2008年06月22日
ポルトガルベスト8で果てる
準々決勝、最初のカード。 ポルトガル×ドイツ、スイスはバーゼルにあるザンクト・ヤーコブ・パルク。 ドイツW杯、3位決定戦と同じ顔合わせ。その対戦ではホスト国相手に勢いなく敗れたポルトガル。 グループA1位ポルトガルとグループB2位ドイツの対戦。ポルトガルはスイス戦こそメンバーを落としたものの1戦2戦と同じベストメンバー。ドイツはゴメスを起用せずクローゼが1トップ気味。ポドルスキーが左、右にシュバインシュタイガー。中盤にはバラック、ヒツルスペルガー、怪我のフリンクスに代わってロルフェス。グループリーグ最終戦で退席処分になったレーブ監督はこの試合もベンチに入れず。 序盤から試合の入り方がよかったのはドイツ。ボール回しが流暢で、味方選手がよく見えている。よくオフザボールも動いているし、守備の面でも冷静で簡単にクリアしたりしないので、守備から攻撃によくつないでいる。一方のポルトガルも前半は右サイド中心にボジングワの上がりなどからチャンスを作り、負けてない。ニアでモウティーニョが合わせたシーンは決定的でしたが、ボールの高さが微妙だったので、巧く合わせられず腿で上にあげてしまい先制ならず。 そのピンチの後のドイツ。22分、左サイドからビューティフル・ゴール。ポドルスキーがクローゼとワンツー、ダイレクトにバラックとワンツーと一気に抜け出すと、中へクロス。中央ニアに絞ったシュバインシュタイガーが滑り込んでニアに決めて圧巻のゴール。クロアチア戦でレッドカードを受け、オーストリア戦に欠場。奮起を誓っていたシュバインシュタイガーがその想いを形にしたゴール。今日のドイツを象徴したゴール。組織的に攻めてくるドイツに組織的な守りが弱いポルトガル。さらにその4分後、エリアやや左少し距離のあるところからのFK。シュバインシュタイガーからのボールにフリーな状態でクローゼ。絵に描いたように不得手なセットプレーで失点してしまい一気に試合を持っていかれてしまうポルトガル。この2点立て続けの失点は試合全体を形作ってしまい痛かった。 2点取られてやっと目覚めたか、今日は調子のいいデコから攻撃を作っていくポルトガル。前半40分。ボールを奪ってからデコ → シモンと渡ると、前線のクリスチアーノ・ロナウドへ。これを巧くトラップで抜けると左足シュート。レーマンが体で制するもリバウンドをヌーノ・ゴメスが押し込んで1点返すポルトガル。 さらに前半終了間際のロナウドのシュートも惜しかった。ここで決めていると一気にポルトガルが試合を持っていけるところかとも思いますが、後半はその勢いを保ってポルトガルが攻勢に。後半立ち上がりも右サイドボジングワがよくチャンス作りに貢献。ラームも相当難しい守備を求められます。その中で作ったCK、12分のチャンス。ニアでデコがすらせてその後ろに入ったペペがフリーでゴール正面合わせるも抑えきれずゴール上、決定的な場面。うなだれるスコラーリ。 雨の降る後半は、すでに前半途中からややスタミナ切れの感のあるドイツを圧倒していたポルトガルですが、17分左ライン際からのFKはシュバインシュタイガー。チャンスのなかったドイツがこのチャンスをバラックが頭で決めて点差をまた2点に広げられてしまいます。いつものごとくセットプレー弱すぎ・・。というシーンでしたが、リプレイを見てみるとバラックがパウロ・フェレイラを両手で突いてスペースを作っているようにも見え、抗議するスコラーリ。不思議なのはそれが全員チェルシーの選手、スコラーリも7月からはチェルシーへ。当然抗議も認められずゴール。 その後も支配しているのはポルトガルですが、なかなか枠に飛ばすシュートには至らない。中央に人を寄せていたので、どうしてもその壁を越えられないポルトガルの攻め。ペティのミドルもレーマン正面。ロナウドのFKも枠の外。時間が経過し、ついにこじ開けたのは42分。左サイドナニがマイナスに切り返すと中央へ。これに抜け出したポスティガが決めて1点差。しかし時間が遅すぎた。ロスタイムも4分ありましたが、ゴールに飛ばすことはできず。試合は2-3でドイツがベスト4最初の切符を手に。 ドイツは効率ほんとによく得点を重ねましたね。前半自分たちのアクセルがかかっている時間に2点続けてとったこと。ポルトガルの苦手とするセットプレーで相手を突き放す点を重ねたこと。ポルトガルも悪くはなかったとは思いますが、真正面から正直に当たりすぎたのかなぁ・・。失点は仕方ないと思う、もう。セットプレーが弱いのは分かってることだし、もうしょうがない。ただ、攻撃はもっと何かできたような気がする。ドイツに巧く守られたと言えばそれまでかもしれないけど、単純にサイドからクロス入れたり、エリア前からミドルで撃つだけでない攻めができたのでは。もっと相手をかき回したかったし、中にいる選手を釣り出したかった。ボールを持つ機会もいつもより少なかったように思うロナウドも不発。個人的には優勝を期待していたポルトガルですが、ここまで。スコラーリとも惜別の日となりましたが、若くて可能性のある選手が多いだけに、これから先、それが花開き熟成されることを期待したいと思います。2年後なのか、4年後なのか。。
posted by calcio001 |07:09 |
サッカー(代表) |
コメント(0) |
トラックバック(0)




