2009年04月29日

来シーズンのAリーグ

前回のコラムの続きになるが、今シーズンのアジア・チャンピオンズ・リーグでの、豪州対日本の対戦は、4試合で、豪州の1分3敗となった。


そこで、じゃあ、両国の実力にどのくらい差があるのかという話しだが、ニューカッスル・ジェッツのカリーナ技術部長は、「両国のクラブの実力差は、人が考えているほどない。その差は、彼ら(日本)が抱えている外国人選手の質の差だ」というのだ。



大差はないけど、上だと認めている発言だ。そして・・・


「Jリーグには長い歴史があるが、外国人選手を除いてごらんなさい。良いチームだとは思うが、必ずしもわれわれより優れているというわけではない」



議論していても仕方がないが、6月17日のメルボルンでのW杯アジア地区予選の豪日戦を見ることにしよう。


これなら外国人が入らない。嫌ないい方になるが、民族同士の純粋な闘いはここにしかない。



ところで、当地のAリーグのプリ・シーズンカップというのが、これまで行われていたのだが、今シーズン限りでお払い箱になった。



理由は、どうやら、各クラブが、本シーズンに向けて準備にもっと力を入れたいからということらしい。AFL(オーストラリアン・フットボール・リーグ)にはNABカップというのがあるが、良く言えばそれにあやかろうとしてもので、悪く言えば模倣したものである。



Aリーグ版NABカップは、成功しなかった。そういう内面的な理由もあるが、もう一つの理由は、Aリーグの拡大である。来シーズンからは、新たに、ノースクイーンズランド・フュリーとゴールドコースト・ユナイテッドの2チームが加わり10チームになる。



これまでは、全チーム21試合を消化している。北部クインズランドとゴールド・コーストの参加によって、試合は6節増えることも、プリ・シーズンカップが姿を消した大きな理由だろう。



昨シーズンの最終結果を書いておこう。

1位 メルボルン・ヴィクトリー
2位 アデレード・ユナイテッド
3位 クインズランド・ロアー
4位 セントラル・コースト・マリナーズ
5位 シドニーFC
6位 ウェリントン・フェニックス
7位 パース・グローリー
8位 ニューカッスル・ジェッツ
以上全8チームの成績である。


この結果、AFCアジア・チャンピオンズ・リーグ2010年の出場権は、メルボルン・ヴィクトリーが獲得した。


新シーズンの開幕が8月6日だが、チーム間の競争の激化にともなうワークロードの増加で、その前にお祭り騒ぎなどやっていられないという心境なのではないか。



チーム自身が自前で本格的に調整しなくてはならないということだ。大した名誉にもならないプリ・シーズン・カップなどやるよりは、より練習に力を入れたいということだ。プロ野球のオープン戦で勝っても、シーズンの優勝を取れなければ意味がないのと同じだ。


いきなり、AFLのプリ・シーズン・カップのレベルを期待してはいけない、もっと地道に基礎を築きなさいという神の教えだろう。たかが、Aリーグは5年目だ。



将来の拡大を視野に入れた青図は描かれているに違いない。だが、足下を固めずして、一足飛びに他スポーツがやっているものを頂戴しても意味がない。



来シーズン第1節で、誕生したばかりのゴールド・コースト・ユナイテッドが、クイズランド・ロアーとアウェーでぶつかることになって不快感を示したと言われるが、いずれは当たるチームだ。細かいことにこだわらない方がよい。



オーストラリア・オセアニアでの基礎をじっくり固めることが必要ではないか。

消化の試合がふえるために、来シーズンから、週末だけでなくて、週日の試合も増えそうだ。



シーズンの幕開けに、AFLが木曜日の夜に行った実験が成功したために、Aリーグもメルボルン・ヴィクトリーが主催して、セントラル・コースト・マリナーズ戦をエチアード・スタジアムで行うことがほぼ決定している。



そして、来シーズンの決勝戦は、6チーム参加ということが決められたようだが、この決定は各チームから評判がよろしくない。2010-11年のシーズンには、更に2チームが増えそうで、その年の決勝戦をどういう形で争わせるかも、ひとえに智恵が要求される。



まだまだ発展途上の団体である。試行錯誤の中から良い物が出てくると思う。そして、世界不景気に加えて、豚インフルなど、外的要因の中での試行錯誤は苦労もともなうであろう。それを乗り越えての成功を期
待したいところである。

posted by buruta |17:18 | gensan | コメント(2) | トラックバック(0)
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2009年04月24日

川崎 名古屋 共に豪州を破る

アジア・チャンピオンズ・リーグをみてみよう。

 

H組の川崎フロンターレ対豪州セントラル・コースト・マリナーズ(21日)は、2-1で、川崎の勝ち。勝ち点10となり、決勝トーナメント進出決定だ。

 

E組の豪州ニューキャッスル・ジェッツ対名古屋グランパスの一戦(23日)は、1-0で、名古屋の勝ち。これで勝ち点8で首位を維持。ニュー・キャッスルジェットは、ホームで負けた。勝ち点4。

 

ニューキャッスル・ジェッツは、57分過ぎ、サブスティチュートの杉本が、小川の足下に落とすクロスを放つと、クロス・レンジから小川は、落ち着いてGKケネディの左へ早い球をネットに送り先制の1点。

 

ギャリー・ヴァン・エグモンド監督は、フォワードの闘いを制しようと、ドニー・デ・グ・ルートとホフマンに替えて、シーン・ルーニーとペトロフスキを送った。

 

終了までに12分のところで、ペトロフスキにチャンスが回ってきた。ペナルティ・キックだ。

 

同点に持ち込む最大のチャンスだった。

 

先月韓国蔚山現代との一戦では2点を叩きだしたサショ・ペトロフスキに期待が高まった。ヒーローなるか。

 

だが、である。

 

ペトロフスキは右を狙ったが、GK楢崎に完全に読まれていてセーブされたのである。このミスは、ジェッツには高くついた。

 

前半で先制してリードを奪えるチャンスがありながら、ジェッツは得点することが出来なかった。

 

これで、ジェッツは残り2戦に全勝が必要だ。ホームでの対中国戦、アウェーでの韓国蔚山現代にいずれも勝たなくてはならない。

 

この2戦だけを取り上げる積もりはないが、Aリーグはもっと質を上げなくてはならないのではないかと思う。

 

セントラル・コースト・マリナーズは1-1でこそ試合を進めていたが、勝ち目はほとんどなかった。

 

8月から始まるAリーグの新シーズンを前に、チームは、オーバーホールが必要なことを認めている。

 

マリーナーズに実績がないわけではない。確たるものがある。Aリーグが発足して4年。そのうち2回も頂点に立っているチームである。

 

それでも、ゴーマン会長は、チーム再建の時と断じた。

 

「チームの12人は、最初から参加していたメンバーだ。どこのチームより上に立っていたはずだ。間違いなく、全てをリフレッシュする時期だと思う。

 

現存の選手をどうこう言うのではなく、来シーズンのAリーグは、かつてないほど激しくなるということだ。われわれもそれに合わせなくてはならない。5~6箇所強化しなくてはならない。マッキンナ監督と評価をにつめなくてはならない」

 

顔を赤らめて、「選手を放出し、ミリオンダラーの選手を入れようとしているのではない。キラリと光る質を求めているのだ。トニー・ヴィドマーやジョン・アロイシが出ていった後に無くなった物は、一種の経験だった。Aリーグには、その頑迷さが必要だ。おそらくそれが、われわれがこだわっているものだ」

 

お粗末な結果の連続で、ファンはやじり、失望している。

 

「公平に言えば、この4年間、われわれは期待以上の活躍をした。そういうツキも落ちた。この4年間で、ファンの目も肥えてきた。それに連れてファンの期待も上がってきたのだ。ファンもいろいろ言い始めた。そのことが問題ではない。われわれが決めた目標に達していないことが問題だ。しかし、われわれは、やる気を失ったわけではない。それはファンに対して自信がある。われわれは、信じられないほど成功を収めてきた。だから、われわれは市場原理に戻ろうとし、新しい選手を探しているのだ。車輪が外れ落ちたのではなく、もっとうまく回転させようとしているのだ。」

 

自国で育った選手だけに依存できなくなってきたことを、この動きは示すのではないか。Aリーグ傘下のチーム増加の動きが顕著な中で、そして、Jリーグにこれほどまで勝てない現状が、チームとして勝つためには、外国選手への依存度も増すことに一層拍車をかけているのではないか。そう思う次第だ。

posted by buruta |10:05 | gensan | コメント(0) | トラックバック(0)
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2009年04月13日

川崎 連覇か マリナーズ逆襲なるか

アジア・チャンピオンズ・リーグ、グループHのこの1戦は、4月21日19:00から、川崎フロンターレのホーム、等々力陸上競技場で行われる。


0-5で負けたマリナーズは、あの精神的ショックから果たして立ち直っているのか?


あの敗北は、短いマリナーズのクラブ史の中に、消しがたい大きな汚点として残った。そのためにも、等々力では、何としても川崎からポイントをもぎ取りたいところだが・・・そううまくいくかどうか・・だ。


グループHのテーブルは、 

1位 川崎フロンターレ   2勝 1分      ポイント7
2位 浦項スティラーズ  1勝 2分      ポイント5
3位 C・C・マリナーズ   0勝 2分 1敗  ポイント2
4位 天津泰達            0勝 1分 2敗   ポイント1


となっている。


先週水曜日、マリナーズがホームであれほどボロ負けするとは、自分たちもおもっていなかったのではないか。


スコットランド人であるマッキンナ監督の試合前日の談話を書いておこう。


「川崎は機動力がある。非常に良いパスをもっているチームだ。しかし、中国の天津泰達や浦項スティラーズに比べれば、彼らは小柄なチームだ。他のチームほど大型ではない」



「われわれは、フットボールをしたい。ボールをキープしたい。しかし、それは彼らがどのくらい接近してくるか、どのくらいわれわれにプレスをかけるかによる」


「しかし、われわれは間違いなく、体力で圧倒している」


「もし、われわれが質の高いボールをエリアにもっていけるなら、彼らを苦しめることになる。彼らもそれを気にしていると思う。彼は最高の身長でも180センチちょっとだから」


こういう発言は、やはり慎重さを欠いたものといえる。WBCで、日本が韓国にコールドで勝った時の原監督の談話に近い物がある。指揮官というのは、もっと深身のある発言をしなくてはいけない。



マリナーズ                  川崎
49%        ボール占有率     51%
8            ゴールショット    17
6             ターゲットショット    5
4            コーナーキック    12
13         ファール            11
1/0         イエロー/レッド   0/0


これが、前回の対戦の結果である。マッキンナ監督の話が如何に甘かったかがわかる。


21日の1戦には、マリナーズというフットボールクラブとAリーグというプライドがかかっているはずだ。それを見せて欲しい。



キャプテンのウィルキンソンは、あのホームでの事実と向き合うことで学んでいけると語ったが、立ち直りの難しさを認めるような発言に響くのだが。



「監督は、ゲームの後、がっかりしたと声にした。それは、全くその通りだ。われわれもはらわたが煮えくりかえるほど痛い思いをした。過去数試合の川崎をビデオで研究した。なかなかシャープなチームであることを証明している。痛みも伴うだろうが、今度は相手に深く食い込んでいく。われわれは、あの敗北から学んだ。あの敗北を肝に銘じなければならない。二度とあれを繰り返してはいけない。これ以上0勝を重ねるわけにはいかない。同じ結果がおきれば、もうこのチャンピオン・シリーズは、われわれにとっておしまいだ」



「われわれの緊急の課題は、相手にどのくらいボールをもたせるか、われわれがどのくらい多くボールをもつかにかかっている。」



「川崎は、非常に良いチームだが、われわれが必要以上に良いチームに見せてしまった。われわれが、川崎に十分なスペースを与えてしまった。日本では、われわれが、彼らにスペースを与えなければ、かなり良い試合ができるのではないか」



そうだ。それを証明すれば、もっと試合はもっとおもしろくなるはずだ。



21日 19時。等々力を注目しよう。

posted by buruta |22:29 | gensan | コメント(3) | トラックバック(0)
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2009年04月10日

川崎 大勝 マリナーズを撃沈

アジアチャンピオンズリーグ(ACL)は8日、H組の川崎フロンターレが、セントラルコースト・マリナーズ(豪)にアウェーで5ー0と完勝、通算2勝1分けの首位。


0-5はひどいじゃないか。


名古屋グランパスとニューカッスル(豪)との試合が1-1の引き分けを考えれば、もう少しましな試合を予想したが・・・。



ゴスフォードのブルータング・スタジアム1万弱の観衆は、どういう思いでこの試合を観戦したか。



川崎ファンからみれば、旅費をかけてきて、勝利を見られたのはありがたかったろう。


マリナーズファンは、完敗もいいところで、見せ場もほとんど無く、秋風の冷たさが身にしみたに違いない。


プロ対アマプロの試合みたいだった。「俺たちは強い」と書かれたメッセージボードが、妙に説得力をもっていた。


はっきり言えば、マリナーズは、川崎のスキルに全く対処出来なかったと言える。



お粗末にきわまる敗北である。惜敗にはほど遠い敗北だ。



マリナーズが良かったのは、最初の3分だけ。


GKの川島を2回揺さぶった。シェイン・ヒュークのドライブ、続いてニック・マルジャのヘディングだった。



しかし、川崎はその後すぐ、優勢に試合を進め、7分に森の素晴らしいクロスを、ブラッド・ポーターの前にいたストライカー、北朝鮮の鄭大世がしっかりとへダーで決めて1点目。

 
2点目は、21分に、谷口がヴィトーからのブレのないコーナーキックにタイミング良く合わせてヘディングをすると、ボールはポストの奥のネットに。ライン上にいたヒュークがはじくべきだったが、及ばなかった。

 
ヴィトーのショットが決まったかに見えたが、ポストを外れたあと、36分にジュニーニョが3点目を決めた。前半で勝負ありだった。

 
ここまで、あらゆる角度から、GKブコヴィッチに揺さぶりをかけた。


 
ここから以降はだめ押し点だ。後半に入って48分に、キャプテン中村が目を見張るショットで4点目。70分には、サブスティチュートのレナティーニョが、ジュニーニョのボールを受けて速攻で決めて5点目。
 

入るは入るは。後半は、マリナーズにとって、どこまでで被害を食い止められるかにかかったが、傷口は広がる一方だった。
 

川崎にとって、勝因は、良きコントロール、かなりのスピード、そして良きタイミングだった。
 

マリナーズにとって、これは、敗北なんてものではないでしょう。惨敗ですかね。撃沈に近いですかね。やられ放題・・か。
 

試合後、スコットランド出身のマッキンナ監督の顔は紅潮していた。
明らかに狼狽していたのを感じ取った。

 
「われわれの尊厳という物は全くなかった。選手達は相当がっくりと来ているだろう。私もそうだ。責任は全て私にあるが、各選手は、自分の顔を鏡に当ててみるべきだ。5-0で負けたいと言う人はいないはずだ。
 
私の監督生活でも最悪の敗北だ。もっとひどくなっていたかも知れない。川崎は、今までプレーしたチームの中では、恐らく最高のチームの一つだ。お粗末なプレー、お粗末な判断、お粗末なパス、もっともっとある・・・」
 

マリナーズがH組でトップになるチャンスはもうない。

 
「現実的には、トップの座はもうだめだ。2位になれば、大したもんだ。今のうちは2位が目標だ。今晩は辛い夜になった。彼らはしっかりとプレーしていたが、あまりにも普通だった。ここから学ぼうと選手に言った。2週間後には日本で相まみえるのだ。こんばんは、一つも良いところがなかった」と、監督


 
マリナーズよ、浮上できるのか?

posted by buruta |07:55 | gensan | コメント(0) | トラックバック(0)
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2009年04月03日

豪―ウズベク戦 2-0の陰で

スコアだけみると、すっきりしていて、私の予想通りの得点結果だった。



だが、サッカールーズにとって、前半45分は、決して褒められるゲーム運びではなかった。2月の対ブルーサムライ戦を思い出させる緩慢なゲームだった。



質は問わない。結果オーライ・・という奴だ。



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ゴール前の混戦


あの日本戦の反省はどこへヤラ・・という感じだった。例によって、ゲーム運びが遅い、パスの前にタッチが多すぎるのだ。フォーメーションのビルド・アップが遅いのだ。そして、動きが相手に読まれていた。そこへもってきて、ウズベキスタンのプレーがとてもコンパクトで、一層サッカールーズをイライラさせた。5日間に2試合、長躯の旅の疲れがなければ、もっとサッカールーズは苦しんだろう。



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ハーフタイムにウォームアップするジョシュ




変わったのは、後半からだ。

スピードが変わった。パスが速く、鋭く、そして高いボールを駆使して、チャンスを創り始めた。66分に、交替したばかりのジョシュ・ケネディが、ブレッシアーノのクロスを見事なヘッダーで決めた。



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ブレッシアーノのゴール前シュート



そのさらに、その5分後。

ハリー・キューウェルがペナルティ・エリアから弾丸のキックを右ポストぎりぎりに決めて、2点目。これで、2010年のワールド・カップの切符をほぼ手中にした。



結果から言えば、4-2-3-1のフォーメーションは、結構な確率で成功した。ストライカーをスコット・マクドナルド一人に絞り、マーク・ブレッシアーノ、カール・ヴァレリ、スコット・チッパーフィールドは、故障を克服して、先発メンバーに名を連ねた。マイケル・ビーチャンプとルーカス・ニールがバックに。


逆に、ティム・ケイヒルが、故障で大事をとり、ベンチを温めていたのは意外だった。



フェルベーク監督が、ほめあげたのは、ガルシアだった。リチャード・ガルシアは、やはり驚異の起用だった。このガルシアが、ボックス内で、敵からひっくり返され、キューウェルのペナルティ・キックにつながったのだ。



「前半戦、彼は緊張していたが、ハーフタイムで彼を替えようと言う気は毛頭無かった。後半彼がやったことは、自分の役目をきちんと果たしたことだ。彼らは、チームにたくさんのエネルギーをもたらしてくれた。彼は、速いし、エマートンの抜けた穴を埋めてくれた。こういう選手が、右に欲しかった選手だ」

ブレッシアーノは、監督が、先発に入れるか入れまいか迷った選手らしい。でも、結果は大当たりだった。



フェルベーク監督は、ジョシュ・ケネディを先発に入れなかった裏話を明かした。



「自分の記憶では、彼が90分プレーしたのは、確か11月だった。それで、彼に90分のプレーをさせることはしなかった。だから、スコット・マクドナルドを先発させたほうが良いと考えたのだ。今週のトレーニングでは、彼はとてもシャープだった。そこで、ケネディとケイヒルをベンチに温存し、必要な倍に、交替させて相手にプレシャーをかけようとした。この作戦はうまくいったよ」



最後に、キャプテンのルーカス。ニールは、こう締めた。


「前半戦は、われわれは錆び付いていたが、後半はワンサイドで攻めて、価値ある勝利を得た。われわれは、ワールド・カップに出場権を得る最初のチームだというA組のメンバーと世界に確かなるメッセージを送った」



雨の中を、ファンに挨拶して1周するサッカールーズの姿が、印象的だった。



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雨中をファンに挨拶してグランドを1周する豪選手



さあ、6月17日の豪対日本戦(メルボルン)の前に、6月6日に、日本
は対ウズベキスタン戦、オーストラリアはカタール戦がある。



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2009年04月02日

サッカールーズ 完勝 ウズベク 力尽きる

ワールドカップ・チケットはポストに・・・これが今朝のシドニーの新聞の見出しだった。



やはり雨中の決戦になった。
断続的に強く降る雨。
何人もの選手がブレーキが効かず、滑っていた。
Running in the rain だった。



しかし、この二日間の大雨にもかかわらず、ピッチは見事に水抜きされていた。

2-0でサッカールーズ勝利。先日の予想がピタリだった。



その中を、入場者数57292人と発表され、大観衆は、南アフリカ行きの切符を確実にする瞬間を見守った。


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サッカールーズは、ウズベキスタンをシャットアウトした。


プレスをかけるオーストラリアに対して、前半は何とか凌いだウズベキスタンも、後半疲労が見え始めた。旅の疲れだ。



66分、ブレッシアーノから受けたボールを、マクドナルドから交替したばかりのジョシュ・ケネディがヘディング。これが見事に決まって、先制のゴール。


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そして、73分。ペナルティ・キックを、ハリー・キューウェルが右ゴールポストすれすれに決めて、だめ押しの1点。


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これで、2-0。インジャリー・タイムを含めて94分で、ほぼ満足できるゲーム展開を見せた。



結果、試しにやった4-2-3-1のフォーメーションは、大成功だった。



そして、今朝入ってきたニュースは、バーレーンが1-0でカタールを破ったと伝えている。


これで、トップはオーストラリアの13ポイント。2位日本11ポイント。3位~5位はバーレーン、ウズベキスタン、カタールで、ポイント4づつ。



詳細は、明日に。


posted by buruta |09:24 | gensan | コメント(1) | トラックバック(1)
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2009年04月01日

W杯出場権賭けて 豪 ウズベクと 雨中の決戦か

昨日は、記録的に大変多くの方にアクセスして頂き、感謝しています。


先ず気がかりなシドニーの天気。昨日は、豪雨。シドニー周辺は各所で道路の冠水が起きたほど。一晩中、コンスタントに降り続け、やはり市内各所のみならず、日本の国道1号線に当たるシドニー北部では道路が寸断されている。今日の予報も雨。予想気温は23度。今日も間違いなく雨天の試合になりそうだ。雨は弱まる気配を見せているが、どうなるか。従ってピッチは重馬場。ウォーターポロの試合は見たくない。



従って、どういうゲーム展開になるかわからない。

 

今日の試合は、サッカールーズが迎える試合の中では、2006年のワールドカップでイタリアとぶつかった時以来の最大のものという人がいる。

 

でも、相手はウズベキスタンだよ。今試合の最大の意義は、サッカールーズがこれに勝てば、南アフリカ行きの切符が発行寸前までくるということだ。同日マナマで行われるバーレーン対カタール戦の結果が時差の関係で数時間後の未明に判明するが、この両国が引き分けにでもなれば、サッカールーズのワールドカップ出場は決定する。若干他力本願経分が、今日にはある。

 

では、サッカールーズは完璧か?

 

答えは、「そうでもない」

 

この時点で、故障者が出ているのがわかった。

 

DFマイケル・ビーチャンプ、MFのカール・ヴァレリ、マーク・ブレッシアーノ(背中)、ティム・ケイヒル(ふくらはぎ)という主力選手だ。

 

故障の度合いは不明だ。

 

出場権獲得を目前にして、この故障者がどこまで耐えられるか?である。

 

90分もつのか、もたないのか。誰が90分もつのか。

 

上の4人で、先発メンバーに入れるのは、ケイヒルとビーチャンプか。

監督は、90分もつ選手しか登用しない腹らしい。

 

フェルベーク監督は、ケイヒルはほぼ完全に回復したという。

 

誰を入れ、誰をはずかは、今日決断することになろう。

 

出場権がかかっていない大試合でなければ、監督としてはどうもケイヒルはベンチに温存したいところなのかもしれないが、ケイヒル休場は、ウズベキスタンを一層元気づける結果にもなりかねない。先発させて、ギリギリのところまで使うのではないか、と推測する。

 

ハリー・キューウェル(ガラタサライ)のフル・ゲーム出場はどうやら固そうだ。



「彼は今までで、最高に調子がいい。自分がここに来てから、精神的にも肉体的にも最高のコンディションだ」と監督は自信を深めている。

 

「ウズベキスタンは、最初から優勢に試合を進めようとしてくるだろうから、先制点が必要だ。最初の20分が大事だし、おもしろいと思う。向こうだって、最初のゴールを狙ってくるから」

 

「1-0で勝てれば、最高だな。早い段階でのゴールを狙うが、それが出来なければ、それ以後は忍耐の試合になる。それで最後の1分で1-0で勝てれば最高だ。」と、監督は、半ば若干の危惧を話した。

 

ウズベキスタンも、ボランチのデパロフが故障。出場できないほどではないと思うが、医者が時間との闘いと聞いた。

 


しかし、体調は別として、「破ることの出来ないチームなんかない。強い意志とモチベーション、正しい集中力があれば、われわれは勝てるんだ」と、意気軒昂だ。

 

さて、キックオフは8時。

 

予想されるオーストラリアのフォーメーションは4-2-2-2か、4-2-3-1だが、フェルベーク監督の頭の中には、どういう構想が描かれているのか?

 

一方のウズベキスタンは、4-4-2が固いところか。

 

サッカールーズが、負けて、W杯の指定席に近づけなければ、6月の3ゲーム(対カタール、バーレーン、日本戦)に死力を尽くすことになる。

 

「キャンプトレーニングで21人が練習を積んだ。勝つには十分の選手だよ」このフェルベーク監督の言葉を信じて、今日は観戦だ。

 

詳細は、明日以降に。

posted by buruta |08:45 | gensan | コメント(5) | トラックバック(0)
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