2007年11月15日
サッカー:北京オリンピックアジア最終予選
オーストリアにとって、ドイツでのワールドカップ出場をかけた2005年の大陸間プレーオフのウルグアイ戦以来の大事なゲームになる、17日(土)の対イラク戦。 これまでに売れた8500枚のチケットの半分は、イラク人社会が買ったらしい。大半はシドニー周辺在住のイラク人である。フランク・ファリナー監督時代に、サッカールーズがシドニーでゲームをやった時も、観衆の半分はイラク人だったという。 サッカールーズのアーノルド監督は言う。 「スタジアムが、わが方のファンでうまってほしいなどとは考えていない。これがどういうものか、とにかく見に来てほしい。Aリーグのセントラル・コースト、ニューカッスル、シドニーFCのファンに呼び掛けている。このゲームが、オーストラリアにとってどのくらい多くの意味をもつか、どのくらいの観衆が集まるか、を見てもらいたい」 「2万の満員の観衆(セントラル・コースト・スタジアム)を見るのは好きだ。もちろん大半は、オーストラリアを応援してくれるわけだが・・」 現在オーストラリアは、Aグループでイラクと8ポイント同士だが、得失点差で2位に甘んじている。来年の北京五輪出場資格をめぐって、対イラク戦は絶対落とせない。マスト・ウィンのゲームなのである。最低でも、引き分けである。北京オリンピック前の最後の熾烈な闘いである。 オリルーのキャプテン、マーク・ミリガンは、シドニーFCのキーマンだ。 「この試合を自分の人生最大の経験だ。こういう大事な試合を闘ったことはない。ウルグアイを破って以来の大きな試合だ。アーノルド監督からこう言われた。『君の経験からすれば、ワールド・カップに出場資格を得るためにまだ2~3回のチャンスはある。しかし、これは23歳以下のイヴェントだ。それを考えると、オリンピックに出られるチャンスは1回しかない』と。それはその通りだ」という。 「素晴らしい若手が育っているので、2010年のワールド・カップにはこの中から半数はお呼びがかかると思う。オリンピック出場資格をえれば、さらにこのレベルから次の1年の発展が期待できる」と、アーノルド監督。 イラク戦は気が抜けない。素晴らしい選手が揃っている。アジアカップに優勝したフルスクォードの半分はシドニーにやってくる。 オーストラリアは10月のワールド・ランキングで、トップ50から滑り落ちてしまった。今、オーストラリアの国際試合の結果はよろしくない。 2005年10月が54位という位置にいたので、ほぼ元にもどってしまった。 大陸間プレーオフの対ウルグアイ戦の前と同じ状態である。出戻りは辛い。 日本の30位、イランの38位、韓国の46位に次ぐ、サウジアラビアと同率の52位は、情けない。 起死回生の転機ととらえて、奮起を期待したい。 最終ゲームは、来週水曜日、オーストラリアはアウェーで3位の北朝鮮と、イラクはホームで最下位のレバノンと対戦する。ホームと言ってもイラクのお国の事情があるので、試合はカタールで行われる。 イラクに勝てば、オリルーは北朝鮮とドローでもいい。 先日のイタリア中部のアレッツォ近くで起きたラツィオとユンベントスのサポーター同士の衝突で、警備の警官の威嚇射撃を受け、1人が死亡する事件があったばかりだ。よもや、このようなことは起きないとは思うが、スポーツに暴力がつきまとうようになったのは、非常に情けない。プレーする方も観戦する方も、フェアーでなくてはならない。なんのためのスポーツかわからなくなる。 土曜日の結果はどうなるか?
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posted by buruta |23:53 |
gensan |
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