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ファイターズ、「1番西川遥輝」の破壊力

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9月9日(Koboスタ宮城) ○F8-2E 勝:増井浩俊(7勝3敗10S) HR:中田翔24号3ラン 負:則本

 4番の意地ってやつだね。9回2死2塁、3番大谷翔平が左投手の川井に歩かされた。「翔平を歩かせてオレと勝負するっちゅうんかい! 舐めとんのか!!」と腹の中は煮えくり返っていたことだろう。3球目のシンカーをとらえてセンターの頭を遥かに超える3ラン。はっきり言って、イーグルスベンチは中田翔を舐めていたんだと思う。見ているこっちも腹立たしくなるほど。最近の中田のバッティングを知っているなら、大谷敬遠なんてあり得ない策だ。この時点で5-2の3点差。百歩譲って、もう1点もやれないから塁を埋めたというなら、中田の打席で外野手は前進守備を布かなきゃならない。さらに言えば、4-1の7回の大谷のタイムリーの場面でも、外野手は前進守備を敷いて1点もやらないという姿勢を見せるべきところだろう。二走は西川遥輝だぜ? 前節のマリーンズが1死2塁、打者近藤健介という場面で極端な前進守備を布いたのとはエラい違いだ。



 増井vs.則本のマッチアップだから、そうそう点は入らないだろうと思っていたのだが、初回先頭の西川がいきなり三ゴロエラーで出塁。2番近藤とのランエンドヒットが見事に決まって1・3塁のチャンスを作った。外角に浮いたフォークだと思うんだが、それを無理矢理引っ張って一二塁間をゴロで抜いた。コンスケが2番に入るならこのバッティングを忘れないでほしいね。3番4番が三振で2死となり、このまま無得点だったらムード悪くなるかなと思ったが、田中賢介がタイムリー。内角高めのストレートなんだけど、あのコースをとらえられたということは、この日の則本はあまり調子が良くないなと思った。さらに陽岱鋼が四球を選んで満塁、ここからレアード、大野奨太の連続タイムリーでこの回4点。見事な先制攻撃だった。これで増井は楽になったね。  打線では西川が5の4(1失策)で5回出塁。そのうち3回が得点につながった。5打席のうち4回はイニングの先頭打者として出塁している。例によって9番中島卓也が3アウト目を担っているせいだが(笑)、これだけ先頭打者が出塁すると、相手投手は常に走者を背負ってのピッチングとなって精神的なダメージが大きくなるね。この数年、西川はなかなかポジションが定まらず、2014年シーズンのオフだったか、「ポジションは1番打者」と白井コーチに言われていた。だが、14年、15年シーズンともに成績が安定しなかった。今季もシーズン半ばくらいまでは調子が上がらず、2番や9番に下げられる試合もあった。ところがシーズン中盤から打率も出塁率もうなぎ登り。すっかり1番打者に定着した。個人的にはファイターズの今季の一番の収穫だと思っている。どのチームにとっても「1番西川」は脅威だろう。  先発は2番コンスケだったんだけど、7回に西川がヒットで出塁したところで、栗山監督は代打杉谷拳士を送って犠打。この辺が首位争いをしているチームの戦い方だね。4-1で3点リードしている場面で犠打。コンスケが前の打席で併殺だったから、2打席連続併殺は避けたいということもあったろうが、執拗に1点を取りに行く姿勢を見せた。9回には1死1塁からやはり杉谷に犠打のサインを出している。この2試合、終盤に追いつかれてドローという試合が続いていたから、序盤でリードした試合は絶対に勝つ、という栗山監督の強い決意を感じた場面だったね。結果、杉谷の2つの犠打がともに追加点につながったわけで、栗山監督の好采配だったと思う。  先発増井は完封した前回、完投した前々回同様、リラックスして投げていた。低めを丁寧に衝くピッチングで7回、110球投げて被安打7(被本塁打1)、奪三振10、与死球1、失点1(自責点1)。ヒットは結構打たれているんだけど、走者を出すと気合が入るのか(笑)、三振を取ることが多い。この辺はリリーフの経験が生きているんだと思う。クローザーのときより遥かに安心して見ていられるね(笑)。  リリーフは谷元圭介、宮西尚生、吉川光夫。やっぱり疲れているのかなぁ、谷元がウィーラーに一発食らった。宮西は打者1人だけだったけど、しっかり三ゴロ。吉川は嶋に2塁打を打たれたが無失点。まずは、0点に抑えることが大事だから、これでOKだね。代打松井の三振は良かったと思うぞ。  というわけで、ファイターズは久しぶりにカードのアタマを取り、通算成績は75勝48敗3分で貯金27とした。これでAクラスが確定。CS進出を決めた。バファローズが頑張ってくれてホークスが連敗したので、目下、0.5ゲーム差の首位。まだまだデッドヒートは続くだろうけど、ここまで来たら、一つ一つ勝っていくだけだ。10日の予告先発はファイターズが高梨裕稔、イーグルスが安樂。高梨はこの2試合ちょっと失点が多いけど、粘り強く投げてくれればいい。安樂とは8月12日に対戦していて、6回途中で3点取っている。今の打線ならもう少し取れるかな。高梨に10勝目をプレゼントしてあげようね。

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