2007年11月20日
52位対19位 勝った 勝った
そんなに一喜一憂することはないのだが、やはり勝利は次への何かを約束してくれる時間的空間となる。 豪州1 - 0 ナイジェリア(17日) ロンドンのハマースミスにあるフラムのクレイヴン・コテージで行われたオーストラリア対ナイジェリアの親善試合は、良いゲームだった。しかも、来年1月に就任するはずだったディック・アドゥヴォカート氏の監督就任が、試合前日に白紙に戻った状況であり、マーク・ヴィドゥカ、ティム・ケイヒル・ヴィンス・グレラの主力が負傷でサイドラインになるという、各選手にとって負担の多い中での価値ある勝利だった。「会場のクレイヴン・コテージ・フラム」 勝てば何でもいいゲームにみえるかというと必ずしもそうではない。次につなげるものを見て勝ったときには、やはり満足感がちがう。 得点は、53分、シドニー出身のデイヴィッド・カーニーが、ゴール25メートル手前から、矢のような新幹線ボールを飛ばした。ゴール・キーパーのデレ・アイエヌグブが体を伸ばしたが、遙かに及ばなかった。カーニーにとって、サッカールーズ選手として初ゴールであった。 バーン代理監督が敷いた攻撃フォーメーションで、サッカールーズは前半からポジティブにゲームを展開していた。3分、スコットマクドナルドのショットは、惜しくもゴール右に外れた。続く、ハリー・キュウェルのショットもバーを越えてしまった。ナイジェリアのGKのデレ・アイエヌグブのアクロバティックなプレー(20分エマートンのフリー・キック。そのごキュウェルとマクドナルドをダブルセーヴ)に阻まれて、前半は0-0で終了した。 しかし、サッカールーズは後半にはいってからも特にボールを良くキープして、ハリー・キューウェルやスコット・マクドナルドのストライカーのサポートとしてデイヴィッド・カーニーを使っていたカーニーがすぐ得点につないだ。 カーニーは、イングランド・チャンピオンシップ、これはプレミアリーグのワンランク下だが、ここのシェフィールド。ユナイテッドの所属選手である。 彼自身、国際試合としてはこれが6試合目だ。 前回も書いたが、オーストラリアの世界ランクは52位。一方のナイジェリアは19位。サッカールーズは、この強豪を相手に、前半からみごとなプレッシャーをかけた。 GKシュワルツァーのセーブが目だった。 30分。ストライカーのマキンワの放ったシュートは、完全にバーの下をかすめるようにネットに刺さりそうだったが、シュワルツァーが見事3分の指ではじいて、クロスバー越えへ。さらに39分にも、オデムウィンギーのシュートを横っ飛びでキャッチ。その直後にも、マキンワのボールをセーブしている。 最後、ニック・カールがインジャリー・タイムできめていれば2-0になっていたが、そうは問屋が卸さなかった。 ニック・カールの活躍も光った。ニック・カールは負傷したティム・ケイヒルのリプレースメントだった。 キューウェルは、先週來いいプレーを見せ始め、完全復帰の印象を与えてくれた。まだ所属のリバプールではフルにプレーさせないようにしているようだが、90分のプレーはもうほぼ問題ないとみえる。 代理監督のロブ・バーンは、 「前半の活躍はすばらしく、後半もう少しリズムが必要という感じだったが、それでも素晴らしい選手であることを随所に見せた」と語る。 ナイジェリアは、イングランド・オープンに出場する19歳のフォワードのヴィクター・アニチェベ(エヴァートン)を外したことも、サッカールーズには幸いし、攻撃力にも欠けていた。 サッカールーズは、来年2月6日から始まるワールドカップ出場をかけた予選の前の最終親善試合対ナイジェリア戦で勝ち、今までの嫌な流れに歯止めをかけたといえるのではないか。(了)
- 共通ジャンル:
posted by buruta |14:55 |
gensan |
コメント(0) |
トラックバック(0)





