湘南スタイル原理主義

クロップ・スタイルの変わったこと、変わらないこと

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BVB時代の強み+弱点の克服=クロップ・リバプール

クロップがドルトムント(BVB)でブンデスリーガを連覇したのは10/11、11/12シーズン。豊富な運動量で、ボールを奪ってから縦に相手を押し込んでいく『ゲーゲン・プレッシング』が一世を風靡した。

しかし、ブンデスリーガ連覇から3年、14/15シーズン、一時は最下位に沈むほど苦しみ、最終的にはEL予選に出場できる7位まで順位を上げたものの、クロップはこのシーズンを最後にジグナル・イドゥナ・パルクを去った。

それからわずか半年、クロップはアンフィールドにやってきた。 リバプールの指揮官として。

リバプールの基本形

今シーズンのリバプールはほとんどの試合を4-3-3で戦っている。GKは新加入のカリウスがなじめずにミニョレがポジションを取り返し、最終ラインはCBがマティプとロブレン、SBは右にクライン、左にミルナー。3センターは真ん中にヘンダーソン、右にララーナ、左にワイナルドゥム。3トップは右にマネ、左にコウチーニョ、センターにはフィルミーニョとなる。

クロップ時代のドルトムントといえば、シャヒンやギュンドアンといったプレーメーカーとベンダーのようなボールを狩れる2ボランチ、グロスクロイツ、ゲッツェ、ロイス、香川など、スピードのある2列目、1トップにはバリオスやレヴァンドフスキといった収まるタイプ起用する4-2-3-1に固執していた。

なぜクロップは一時代を築いた4-2-3-1を捨てて、4-3-3を使うのだろうか。その戦略はこうである。

BVBでの最終年に露呈したクロップ戦術の弱点は「ボールを持たされたときの攻め手」がないことであった。ゲーゲンプレッシングはボールを奪った時にチャンスが生まれる。はじめからボールを持たせてしまえば、「奪う」ことはできない。引かれた相手に対してBVBは苦戦した。

それに対してクロップ・リバプールの出した答えはこうだ。

リバプールのビルドアップ

まず、ビルドアップの時はCBが大きく開いてヘンダーソンが降りてくる。SBは高い位置をとり、3-4-3のような形に変形する。ララーナ、ワイナルドゥムは自由に動きつつ、高い位置をとる両SBへのロングボールを使って相手を動かす。

そして、相手がボールを持ったとき、リバプールは3トップの一枚が中盤に降りてくる。そして4-4-2を作るのである。

リバプールのブロック

これはクロップ・ドルトムントのブロックとほぼ変わらない。そこからのプレッシング、そして奪った後のショートカウンターはBVB時代と同じである。

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