2008年05月01日

スコールズ決勝弾!バルサ降して決勝へ

チャンピオンズリーグ決勝トーナメント準決勝2ndレグ。
ユナイテッド×バルセロナ、オールドトラフォード。

メンバーを見るとやや不安なところも。ユナイテッドはルーニーがベンチにも入らず。スタメンは問題ないですが、ベンチの名前を見ると、アンリやボージャンなどをそろえるバルサに対し、FWはウェルベックしか入っていないユナイテッド。点が取れないでいると厳しくなるので、早いうちに点を重ねていきたいというのが試合前の想い。

試合はバルサが果敢に前線から早いプレスをかけて、高い位置でメッシなどが仕掛けていきプレッシャーをかけてくる展開。メッシ、イニエスタといったあたりはボールを持ってエリアに入られるとなかなか止められないので、なんとかエリア外でボールを跳ね除けようというユナイテッド。かなり序盤から集中した守備を強いられる展開は、1stレグから一変するだろうと思っていた自分の予想とは大きく違っていました。ホームがどっちか分からなくなるポゼッションの高さ。60%は越えないものの、あまりに持たれすぎ。これも予想通りなのだろうか、ファーガソン監督?

が、エリア内に入ってのチャンスには程遠いユナイテッドでしたが、前線でロナウドが仕掛けたところザンブロッタが奪い返すも慌ててパス。これを中央でスコールズが拾うと、そのままズドンとミドルシュート。ベテランが見せた勝負強さ。ユナイテッドが一気に決勝へのチケットを引き寄せる先制点は、ゴール右、ビクトール・バルデスの手が届かないところを早い弧を描いて吸い込まれたゴール。非常に価値のある1点です。

1点先制したユナイテッドですが、試合の流れは変えるには至らず。その後もバルサが点を獲ろうとポゼッションを上回る展開は続くも、ユナイテッドも集中した守備で蓋をする。ユナイテッドが攻撃のチャンスを作ることもあるものの、ロナウドなどは今日はパスミスも多く、ナニもいまいち絡み具合が悪く、またボールを持ちすぎなところがあり攻撃から流れを引き寄せるには足らず、ボールを支配している感はなく、率も上がってこない。ユナイテッドの中ではパクが攻守にわたり精力的に動いているかな、といった印象。そして何より最終ライン。前半の終盤にはデコがミドルを撃ってくるなど中盤からの仕掛けで揺さぶりをかけたりもありましたが、サイドからの突入はハーグリーブスとエブラが極力抑えているし、中央ではリオとブラウンが丁寧に、集中して対処。ポゼッションは劣勢にたっているものの、決して試合自体が劣勢というワケではないと思います。

後半になってやや押し返すユナイテッド。ロナウドが何度かチャンスメイク。中央に入ってきたナニへの折り返しや、テベスとのワンツーで決定機を演出した場面など。しかし全般的には試合のペースは変わりませんでしたが、ナニやテベスあたりがシュートを撃てた場面でもう少し精度が高ければ追加点もとれていたかも。

60分過ぎてライカールト監督が動き、イニエスタに代えてアンリ、少し経ってエトーに代えてボージャン。危ない場面は75分のCK、アンリが面をしっかり合わせてのヘッド。ヒヤッとしましたが、ファン・デル・サールの正面。そう、ここは正面でしたが、メッシのシュートなど1stレグに引き続きこの2ndレグでも最後の最後はファン・デル・サールが効いています。

1点獲ったらひっくり返されるだけに、試合は常に攻守それぞれにダレることがなく、責めるバルサにそれを跳ね返すユナイテッドという展開。結局、カンプ・ノウの90分とオールド・トラフォードの90分、計180分におよびバルセロナに攻められながら、ボールを支配されながらもゴールを割らせなかったユナイテッド。この対決で唯一のゴールとなったスコールズの1点を守りきり、モスクワへ。

正直、ユナイテッドが押しまくって2-0、ないし1-0でももっとボールを支配して余裕の試合ができると思ってたんですが、そう簡単ではなかったですね。さすがはバルサです。正直かなり苦しくて、見ていても安心できる時間がない試合でした。しかし、終わってしまえばユナイテッドのこの守備を打破するだけの爆発力、創造力は無かった・・といえばそういう話かもしれません。

これでリヨン、ローマ、そしてバルセロナと強豪を破り、決勝進出。決勝はこの集中した守備だけでなく、多種多彩な攻撃、その爆発にも期待したいです。二冠目指してラストスパート!

posted by calcio001 |13:58 | サッカー(CL) | コメント(4) | トラックバック(1)
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マンチェスター・ユナイテッド バルセロナを下して決勝へ 【アマデウスの錯乱?】

マンチェスター・ユナイテッド バルセロナを下して決勝へ

2008-05-01 17:27 | 続きを読む
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スコールズ決勝弾!バルサ降して決勝へ

この対戦がはじまる前はマンUが大差で2試合とも制するだろうと言われてましたが、私はこんな展開を予想してました。だから特にこれといって感想もないのですが、2年後のマンUが現在のバルサのような衰退を迎えてほしくはないとただそれだけを祈りたいですね

posted by むねお | 2008-05-01 17:18

スコールズ決勝弾!バルサ降して決勝へ

個では断然バルサでしたがマンUは組織でしっかり守りきった試合でしたね。
とても濃くて良い試合でした。
ここまで来ると少しのミスが命とりになる試合。スコールズのベテランらしい判断は見事でした。
シャビもロングで打てる場面が2、3度あっただけに蹴ってもよかったんじゃないかなって思いました。
まぁ打てる場面でも細かくつなぐバルサらしいといえばそれまでですが。

個人的にはCロナウドとザンブロッタの戦いが特に見入ってしまった。ザンブロッタは最初の失点へのミスはあったけれどあのロナウドを完璧に抑えてたし守備はやはりうまいなと思いました。

決勝はイングランド対決!プレミア同士はどうも悪質なタックルのやりとりが多いせいか中断が多いので出来れば今日この試合みたいなファールの少ない楽しい試合になってほしいものです。

posted by muichin | 2008-05-01 17:28

スコールズ決勝弾!バルサ降して決勝へ

むねお さん

コメントありがとうございます。
そうですか、予想通りの展開ですかぁ。自分は1stレグはまぁ思ってた展開でしたが、2ndレグは期待も込めてユナイテッドが押し込む試合になると思ってました。そうそう思った通りにはならないから、それもまた面白いんですけどね、サッカーは。

攻撃が爆発してスッキリ勝つ試合も面白いですが、こういう1点を必死で取りにいく、それを守りきるという試合も見応えがありますね。この対決が始まる前、メディアでは過去の対戦を話題にして、2試合で12得点でしたっけか?点の取り合いだ・・みたいな風潮が多かったですけども。

posted by calcio001 | 2008-05-01 20:59

スコールズ決勝弾!バルサ降して決勝へ

muichin さん

コメントありがとうございます。

ザンブロッタとロナウドのマッチアップは見応えありましたねぇ。ロナウドはかなりイライラしていた様子でした。この試合はまだイイほうなのかとは思うんですが、シーズン通して見ると、ここ数試合のロナウドは低調なのが気になります。あと3試合、調子上げてファイナルに臨みたいところです。

あとこの試合はメッシ、イニエスタとユナイテッド守備陣とのせめぎ合いに見入りまいた。組織的に守る強さはリーグ戦でも証明している通りですが、それがこういう場でしっかりと貫き通せたことが誇らしく思います。先日のチェルシー戦は2点獲られてしまったけど。

決勝はプレミア対決となりますが、いつものような当たりで行くと、リーグ戦では流されるところも笛が鳴ったりするかと思うので、テンポや試合の展開がまた違ってくるかもしれませんね。クリーンで面白い試合を期待したいですね。同感です。

posted by calcio001 | 2008-05-01 21:22

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