2007年12月11日

レディング・ザ・チーム

放送で倉敷さんが冒頭に話していた通り、この後ミッドウィークにチャンピオンズリーグのグループリーグ最終戦、対マルセイユ、そして来週末にはユナイテッド戦と大一番が続くリバプールなので、ここはできる限り「楽」に勝ちたい、そんな試合。

・・がしかし、マジェスキスタジアムのサポーターの声援をバックに非常にモチベーションの高いレディング。序盤から早めのチェックで相手の攻撃の芽を潰し、自分たちのペースにしていき開始15分でした。ニッキー・ショーリーから右に大きなパス。これをダイレクトで中に返したところに走りこんだグンナルソンをキャラガーが競って倒してしまう。場所はエリアの右隅。外か内か。非常に難しいところですが、判定は内。リプレイをスローで見ると外。しかし流れの中で見ると内に見える。このPKをハントが決めてホームのレディングが先制。

レディングはその後もコンベイの惜しいシュートがあったり、チーム全体の流れがイイ。非常にチャレンジング。実況の中で触れてましたが、レディングは前節のあとチームみんなで小旅行に行ったのだとか、そのときにチームについてみんなで議論をしたのだと。それがチーム一丸で戦う姿勢に現れているわけですね。自分が今シーズン見たレディングの中では最高の出来だと思います。スポーツにおけるチームとしてのメンタルコントロールも、会社組織のそれと重なる部分がありますね。まぁ同じ人間だし当たり前か。組織としての統制がいかに重要かを感じる今日この頃・・(しみじみ)。

・・と試合は、しかし前半のうちにリバプールが同点に。トーレスが左から中にやさしく入れたボールにジェラードが強い勢いで走りこみ、DFを割って抜け出してシュート。ここまではリバプールもさすがに簡単に屈してるわけではありません。

同点で後半に入ると早々にトーレスのダイビングヘッドなどでチャンスをつくるリバプール。しかし流れを掴むには至らずレディングペースで試合が進むと、60分でした。ハントの効果的な上がりから得たFKのチャンス。右からのセットプレーの場面、右足で別のキッカーが上げるかと見せかけてストップ。と次の瞬間、左足でショーリーがクロスを入れる細かいフェイントを入れたプレー。この一瞬の間がリバプールディフェンスの足を止めたように感じます。このボールに反応したのはレディング。ドイルはホントに少しだけかすりましたが、ショーリーの蹴ったボールの軌道そのままにゴールイン。

勝ち越したレディングはさらに66分。ハーパーが中盤から懸命に抜け出し、そこにボールを渡すと、ボールを持ち込みGKと1対1に。走った距離も相当あったし、後ろからもディフェンスが迫ってたし、バタバタとしていてこのわずかな時間のあいだ、見ているほうがスゴくドキドキしてしまいましたが、本人は冷静にGKを交わしてゴールにボールを流し込み3-1。大きく湧き上がるマジェスキスタジアム。リバプールにリーグ戦初黒星を与えたこの試合結果は、選手もサポーターも誇りに感じるでしょう。今節のビッグ4はいずれも下位チームとの対戦。ただ、その中で「何か」が起こるとするならば、この試合か?と期待しつつ見ましたが、実際こうなるとは驚き。

一方、リバプール目線でいうと、バーに叩かれるシーンも2度ほどあったり、判定が「?」な場面があったり、また追加点を奪われた後にジェラードが下げられたりと、いろんな方面に不満が出た試合。まぁでもリーグ戦では1度しか負けてないわけだし、時にこういう試合もあるでしょう、アウェイだし。ユナイテッドファンからは、この微妙な心身への影響(ストレスフルな「心」・敗戦後も厳しい闘いの続く「身」がユナイテッドにとって有利に働くかもな・・とか先のことを思ったりするのでした。

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posted by calcio001 |18:30 | サッカー(プレミア) | コメント(0) | トラックバック(0)
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