2010年12月22日
2010年 夏
アスリートのために開発した入浴剤 「BATHLETE」の名前の由来
完成品パッケージです。
当初、「アスリートのために必要な入浴剤がつくれないか?」 とアイデアが浮かんだとき、自宅に帰る道でパッと思いついた名前が、「BATH」(風呂)と「ATHLETE」(アスリート)をかけた「BATHLETE」(バスリート)という名前でした。
「ぷっ!」と笑える語呂ではありますが、日本の風呂文化から生まれたアスリートのために開発した商品が世界に出て行くことを考えたときに、英語でなんとなくその商品イメージが湧くものとしては分かりやすいのではと思った次第です。
完成品に近づくにあたり、周囲のプロの方々やお取引先のメーカーさんからも色々とアドバイスをいただきました。
賛成意見のみならず、我々の商品の成功を考え改善もたくさん指摘いただき、再考し、色々悩んだ結果このネーミングでいくことにしました。
ただ、高機能成分をたくさん取り入れた決して市販されている入浴剤と比較しても安くは無い、どちらかといえば「高級入浴剤」という商品ですので、パッケージやロゴなども手を抜かず、商品のブランドをしっかりと作っていなければいけません。
そこで、BLUETAGのロゴも作っていただいたデザイナーさんに商品コンセプトの話をして、
「バスリートって聞いても、高級感と品があり、女性が持っても素敵な化粧品のようなパッケージとロゴにしたい」というリクエストをしていくつかデザインコンセプトを用意いただきました。
「アスリートが使うプロ仕様なイメージ」、「高機能成分を使ったメディカルなイメージ」、「日本の風呂文化から生まれたMADE IN JAPANのイメージ」などBATHLETEが持つ要素や強みをもとに方向性を絞っていきました。
ロゴのイメージ、パッケージの質、入浴剤が入るアルミパッケージのデザインやカラーなど細部にも拘り、ようやく完成したのですが、その過程では色々とドラマがありました。
今後の開発ストーリーでまた詳しく説明したいと思います。
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何とか年内に発売を間に合わせることができました。
サイト情報などはまだまだ準備不足な点が多々ありますが、商品自体は納得のいく商品ができました。
この開発に携わってからプライベートで様々な入浴剤を使うようになりましたが、自信を持ってアスリートにオススメできる入浴剤です。
また、開発していく過程でBATHLETE成分はお肌のコンディショニングや健康、アンチエージングに意識の高い女性の方々にもとっても喜んでいただける入浴剤であることも良く分かりました。
カラダの仕組みからBATHLETE成分の説明などを今後少しずつ紹介していきます。
つづく
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2010年12月22日
2009年 夏~
サンプル作成 成分設計とアスリートモニター
商品開発パートナーとの出会いの後、商品コンセプトをまとめた資料を送り、後日開発担当者との打ち合わせを行い、まずはアスリートのカラダの仕組みとどのような効果を期待されるのか?という意見交換を行いました。
さすが、数多くの商品開発やアスリートの健康管理を手がけているだけあって、カラダの仕組みと入浴による温浴効果についてたくさん教わることがありました。
何度も重ねたミーティングでは、疲労回復やリラックス効果、紫外線によるダメージや肌のコンディショニングなど、カラダが求めるものやココロが求めるものなど色々な意見を医科学的視点やアスリートの感覚など様々な角度から検証しました。
情報収集し、勉強すればするほど、風呂文化が根付いた日本では当たり前の入浴タイムですが、実はこの入浴自体が、温浴効果といって非常に疲労回復に有効であることを知りました。
温泉旅行や○○の名湯など観光スポットが人気あるのも納得です。
入浴することで血行促進が進み、カラダの血液循環が良くなることで、デトックス作用が起こり、悪いものを出し、新しい酸素と血液をカラダに送ることでトレーニングや試合での筋肉疲労を回復することができるのです。
今回の入浴剤に取り入れた成分の効果については後で詳しく説明しますが、アスリートの疲労回復やコンディショニングを考えていくなかで、人間のカラダとパフォーマンスの最大化に必要な様々な高機能成分を配合するようになりました。
また、中身(成分)はもちろんですが、視覚的要素や香り、パッケージデザインなどについても拘りをしっかりと持ち、最高の商品を開発できるよう何度も試作、検証を行いました。
(バンクーバーオリンピック出場アスリートに送付したサンプル)
サンプル作成をしていく中で、私たちがゼロから色々と学びスタートしたせいもあって、途中、「この商品はいつになったら出来るのだろう?」とパートナー会社さんが思うこともあったことと思います。(ようやく完成しました! 長い期間、細部まで拘って商品開発に協力いただき感謝、感謝です)
(つづく)
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2010年12月21日
2009年 春
素敵なバースデープレゼント
年も変わり、2009年の春。
以前、当社の第一号社員が、飛び込み営業で社長にアプローチしたことがきっかけで、以来色々とお世話になっている会社さんの担当者から、「スポーツつながりで接点があれば」と、ある会社を紹介いただきました。
「サプリメントなどの商品開発やOEM提供をされている会社」と概要だけ聞き、簡単に会社概要を事業内容をチェックしてお会いすることになりました。
先方からは社長様と担当者様が出席いただき、「まずはそれぞれの会社の紹介から」、ということでお互いの事業概要を説明したところ、なんと先方は国内屈指のサプリメントや化粧品の商品開発を手がける会社で、国外の高機能・高品質の機能性食品素材の原材料を直接調達できるネットワークを持ち、既に多くの著名トップアスリート達の栄養管理コンサルティングの経験も持たれていました。
想像以上の経験値やノウハウにびっくり・・・・。
そこで、「御社って入浴剤も開発されたりしたことございますか?」と聞いたところ、
「もちろんありますよ」との返事。
それでは話が早いと思い、
「以前から考えていたアイデアがあって一つ相談したいのですが・・・」
とアスリートの現状やアスリートの疲労回復をサポートできる入浴剤の商品コンセプトについて概要を説明しました。
私の話を興味を持ってじっくりと聞いてくださった社長さんは、私の話を聞き終わった後、
「面白い!」
「それはいける!」
「うちの素材を使えばすごいものができる!」
と、その商品コンセプトの可能性や当社のアスリート支援事業の主旨に大いにご賛同いただき、近々具体的な打ち合わせをしましょう! ということになったのです。
その日は、奇しくも私のバースデーでもあり、祝ってもらうような歳でもないのですが、今後の商品開発パートナーとの出会いという素敵なバースデープレゼントになりました。
(つづく)
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2010年12月18日
2008年秋
アスリートに必要な入浴剤はないのか?
私たちは、日々トレーニングを重ね世界を舞台に挑戦するトップアスリートたちの支援をしています。そのため、日頃から多くのトップアスリート達と交流し、コミュニケーションを重ねる機会があるのですが、彼らとのふとした会話の中で、「アスリートに必要な入浴剤ってないのかな?」という疑問が頭に浮かびました。
世界を舞台に挑戦するアスリート達は、国内外に合宿や遠征、世界大会などの試合会場など多くの移動をしています。つまり、いつも自宅で寝泊りするわけではなく、多い選手では、1年の1/3や半分近く海外遠征をしています。
そんな彼らは、海外の滞在先でシャワーばかりでなく、日本で慣れ親しんだお風呂に入りたいなぁと思うこともあるようで、入浴剤を良く持参していくという話を聞きました。
おそらく、お風呂に入ることで精神的にリラックスができたり、トレーニングや試合で疲労したカラダを休める効果があるのでしょう。
私たちが、常にアスリート達に帯同して応援したりサポートできる環境が整えば良いのですが、まだまだ国内でメジャーでないスポーツでは、自身の競技環境を整えるのも大変で、日本代表として参戦する大会の遠征費でさえ自己負担しなければならないのが現状です。
また、遠征先ではサポート体制も十分ではなく自身のコンディショニングのみならず、チケット手配や現地での交通手段の確保なども自分で手配しなければならないケースも多々あります。
もちろんアスリートたちはそれらの現実を受け入れ日々挑戦を重ねているのですが・・・
そのような環境でも、アスリートが遠征先で一人素っ裸になりゆっくりと入浴する時間を「入浴剤」という形でアスリートの疲労回復やリラックス効果に繋がるサポートができれば、素敵な絆が生まれるのではないか? それもただの入浴剤ではなく、アスリートの疲労回復やコンディショニングに効果的なアスリート専用の入浴剤となれば、これまでの入浴時間がさらに効果的な時間になるのではないか?と考えたのです。
アイデアは浮かび、入浴剤のコンセプトはすぐにまとめることができたものの・・・・
さて入浴剤はどうやって作るのか?
どこに頼めば良いのか?
など分からないことばかりで、まずはその市場規模や国内にある入浴剤の種類、製造会社などをリサーチし始めました。
ただ、日々進行している事業やその他の事柄に時間を割かれ、入浴剤のアイデアはアイデアとしてしばらく実現することができず時間が経過していました。
(つづく)
posted by buruta |22:33 |
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2010年12月18日
2年近くかけてアスリートと開発した入浴剤。
いよいよ発売します。
下記プレスリリースの一部より紹介させていただきます。
また、これから発売までの間、少しずつ開発ストーリーを紹介しますのでご覧いただければ幸いです。
プレスリリースはこちらから。
私たちBLUETAG(ブルータグ)は、日々トレーニングを重ね世界を舞台に挑戦するトップアスリートたちの支援をしています。そのため、日頃から多くのトップアスリート達と交流し、コミュニケーションを重ねる機会があるのですが、彼らとのふとした会話の中で、「アスリートに必要な入浴剤ってないのかな?」 という一言がきっかけでBATHLETE(バスリート)は生まれました。
世界を舞台に挑戦するアスリート達は、国内外に合宿や遠征、世界大会などの試合会場など多くの移動をしています。つまり、いつも自宅で寝泊りするわけではなく、多い選手では、1年の1/3や半分近く海外遠征をしており入浴剤を持参することも多いようです。
アスリートが遠征先で一人素っ裸になりゆっくりと入浴する時間を「入浴剤」という形でアスリートの疲労回復やリラックス効果に繋がるサポートができれば、素敵な絆が生まれるのではないか?
それもただの入浴剤ではなく、アスリートの疲労回復やコンディショニングに効果的なアスリート専用の入浴剤となれば、これまでの入浴時間がさらに効果的な時間になるのではないか?と考え開発いたしました。 その結果、大手化粧品メーカーのアンチエイジング美容液にも採用されている、DNA修復効果を持つAC-11をはじめとする各種高機能成分を配合した入浴剤となり、アスリートやスポーツトレーナーからだけではなく、美容業界のドクターからも、これはまさに「浸かる美容液」というお声をいただいております。
今後BLUETAGでは、BATHLETEの販売活動を通じて、「入浴剤でアスリートのコンディショニングをお手伝い」し、創業より一貫して継続している販売金額の一部によるアスリート支援活動を拡大して参ります。
商品名: バスリート (入浴用化粧品)
内容: 25g × 7袋
発売元: ブルータグ株式会社
金額: \5,880 (税込)
MADE IN JAPAN
肌や筋肉に対して過酷な条件で戦うトップアスリートたちのサポートをするために開発された入浴用サプリメント
最先端高機能成分を配合。
AC-11 (ウンカリアトメントサエキス) DNA修復効果
COQ10 抗酸化成分で細胞を守る
ヘスペリジン 血行促進を手伝いビタミンB成分
リピジュア ヒアルロン酸の2倍の保湿効果
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2010年11月05日
前回は、シドニーのクリケット・グラウンドの大改修工事について書いた。
もう1回、オーストラリアのクリケット事情に書いてみよう。
ここオーストラリアでは、テレビ視聴率の急降下、入場者数の頭打ち、収益の下落現象が続き、、国民スポーツの中でも高い位置にあったクリ ケットが追放されそうな危機的状況になっている。
オーストラリア・クリケット当局も、夏の ゲームに、AFLとラグビーリーグによる攻撃的市場作戦の影響を恐れている。
テレビを見ても、ガラ空きのスタンドにボールが飛んでいくのをみると、閑古鳥すらそっぽをむ いているのではないかと思う。自宅近くのグラウンドでは、男性たちだけが試合をしていて、何だ家族も見に来ないのか・・・と、甚だ寂しさを覚える。
クリケット・オーストラリア(CA)が用意した内部資料では、次の点が明らかにされている。
●テレビ視聴者は、この10年で、24%下落した。
●クリケット・オーストラリアは、初めて財政的赤字となった。
●子どもたちが13歳に達すると、急にクリケットから離れていく。
●女性ファンは背を向けている。
観客取り戻しと財源強化に取り組む中で、クリケット・オーストラリア(CA)はトゥ エンティ・トゥエンティの試合が2011~12年の季節から6チームから8チー ムに拡大し、各チームが個人から財政的支援を求めることができる措置を講じることになりそうだ。名前も新たにビッグ・バッシュ・リーグとして再スタートを切るという。
クリケットの人気下降は、AFL(オーストラリア・フットボール)とNRL(ナショナル・ラグビー・リーグ)が、クリケットの観客数を大幅に上回る観客数をすいあげていることが原因だという。
1980年以降、AFLの観客層は急上昇し、NRLの観客数は倍増したのに対して、クリケットの観客数は停滞したままだ。 テストや国際試合の1-dayマッチとトゥエンティ・トゥエンティ合計で、年間観客動員数は平均100万を下回っている。観客動員がピークは、2006-07 Ashesシリーズ中だった。
他の数字では、テレビ局のチャンネル9の視聴率が過去10年で24%も減ったという。それは主として、AFLが2つ地上波のテレビ局の放送と大型の広告料など「テレビの完全な支配」を実現したからだと、CAはみている。
テスト・クリケットの視聴率が、この10年間で2006-07のシーズンをピークに落ち込んだだけでなく、国際試合のワンデ イ・クリケットの視聴率もこの10-年間 低迷している。そして、トゥエンティ・トゥエンティのク リケットの視聴率は、6年前の20-20開始以来最も低い視聴率となっている。
CAは、クリケットが「成熟してしまったスポーツなのか、成長スポーツなのか」を問いかけている。
対策会議の参加者の中から、クリケットはテレビ視聴者の減少に対処するために、従来の観客を超える拡大作戦を展開する必要がという声がだされた。当然のことである。その一方で、5歳から12才までの女の子の参加が増えたが、特に13歳~18歳までの年齢層が、逆に大きく落ち込んでいることも議論された。
文書では、「我々は、特に女性と若者の分野で苦闘を続けている。他のスポーツとレジャー活動の多様化で、参加者獲得の激戦を展開中だ」と、苦しい胸の内を明かしている。
メディアの買収で知られるオーストラリアのハロルド・ミッチェル氏は、クリケットが若いファンを獲得するために、トゥイッターのような新しい社会ネットワークを利用していく必要があるのではないかと提案した。
CAは、「裏庭からバギー・グリーンまで」というスローガンのもとで、クリケット愛好家掘り起こし戦略計画、組織の体制、財政的モデルを 再構築する必要を痛感している。
CAのピーター・ヤング広報担当部長は、対策会議で 明らかにされた情報はオーストラリア・クリケットにとって「目覚まし」の役目を果たしたと語る。ヤング氏は、かつて、「我々は、青白の、男性の、腐りかけた管理者に管理されるスポーツになりさがる危機にさらされている」と警告した人だ。
「興味を持って参加している婦女子を大切にする必要があるという点で一致した。我々は、若年層の数を増やすために、7~10歳の子供たちを対象にしたジュニア・選手計画を練り直している。この10年間のテレビ視聴率は、新しいデジタルテレビネットワーク誕生 で、全地上波の局で下がっている。観衆というものが崩壊したのだ。我々は観客数が増えなかったこと、観客が動かなかったことに危機感 を抱いた。しかし、我々はAshesシリーズにすでに大販売作戦をを展開し、チャンネル・ナインは昨夏よりはるかに高い予想をしている」と、ヤング氏は言った。
彼は、「オーストラリアのクリケット復活のキーファクターは、CAのビッグ・バッシュ・リーグにかかっている。学校でのクリケット実習計画に資金を充てるために、リーグ内で個人投資家から資金集めをすることについても議論した。CAは4年間の財政サイクルの中で、次の3年間は経常赤字でいくが、4年目には6000万ドルの年間の経常利益をあげたい」と話す。
オーストラリア女子クリケットチームの元キャプテンで、ブリズベーンのCAエクセレンス・センターのマネージャー、ベリンダ・クラークさんは、「選手、管理者または観客として参加するにせよ、クリケットの女性の参加は、それだけでクリ ケットに寄与することになる。だから、CAは真っ向からその問題に取り組む必要がある。」と話す。
女性をより効果的に参画させ、物事をより迅速に進めていくために、電光石火の対策が求められている。
時代は変化が速い。また、疑惑がかかっているパキスタンの選手の八百長のようなことをすると、それだけで人心は離れていく。長期的な目標はもちろん、中期目標も常に見直しながら進めないとゴールは大きく狂ってくる。飛行機のパイロットのように、軌道はこまめに修正しなくてはならない。大きくズレてから、まとめて修正すればいいという考えは、間違いも危険も大きくなる。
特に、学校教育への取り組みと同時に、子供の夢を満たすスター選手の育成も急務だと、私は思 う。
教育・育成には、時間がかかる。
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2010年10月29日
クリケットは私が英国放送協会に 勤務している時に、何回か話を聴いたが、未だに馴染みのスポーツにはなっていない。
野球の原型とも呼ぶ人がいるが、 もしそうなら、やはり野球は生まれるべくして生まれたと思う。クリケットのあの悠長なスピードにはついていけない。
ま、それがいいという人も当然いるわけで・・。
クリケットは、紳士の国イギリスの発祥のスポーツだから紳士のスポーツとか思われがちだ。
うちの家内など 白いユニフォームが素敵で、取っ組み合いもしないし・・とかいうが、白いから完全に潔白かというと、ちょっと待てよといいたくなる。 8月下旬以来、イギリスでは、イングランド/パキスタン戦での八百長を仕切ったとされる人物とのインタービューを、スポーツ紙が暴いてしまった。現ナマが動くもでてしまったので、大騒動になった。
結局パキスタンクリケット選手の八百長疑惑が浮上したりして・・・またまた、馴染めなくなってしまった。
クリケットというのは、試合の勝敗を決める八百長以外にも、試合中に故意落球するなどの細かい八百長が組めるので一層疑惑が多い。
まあ、なんだかんだで、今日は、 シドニーのクリケット・グランウンドの話だ。
サッカーの試合にも使用されるシドニー・クリケット・グランド(SCG)が、今年の9月、150年にして、初めて水平なグランドに生まれ変わったという話だ。水平とは、360度方向で平らという意味で、高低差や窪み、うねりなどがないことをいう。
「ある方向からは上り坂の戦い」と皮肉る人がいる。そう言う話がされないように、シドニー・クリケット・ グラウンドの改修工事では、芝を敷き詰めるのに最新のレーザー機器を使った。
SCGの広さは1.8ヘクタール。決して狭くない。完璧なグランドを作るためにこそ、初めてレーザ機器を導入したのだ。
芝生をはがし、起伏とくぼみを取り除いた。排水を改善することで360度方向で勾配をなくした。驚くことに、いままでは、南側のランディック側から上り坂になっており、 クリケット選手のボーラー(野球のピッチャー)にとっては、この改修工事で楽になるというのだ。それはそうかもしれない。本来水平であるはずのものが、上り坂になっていたからだ。
改修工事にあたって、ほぼ1000トンの土砂が現場から取り除いたという。もともとは、1850年代に兵士が砂地の低木地を削って作り上げたグラウンドだったのだ。
トラクターに備え付けられたレーザーシステムを使って、15人の作業チームが、肥料、砂、土と新しいシバムギを敷いた。
93台のスプリンクラーが稼働し、芝生に散水できるようになった。ついでに、ビデオによる新しいスコアボードも付けられた。
新技術を初めて駆使したグランドの大化粧直しで、このグランドでプレーする選手にはやりやすくなる。オーストラリアン・フットボールでは、草の深さが30ミリメートルとされており、クリケットの試合の規定の3倍の伸びが必要である。それにも対応出来る。
シドニー・クリケット・グランドの8代目のグラウンドマンである若干43歳のトム・パーカー氏の双肩には、伝統と責任が大きくのしかかっている。
彼の仕事場の近くには、石のローラーが置かれている。その石のローラーを曳かせたのは馬であるが、当時は馬の蹄がピッチに穴を開けないように特別な大 きなブーツを馬に履かせた。その石のローラーはそういう懐かしい日々の思い出を語るものである。
フィリップ・デリマンの著書『偉大なる昔日のグラウンド』で、彼は、前任者のビル・スチュアートが試合のためにウィケット(野球のバッテリーゾーンに相当するもの)をならしている時に、馬が「急に催しそうになった」と書いている。
糞を受けるバケツが間に合わず、彼のアシスタントのジャック・ホイが、とっさに広縁の帽子を脱いで、馬の排泄物を受けた。排泄物はなんと帽子にあふれそうなくらいまでになったらしいのだが、その行為に25,000人の群衆は大拍手を送ったという。
排泄物を処分した後、ホイは帽子を頭に戻し、不器用にお辞儀をした。という逸話がある。
そういう懐かしのグラウンド表面は装いを一新した。
経験豊富な8代目グランウンド・ キーパーのトム・パーカー氏は、この大改修工事にも悠然として構え、改修工事を成功させた。いまは、平らなグランウンドでプレーが行われている。
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2010年10月24日
スポーツ補助食品を摂取したオーストラリア・スポーツ選手9人から、使用禁止物質の陽性反応が出て、最高2年出場停止処分が予想される事態とな り、一騒ぎになっている。
22日夜出された声明では、オーストラリア・スポーツドーピング対策局
(ASADA)は、オーストラリアのスポーツ選手から、使用禁止物質である 興奮性のメチルヘキサミンの陽性反応が出て、その試験結果を調査していることが明らかになった。オーストラリア・スポーツドーピング対策局は、どのスポーツ選手で、どのスポーツが関与しているかは言明しなかったが、法的手続きが完了すれば、選手名は公表されるようだ。
オーストラリア・スポーツドーピング対策局は、警告の中で、「4人のジャマイカ選手が、昨年、同国国内競技中に陽性反応が出て、3ヵ月の間競技出 場停止になった事実があり、競技大会時のドーピング検査規則にしたがって、全オーストラリア・スポーツ選手に、メチルヘキサミンを含有する補助食品や製品の使用には十分注意するように勧告する」として、その措置はすでに取られたようだ。
メチルヘキサミンは世界アンチドーピング機構の禁止薬物リストではS6興奮剤とみなされているもので、別名DMAAとも呼ばれる。
メチルヘキサミンは、世界アンチドーピング機構が、今年禁止薬物リストに加えて以来、いくつかの国際的なドーピング事件ではこの物質が対象となっていた。
この薬物は、そもそも鼻孔充血抑制薬として広く使われているが、興奮性の薬の中にも発見されている。花油の構成要素であり、一般的は各種栄養剤の 成分として入り、インターネットで簡単に手に入るものだけに、よっぽど注意していないと容易に体内に入ってしまう。
スポーツ選手の中には、補助食品または他の製品に含まれたメチルヘキサミンを知らずに摂取したと言っている者がいるが、正直な申告だとしたら、まさにそのケースだ。
この刺激物質は、今月、ニューデリーで行われた英連邦競技会で、ナイジェリアの短距離選手オサヨミ・オルダモラ選手が100-メートル競技で取った金メダルを失格にした物質である。英連邦大会の前には、6人のインドのレスリング選手と3人の水泳選手からも陽性反応が出ていた。
しかし、メチルヘキサミンは決して新薬でなくて、ゲラナミンという商品名で市場に出ていると言われる。ゲラナミンはゼラニウム油からの濃縮抽出物。そして、それは刺激性で消化時に使われるエネルギーが多い特性がある。ゼラニウム油は長い間でまわっているので、決して新しい物質ではないのだ。
メチルヘキサミンはこのところドーピングの試験結果に顕著に現れており、多くの人気補助食品と関連しているところから、要注意物質だったはずだ。
なぜ、騒ぎになっているかというと、この物質に関連する陽性反応では、出場禁止が最高2年まで科されることになり、2年の出場禁止になると、スポーツ選手によっては、ロンドンオリンピックへの出場ができないことを意味するからだ。
去年1年間では禁止薬物の陽性反応では19件あったが、今年はこれだけ短期間に、しかも9人という大量の陽性反応がでたことは、まさに異常という他はない。
種々の報道では、陽性反応を示したスポーツ選手の中に、AFL(オーストラリア・フットボールリーグ)とNRL(ナショナル・ラグビーリーグ)の傘下の選手がいることをほのめかしている。
陽性反応が最近目立ってきたのは、スポーツ団体も手が及ばず、スポーツ選手も不注意に摂取しているに違いないことを示している。
ASADA最高責任者オーロラ・アンドラスカ氏の話だ。
「我々は最後まで厳格に法的手続きを進めなくてはならない。個々のスポーツ選手によってケースが異なるので、時間がかかる。
それで、1つの物質に短期間で9件もの陽性反応がでたことを、我々が本当に発表し、一般にも認識してもらいたいと思う。そして、我々はスポーツ選 手に危険を知らせるために、国のスポーツ団体と非常に密接に働いている。
ここで肝心なことは、我々がスポーツ選手に世界アンチ・ドーピング規則の下で厳格な責任の原則を確実に認識させ、その上で、どうやって摂取したか に関係なく、体内で発見された物質には選手が最終責任を負うということを確実にしなくてはならないることだ。
だから、選手は本当に注意深くなければならない。選手が摂取している物は何でも、医療チームと相談する必要がある。
我々はすべての全国スポーツ団体に連絡事項を送った。選手に転送してもらう文書、Eメール、メチルヘキサミン周辺の問題を解説した警告文書、などだ」
より一層の情報の共有、補助食品の研究分析、摂取の仕方、医療チームとの連携などなどいろいろと議論し、学んでいかなくてはならないのでないか と、私は思う。
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2010年10月09日
日本では、あまり報道されていない ニューデリーで開かれている英連邦所属の77カ国・地域のスポーツ選手が参 加する英連邦競技大会(コモンウェルスゲーム)。
コモンウェルスゲームは、インドで初めて開かれた。だが、大会準備にからんで汚職が発覚するは、選手村のトイレなどの衛生基準がひどすぎるだの、競技施設は手抜きだの、ニューデリー北隣の旧市街で観光バスが銃撃され、台湾人観光客が負傷する事件が起きてテロ攻撃の危険性ありなど・・・開催前からさんざんこき下ろされていた。開幕も危ぶまれたが、とにかくエリザベス女王の名代チャールズ皇太子が開会を宣言し開幕にこぎつけた。
なんだかんだで、選手団は予定より遅く着き、中には出場を見送った有力選手もいる。
蓋をあけてみると、原稿をかいている8日の正午現在で、下記の具合で、オースト ラリアが圧倒的にメダル獲得でリードしている。
1. オーストラリア 金32 銀19 銅18 合計69
2. インド 金15 銀11 銅9 合計 35
3. イングランド 金12 銀 24 銅12 合計 48
4. カナダ 金11 銀2 銅11 合計24
5. 南アフリカ 金5 銀5 銅 6 合計16
ところが、である。
オーストラリアの自転車競技のシェーンパーキンス選手は、コモンウェルスゲームの競技役員に粗野なジェスチャーをした。ここ二日間でスポーツマン・シップを汚す選手が二人もでた。
自転車のトラック競技で、シェーンパーキンス選手は、6日、コモンウェルスゲーム の競技役員に向かって怒りの2本指をあげた。そして、その前には、ご機嫌斜めのハッセン・フキリ選手が、対戦相手と握手をしなかった。
パーキンス選手は、オーストラリア自転車協会から処分を受ける。競技の準決勝で危険走行としたと判定され、役員に向かって怒りの2本指をあげたからだ。
そして、「我々はシェーンの行為に失望した。そのジェスチャーは許容できるものではない。我々全員は審判の決定を受け入れることを教えられている」と、短距離競技ギャリー・ウェスト監督は言った。
パーキンス選手(23)には、前歴がある。酒酔い行為で、数年前オーストラリア国立スポーツ研究所の奨学金資格を失っている。しかし、彼は改心したと知られていた。パーキンスは結婚し、子供も出来て、精神的に安定したと見られていた。だから、国内外の彼の成績は急上昇したのだが。
しかし、彼が準決勝に勝ったあと、審判は、接触事故の責任は、パーキンス選手の走行にありと判定し、メダルレースから失格と決定した。
彼は競技後の記者会見には出ず、ウェスト監督が事情を説明した。
ウェスト監督は、オーストラリアとしては衝突事故の判定には同意しないが、パーキンス選手の行為は受け入れがたいと語った。
猛一人、対戦相手のインドのチャンピオン、アニル・クマール選手と試合後握手を交わさなかったフキリ選手の場合では、オーストラリアは問題化しないうちに迅速に謝罪した。
フキリ選手は、試合後、クマール選手との握手を拒否して、敗北の直後に役員に指を立て、観衆の怒りを買った。
“スポーツマンらしくない振る舞い”はスポーツを侮辱したと考えられると、レスリングの役員が言った。そして、オーストラリアは、銀メダル剥奪という決定を争わず受け入れた。
「謝罪する。訴えることはしない。我々は、銀メダルの剥奪を受け入れる。彼は後悔していて、クマール選手、役員、主催者に完全な謝罪をする準備ができている」と、チームの広報は、言った。
メダルレースのトップを走るオーストラリアの選手により一層の真摯の振る舞いを期待したい。このところ、オーストラリアのスポーツ選手の行為には、問題が多くなってきたのは残念だ。
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2010年09月15日
今日、15日は、2000年夏 季大会10周年記念日。ハーバーシティ、シドニーはオリンピックムードで再び燃え上がった。シドニーは、オリンピック開催10周年を祝って、ボランティアの再会と、陸上金メダルのキャシー・フリーマン選手と、車椅子陸上選手による聖火台点火など、15日一日湧きに湧いた。「もう一度出来るよ、準備も出来ているよ」という人は多い。
シドニー夏季大会10周年を祝う今朝の朝食会には、キャシー・フリーマン選手も水泳の金メダリスト、イアン・ソープ選手も、他のスポーツ選手とともに出席した。
イアン・ソープ、マイケル・クリ ム、クリス・フィドゥラーとアシュリー・カラスはアメリカのリレーチームに僅差で勝利し、オーストラリアのオリンピック史に燦然たる地歩を築いた。
ソープ選手は、「10周年記念日は金メダル獲得した4x100メートル自由形リレーチームが初めて集まる機会になりました。それは、我々が実際一緒に戦った4人というこの種目の性格ゆえに、なかなか一緒に揃うことはありません。」と言った。
アメリカの水泳選手ゲイリー・ ホール・ジュニアが、このチームは「ギターのようにアメリカをぶっ潰した」と持ち上げると、4人組は頷いて、勝利の気分を思い出しつつギ ターの弾き真似をした。
ソープ選手は、レース後、ある考えをリレーチームに提案したのを憶えている。
「私は、子供でした。ちょうど自分の人生で最良の時を過ごしました。そして、私が400メートル個人で金メダルを取った後でも、十分に祝うことは許されませんでしたので、100メールリレーの後が祝うチャンスと思ったのです」と、彼は言った。
フリーマンは、陸上で勝利した後、ギターの弾き真似をしたかどうか質問された。
「私は、そのことを考えるべきで したね。でも・・・」と言って、彼女は笑った。
イギリスのオリンピック金メダリストで、2012年ロンドン・オリンピック招致の責任者であるセバス チャン・コー卿は、15日、シドニー五輪10周年記念を祝うシドニーでの朝食会で次のように話した。
「シドニー2000年オリンピックが、自分が実現を希望しているモデルです。スポーツがシドニー大会の時程魅力のあるものではなくなってきています。都市はオリン ピックの時程生き生きとし、興奮し、素直に抱き合うようなことはありません。シドニーは、オリンピック選手の顔に微笑を取り戻させました」と言った。
ロンドン五輪組織委員会委員長のコー卿は、シドニー・オリンピックのボランティア軍団に高い賞賛を送り、「あのボランティア精神を2012年のロンドン五輪のボランティアの基準にした。シドニーオリンピックのボランティアは、オリンピックの一部どころかそれ以上の役割を果たし、むしろ彼らが五輪を作った」と、言った。
セバスチャン・コー卿は、1980年モスクワ五輪と1984年のロサンゼルス五輪で1500メートルで金メダルを獲得した。
「オーストラリアとイングラ ンドは、スポーツに対する姿勢で多くの共通点があります。オリンピック運動の世界歴史の中で、全冬季大会と全夏季大会に参加してきたのはわずか3カ国だけです。もちろん、驚いたことに,驚いたことに一つはオーストラリアです。そして、もう一つはグレートブリテンなのです」と。
キャシー・フリーマン選手は、「シドニーオリンピックで400mで取った金メダルの思い出は決して薄れることはないでしょう。思い出は決して色褪せることはなかったし、これからもそうだろうと思います。私がそう言っては、私の命にきざみこんできました。実際、私がいなくなったずっと後にも、その記憶は続いていくでしょう。できれば、私の生まれていない子供たちとそのまた子供たちの将来にも。神は喜んでそうしてくれると思います。」と、彼女は、昨日話した。
今日は、シドニー・オリンピックのメイン・スタジアムであったANZスタジアムでは、21のNSW州の小学校から1,200人の児童が、オリンピックの意味と公式シンボルについて青空授業を受けた。
ビーチ・バレーボールのオリン ピック・チャンピオン、ナタリー・クック選手は、他のオリンピック選手やパラリンピックの選手に混じって授業をした。
午後1時半からは、2000年に世界を感嘆させた何千ものボランティアが、当時のユニフォームを着てオリンピック公園に勢ぞろいし、 大画面上にシドニー2000の魔法を再現した。
午後5時半には、大勢の観衆が見守る中、聖火台がキャシーフリーマン選手と車椅子陸上選手のルイーズ・サヴェッジ選手が思い出の点火をすると、フリーマン選手の目から涙がこぼれた。あの時と同じように、花火が夜空を焦がした。
そして、オーバーフロー・パーク は、15日以後、キャシー・フリーマン・パークと命名すると、発表された。
夜のトーチ行列には、10年前には生まれていない子どもも参加した。
15日の祝賀会は、2012年のロンドン・オリンピックへのオーストラリア選手の派遣費用のための基金調達朝食会として午前7.30amに始まった。そして、夕方は、シドニー・オリンピック10周年のハイライトとして、10年前、不思議な17日間として、国民をぞくぞくさせたオリンピックとパラリンピックのスポーツの英雄に敬意を表する晩餐会で頂点に達した。
史上最高の大会と褒めちぎったサ マランチ会長は、今年4月にこの世を去った。生きていたら、今日の行事はもっともっと盛り上がったろうと思う。
改めて、より速く より高く より強くのクーベルタン男爵のモットーを思い出 し、来るべき2012年に賭ける思いを強くした人も多いはずだ。
私自身も、シドニー五輪は現役最後の五輪だった。(了)
posted by buruta |22:31 |
gensan |
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