2009年11月06日

Sydney to Gong Ride シドニーゴン走破 (上)

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以前にも、このサイトで書いたことがありますが、シドニー~ゴン・ライドという自転車レースは、速さを競う競技ではないユニークな存在の募金調達のための自転車チャリティ・ランです。シドニーから南部ウーロンゴンまでの90キロなら、自転車があり、体力があり、走る意思さえあれば、いつでも誰でも走れます。


まだ会ったことのない患者さんのために走って、友情、親睦、統一、安全性、風景と達成感を経験できるのが、オーストラリアの11月最初の日曜日だけです。


しかし、多発性硬化症(MSという略称で呼ばれている)という難病と闘っている人のために走る人がこれほど多いのかと、改めて人の心の大きな可能性を感じました。


このライドに初参加したシドニー在住の奥井悟さんの話を載せますが、今年のイベントは、あっという間の1万人の参加者で埋まりました。


ところで、多発性硬化症(たはつせいこうかしょうMS)について少々書いておきましょう。



多発性硬化症 とは中枢性脱髄疾患の一つで、脳、脊髄、視神経などに病変が起こり、多彩な神経症状が再発と寛解を繰り返す疾患である。日本では特定疾患に認定されている指定難病です。


私達の神経活動は神経細胞から出る細い電線のような神経の線を伝わる電気活動によってすべて行われています。家庭の電線がショートしないようにビニールのカバーからなる絶縁体によって被われているように、神経の線も髄鞘というもので被われています。この髄鞘が壊れて中の電線がむき出しになる病気が脱髄疾患です。この脱髄が斑状にあちこちにでき(これを脱髄斑といいます)、病気が再発を繰り返すのが多発性硬化症(MS)です。MSというのは英語のmultiple
sclerosisの頭文字をとったものです。



オーストラリア南部では人口10万人当たり30~80人ほど罹患していますが、南欧、オーストラリア北部はそれほどおおくありません。全体としては高緯度の所が罹患率が高く、日本国内でも北海道と九州では北海道のほうが高いのです。日本での有病率は増えてきており、10万人あたり8 - 9人、人口辺り約12,000人程度であることが2006年神経免疫班会議で報告されています。



実は、今年、大親友の方の奥様が、この病で亡くなりました。この機会に、私もささやかなドネーションをさせていただきました。



ゴン・バイク・ライドの参加者には、最低200ドルの募金調達の義務があります。10人の友人から20ドルづつ寄付してもらってください・・という精神です。そうすれば、あなたはMSに耐えているひとのために200ドルにすでに達成できたのです・・・というのりで呼びかけているものです。
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写真:シドニーに電車で戻る人たち




去年2008年の募金調達額は210万ドル。約1億7000万円です。



今年は、どのくらい集まったかといいますと、11月5日現在で下記の如くです。


総額は274万ドル、日本円で2億3300万円です。

凄いですね。


個人のトップが4万3600ドル。2位が2万3000ドルです。



また、チームで集めたトップが14万1800ドルで、これは日本円で1200万円に相当します。(つづく)



posted by buruta |10:21 | gensan | コメント(0) | トラックバック(0)
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