ポストに当たって跳ね返ったところに詰めていたのはオリッチ。GKレーマンはコースの変わったボールに反応して飛んでいたため、ゴールは無人の状態。オリッチを挟んでDFが2枚ついてましたが、集中力が足りないのか、ポストに当たってから一歩遅れて反応。思い切りごっつぁんゴールでしたけど、オリッチのゴールへの執念、度重なるサイドからの崩し、クロアチアは取るべくして取れた2点目だったかと思います。

後半34分にやっとポドルスキーのゴールで同点に。ただ、これも崩しきったわけではなくて、DFに当たったこぼれ球が流れてきてのチャンス。しっかりと、しかもボレーで強烈に叩き込んだのは流石ですが、やっと1点取ったという感じ。そのドイツはロスタイムにシュバインシュタイガーがレッドカードをもらうなど余計なことをしてしまい、最終戦をより刺激的なものにしちゃってくれました。

初戦のクロアチアは強いというよりは、巧く交わして結果だけを持っていったような試合でしたが、この試合のクロアチアは強かった。ドイツをしっかりと研究してきた結果とも思いますが、それが見事にハマった今日の試合。ラキティッチはもう少しできるんじゃないか?というデキでしたが、モドリッチは期待に応える活躍ぶり。グループリーグ突破は予想通りではありますが、ここまでとは思いませんでした。果たして、フランスワールドカップ3位に次ぐ大きなことをしでかすコトになるのでしょうか?

posted by calcio001 |05:33 | サッカー(代表) | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年06月16日

ポルトガル2連勝 攻撃はイイけれど

チェコ×ポルトガル、スイスのジュネーブはスタッド・ドゥ・ジュネーブ。
初戦でともに勝利を収めた両チームの対戦。

チェコは勝ったと言っても辛勝だったのでこの試合どうかと思いましが、いやいやどうして。コラーではなくバロシュをトップに置いた布陣が初戦よりも効果的だったか、ボールを持てる場面も多かったです。・・が、早かったのはポルトガルの得点。ヌーノ・ゴメスとのワンツーで最終ラインを抜けるロナウド、これをGKが飛び出してカットに入るもこぼれてしまい、デコ。ゴールラインにはヤンクロフスキがカバーに入るも叩き込んで先制ポルトガル、前半8分。個人的には優勝を期待しているポルトガルですが、正直ヒヤヒヤしながら観戦してます。そういう意味では攻守の安定性が不安ではあるんですが、この日は前半から安心して見れる展開。・・かと思いきや、やはり前半からセットプレーが不安定。17分のシオンコのシーンもそう。マークがちゃんとできてないんでしょうが、右からのCKに前に入られてしまって擦らされて同点に。

同点にされた前半は、ロナウドがミドルを2、3本撃ったかと思いますが、ツェフが厚い壁となってセーブ。ユナイテッドとチェルシーのライバル同士の対決だけに、個人的に見ていてワクワクします。・・が、先制点のシーンに見られたような、効果的な崩しは鳴りを潜めていました。

後半は、両チームが一進一退。ポルトガルが押し込んだかと思えば、セットプレーで何度も嫌な汗をかかされる。17分のCK、ウイファルシが頭ですらせてシオンコとバロシュが飛び込むシーンもボールがどちらかに少しズレていれば合っていただろうし、直接インしていたかもしれない危ないシーン。そのすぐ後18分、右に出たボールにデコ。中央ではヌーノ・ゴメスが3枚つれてDFラインを下げさせると空いたスペースにロナウド。横からのグラウンダーをダイレクトで左済みに叩いてゴール。素晴らしいパスに素晴らしいシュート。これぞポルトガル♪

勝ち越したポルトガルですが、やはりヒヤヒヤしながら観なければいけないのが不満です。24分には右から大きなクロスにプラシルが中へ折り返したシーンも危うい印象だし、38分も右からのクロスに、手前のコラーに付き過ぎて中央のシオンコがフリー。何とかリカルドが弾きましたが、43分にもセットプレーでオフサイド崩れで怖いシーン。どうにも怖いディフェンス。

ディフェンスの不安は攻撃で掻き消せと言わんばかりに、ロスタイム。自陣での相手ファールから、クリックリスタート。一気にデコから中央前に抜けたロナウドへ。このあたりも息はピッタリ。GKとの間合い、ためてから左に走ってきたクアレスマに流して3点目。

3-1で勝利。序盤から点も取れたし、最後までダレずにロスタイムでも得点したし、攻撃は良しとしても、守備がどうも・・。初戦同様の不安は相変わらず残る、というか増すばかり。攻撃と違って次の試合に劇的に改善されるってのもあまり無いけれども、決め事とか戦術の徹底とか、そういう部分で何とか改善したいところですが、どうだろう。

posted by calcio001 |06:32 | サッカー(代表) | コメント(1) | トラックバック(0)
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2008年06月16日

スイス 悲劇の2連敗

スイス×トルコ、バーゼルのザンクト・ヤコブ・パルク。
スイスはグループリーグの3試合はすべて同じスタジアムなんですね。

ともに緒戦を落としている両チーム。勝ったほうがグループリーグ突破への挑戦権を得られる戦い。勝利、そして決勝トーナメントへの可能性に向けてともにガチンコの勝負。スイスはフレイがチェコ戦で負傷してしまったため、トップにはハカン・ヤキンとデルディヨク。

前半は少しすると、恐ろしく激しい雨、そして風。画面を通じて、常時雨が降っているのが見えるほどの雨。風もつよくいつもどおりのプレーは到底できない。時間がたつとピッチが水を多くふくんで、パスやドリブルが止まることも多々。そんなピッチを積極的に活かしてきたのはスイス。比較的シュートも多く打っていきチャンスを作ろうというのも見えるし、ドリブルや裏への飛び出しなど前がかりに積極的。その中でのチャンス。ロブで裏に抜け出すと、デルディヨク。中に構えるハカンヤキンにDFとGKの間を抜けて通し、ボールはゴール前の水溜りで一瞬止まるも、最後は止まったボールを流し込んで待望の先制点はスイス。

前半の終わりの頃には雨も止み、後半はピッチにまだ水を含んでいるとはいえ、前半ほどの正常でない状態ではない。前半がスイスの試合だったのに対し、後半の前半はトルコの試合。なんとか追いつこうというトルコは後半開始とともに2枚交代。ボールを持って前に前にと攻めるトルコはこの交代選手が的中。左ライン際からニハトのクロス、これにセミフが頭で合わせてキレイなゴール。なんといってもクロスが絶妙。ディフェンスは触ることも競ることもできず見送るだけ。マニャンの後ろ、バルネッタの前。

その後もなかなかスイスがいいところを見せられなかったのですが、運動量の落ちたハカン・ヤキンやベーラミを見ると、前半の重馬場で相当の疲労を受けてしまったのかな・・とも思えます。そんな疲労を負ってまであげた先制点は後半の早い時間に同点にされてしまい、苦しい展開。

それでも勝たないと決勝トーナメント突破の厳しくなるスイスは、終盤には盛り返してチャンス。特に38分のカウンター。人数的には3対1くらいになっていましたが、ハカン・ヤキンのシュートをGKセルカンが片手でセーブ。決定的チャンスをものにできないスイス。

ドローでも致し方ないかな・・とも思いましたが、悲劇はこのあと、ロスタイムに入ってからでした。トルコはアルダが左サイドでボールを持つと、1つ2つとドリブルで中央よりに持ち込むと、エリア手前からシュート。コースにはDFもいたし、シュート自体は強いもののGKのほぼ正面に低く飛びそうなシュート。しかし、これにDFの足がボールのジャンプ台になってしまい、浮いたボールがGKの上を抜けてゴールイン。

スイスは後半はバテてしまったので、それでもドローがイイところか・・と思ってたんですが、ツキがありませんね。。もちろん、ツキの無さだけが2連敗を生んだワケではないですが、ホスト国としてはチームとして準備してきたものを発揮して、サポーターの後押しを受けて、そしてツキも味方につけて・・という快進撃を期待したのですが、あえなくグループリーグ敗退。スイスの母国の人たちは他のチームの熱戦を楽しむことに気持ちを切替えないとですね。

posted by calcio001 |06:03 | サッカー(代表) | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年06月15日

スウェーデン らしさ出して勝利

ギリシャ×スウェーデン、オーストリアのザツルブルクは、シュタディオン・ザルツブルク・ヴァルス・ジーツェンハイム。

日韓ワールドカップのときに死の組グループFのイングランド×スウェーデンをさいたまスタジアムで、R16のスウェーデン×セネガルを大分ビッグアイで。2002年のあのとき、2試合観戦しましたが、とものスウェーデンの試合でした。それ以来、スウェーデンはほっとけない存在です。サッカーを観だしたアメリカワールドカップでの活躍というのも、自分の中での黄色のチームの存在を拡げる一因だったかと思います。

その個人的に応援しているスウェーデン、今大会も特別な目新しさはありませんが、逆にチームとしての熟成は進んでいて今がベストじゃないか・・くらいに思うメンツ。そしてなにより、ラガーベック監督の熱い要請に首を縦に振ったヘンリク・ラーションがいます。イブラヒモビッチとの2トップでスタメン出場。

対するギリシャも前回大会で優勝したチーム。実績があるだけに、個々のメンバーにあまり目がいかなくても、チームとしては要注意な存在。そういうことで言うと、スペインは抜けているとはいえ、ここ最近の国際大会ではしっかりと結果を出しているスウェーデン、前回優勝のギリシャ、ヒディング率いるロシア。不敵なチームが揃ったグループD。

この試合、前半から組織と組織のぶつかり合いを感じます。どうやって組織全体で崩すか、どうやって組織としてしっかり守っていくか。そのぶつかり合い。解説信藤さんはずいぶんとギリシャを推したコメントをしていましたが、五分ないしスウェーデン寄りだったように思う。前半こそ枠に飛ぶシュートはなかったものの、焦るに足らず。

後半の得点シーンは、イブラヒモビッチから前線ポストとなったヘンリク・ラーションに当てると返されたボールを右45度から強く叩き、意表をついた先制点。弾道が見事、形が見事な得点。さらにもう1点もラッキーといえばラッキーですが、そこに至る形が見事。中盤でのパス展開、ぽっかり空いたパスコースにすかさず入れるとGKと1対1の場面を創出。これはGKに当ててはずしてしまうも、そのこぼれ球を混乱のなかハンソンが押し込んで2-0。

ロシアとギリシャは2戦目からどう立て直すかが、このグループが楽しくなるかどうかの分かれ目になりそうですが・・どうでしょうか。組み合わせ的に勝ち抜けは最終節まで決まりませんが。

posted by calcio001 |22:39 | サッカー(代表) | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年06月13日

ビジャ ハットトリック

スペイン×ロシア、オーストリアのインスブルックは、シュタディオン・ティボリ・ノイ。

このグループの勝ち抜けはスペインとスウェーデンということになりますが、ダークホースとして注目されているのはロシア。監督は何かを起こす男ヒディング。才能ある若い選手も多く、何かハマると一波乱起こしそうな、そういう不気味なチーム。一方のスペインは中盤の構成力がすぐれているのに加えて、トーレスやビジャといった巧くて得点力のあるFWを擁しており、なかには優勝を予想する人の声も。

この試合でも何かやるのではないかとロシアに変な期待をもったりしましたが、スペインの良いところばかりが表に出た試合。

ロシアのパス回し、比較的距離のあるパスをカプテビラが出足よくカットすると同時に前線まで跳ね返すとそのままトーレスへのスルーのように。そしてDFの裏、トーレスを追いかけるようにビジャが走ってくると、トーレスがやさしくボールを献上、これを流し込んでほぼ7割はトーレスの得点のようなもの。よく開幕戦などで躓いてしまったりするスペインは、素晴らしいスタートをきることに。

ビジャが元気。トーレスとどちらが出るのかと思ったのですが、2トップで来たスペインは非常に機能的。ディフェンスも中盤でしっかりと守りができているし、ロシアもパス追いかけるように走ってきていたまわしが遅いわけじゃないけど、自由を作らせないような動き。セスクがスタメンではなかったのがプレミアファンとしては残念ですが、イニエスタ、シャビ、シルバという中盤は魅力的。そして2点目、イニエスタがドリブルでためながらビジャの動き出しをしっかりと掴んで、見事なスルーパス。ビジャがその気持ちに応えてGKの股を抜き2点目ゲット。

後半もビジャが元気、途中交代で退いたトーレスの分も走り回っている感じ。ロシアもボールは持つんだけど、やはり2点目が痛かったのか、これといったチャンスが作れず淡々とした試合運び。スペインのほうが可能性のあるチャンスは多く、そして後半30分。途中セスクからピッチを斜めに切り裂くキラーパス。受けたビジャがディフェンスを抑えてシュート。これでハットトリック達成。

後半41分、CKから1点返したロシア。次に繋げるためにロシアとしては意味があったかと思いますが、有終の美をかざったのはスペイン。ロスタイムのカウンター。ビジャがためてためて上がってきたシャビにフライスルー、これをダイレクトでシュート。弾いたところをセスクが頭でつめて、失点の余韻をかき消すゴール。オフサイドくさかったですけどね。ビジャも余裕綽々なプレーでしたけど、シャビがロブでボールを受けるときに一瞬後ろを振り返って相手が来てないかを確認してるんですよね、でそのあとに落ちてくるところをダイレクトにシュート。よくまあそんなことができるな、と思います。

スペインは勝利は決まっていたし3点も4点も変わらないといえば変わらないかもしれませんが、勢いを繋ぐうえでは最後の得点は大きな1点ではなかったかな、と思います。ロシアは1点返したとはいえ、試合全体的には結果としてスペイン、とくにビジャの快進撃を引き立てる役回りとなってしまいました。

posted by calcio001 |12:32 | サッカー(代表) | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年06月12日

オランダ快勝 イタリア惨敗

フランスはスコアレスドローでの発進。果たしてイタリアは・・
オランダ×イタリア、スイスのベルンに構えるスタッド・ドゥ・スイス・ヴァンクドルフ。

各グループの緒戦の中ではもっとも注目のカードであろう一戦。ともに両チームともいわゆる「ベスト」のメンバーを欠いている両チーム。オランダはここまでの準備では好調だったロッベンが怪我で、この試合と次?も欠場とか。一方のイタリアはカンナバーロが今大会絶望。この日はマテラッツィと並んだのはバルザッリ。

さすがにポテンシャルの高い両チームだけに一挙手一投足に注目してしまいます。ちょっとした隙をついてチャンスになったり、そのチャンスをすばらしいカバーで潰したり。ハイレベルの闘いだったと思います。得てしてこういうビッグマッチでは前半には得点は入らないもの・・ということはなく、早い時間に試合は動きました。しかも立て続けに。

26分、右45度ファン・デル・ファールトからのFK。ゴール左外を巻くような絶妙なボールにブッフォンとパヌッチが反応。ボールは弾き返すもその交錯の中でエリア外にはじき出されて倒れたパヌッチ。セカンドボールを拾ったオランダはゴール前に人が多く居る中、スナイデルが強いシュート。枠をそれていたこの弾道に対して、生粋のストライカー、ファン・ニステルローイが足を出してゴールイン。DFラインからは明らかに飛び出しているのでオフサイドかと思ったら、エリア外に出ていたパヌッチがいるためにオフサイドならず。先制はオランダ。

これは面白い試合になるな・・と思ったら、さらにさらにサプライズ。先制から5分後、イタリアのCKをゴールライン際でファン・ブロンクホルストがクリア、ここからカウンターで展開。左に走りボールを受けたジオが逆サイドに大きく降るとカイトがそれをヘッドで中へ折り返して、これにスナイデルがボレー。ブッフォンの脇、ニアをボールは抜けてゴールイン。前半のうちに2-0としたオランダ。サプライズ、サプライズ。

後半はとにかくイタリアが必死に追う展開。オランダは守備面のことが懸念されて言われますが、ブーラルーズやマタイセンがよく守ってます。カテナチオのお株を奪う固いディフェンス。早く1点でも返したいイタリアは次々とFWを投入。交代選手はグロッソのほか、デル・ピエロ、カッサーノ。後半30分過ぎると決定機の連続。カッサーノからトニへのロブ、うまくトラップしてGKと1対1になるも浮かせてしまってノーゴール。グロッソが左抜け出してのシュートもGKがセーブ。好位置でのピルロのFKもGKファン・デル・サールがスーパーセーブ。そしてサプライズその3はそこからのカウンター。左スナイデルから中央を走るジオへ、さらに右を走るフリーのカイトに渡すもGKブッフォンが気迫のセーブ。しかし、そのリバウンドをもう一度カイトが拾うと、中に残っているジオに狙いを定めてピンポイントのロブ。これをヘッドで合わせてDFがカバーに入るも間に合わず、なんと3-0。中には1枚しかいなかったし、守りの人数はいたのでイタリアは何とか守りようがあったかと思うけれども。。このシーンが象徴していますが、見事にカテナチオはオレンジの魔の手によって崩壊。

2点差と3点差は大きな違い。イタリアは一気にトーンダウンしてしまい、後の時間も決定機が多いのはオランダ。交代選手もファン・ペルシー、アフェライと積極的にシュートを撃っていき波に乗ったし、勢いつけて次節のフランス戦を迎えるに十分な勝利。オランダにとっては100%、いや200%の出来と言っていい試合でしょう。いくらオランダが攻撃力が高いといっても、この結果。。驚きました。

posted by calcio001 |12:44 | サッカー(代表) | コメント(0) | トラックバック(0)
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