2008年10月30日

いや、物が高い時代になったものだ

年間千人単位で、ゴルフ愛好者がグリーンを去っていくのをみるのはつらい。

シドニー北部の我が家の直ぐ近くに、ゴードンゴルフ・クラブというのがある。所属する市に払う土地使用料の高さに音を上げている。このゴルフ場の借地権というか、使用料が年間29万ドルと聞いた。たまげる。

この乱高下する今どきの為替のどこをとれば、正しい評価が出るかは別として、昨日今日の換算レートでは、約1700万円になる。この5年で300%の値上がりらしい。それも、プレーヤーの数が増えていればいい。


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借地権料の値上がりは、グリーンフィに反映される。プレーヤーは、5年前の2万5000人から2万人に減ってしまった。

「この周辺のゴルフ場じゃあ、市に払いすぎてますよ。この4~5年で、カネを損してきた。経営はだんだんきびしくなってきましたよ」と、クラブ事務局長氏は厳しい表情をする。

わずか2003年以前は、市に払う年間の土地使用料は9万ドルで済んだものだった。年間使用料が上がるたびに、グリー・フィに乗せざるをえない。その結果は、ゴルファーは、他のゴルフ場に流れていく。因みに、2003年のグリーフィは、15ドルで済んだ。その頃土曜日のプレーヤーの数は150人だったという。

2008年は土曜日のプレーヤーは100人に減り、グリーンフィは27ドルになった。費用対効果を考えると、人はここでプレーをすることが得なのかを真剣考え始めた。

それでも日本に比べたら安いかもしれない。そんなことで問題になっているのか、平和ですねと言われそうだ。が、あくまでも他国との比較は難しい。


市の言い分は、使用料には管理料も含まれているという。それが年間50万ドル以上のコストがかかっているとか。

隣の市から土地を借りているゴルフ場は、この5年間ほとんど使用料に変化が無いという。別の市では、年間使用料2万ドルという所もある。


ホンマかいな。

市が持ち出してまで、管理しているとは思えないし、シドニー北部で管理料にそれほど差があるとは解せない。


「この地域の他のゴルフ場は、みなわれわれより豊かだよ」と、事務局長氏はうらやましそうだ。

ここ、オーストラリアでは、自助努力をせずに値上げするところが、市に限らず、驚くほどある。

まして、地域のスポーツ振興を考えれば、そんなに鰻登りに値段をあげていくことは、行政のすることではない。直ぐ隣の市が、1/10以下の使用料を取っているときに、このゴルフ場が所属する市のスポーツ行政は、無能と言わざるを得ない。


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ある時、シドニー空港近くのゴルフ場に夕陽の写真を撮りに行った時に、近隣の住民でゴルフ好きが、クラブをもってきてゴルフをやり始めた。夕方はただなのだ。日はまだ若干高い。18ホール出来るとは思わないが、只で出来る時間を楽しむ人たちがいる。

費用をかけても腕をキープする人たちにとっても、5年間でグリーンフィ倍増はやはり高いと肌で実感する人が多くなってきたのだ、と思う。


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2008年10月17日

勝ったぜ サッカールーズ

稲光がまぶしい。
サンコープ・スタジアムは土砂降りの雨。

キックオフ40分前からの大雨。レフリーが両サイドでボールを転がし、ピッチの重さをみる。ピッチ・インスペクションの結果30分開始が遅れた。


サッカールーズがウォームアップを終える頃だった。


だが、この日、サッカールーズのプレーは、singing in the rain(雨に歌えば)を口ずさみながらのようだった。重いピッチが、まるで潤滑油のようでもあった。もっとも、水はけも見事だった。


終わってみれば、カタールに土砂降りの4-0を見舞った。


8ヶ月ぶりにサッカールーズに登場したケイヒルが、満を持していたかのように、開始9分、ケイヒルからのリターン・パスをペナルティ・エリアにクロスを送る。カーニーがヘッドして、ケネディが左へボールを回す。ケイヒルがすかさず左足でゴール右奥へ蹴りこむ。テクニカリーに存分魅せたキックだった。私は唸った。サッカールーズと29回出場のケイヒルの14ゴール目だった。


その8分後、カタールのセンターバック、コーニがMFエマートンをプッシュ。GKアジズは、右方向を予想していた。エマートンのペナルティ・ショットは左へ鋭く走った。GKはボールにはタッチしたが、ボールは勢いを落とさずゴール左隅に見事きめて、ゲームは完全にサッカールーズのものに。


開始17分で、試合は決まった。カタールのブルーノ・メツ新監督は、以後為す手はなかった。


23分、大敗したカタールにあって唯一いいプレーを見せたMFのマジッド・モハメド・ハッサンの送ったボールを、セバスチャン・クインタナがカタール初のショットを飛ばしたが、バーの4~5メートルも越える大チョンボ。このオープン・ゴールの前ですっきり決めていれば、また流れがかわったかもしれない。カタールにとっては、これが全てだった。


この日エマートンは59分も2得点目。そういえば、6月のドーハでも2得点だった。ジョシュア・ケネディが76分にウィルクシャーからのクロスをヘッディングして豪州4得点目。



主力3選手を欠いての豪快な勝利だった。

 

ボールポゼッション 62:38

コーナーキック 6:1

ゴールショット 10:12

ターゲットショット 5:1

ペナルティエリアのボール 25:14


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前半9分 豪州初ゴールを決めるケイヒル。GKはアジズ。 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(16日)


ジェイソン・カリーナ、ルーク・ウィルクシャーの活躍は、特筆に値する。


2ゲームで6ポイント、5ゴール。最終予選を抜け出す土台は出来た。油断は禁物だが。Aグループの単独トップに躍り出た。


サッカールーズを率いてのワールド・カップ予選の勝率は、ピム・フェレベーク監督が、フース・ヒディンク前監督を超えたことになる。


ヒディンク前監督は、8試合で4勝1分け3敗。


フェルベーク監督は、8試合 5勝1分け2敗

 

サッカールーズ監督としての成績は、

ヒディンク前監督は、12試合 7勝 2分け 3敗。

フェルベーク監督は、12試合 7勝 3分け 2敗

 

そこへ、日本が負けたニュースがいち早く入ってきた。
【訂正】 日本が引き分けたニュースがいち早く入ってきた。

日本は、苦しくなってきたぞ。


来月、豪州はバーレーン戦が控えている。日本はカタール戦だ。2月には豪州・日本との一戦が待っている。その頃は、順位表はどうなっているか。豪州にとって道のりは長いが、いい土台が出来たことは間違いない。



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2008年10月10日

Aグループ トップ争い

さて、15日はいよいよワールドカップ・アジア地区予選グループA・豪(FIFAランキング34位) 対 カタール(FIFA78位)戦だ。


グループAのランクでは、1位カタール 2位日本 3位豪州の順だ。

日本と豪州は同ポイントの3で、両国が1ポイント差でトップのカタールに付いている。オーストラリアは先月10日に行われた同初戦でウズベキスタンを1―0で下し好スタートだ。

対カタールは、過去2戦、豪州の全勝である。今年2月6日は3-0で豪。6月14日は3―1で豪。ここを、どう読むかだ。

戦力的には、10月15日のカタール戦には、ハリー・キューウェル、ヴィンス・グレラ、マーク・ブレッシアーノの豪州サッカールーズ負傷トリオは出場しない。グレラは、プレミア・リーグ始まって早々、ふくらはぎを痛めた。ブレッシアーノのパレルモも、セリエAで、ユベントスに2-1で勝ったが、負傷した。確かに、マイナス点だ。


トルコ名門のサッカークラブ「ガラタサライ」のスター、キューウェルの欠場は、サッカールーズには大きな打撃だなぁ。痛めたのは股関節の筋肉だからね。キューウェルは、シーズンが始まってから好プレーをみせていただけに、余計にそう思う。


その代わりに、ティム・ケイヒルが戻ってきた。ケイヒルの最後の国際試合は、2月のテルストラ・ドームで、その時は3-0で勝った。ケイヒルはゲームから遠ざかっていたが、先週水曜日のバリーモアでの軽い練習では元気でシャープだった。ハリー・キューウェル欠場の穴を埋める大事な選手だ。


「彼はチームの要。彼のおかげでゲームに新しい方向性が生まれる。彼はいつも前向きだ。高さも取れるし、ゴールもいけるし・・・」と、チッパーフィールドは厚い信頼を寄せる。


キャプテンのルーカス・ニール、マーク・シュワルツァー、ブレット・エマートン、スコット・チッパーフィールド、ジェイソン・カリーナ、ルーク・ウィルシャーらをみれば、実力派選手集合であるのだが、ゴール前の役者が一人欠けるのは、やはり痛手だな。

ストライカーで、スコティッシュ・プレミア・リーグのスコット・マクドナルドも、戻ってくる。それと、Aリーグ、クインズランド・ロアのキャプテンのクレイグ・ムーアも国際試合に復帰。

それになんと言っても勢いの出ているアデレード・ユナイテッドからも、AFCチャンピオン・リーグ準決勝戦に入った翌日の対カタール戦に、ユージーン・ガレコヴィッチ、スコットジャミーソン、ロバート・コーンスウェート、ポール・レイトの4人が参加する。これで、結構層は厚めだ。
なんとか、負傷トリオの穴を埋めたと言えるのではないか。


さて、カタール戦だ。

DFジェイド・ノースとスコット・チッパーフィールドは、「来週のカタール戦に油断は禁物」と心を引き締めている。

カタールは2敗していて、サッカールーズの鴨だ、などと考えない方がいい。今年3回目の対戦だが、監督が替わった。


フランス人監督ブルーノ・メッツ(2002年のワールドカップではセネガルを準々決勝まで持っていった)が指揮を執り始め、圧倒的人気をほこるオーストラリアを恐れるな、と選手を洗脳する。
メッツ監督は(54)は、ゴールドコーストの練習でも新しいチーム作りに徹し、様相をかえたゲームを見せると、自信をもつ。


ニューカースル・キャプテン、ジェイド・ノースは、DFで不動の位置を確保しようと狙っているが、

「明らかに、新監督は経験豊富で、セネガルをワールドカップへ出場させた。だから、われわれの最近の2勝なんて全く意味がない。仕切り直しした新しい試合であり、新たな段階だ。自分たちの仕事に集中しなければならない。90分集中しなければならない。彼らには何も与えないよ」とノースは言う。


カタールはウズベキスタンを3-0で破り、バーレーンとは1-1の引き分けになり、ポイントではオーストラリアをリードしている。


サッカルーズにちょっぴり利点があるとしたら、カタールはラマダン明けのアウェイだ。チームが完全に乗れるかどうか、だ。

「オーストラリアと戦った過去2試合とは、ひと味も違っているよ。それは確信できる」と、監督は言う。

ウズベキスタン戦で、見事なヘディングを決めたチッパーフィールドは、「カタールは新監督の下で志気は高いとみる。一筋縄ではいかないだろう。グループは激しいトップ争いをしている。3ポイントを取れるホームでのおいしいゲームと言うこところに、今度の意義がある。初戦のアウェーでの勝利は大きかったから、当然ホームでも頂きたいよ。2試合で6ポイントとれれば、グループで好位置につけられるよ」と語る。


3ポイントをとって、グループのトップに躍り出ようじゃないか。


2-1か2-0で豪とみる。

posted by buruta |20:48 | gensan | コメント(0) | トラックバック(0)
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