2009年06月29日

豪州の岩隈 ティム・ケイヒル 子ども癌基金を創設

6月17日のワールドカップ。

アジア地区予選A組最終戦の豪州対日本戦で、セカンドハーフで2連続弾をゴールにぶち込んで、豪州に逆転勝ちをもたらしたティム・ケイヒル。

あの2006年のドイツ・カイゼルスラウテルン・スタジアムと同じ悪夢を見させられた日本のファンにして見てれば、にっくき男かもしれない。


サッカールーズの活躍中で、国際的なフットボール選手であるティム・ケイヒル選手は、6月24日、NSW癌評議会と協力して子供のガン患者のためのお金を集めるために新しいガン基金の創設を発表した。


24日シドニー北部の地元の小学校を訪問したケイヒルは、この基金が将来ガンを予防し、癌を撲滅するために最も必要とされる援助を届けることを望むと語った。


スティーブン・コール君13歳。サッカールーズの大ファン。彼の生命は、13才にして激しい闘いをしている。6月24日、ケイヒルが2連続弾をゴールにいれたあの6月17日から1週間目。コール君が尊敬するケイヒルと会った時、“闘って勝つ”の思いをいっそう強くした。


癌評議会の推進計画に賛同するレーン・コーブ西小学校を訪問したケイヒルは、「君の夢を追ってください」とフットボールに署名して、ボールをコール君に贈呈した。


「すごかった...僕はテレビで彼を見て、ニュースでも彼を見て、ゴールにボールを入れたんだ。彼とボールをキック出来たのはすばらしかった。彼は、本当に素晴らしいよ」と、コール君は、スポーツ雑誌に語っている。



非ホジキンリンパ腫と診断されたのは、コール君が2才の時だった。彼は、「僕のそばにママが座っていた」入院中の暗黒の日々をおぼろげながら覚えている。


彼の母親は、「家族が子供病院から受けた支援は非常に大事な物だった。ガン評議会が、子供への化学療法を通して、よりスムーズでより速い治療効果が出るような研究資金を提供されることは、とっても大事なこと」と言った。


ケイヒルの学校訪問は、癌評議会の仕事の民衆意識を高めるためと、彼自身が創設した子ども癌基金の意識向上のためだった。


ケイヒルは、生徒の何人かとフットボールの試合をした後、生徒達の質疑応答の時間を設けた。


ケイヒルの学校訪問は、ぎっしり詰まったスケジュールの一環だった。前日の火曜日には、ジョニー・ウォーレンフットボール財団の夕食会の特別ゲストで招待された。そして、水曜日の学校訪問の前後には、チャンネル9でのゲスト出演と、オプタス社の行事出席と多忙を極めた。



「こういう子ども達と会っていると、現実の社会に戻される。それは、すべて価値あること。子供たちは私の話を聞き、心を膨らませる。私が今日以後一人の子どもの心の持ち方を変えることが出来たならば、私はそれで十分満足だ」と、ケイヒルは語った。


「この1年間癌評議会と作業してきて、大きなキャンペーンを展開してきた。しかし、今は、小児癌の存在と、人々にその存在を理解してもらい、癌の子どもいることが、どのくらい家族に大変な思いをさせるかをPR出来た。私たちはウェブサイトを立ち上げ、基金を募り始めた。その進行をみて、私は非常に誇りに思う。

多くのオーストラリア人と同じように、私にも、ガンにかかった知り合いがいる。癌は過酷だ。癌にかかった子供がいれば、一層大変だ。癌評議会が子供やその家族に、一つ違うことをやってあげられると、私は思う。

私には3人の子供がいる。自分の子どもが癌にかかるのを見るなどとは想像できない。

すべての子供が、健康的で、幸せで、積極的な生活を送る機会が与えられるように、少しでもお手伝いしたいだけだ」と、ケイヒルは言った。ケイヒルは、個人的にももちろん同基金に寄付をする。



治療は発達しても、ガンと診断された子供たちの5人に1人は、まだ命を救えないのが現状だ。


子供たちに最も共通の癌は、中枢神経系の癌である白血病とリンパ腫だ。


「でも、わずか50年前は、癌と診断された子どもは5%しか生き残れなくて、事実上の死刑判決に等しいものだった。今日、研究の大飛躍のおかげで、ほぼ80%の子供が生き残れるようになった。しかし、生き残った人々でさえ、癌が何時再発するかわからず、しばしば不確かな将来に向きあって生活していかなくてはならない」と、NSW州癌評議会のCEOアンドリュー・ペンマン博士は言う。


ペンマン博士は、さらに、「ティムケイヒル・子ども癌基金が集めたお金は、重要な研究費用につぎこまれるだけでなく、癌予防、教育と支援を通して、子ども癌撲滅ために使われる」と語った。


「NSWガン評議会は、いくつかの子供たちのための研究プロジェクト(例えば再発の危険性が高い白血病患者を特定する初の小児科の臨床試験など)に現在資金を提供している。研究では、臨床医が初期の患者個人に合った化学療法を可能にし、オーストラリアだけでなく世界中の子供のための利益に供与できるものにしたい。

私たちは、ティムとの共同作業をして身の引き締まる思いだ。彼の断固とした態度ほど、癌撲滅のための癌評議会の使命とぴったりしたものはなかった」とペンマン博士は喜ぶ。



サッカーの雑誌「FourFourTwo」誌では、Childrenのためにティム・ケイヒル子ども癌基金への寄付を、雑誌とオンラインを通じて、読者に呼び掛けている。


{www.cancercouncil.com.au/timcahillfundにログオンするか、1300 780 113の上でドナーホットラインを呼ぶこともできる。2ドル以上は税控除の対象になる。


ティムが立ち上げたChildrenのため癌基金は、今後の2年で、500,000ドルを集めることを目標にしている。ティム・ケイヒル子ども癌基金は、NSW州癌評議会の次の仕事を支援していくことになる。

 

■ 子どもガンの治療と発見するより良い方法を見つけるための臨床試験に資金提供する。

■ 癌患者の生活の負担を軽くするために、患者とその家族に支援措置を提供する。

■ 子供たちは太陽光の安全性、喫煙の危険性、を知って、健康的な、活発な生活を送りながら成長していけるように、ガン防止に関する情報と研究と教育を提供することによって、『ガン患者が気楽に過ごせるコミュニティ作り』に貢献する。
 


日本でも、楽天の岩隈久志投手の夫妻による社会貢献には、私たち海外にいる人たちも、さわやかな気持ちで拍手し応援している。


■ スタジアム宮城に福祉施設の方々を招待する「岩隈シート」

■ 彼の公式ウェブサイトで行うチャリティ・オークション

■ 公式戦で1勝するごとに「10万円をハビタットに寄付する」。これこそが、彼が昨年21勝をあげることができた原動力のひとつだったと、彼は、自著で述べている。

 

スポーツ選手は、一人では戦えない。一人では決してスターになれない。その活躍には、必ず、ファンのみならず家族、関係者の多くの人の応援が陰に陽にあるはずである。

 

「同苦する」という言葉がある。人の苦しみをわが苦しみとして受け止めることだ。たとえ一人でも、少しでも苦しんでいる人がいれば、駆けつけて支え、励まし続ける。その慈愛がなければならない。一人も残らず幸福に! その心からの祈りこそ、われわれの精神ではないか。

 

わが恩師は、静岡新聞にこう書かれた。

「いくら財産を手に入れ、高い地位についても、人のために役立つという心の光がなければ、人間としての真の輝きはない」と。

 

文明社会にとって、最も大切なものは何か? それは、他の人々に対して、“深い思いやり”を持つ人間の存在だ。

 

世界には巨万の富をもつ一握りの人々がいる。その一方で、ボトム・ビリオンと呼ばれる多くの人が貧困の生活を強いられている。


われわれは何のために学んできたのか?その大目的の一つは、勉強したくても出来ないような過酷な環境で生きる人々のために、奉仕する力をつけるためではなかったのか。


私たちのグループ「愛のベトナムさわやか支援隊」(URL:http://www.aino-vietnam.blogspot.com/)が行っているベトナムの枯れ葉剤被害者支援も、そういう悲惨な生活を送る人々を支えながら走っている。

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2009年06月23日

Ahead of them南アフリカまでぎゅう詰めのスケジュール

ティム・ケイヒルにはイギリスのプレミアリーグから1年の年休として8週間与えられているが、豪州代表チームに呼ばれたおかげで、その半分を犠牲にした。日本戦での2ゴールは、快適な休日だったようだ。しかし、今やサッカールーズの守護神は、来年のワールドカップ戦のためなら何でも犠牲にする心構えでいる。

 
メルボルン・クリケット・グランドで日本の勝利の夢を粉砕した翌日、ケイヒル(29歳)は、セカンドハーフにおける2連続ゴールは、たとえ彼に2006年のワールドカップでブルー・サムライを相手に同じ偉業を成し遂げてはいたとしても、「まだ、おとぎ話のような感じがする」と言った。 


 
「昨晩…天のご加護だったな。それはちょっとドイツの試合の再現のようだった。しかし、私はそれを狙っていた。ビデオを観てご覧。瞬間瞬間を、私は楽しみながら、ゴールを狙っていた。
 
私はメディアとの接触は楽しまない。それは、私自身について話すのが嫌いだから。そして、自分について話すと、鼻につくので、基本的には人はうんざりする。私がマスコミと接触するのは、ファンにありがとうのメッセージを言うためだ。最初のゴールは心を込めて、来てくれた70,000人のファンに御礼を言うためのものだった」
 

そして、ケイヒルはこう話した。

 
「ワールドカップ予選の最後の試合で、サッカールーズの完璧な防御の記録(7試合を完封していたが、対日戦が8試合目)がハーフタイムの直前に崩れてしまったが、フェルベーク監督のハーフタイムの反応は、素晴らしい以外の何物でもなかった。
 
監督は、カッとならない。監督は、あの日も冷静さを失わなかった。それはすばらしいことだ。しかし、選手は、自分自身に問いかけていた。そこへ、ヴィニー[ヴィンス・グレラ]が入ってきて言った。『さあ、少しはタックルをかましていこうぜ。少しテンポ・アップしていこうぜ。最後の試合だからな』と。 

フェルベーク監督の本当の気持ちを理解することは難しい。監督は、いろいろのことを胸の奥に秘めて外にださないから。しかし、最高のことは、あの更衣室の中だった。監督の心の中にあるメッセージは、明白だった。…それは戦術だ」

 
ケイヒルは、エヴァートンでは、通常、一シーズンに50試合以上をする。そのため、彼がイングランドで家族とともに過ごす時間もかなり制限される。

 
「それは、問題ではない。もう4~5年もすれば、私は引退する。そうなれば、その問題は解決する。しかし、もう一回ワールドカップに出場するために、私が来シーズン60ゲームをこなさなければならないというのなら、私はやる」と、彼が言った。


 
たくましきストライカー、マーク・ビドゥカは最後の3試合への召集も断って代表チームから23ヵ月も遠ざかっている。しかし、ケイヒルはこう言った。

 
「来年のワールドカップ南アフリカ大会までに復帰するように彼を説得することが不可欠である。たとえビドゥカが、家庭の事情、怪我の理由、あるいはクラブのためにプレーしないことを選んだとしても、…私は、彼を入れてキャンプをすることはすばらしいと思う。彼は、高さを持ったプレーヤーであり、経験、知識、ゴールなど彼がもたらすものは大きい。
 
最後のワールドカップにデューク(『公爵』の意味だが、ヴィドゥカの渾名)に恥をかかせるなら、人々は疑問に思うだろう。彼はすべての下働きをする人だ。ボールを上げて、我々にいいプレーをさせてくれる人だ」と、彼は強調した。

 
彼は、マーク・ヴィドゥカの復帰が、サッカールーズの南アフリカ大会戦に欠かせないと見ている。

 
さて、さて、本論に入ろう。



ワールドカップ南アフリカ大会まで、完全に365日を切っている現在、出場資格を得た各国とも、大会への準備や試合計画に余念がない。オーストラリアは、来月に、アイルランドのリメリックで、同国との試合を予定している。9月5日と9日のFIFAウィンドーでは、韓国を有力な対戦候補として視野に入れている。これも、サッカールーズのアウェーになる。アジアでのダブルヘッダーになりそうだ。



また、10月10日土曜日には、シドニーで、対オランダ戦が決まりそうだ。その数日後には、サッカールーズ正規軍を待ち受けているものは、アジア・カップ予選でオマーンとの対戦だ。会場はやがて発表される。


11月14日土曜日(FIFAデート)に、もう一つのアジアカップ予選 オマーン戦がアウェーで待っている。これは、オマーンがヨーロッパに近いので、フェルベーク監督が指名した選手を気にせず投入できる時でもある。その次の水曜日(11月18日)も、FIFAデートになる。
しかし、1月6日の試合は、オマーン戦の結果にもよるが、ヨーロッパの選手を呼ぶことはできない水曜日なので、クウェートまでの長躯の旅は、オーストラリアにとって厳しいアウェーだ。この一戦は、Aリーグ選手を主体で固めるしかない。


FIFAデートである3月3日にオーストラリアはインドネシアを迎える。ワールドカップ戦用の強化日程はその2ヵ月後に終了する。そして、状況次第だが、アジア・カップの出場資格を勝ち取るためには、フェルベーク監督は、海外で活躍する選手を招集する場合もありそうだ。さもなければ、アジアの近場の選手やAリーグの選手で切り抜けるだろう。


オーストラリアは、来年5月にワールドカップ出場への壮行試合として、先日のメルボルン・クリケットグランドでの試合を計画しているが、相手をどこにするかはまだ発表がない。2006年の時は、ギリシャに1-0で勝ってドイツに向かった。その縁起を担いでの会場だ。


壮行試合の対戦相手は、ヨーロッパでのワールドカップ予選の結果次第になる。オーストラリアは南アフリカに出場するチームとの対戦はしない。資格を得られなかったヨーロッパの国のトップ・チームとの対戦を組む。現時点で、ポルトガル、フランス、クロアチア、ギリシャとロシアは資格を得そうにもない情勢だ。そして、それらのうちどのチームがきてもメルボルン・クリケット・グランドは大入り満員になること請け合いだ。


一方、ニュージーランドがワールドカップに出場するには、10月~11月に、バーレーンまたはサウジアラビアとのホーム&アウェーの2試合のプレーオフで勝たなくてはならない。

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2009年06月19日

59分男 ケイヒル2連続弾 ブルーサムライ 斬りつける

6月17日(水)午後8時20分。

日本のキックオフで試合開始。


前半10分目。豪州に最初のチャンスが来たが、ものにならず。

やがては来るであろうという場面が、サッカールーズに訪れた。前半40分。長友が粘り勝ちで、左CKを獲得。中村憲のゴール前へのクロスを、ケイヒルを上回るジャンプで、高さに優る闘莉王が矢のようなヘディングシュートをゴールに決め込んだ。最優秀選手の表彰を受けたばかりのGKシュワォルツァーは仰向けに倒れて、悔しがる。それまで、7試合710分を“完封”してきたシュワォルツァーのアジア地区最終予選8試合目だった。



日本1-0で先行。


2006年の灼熱のカイゼルスラウテルン(3-1で豪州だったが)でも、日本は先行。違うのは、気温だ。メルボルンの気温は5度に近い。選手の吐く息が白く流れる。


59分。豪州右サイド、フリー・キックのヴィンス・グレラがゴール前にロングボールを放つ。今度は、闘莉王ら2人のDFをかわすジャンプの高さで、ケーヒルが決めたヘディングシュートは、放物線を描いてゴール右奥へ。ドイツでの59分男は、健在だった。これで、闘莉王の先制を帳消しにした豪州。


79分。また、59分男が動いた。


左からニック・カールが放ったシュートを楢崎が弾いた。右からのCKを得た豪州は、ニック・カールがゴール前へクロスを送る。混戦で一瞬もつれたボールを、前にいた阿部を制して、ケイヒルの右足が冷静に見極め、ゴール左側1/3に蹴りこんだ。国際試合33試合目で16個目のゴールであった。


この瞬間、観衆は総立ちになった。「今日は勝ちます」と試合前に断言した豪州キャプテン、ルーカス・ニールに駆け寄って抱き合うケイヒル。



足もそれほど速くない、背も高くない、ケイヒル。「でも、なぜか得点を稼ぐんだよな」と、は、かつてのある仲間。オーストラリアのワールドカップ史で、最初の2連続ゴールは、ケイヒルが初である。


FAカップでチェルシーに負け、悔し涙を流していたケイヒルが、今日は大きく笑った。後半39分で、ダリオ・ヴィドシッチ(ニュルンベルク)と交替した。スタンドは総立ちの拍手。ベンチに引き上げるケイヒルに拍手が止まなかった。



この瞬間、「ポイントをあげて帰国する」と言っていた岡田監督のシナリオは崩れた。まさに、ワールドカップ、ドイツ大会1次リーグ戦のカイゼルスラウテルンの再現シーンだった。


2006年ドイツのカイゼルスタウテルンの再現 あの時主役の59分男が見せた 魅せた。



2-1で豪州の勝ち。69238人の大半は、サッカールーズの勝利に湧いた。


試合直後のグランドでのインタビューに、サッカールーズのプレー振りを批判するマスコミに対する彼の姿勢が出ていた。


試合での得点について聞かれたケイヒルだが、メルボルンに来た観衆への感謝しか述べなかった。

「ファンの皆さん、子ども達、大観衆に御礼を言いたい。ここで出場できて大変光栄だ。今晩プレーできて光栄だ。偉大なる皆さんのおかげだ。われわれにとって、今日の勝利は大きな前進だ。グループトップで終了できたことは大きい」


得点後とは違って、まるで笑顔のないインタビューだった。


アジア最終予選A組のもう一試合は、マナマで行われた。バーレーンのアブドゥル・ラフマンが後半29分に、フリー・キックで決めて、バーレーンが1-0で、 ウズベキスタンをやぶった。


これで、A組最終戦は、豪州がトップで締めて全日程を終了した。豪州は8試合無敗のクリーンシート。


激戦のB組。17日サウジの首都リヤドで、サウジアラビア対北朝鮮戦が行われたが、0-0で引き分け、勝ち点12でサウジと並んだ。得失点差で、B組2位を確保した。北朝鮮が1966年イングランド大会以来、44年ぶりのW杯出場を決めた。


韓国は、17日、W杯アジア最終予選B組の最終戦でイランと1-1の引き分け。韓国は4勝4分け(勝ち点16)で最終予選を終え、無敗のクリーンシートだ。韓国チームは8月12日にパラグアイ、9月5日にオーストラリアと国際試合を行う。



南アフリカのワールドカップ開幕までに完全に1年を切った。
豪日両国とも主力を欠いての対戦だったが、豪州も、日本も問題山積だ。MF中村俊、遠藤、長谷部、FW大久保、DF中沢がいたら、この敗北はなかったのか、岡田監督に聞いてみたい。内田(鹿島)、長身185センチの矢野(新潟)、岡崎(清水)という中堅所も、すべてが不発に終わった。


日本にしても、「4強入り」を阻む内なる危険はいっぱいある。豪州も4強入りとなると、駒不足であり、もっとレベルの向上が必要であることを痛感する。


A組
オーストラリア  6勝2分 0敗  勝ち点20
日     本   4勝3分1敗   勝ち点15
バーレーン    3勝1分4敗   勝ち点10
カタール      1勝3分4敗   勝ち点 6
ウズベキスタン  1勝1分6敗   勝ち点4

B組
韓      国  4勝4分0敗    勝ち点16
北  朝  鮮   3勝3分2敗    勝ち点12
サウジアラビア  3勝3分2敗    勝ち点12
イ  ラ  ン    2勝5分1敗    勝ち点11
アラブ首長国連邦 0勝1分7敗   勝ち点1



W杯アジア予選5位はプレーオフへ	

2010年ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会のアジア予選方式について、アジア予選5位がオセアニア予選1位とプレーオフで出場権を争う案がアジア・サッカー連盟(AFC)の理事会で採択されているので、バーレーンは、9月に、ホームでB組3位のサウジアラビアとアジア地区5位決定のプレー・オフに出場。その勝者がオセアニア1位のニュージーランドとの大陸間プレーオフに挑む。



南アフリカ大会のグループ組み合わせのための抽選会は12月4日。大会は、32チームが出場して来年6月11日から7月11日までの1ヶ月間開催される。

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2009年06月18日

米子さん 無事でした

本年5月11日に、当コラム

行方不明を伝えられるヨットマン米子昭夫さんの無事を祈ろう 

で掲載したように、愛媛県の米子昭男さんの行方不明が伝えられていたが、10日前に、タイのプーケットの港に入港していることがわかった。


海賊に拘束されたのかどうかなどは、まだ不明だ。


とにかく、先ず無事であったことを御報告しておきたい。


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2009年06月16日

豪日戦 たっぷりみせてほしい!

さあ、ワールドカップ、アジア地区予選最終戦だ。


17日は、2試合行われる。

メルボルンでは、豪州対日本。ワールド・カップ出場を決めたグループのトップ2チーム同士の対戦。


バーレーンでは、対ウズベキスタン戦だ。


フェーズ「6」に格上げされたインフルのアウトブレーク。豪州では、メルボルンが一番感染者が多い。そこでの試合になる。


会場は、メルボルン・クリケット・グランドだ。天気は悪くなさそうだが、試合開始時間の気温は5~6度になりそうだ。



キャプテン、中澤が、インフルで休むとか言う話だ。


14日の夕方、ブルー・サムライ側はメルボルンのオリンピック・パークで練習をしていた。寒く感じたはずだが、日本の冬を考えれば、なんでもない。


岡田監督の話では、「中澤は37度の熱があって、この3日間練習していない。対豪戦の出場はむずかしいかも・・・」という。
遠藤保仁と中村俊輔も出場せず、か?



一方、サッカールーズは、ホームでの最後の1戦だけに、ファンには勝ちを見せたいところだ。フェルベーク監督も、「ワールドカップ出場は決まっているが、グループトップは決めておきたい」と言っていた。岡田監督は、「アジア・ナンバーワンには勝っておきたい」という気持ちだ。



シュワォルツァーには、プレッシャーがかかる。この7試合、完封できているだけに、ゴールにとびこんでくるボールは是が非でもはじきたいところだ。



今週「世界で活躍する最優秀オーストラリア人選手賞」に輝いた。それは、サッカールーズと所属のフラムでの活躍を評価された賞だ。


そして、日曜日には、首都キャンベラで、2018年か2022年のワールドカップ開催権獲得のキャンペーンに、早速出動していた。



彼は、当然のことながら、対日本戦の勝利を固く信じている。切符を買ってくれたメルボルンのファンに応えたいという気持ちも強い。「良いプレーをし、これまで通り、走り続けるしかない」 常にファンが彼の心にある。それは、他の誰よりも強い。



10日の対カタール戦。彼は。ルーカス・ニールに代わって、キャプテンを務めた。2-0で終了後、選手を集め、グランドを1周して、きちんとファンに応えた。



ハリー・キューウェルとクリス・コインは、対日本戦には出場しない。「この短期間で、2試合のヘビー・デューティーをこなすには、負担が大きすぎる」と、監督は言う。



「マーク・シュワォルツァーとジェイソン・カリーナを除けば、カタール戦とバーレーン戦をフル出場したのは、このキューウェルとクリス・コインの2人だけだ。2人とも出たがっているが、肉体的に危険を冒す必要はない」



現在、イエロー・カードをもらっているのは、マーク・ブレッシアーノ、ルーク・ウィルクシャー、カール・ヴァレリ、クリス・コイン、デイヴィッド・カーニー、マーク・ミリガン、ルーク・ウィルクシャー、マイル・ジェディナック、ブレット・ホルマンの9選手だ。



うち、カール・ヴァレリはグロセト(伊)、スコット・チッパーフィールドは、バーゼルに、ルーク・ウィルクシャー(ダイナモ・モスコー)、マーク・ミリガンは上海へ戻っている。



下が、対バーレーン戦(10日)の先発メンバーだ。赤字は、すでにオーストラリアを離れて所属のチームに戻った選手。黄色は、イエロー・カードを貰っている選手。バーレーン戦とは違って、大きく先発メンバーが変わることがわかる。


マーク・シュワォルツァー、マーク・ミリガンデイヴィッド・カーニー、ジェイソン・カリーナ、クリス・コイン、マイル・ジェディナックルーク・ウイルクシャーハリー・キューウェルブレット・ホルマン、マイル・ステリョフスキ、スコット・マクドナルド。



カードを貰っている選手を使うことは、南アフリカの開幕戦に響くので、フェルベーク監督としてはどうしても神経質になる。



正直なところ、両監督とも、勝ってもまけてもいいのではないか。
このアジアの2強の相手から、南アフリカにつなげられる“何か”を見いだせれば、大きな収穫なのではないか。それが、この最終予選の最終戦の意義であろう。



キックオフは、17日 豪州東部標準時20時10分。日本時間の19時10分だ。

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2009年06月12日

日本もだらしなかったな 豪州も冴えないし・・

日本は、気が抜けたのか。お粗末なゲームだった。


監督はベンチに入れない。長谷部も出場停止。遠藤はいない。主力を欠くといっても、日本チームだ。もう少しやってくれると思ったが、オウンゴールだけだ。後半半ばで、テレビのスイッチをオフにした。


こちら、豪州も対バーレーン戦でひどいゲーム展開だった。2-0で勝ったからいいというものではない。


ワールドカップ本番なら、もうちょっと選手のセレクションのしようもあったろう。こちらも、イエロー・カードや故障などで1線級を休ませたが、この試合内容で、本番の1次予選突破を考えると恐ろしい物がある。これは、日本も同じで、4強入りなどと言っていられない状況だ。


水曜日のシドニーは、夜の気温6度を割っていたはずだ。特に前半など、スタンドの観衆は暖まるチャンスがなかった。4万弱の観衆に、ご苦労様と言いたい。



無敗が続くオーストラリア。だから、ワールドカップ出場権を得たわけだが・・・。



4-2-3-1は、いつも通り。先発メンバーも驚くほどの変化は無かったが、マシュー・スピラノヴィッチがインフルエンザで出場できず。代わりに、クリス・コインが登場。スタートは相変わらず悪い。テンポはない。


ジョシュ・ケネディに代わってスコット・マクドナルドをストライカーとして最前線に据えた。後ろを、キューウェル、ブレット・ホルマン、ステリョフスキが固める。マクドナルドはなかなか良い選手だが、明らかにプレッシャーがかかっていた。


マクドナルドが何回かトライするが、ゴールへは決まらない。


前半のサッカールーズのボール占有率は63%。対するバーレーンは37%。圧倒的にボールをキープしながら、得点に至らない。ツキのなさもあるが、プレーの質のせいだ。



先制のゴールが、後半9分目だ。デイヴィッド・カーニーからハリー・キューウェルに言いクロスが。キューウェルがボックス前のステリョフスキへクロスを。距離が少したりなくて、待ち受けていたフォウジ・アーイシュが大ポカをしてボールをこぼしたところに、ステリョフスキがすかさず左足でネットへ蹴りこんだ。GKサイード・ジャファーもセーブできなかった。すかさず駆け寄るキューウェルに抱きしめられた。


バーレーンに同点のチャンスがあった。アブドゥラ・マーズークのフリーキックはシュワルツァーの左に決まったが、マーズークのオフサイドと判定され得点無し。


2ゴール目は、88分。ジェイソン・カリーナのバイシクル・キックが不運にもゴール・ポスト右にあたり跳ね返った。そのボールを、冷静にカーニーがゴールへ。だめ押しのゴール。3ポイントを確実に封印したゴールだった。


依然としてオーストラリアは、過去7試合で相手に得点を許していないが、もう1枚も2枚も質をあげないと、ワールドカップでは苦労するばかりだ。


来週は対日本戦。風邪の感染者が一番多いヴィクトリア州のメルボルンだ。風邪も気になるし、日本も、オーストラリアもプレーの質が気になる。


「グループトップで終わりたい」というフェルベーク監督の思惑通りの結果になるか、わからない。



バーレーンも、最後の1枠争いに参戦するためには、対ウズベキスタン戦には勝たなくてはならない。


欧州予選は、イングランドがアンドラに大勝した。ルーニーとデフォーで4得点の合計6点を入れて7連勝と伸ばし、ワールドカップ出場に大きく近づけた。残り3試合で3ポイント稼げば決まる。



メルボルンは、真冬だ。山火事の現場には、雪も降った。燃える試合を期待したいが・・・

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2009年06月10日

豪―バーレーン戦 今日はどういう試合展開になるのか?

ドーハでのカタール戦にオーストラリアが引き分けたとき、オーストラリアの国民は、まだ白河夜船だった。

2005年にアロイシのペナルティ・キックを決めて、ウルグアイに勝利したときには、多くの人が夜遅くまで、そして何日も外でワールドカップ出場を祝福したのと比べれば、オーストラリアが引き分けたその瞬間のオーストラリアの街は、時差の関係でゴーストタウンだった。


「有料テレビの放送も、真夜中だった。そしてもう一つの理由は、相手が弱小の国だったこと。この1年あまりで、3回も勝っているからだった」と、通の記者は語る。

“オーストラリア・ワールドカップ出場”の話しは、テレビ、ラジオ、ネットのサイトで速報されたが、新聞は朝刊の締め切りに間に合わなかった。オーストラリアがワールドカップ出場を決めた庶民のリアクションを取ろうと、平均的なオーストラリア人に町で取材したら、その人はこう言ったのではないか。『たしか、アロイシという選手がペナルティで得点して、シャツを脱いで走った数年前のことではないかね?』と。


こう言う人もいる。

「われわれ、ドーハのことはもちろんちゃんと知っていた。我々は、出場が決まったので静かにワイングラスをもって祝った。それからベッドに飛び込んだ。しかし、我々にとって、今回の慶事には、ウルグアイ戦の後で感じた興奮のようなものは無かったよ。ウルグアイ戦は全く違っていた。非常に違ったものだった。それは、32年の悔しさから解放された瞬間だったからね。

ブレッシアーノが同点のゴールをあげた時、シュウォルツァーが2番目のセーブをした時、アロイシが5番目のペナルティで動き始めた時の記憶はまざまざとよみがえる。1985年にスコットランド戦で負けた時、1993年のオーストラリア戦でマラドーナがみせた魅力的な仕事、そして、1997年の対イラン戦の敗北で、ジョニー・ウォーレンが放送中に声を詰まらせ、『選手が可哀想だ』と言ったときの思い出が、怒濤の如く湧き上がってくる。

ウルグアイ戦は、英雄と英雄的な行動の結果だった。あれは、世界最大のゲームの輝かしき征服だった。我々が要求する権利のなかった勝利であり、期待する権利もなかった勝利だった。しかし、それが当時だった。そして、ドーハの試合は、現代だ。

大きな違いは、現在では、ワールドカップの予選を通過することが、期待もされ、要求もされていることだ。それは、ウルグアイ戦とヒディンク監督の遺産とも言える。しかし、われわれは、それに耐えていかなければならない」



さてさて、今日の話しに戻ろう。・・・・長旅をしてきたバーレーンのミラン・マカラ監督は本日の対戦を前に、サッカールーズは日本より良いチームだと言ったが、これはサッカールーズを持ち上げていることになるのか。「マーク・シュウォルツァーの意気を受けた豪のディフェンスには、手こずりそうだ」とも語った。



マカラ監督(チェコ出身)は、2010年のワールドカップ出場権を獲得したフェルベーク監督に、素早い祝辞を送った。


しかし、今日、シドニーのANZスタジアム(オリンピック・スタジアムのこと)でのゲーム、マカラ監督は、残りの枠に食い込もうとしているが、バーレーンがリラックス気味のオーストラリア代表からうまみを得ることも難しいのではないか・・と、見通しを語った。


バーレーンはA組で3位を確実にするためには、残りの2ゲームであと1ポイントが必要だ。


マカラ監督の話だ。

「我々には、あと1ポイントが必要だ。すべては我々の手中にある。最終のウズベキスタン戦まで待ちたくない。オーストラリアは、同じA組の日本より強い。我々は1ゴールも奪えなかった最高のチームと対戦するのだ。
彼らには、アジア最高のゴール・キーパー、イングランド最高のゴール・キーパーの一人がいる。フラムのシュワルツァーは、本当に驚異的だ。それは、豪州のDFにもすばらしいことだ」


マカラ監督は、オーストラリアが、バーレーンと日本との試合でホーム
でのファンのまえで、素晴らしい試合をするのではないかと見る。

「サッカールーズがヨーロッパでプレーする多くの選手を擁して出場資格をえたので、誰が先発するか、私にはわからない。選手は疲れている。彼らはもうグループで勝っている。おそらく監督は、他の選手を登用するのではないか。
このことは、われわれのチャンスだと思うかもしれない。しかし、私はそう簡単には思えない。それは、多くの選手が、自分の出番を満を持して待っているからだ。選手は、大観衆の前で実力を誇示したがるものだからだ」と、同監督は警戒する。


バーレーンのナイジェリアの生まれの“狙撃手”と言われるジョイシー・ジョンは、要警戒だ。彼は昨年11月、リファで行われた対オーストラリア戦で、実力をみせたことはオーストラリアファンも知っている。しかし、ストライカーのアーラ・フバイルは故障で、MFのアブドゥラ・ファタディ(帰化ナイジェリア人)は、サスペンションで欠いているので、実力としては弱くなっていると、街の話だ。


さて、今晩の試合はどうなるか?

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2009年06月09日

豪州は、日本に勝って締めくくろうとしているのかな?

ワールドカップ出場の一番乗りは、主催国南アフリカを除けば、日本だった。ついで、オーストラリア。


現時点でのA組の成績表を載せておこう。



オーストラリア  4勝 2分 0敗  勝ち点14
日     本   4勝 2分 0敗       14
バーレーン    2勝 1分 3敗        7
カタール     1勝 2分 4敗        5
ウズベキスタン 1勝 1分 5敗        4



砂漠の夏は夜も暑い。ドーハの蒸し暑さの中で行われたカタール戦。この蒸し暑さをくぐり抜けなければ、世界選手権の出場権をもらえない。ひたすら、神さまがくれた試練を耐えるしかないと、考える。



カタールのGKカセム・バランの素晴らしいセーブにサッカールーズは阻まれ、カタールは救われた。


狙い所が悪かったと言えばそれまで。なんであそこにいるんだというカセム。いや、良いところにいたというカセム。見る立場が変われば、こうも意見が違う。


しかし、何としても欲しかった勝ち点1。これが取れたのだから、遠路はるばる駆けつけたファンは、喜んだ。



理想を言えば、日本のように、勝って3ポイントをとること。そうすれば格好は付く。しかし、フェルベーク監督からすれば、一刻も早く出場を決めたいのが指揮官の普通の心境だ。


「カタールは、手強かった。それでも、5~6回のチャンスは、われわれは作った。勝てていれば、よかったろう。でも本当に正直なところ、私は0-0で非常にうれしい」



この一言に、指揮官の気持ちが凝縮している。



選手が思うように集まらなかった、週半ばの対中国戦を監督は思い出す。あれは昨年の5月だった。その時もドローだった。でも、監督からすると、選手の集まらない週半ばでのゲームのドローは、勝ちに等しい。



あるいは、昨年6月のカタール戦は、正直、普通に戦えるサッカーの季節じゃない。カタールの6月は、やたらめったら暑い。いや、熱いのだ。それを、3-1で勝った。「アウェーでの中国戦。ホームでのカタール戦、アウェーでの日本戦。皆それぞれによく戦った」と、監督は思っている。



今度の水曜日、サッカールーズのキャプテン、ルーカス・ニールの出
場はない。


カタール戦で、イエロー・カードをもらった。



いろいろ囁かれている。「あついは、頭いいよ。シドニーでのバーレーン戦で、イエロー・カードを貰ったら、日本戦に出場できなくなるからな」



日本戦でイエロー・カードとなると、ワールドカップでの初戦に響き兼ねない。



カタール戦の終了間際のその土壇場で、ニールは戦略的イエロー・カードを選択したという説だ。それも、ぎりぎりだった、黄色より赤に近いオレンジ色の行為だった。



誰も、肯定はしないが、“当たらずとも遠からず”だろう。「俺は日本戦に出たいんだ。そうするには、バーレーン戦を欠場するしか手はない」と、心中誓っている。



そして、寂しい話だが、ハリー・キューウェルも、ティム・ケイヒルも、シドニーでのバーレーン戦は、出ないという話が流れている。そのうえ故障選手もいる。


先発メンバーがごそっと変わる可能性は大だ。対バーレーン戦はどうなるのか。


ニールの欠場は、センターハーフにキャリアのある選手を欠くことになる。ドーハでルーカス。ニールと組んでいたクリス・コインもイエロー1枚貰っている。


DFのスコット・チッパーフィールド、デイヴィッド・カーニー、マーク・ブレッシアーノも黄色。クレイグ・ムーアは欠場。カール・ヴァレリは、イタリアの所属チーム(グロセト)を助けるために、イタリアへ。



チッパーフィールドは、負傷もしている。カタール戦にでたが、体調は完全ではない。



監督は、頭を痛める。「誰が完全で、誰が完全でないか見極める。ティム・ケイヒルは除外したいが、いい仕事をするんで・・・」


ブレッシアーノの出場の望みは薄い。ワールドカップの本番での出場に影響がないように監督は配慮するに違いない。



「もう、出場資格を得たのだから、これ以上の大義はない。ここは、出場のチャンスの無かった選手にとって好都合の場面だ。こういう機会に、自分のポジションで、誰か若手がプレーしてくれるのは、うれしいことだ。フットボール選手にとって、一番うれしいのは、国を代表して出場する時だ。特にそれがホームの試合だったら最高だ。

私もイエロー・カードを1枚もらっている。もし、今度の水曜日に貰ってしまったら、日本戦に出場出来なくなる。日本戦は楽しみだ。もし、なんだったら、カタール戦で貰っておけばよかった。そうすれば、日本戦には気兼ねなくプレーできたんだが」



日本戦は燃えそうだな。日本戦では、何枚かイエローが出されるかもしれないな。



いずれにしても、豪州も日本も、勝って全日程終了したいと、考えているのではないか。



6月17日は、見逃せないよ。

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2009年06月07日

サッカールーズ 2大会連続3度目の出場を決める

日本もおめでとう!


横浜での記者会見で、「試合終了のホイッスルは、新たなチャレンジのスタート」と述べたようだが、強いチームになってほしい。



さて、ドーハでホイッスルが鳴って、結果はゴール無き0-0。ドーハでのカタール戦に、サッカールーズの1-0の勝利を予想したが、サッカールーズは勝てなかった。素晴らしいプレーは随所にあったのだが。ドローは、負けではない。日本と共に負け知らずが続いている。この結果、オーストラリアは勝ち点14で、得失点差(オーストラリアは失点0)でA組首位をキープ。2試合を残して2大会連続3度目の出場が決まった。


控え室は、ビールの掛け合いで、大騒ぎだった。



どの選手もが、南アフリカ行きの切符を手にしたことの意味を、身体に表していた。


ドローでも出場資格をとれるところまできたのだがから、ドローでもいいのだが、やはり勝利をみたかった。


キャプテンのルーカス・ニールは、「すばらしい。サッカルーズは沈まなかった。信じられない業績だ。ワールドカップに、2回目、3回目と出場できることは、最高の栄誉だ。我が国のために歴史を築いたことを誇りに思う。」と、喜びを。


「まだ少し不思議な感じだ。まだワールドカップに出場資格を得たという実感がしていない。数日したら、実感がともなってくるのだろう。選手は快感を味わっている。彼らは大きな仕事をしたと思う。プロとしての仕事をね。今日は、特に楽な仕事ではなかった。カタールの善戦が、われわれの仕事を困難にした」と、監督。



ベン・バックリーオーストラリアフットボール協会会長は、「(この出場決定で)シドニー(10日、対バーレーン)とメルボルン(17日、対日本)には、ファンがたくさん詰めかけるだろう。オーストラリア・フットボールにとって、第2の出発だ。チームが味わった強行軍の旅と試合条件を乗り越えての今回の出場資格獲得は、フットボールが見せた進歩の真の手段である。4年前の対ウルグアイ戦での大陸間プレー・オフのように、生きるか死ぬかの決戦も興奮するが、アジア地区予選を踏んでの出場権獲得戦もまた、最も厳しいゲームである。サッカーファンには、アジア地区最終予選最後の2試合でサッカールーズの選手の健闘を讃えてほしいとお願いしたい」と述べて、サッカールーズの大健闘を讃えた。



ヒディンク監督当時、常時先発ではなかったケーヒル。2006年のワールドカップでは、サッカールーズは、タイムアウト寸前のペナルティで、イタリアに負けた。



ドイツの会場であったカイゼルスラウテルン・スタジアム。セカンドハーフで、得点にはいたらなかったが、大いなる見せ場を作ったケーヒル。



それから、3年後の昨日6日。ケーヒルの力はいや増しているように思えた。チームで欠かすことの出来ない存在感。最も実力を出し切っている選手になったのではないか。



腰の不調を訴えながらも、対カタール戦のケーヒルのカミソリ・キックは、GKにセーブされたものの、ゴール前での勘と狙いの必殺技は光った。


祖国に、味方に、何としてでも勝利をもたらし、出場資格を確実のものにしようという必殺の闘魂が伴ったキックだった。



彼は、どこでもこなせる。何でも出来る。幅の広い選手であり、今完成度の高い選手であるので、優れたGKでもあるに違いないと思う。


ある時は、カミソリ・キックを飛ばす。後30センチでも、コーナーのどちらかに寄っていれば、GKはセーブできなかったろう。そして、次の瞬間、彼はセバスチャン・クインタナのショットをブロックして危険を回避しながら、ペナルティボックスに戻るという動きを見せる。或いは、セカンド・ハーフで、激しいドライブをぶっ飛ばして、相手GKのカゼム・バランを襲う。



この動きこそが、イングリッシュ・プレミア・リーグでエヴァートン(5位)を支えている一つの理由である。



この日彼が見せた走りは、リーズ時代のケーヒルを思い出させる物がある。



ケーヒルは、トルコで活躍するハリー・キューウェルと並んで、オーストラリア最大のフットボール資産の一人だ。


ケーヒル、キューウェルの体調が万全な状態で南アフリカに到着すれば、2人を核にどんな大暴れをするか、誰も想像がつかない。ちょっと、買いかぶりかも知れない。しかし、2006年の時とはまたチームの実力は大きく違っていると私は見る。

 

アジアでは、日本がウズベキスタンを1-0で破り、韓国がアラブ首長国連邦を2-0でそれぞれ破ってワールドカップ出場権をものにした。韓国は、7大会連続8度目のW杯出場となった。

 

ヨーロッパでは、オランダがアイルランドを2-1で下して、2大会連続9度目の出場を決め、ヨーロッパでの初名乗りをあげた。

 

アジアの残り1枠だが、北朝鮮(ポイント11)、サウジアラビア(ポイント10)、イラン(ポイント7)が争う三つ巴の接戦だ。

 

オーストラリアは6月17日の豪日戦で、アジア地区最終予選A組の全日程を終了するが、残り2試合もきちんと勝ってほしい。

 

特に17日の豪日戦は、両国とも出場資格を獲得した後で、どちらかというとフレンドリーの感がしないでもないが、ホームでの試合をしっかりと戦い抜いてほしい。

 

現地からも、メルボルンにファンが繰り出しそうだ。

posted by buruta |22:11 | gensan | コメント(0) | トラックバック(0)
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2009年06月06日

全力で戦え! 手抜きはするな!W杯最終予選の天王山だ


いよいよ、豪州も日本も今日が大事な日。

 

豪州は、カタール戦。日本は、ウズベキスタン戦。豪日共に“アウェー”である。

 

今日のカタール戦に、ティム・ケイヒルは出場しないだろう。

 

FAカップの決勝戦、エヴァートン対チェルシー。5月30日だった。エヴァートンは、開始早々25秒でサハが先制。FAカップ決勝での最速のゴールを記録した。

 

誰もが、エヴァートンの流れになると思った。しかし、前半21分で同点にされたエヴァートンは、勢いをなくした。後半27分でランパードの強烈シュートが決まり逆転された。

 

試合後、ケイヒルは泣いていた。大きな失望感を味わったはずだ。大きな疲れが残ったはずだ。

 

今日から始まる12日間の世界選手権出場に向けたロードを勝ち抜くためのドバイのキャンプに合流したのも、彼が最後だった。

 

声に明るさがなかった。話のスピードにも疲れが感じられた。ロンドンからの長距離飛行。時差。ドバイにやっとたどり着いたという感じだ。

 

FAカップの決勝戦の試合内容が、彼(のみならずだが)に疲労を残した。

 

彼は、この16ヶ月、サッカールーズの試合内容(試合結果ではなくて)に批判的な声が上がっていることに、怒りを表す。

 

「アジアの高温多湿、埃の中でプレーすることがどれほど難しいかを知って欲しい。公害あり、スモッグあり、理想とはほど遠いピッチの質・・そういうところでプレーするのだ。われわれを非難する人たちの話しに、私は耳を貸さない。われわれは、世界選手権出場までに、後1ポイントのところまできているのだ。人は、われわれがくぐり抜けてきたスケジュールをわかってくれない。国内でも海外でも、どれほど困難な仕事をしてきたか、わかっちゃいない。我が国に全てを捧げる気持ちで、われわれは必死でやってきたのだ。・・・・」

フェルベーク監督を擁護しながら、彼の怒りはマスコミにも向けられた。

 

FAカップの敗北がなくても、このくらいの意見を彼はつねに持っている。ともかく、ほんとうに一生懸命なのだ。ひたむきなのだ。今日の試合に出場出来なくとも、残り2試合のいずれかには出場するチャンスは回ってくると思う。ファンも、キューウェルに並ぶ人気選手。その出場をみようと、ファンはチケットを買っている。

 

もう一人、ジョシュ・ケネディだ。

 

背が高い。高さが取れる。194センチの身長が、大きく物を言う。彼は、今、イングランドでのプレーを心待ちにしている。

 

彼を狙っているヨーロッパの監督も絶対いるはずだ。

 

「景色を変えたい。環境を変えたい。2部リーグ(ドイツ)でのプレーは、ワールドカップの準備のためには最高の舞台ではない。イングランドに行きたい。今シーズンの成績(ドイツのカールスルーエ)があまり良くなかったので、そう簡単にイングランドからお呼びがかかるとは思えない。その点で、イングランドのチームから注目してもらうためには、クラブレベルで、もう何点かゴールがほしい。」

 

そういう意味では、サッカールーズでのプレーは、彼にとって売り場を作れる。「3~4ヶ月のサイドラインはもう嫌だ」と、ドイツでの苦い思いをはっきり言う。

 

「ナショナルチームに加わるたびに、私は得点を入れている。オランダ戦、カタール戦、ウズベキスタン戦がそうだ。これだって、クラブレベルのことだ。代表戦で戦うことが、今の自分にとって非常に重要だ」と語る。

 

カタール戦でもまた何か一つ、ファンを喜ばせる見せ場を作りそうな気がする。

 

さあ、今日だ。豪、日とも勝つのか?

 

どちらかが落とすのか。あるいは、両方とも落とすか? まさか・・・。

 

両国チームとも、ここはずばっと決めたいところだ。

posted by buruta |09:43 | gensan | コメント(1) | トラックバック(0)
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