2008年06月26日

サッカールーズ ホームで3次予選の有終の美飾れず

サッカールーズファンにとっては、私も含めて、何とも後味の悪い負けだった。

 

フェルベーク監督は、ピッチの悪さを考えて、攻撃主体、楽しめるフットボールを考えて選手を起用したと言うのだが。

 

7万の観衆は、消化不良を起こして帰宅したろう。

 

何とかならなかったのか・・・その一言に尽きる。

 

中国は孫祥が前半12分に蹴りこんだ見事なストライクの1点を守りきった。GKマイケル・ペトコヴィッチも手が出なかった。中国の虎の子だった。U23に出場していた頃の孫祥の姿がダブる。

 

14分にも、中国で最優秀選手賞を獲得しているMF鄭智がペナルティをミスっていなければ、もっと目の当てられないゲームになっていた。

 

中国にとって、サッカールーズはどうもお客さんのようだ。

 

ワールドカップ・アジア予選最終戦に進出した豪州の負け方ではなかったし、2010年のワールドカップへの道を閉ざされた中国の見事な最後屁だった。

 

これで、サッカールーズは、1981年にニュージーランドに負けて以来トーナメントにおけるホームでの初黒星となった。1981年5月16日シドニー・クリケット・グラウンドで、NZに2-0で負けている。ホームで負けたのは27年ぶりだ。嫌な汚点がついた。

 

先行されたサッカールーズの7万のファンは、これは容易ではないと思ったかも知れない。しぼんでいた心が同点で膨らむかという一瞬がきた。20分。キューウェルが右へ廻し、完璧なクロスを。しかし、ストライカーのブルース・ジテーがヘッディングをしたが、同点ゴールにならなかった。ジテーのへまだった。

 

もっとも、サッカールーズは、経験を積ませるためにか、先発メンバーを入れ替えて、キャプテンのハリー・キューウェルとDFジェード・ノース以外は、すべて若手だった。

 

オーストラリアは、前へ前へと出た。MFのカール・ヴァレリ、フルバックのルーベン・ザドコヴィッチは、走った。

しかし、中国の李偉峰(1978年12月1日生まれ。長春生まれ。尊敬している人 鄧小平というのが面白い)にしつこくマークされ、岩の如く立ちはだかり、ことごとく動きを封じられた。

 

ジェームズ・ホランドからのフリーキックをMFマイル・デジナクがヘッディングでポストを狙って、同点かと思われたが、はずれた。

 

そして、前半終了間際、キューウェルからのボールでゴールを狙ったが、バーをオーバーした。

 

後半も前半と同じような流れで、両国ともゴールには結びつかなかった。

 

フェルベーク監督の話だ。

「われわれはもっとアグレッシブでもよかった。ディフェンスをもっとうまくやらにゃあな。セカンドハーフは、あまりがっかりしていない。今日出場した選手は若いし、力のある選手だ。しかし、もっと上達しないといけない。その点では少々がっかりした」

 

ところで、ユーロ2008の準々決勝で、オーストラリア前監督のフース・ヒディンク監督率いるロシアが、1-1で延長戦に入り、2得点を挙げたロシアが3-1でオランダを下し、準決勝進出を決めた。

 

フース・ボールからオランダが得た教訓 等と新聞は書く。

 

「自分の経験の中に、こういう経験はない」と、ヒディンク監督。

 

サッカールーズ・ファンは、どういう思いを抱いたか?

 

今後の注目は、金曜日にAFCハウスで行われる第4次予選の抽選である。豪州と韓国がトップ・シードに入る。最終予選は3次予選を勝ち抜いた10カ国が5チームずつ2組に分かれてホームアンドアウェーの総当たりで争い、各組2位までが本大会出場権を獲得。

 

4次予選の各組 3位がホーム&アウェイ戦を行い、勝者がオセアニア予選勝者とホーム&アウェイで対戦。勝者がもう一つ本大会の出場権を獲得する。

 

ポット1 オーストラリア 韓国

ポット2 イラン 日本かサウジアラビアとペアを組む どちらかが、ポット3に

ポット3 バーレーンと日本かサウジアラビアのどちらか。

ポット4 ウズベキスタン 北朝鮮 UAE カタール

 

最終予選は、9月6日に始まり、来年の6月17日まで、南アフリカでの出場をかけて戦う。


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2008年06月16日

サッカールーズ 最終予選進出決める

サッカーの2010年ワールドカップ・南アフリカ大会アジア3次予選1組のオーストラリアは、14日、ドーハのアル・サッド・スタジアムでカタール戦を行い、3-1で破って、オーストラリアの最終予選進出が決まった。

 

1組では、昨年のアジア・カップの覇者イラクが中国を破って勝ち点7を取り、得失点差でカタールを抜いて2位に浮上した。これで、最終予選進出は、残りの1枠をカタールとイラクで争そうことになった。

 

暑さと砂塵の舞うドバイのアル・ラシッド競技場(対イラク戦)より、試合中歓声とアラブの音楽が鳴り続けても、ドーハの方が遙かにサッカールーズは快適だったはずだ。

 

試合は、サッカールーズが、前半17分ブレッシアーノからのリターン・ボールをハリー・キューウェルがミスしたが、そのボールをそのままブレット・エマートンが蹴りこんで1ゴール、後半56分にも、シュワルツァーがあげたロング・パントをキューウェルがとってホルマンにつなぎ、ホルマンが正確にエマートンにパスしてエマートンが1ゴール。

 

58分には、ブレッシアーノがキューウェルにボールを戻し、キューウェルがネットに送り込んだが、エマートンのファウルで得点にはならなかった。しかし、75分、ホルマンの左からのクロスをメーサド・アル・ハマドが完全にへまする間に、キャプテン・ハリー・キューウェルが強烈な蹴りでバック・ポストに1ゴールをあげた。カタールは最終ギリギリの89分で、カルファン・イブラヒムがゴール前の混戦で蹴りこんで辛うじて1点をあげた。フェルベーク監督によれば、「やらずもがなの1点」だった。

 

90分を、スピードを落とさず走り抜くエマートンに、実は前回も感心していた。そのエマートンに光が当たったことは最高の喜びだった。

 

DFのジェード・ノース、MFのカール・ヴァレリ、MFのブレット・エマートンのこの試合における活躍は人目を引く物があった。技術的にも極めて光る物をもっている。

国際試合から引退したクレイグ・ムーアのディフェンスの大きな穴は埋まりつつある。

急速に成長しているノース26歳。この先の最終予選まできつい試合が予想されるなか、ルーカス・ニールのパートナーとしてやって行けそうなところまで伸びてきた。背は高くないが、高さを取れる選手であるし、固い物を持っている。ゲームを読む速さ、タイミングをはずさずいいポジションにいる勘は、安心感を生む。

 

ヴァレリは、リトル・ヴィニーと呼ばれる。
小ヴィンス・グレラという意味だ。
ゲーム運びが、出場停止をくらっているヴィンス・グレラに似ているからだ。グレラが出場出来ない時に、同じタイプの選手が出てきたことは、サッカールーズにとってこれほどうれしいことはない。

 

ホルマンは24歳。エマートンの最初のゴールは、ホルマンの活躍無くしてありえない。ホルマン~ブレシアーノ~エマートンとうまくつなげたからだ。そして、エマートンの2回目のゴールにも、陰の役者として活躍した。 

 

 

サッカールーズのフェルベーク監督は、「今日のわが軍の試合振りに満足した」と、喜びを語った。

 

「セカンド・ハーフは、特にコントロールして試合した。われわれにとっては非常に総合的な勝利だった。2番目のゴールで、われわれは気が楽になった。一番重要なことは、この試合で3ポイントを取れたことだ」


「キュー・ウェルは良いゲームをしてくれた。試合を通して、毅然としていた。わがチームに彼のような選手がいることは、すばらしい。シュワルツァーも、いいプレーをした。イラク戦を落としたが、このアウェーでは実に言い仕事をしたと思う」


フェルベーク監督は、「いい試合だったが、馬鹿馬鹿しいミスを犯している。簡単にフリー・キックやコーナー・キックにもっていかれるミスがあった」



「原則的には、ゴールすると言うことは相手のミスだ。われわれは、カタールに3つのミスを誘った。それが、大いなるゴールになったわけだが。間違いなく、質の高いゴールだった」


一方、カタールのフォッサティ監督は、対豪州戦に敗退したものの、3次予選突破には
自信をもっている。


「勝ち抜けるチャンスが、まだわれわれにはある。イラクを破ればいいんだ。わが選手にはそれができると踏んでいる。オーストラリアのようなトップ・チームとの対戦ではミスは許されない。あちらは以前にワールドカップに出場しているし、ほとんどがヨーロッパのリーグ戦に出ているし、経験豊富だ。しかし、われわれには予選突破のチャンスがあるので、今はそれに集中する」と。



「今日は、わがチームのミスから教訓を得た。イラク戦ではこのようなミスは許されない。イラクを破って、最終予選に出る自信はある」と、余裕を見せた。

 

ドイツでの2006年のワールド・カップ出場時は、活躍した選手の世代交代はうまくいくのかと、多くの人が考えていた。2007年のアジア・カップの時のふがいない戦いをみても、その心配を払拭できるものはなかった。将来の幹部候補生に薄ら寒さを感じていた人も多いはずだ。

 

14日のカタール戦のような試合が安定してできるようになれば、将来のサッカールーズは大きく伸びていくだろう。しかし、そういう選手を途切れなく育てることは相当の困難と忍耐を伴う。すべての若手に、すぐさまマーク・シュワルツァーやマーク・ブレッシアーノ、ハリー・キューウェルのレベルをすぐ重ね合わせてはいけない。

 

スターティング・ライン・アップは以下の通り。

マーク・シュワルツァー、ルーク・ウィルシャー、マイケル・ビーチャンプ、ジェード・ノース、デイヴィッド・カーニー、カール・ヴァレリ、ジェイソン・カリーナ、ブレット・エマートン、マーク・ブレッシアーノ、ブレット・ホルマン、ハリー・キューウェル



今度の日曜日は、対中国戦だ。

問題は、サッカールーズに出された4枚のイエロー・カードだ。

デイヴィッド・カーニー(26分)、カール・ヴァレリ(52分)、マーク・シュワルツァー(75分)、ルーク・ウィルシャー(88分)だ。ヴァレリーを除いて、出場はできない。サッカールーズがどういうゲームを見せるか。

 

最終予選は3次予選を勝ち抜いた10カ国が5チームずつ2組に分かれてホームアンドアウェーの総当たりで争い、各組2位までが本大会出場権を獲得。豪州はトップ・シードに入る。

 

日本はどんな戦いを見せるか? 

韓国は? 

ウズベキスタンの戦いや如何? 

旧敵イラクは? 

サウジは?

 

3位同士がアジア5位を懸けて対戦し、勝者がオセアニア1位とのプレーオフに回る。

 

最終予選は、9月6日から来年6月17日までが予定されているが、最終予選の組み合わせ抽選会は、今月27日にクアラルンプールのAFCハウスで行われることになっている。


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2008年06月10日

フェルベーク監督 初黒星 サッカールーズ足踏み

サッカールーズが、ドバイでイラクに1-0で負けた。


気温30度。アジア・カップの悪夢が蘇った。

イラクは、先日6月1日のブリスベンでのリベンジを果たした。

前回、「今度のイラク戦でのアウェーで勝って初めてリベンジと言える」と書いたが、それは果たせなかった。


30メートルからイーマド・モハメッドが、ゴールにぶち込んだ。2002年のワールド・カップで、ロナウディーニョが飛ばしてブラジルがイングランドを鎮めたストライクを彷彿とさせると、新聞は報じる。

それは4年前のアテネ・オリンピックでオリルーを沈めることになった彼自身のゴールを遙かに凌ぐ物であった。


テレビは、何度もモハメッドのキックを放送したらしい。
モハメッドがボールを見つめる。視線を上にあげる。GKのシュワルツァーが、ラインから離れて前進するのを視野に入れる。ボールを蹴る。前に出過ぎたシュワルツァーが、慌てて戻る。その手の上をカーブを切るボールはゴールの一番隅に飛び込む。


クロスバーに触らなかったことが奇跡だと思っている人がいれば、それもあたっている。しかし、また、読みに甘さがあったと言われれば、それもそうだ。「それは、ショットか、クロスか、自分はクロスと思う。新しいボールは、GKには優しくない」と、シュワルツァー。しかし、シュワルツァーを責められないだろう。これまでの何試合も何年も、彼が救ってくれているからだ。


むしろ、ここ何試合かの得点の低さのほうが問題だ。ブリスベン戦記でもふれたように、冷や汗の90分だった。このイラクのホームでの苦戦は暑さも含めて、当然予想されたものであり、得点も多くは期待できなかったからだ。


フェルベーク監督 「94分の間、彼はよくやった。2秒間だけ、ポジションを外れた。だれも、あんなボールが来るとは思わなかった。モハメッドがあと100回同じことをやっても、99回ははいらないだろう。そういうことが起きたんだ」


前半でイエロー・カードを受けて、カタール戦は出場停止になってヴィンス・グレラ   「フットボールのことをちょっとでも知っていれば、あれはショットではないよ。ツキがなかったね」


ハリ・キューウェル  「あんな距離からGKの上を狙ったとは信じられない」



あのような見事なゴールを決められて、サッカールーズ選手、とりわけシュワルツァーの、肉体的、精神的疲労はあるかも知れない。

後を引く必要はない。カタールとならんでトップにいるのだから。


今週末のカタール戦は、いってみればグループ1の首位攻防戦である。


イラク戦でも分かる通り、チャンスを作れない弱さがある。全体としては主導権をにぎりながら、一発に破れた試合だ。


中東の砂漠の気温は暑い。先週は前日40度を超える暑さだ。

この辺を考えて、ブレット・ホルマン、ジョシュ・ケネディ、スコット・マクドナルドの起用が一つのポイントとなる。


イラク戦では、サッカールーズは、深い位置からのカットバックよりも、イラク陣ハーフからジョシュ・ケネディにボールを集めるロング・ボールが目だった。


これに対して、フェルベーク監督は、
「より幅広い攻撃は危険だ。ディフェンスも難しい。何もしなくても汗をかくんだ。こういう気候の中で、その瞬間に、最高の判断ができるわけではない」



今週末のカタール戦は、サッカールーズにとってmust-winのゲームである。


さて、グループ4のウズベキスタンが勝って、ワールド・カップアジア予選で初めて3次予選を突破した。負け・ドロー無しの全勝でダントツの12ポイント、ゲット。


グループ1では、カタールが中国に1-0で勝ち、現在豪と1位を分け合っている。

ウルグアイ生まれのセバスチャン・クインタナが14分にゴールを決めた。中国はカタールに負けたために、3次予選通過は厳しくなってきた。残り試合は、対豪州と対イラクが残っている。


グループ3では、韓国が同率首位ながら、ゴール数でわずかにリードだ。ヨルダンに1-0で勝った。一方北朝鮮も72分にゴールしてトルクメニスタンを1-0で矢破り、ポイント数で韓国に並んだ。


グループ2では、バーレーンが初めてポイントを落としたが、1位を死守。日本はオマーンと1-1のドローで、2位を堅持。


グループ5では、イランがアラブ首長国連邦相手に8分にいれた1点を守りきり、辛うじて1位に。


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2008年06月03日

冷や汗タラタラ! サッカールーズ 辛勝

イラク政府がサッカー協会の解散を命じて、6月1日の試合成立が危ぶまれたが、ぎりぎりでイラクが参加出来ることになった。選挙を控えるイラク政府による措置だったが、政治によるとんでもないスポーツの介入をみせてしまった。

 

そして、今回は、ちゃんと試合開始前に、相手国の国歌が流れた。ガーナ戦では国歌が流されず、セカンド・ハーフの開始前に、国歌を斉唱した。関係者のお粗末プレーだった。

 

4万8千の観衆を呑み込んだブリスベンのサンコープ・スタジアム。0-0で迎えたセカンド・ハーフ。開始2分で、エマートンからのクロスをハリー・キューウェルがゴール右隅に見事にヘッディングで決めて、1-0。均衡を破った瞬間だ。サッカルーズは、虎の子の1点を守りきった。

 

「今日は、彼は大きな立役者のキャプテンだった」と、監督は賞賛した。

 

それにしても、フェルベーク監督には、胃の痛むゲームだったに違いない。


この1勝は大きい。もし、サッカールーズが、次の予選段階に進めた場合には、このキューウェルの1点は大きく物を言う。


20080603-00.JPG
2008年6月2日付 シドニー・モーニング・ヘラルド紙から

 

フォーメーションは、サッカールーズが、4(エマートン、ノース、ビーチャンプ、カーニー)-4(ウィルシャー、グレラ、ブレシアーノ、カリーナ)-2(キューウェル、マクドナルド)。これに対してイラクは、4(アティヤ、ルハイマ、アブドゥル・アミール、アッバス、)-5(H.モハンメド、アクラム、ムニール、カリム、E.モハンメド)-1(マフムード)だった。

 

前半開始10分くらいまでは、イラクの一方的押しまくりだった。ボール・ポゼッションも、豪州40%を切り、イラクから豪州自陣でかき回された。

 

過去5戦、イラクには勝利がない。中国戦1-1のドロー、クウェート戦0-0のドロー、カタール戦0-2の負け、シリア戦2-1の負け、一番最近のタイ戦2-1の負けだった。本国が戦場となり、ホームを本国でもてないさまよえるイラクは立ち上がりから必死だった。

 

サッカールーズの態勢がようやく立ち直ったのが、開始15分くらいから。


監督の言葉を借りれば、「緊張してスタートし、5分後、イラクのボールがバーに当たって入らなかったことから、ツキがまわった」と。


最初の10分は、豪州にとって危険そのものだった。

 

前半終了で、ボール・ポゼッションは、豪州の65%に対してイラクは35%。よく盛り返した。敵陣でのプレーも豪53% イラク47%と押し戻した。トータルショットも豪11 イラク8。 ペナルティ・エリアでのボールは、豪21 イラク12。 セーブは、豪2に対してイラク4。

 

何と、セカンド・ハーフ後半、2人のイラク・ファンがピッチを走り出した。そして、ジェイソン・カリーナを押して走った。


カリーナは、「怖くはなかったが、俺の体に触らないでくれと頼んだ」と言っていた。

 

試合全体では、ボール・ポゼッション、豪62% イラク38%。敵陣内でのボール数は、豪55 イラク45。イエロー・カード/レッド・カードは、豪2/0 イラク2/0だった。

ターゲット・ショットは豪の6  イラクの3、ペナルティ・エリアのボールは、豪37 イラク27、セーブは、豪3のイラク5だった。

 

フェルベーク監督は、「今日の結果はうれしいが、プレーに満足した分けではない。逃したチャンスは、高くつく」と語った。

 

だが、3次予選はサッカールーズにとって6戦目。フェルベーク監督の下での5ゲーム目。いずれも相手をゼロに仕留めている。

 

イラク選手で目を引いたのは、ナシャット・アクラムだった。的確なボール裁きは賞賛に値する。キャプテンでストライカーの主力を担う、イラクにアジアカップ初優勝をもたらしたユニス・マハムードは、前半終了間際、ヘディングをしたが、ゴールを外れた。

 

サッカールーズのリズムを狂わすために、イラクは必要にファールを繰り返した時もあった。

 

リバプールを辞めたキューウェルには、良い宣伝が出来たはずだ。


「70何分は素晴らしかった。気持ちいい。全く問題なしだ。われわれは正しいことをやった。正しい方向のトレーニングを積んだ。すべて良しだ。次にどこのクラブに入るかは、全く気にしていない。次の3ゲームに集中するのみだ。自分の努力をオーストラリアに集中させる」と、キューウェルは語った。


20080603-01.JPG
2008年6月2日付 デイリー・テレグラフ紙から 



サッカールーズは、6月7日に、ドバイでイラク戦。6月14日に、ドーハでカタール戦。6月22日にホームで対中国戦が控えている。

 

中東遠征チームの名前が発表された。

マイケル・ビーチャンプ、マーク・ブレシアーノ、ニック・カール、ダイヴィッド・カーニー、アンテ・コヴィッチ、クリス・コイン、ジェイソン・カリーナ、ブルース・ジテ、ブレット・エマートン、ヴィンス・グレラ、ジェームズ・ホランド、ブレット・ホルマン、マイル・ジェディナック、ハリー・キューウェル、スコット・マクドナルド、ジェード・ノース、マイケル・ペコヴィッチ、マーク・シュワルツァー、マシュー・スピラノヴィッチ、アーチー・トンプソン、ニコライ・トポール・スタンリー、ジェームズ・トゥロイシ、カール・ヴァレリ、ロドリゴ・ヴァルガス、ルーク・ウィルシャー、ルーベン・ザドコヴィッチ。

 

1-0で勝ったイラク戦に出場した選手のうち18名が引き続き名を連ねている。オリルーの選手も数人含まれている。

 

マイル・ステリョフスキは、家庭内のことで、今回は出場できない。ジョシュ・ケネディも負傷回復治療中で、少なくとも対イラク戦は出場不可能だ。ルーカス・ニールは、夫人が双子の出産を今週中に控えており、イラク戦後に復帰参加になりそうだ。

 

このうち、イエロー・カードを引きずっている選手が5人いる。MFのヴィンス・グレラ、ルーク・ウィルシャー、ブレット・ホルマン、DFのデイヴィッド・カーニー、GKのマーク・シュワルツァーだ。


フェルベーク監督は、「最悪の場合、イラク戦でこの5人がイエロー・カードを受けたら、カタール戦は、5人が出場不能な計算をしておかなくてはならない」と覚悟も決めている。

 

フェルベーク監督が言う、次の予選に進むために必要な10ポイントに、現在3ポイント足りない。


「次の3ゲームのうち1ゲーム以上勝たなければ、契約を返上する」と語った。

 

30度を超える中東の地での“熱い戦い”が待っている。選手の中には、アジアカップの時のイラク戦の敗戦に対するリベンジだと言っている選手がいたが、それを言うなら、今度のイラク戦でのアウェーで勝って初めてリベンジと言える。いずれにしても、作戦の再構築を迫られている。


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