2009年06月10日
豪―バーレーン戦 今日はどういう試合展開になるのか?
ドーハでのカタール戦にオーストラリアが引き分けたとき、オーストラリアの国民は、まだ白河夜船だった。
2005年にアロイシのペナルティ・キックを決めて、ウルグアイに勝利したときには、多くの人が夜遅くまで、そして何日も外でワールドカップ出場を祝福したのと比べれば、オーストラリアが引き分けたその瞬間のオーストラリアの街は、時差の関係でゴーストタウンだった。
「有料テレビの放送も、真夜中だった。そしてもう一つの理由は、相手が弱小の国だったこと。この1年あまりで、3回も勝っているからだった」と、通の記者は語る。
“オーストラリア・ワールドカップ出場”の話しは、テレビ、ラジオ、ネットのサイトで速報されたが、新聞は朝刊の締め切りに間に合わなかった。オーストラリアがワールドカップ出場を決めた庶民のリアクションを取ろうと、平均的なオーストラリア人に町で取材したら、その人はこう言ったのではないか。『たしか、アロイシという選手がペナルティで得点して、シャツを脱いで走った数年前のことではないかね?』と。
こう言う人もいる。
「われわれ、ドーハのことはもちろんちゃんと知っていた。我々は、出場が決まったので静かにワイングラスをもって祝った。それからベッドに飛び込んだ。しかし、我々にとって、今回の慶事には、ウルグアイ戦の後で感じた興奮のようなものは無かったよ。ウルグアイ戦は全く違っていた。非常に違ったものだった。それは、32年の悔しさから解放された瞬間だったからね。
ブレッシアーノが同点のゴールをあげた時、シュウォルツァーが2番目のセーブをした時、アロイシが5番目のペナルティで動き始めた時の記憶はまざまざとよみがえる。1985年にスコットランド戦で負けた時、1993年のオーストラリア戦でマラドーナがみせた魅力的な仕事、そして、1997年の対イラン戦の敗北で、ジョニー・ウォーレンが放送中に声を詰まらせ、『選手が可哀想だ』と言ったときの思い出が、怒濤の如く湧き上がってくる。
ウルグアイ戦は、英雄と英雄的な行動の結果だった。あれは、世界最大のゲームの輝かしき征服だった。我々が要求する権利のなかった勝利であり、期待する権利もなかった勝利だった。しかし、それが当時だった。そして、ドーハの試合は、現代だ。
大きな違いは、現在では、ワールドカップの予選を通過することが、期待もされ、要求もされていることだ。それは、ウルグアイ戦とヒディンク監督の遺産とも言える。しかし、われわれは、それに耐えていかなければならない」
さてさて、今日の話しに戻ろう。・・・・長旅をしてきたバーレーンのミラン・マカラ監督は本日の対戦を前に、サッカールーズは日本より良いチームだと言ったが、これはサッカールーズを持ち上げていることになるのか。「マーク・シュウォルツァーの意気を受けた豪のディフェンスには、手こずりそうだ」とも語った。
マカラ監督(チェコ出身)は、2010年のワールドカップ出場権を獲得したフェルベーク監督に、素早い祝辞を送った。
しかし、今日、シドニーのANZスタジアム(オリンピック・スタジアムのこと)でのゲーム、マカラ監督は、残りの枠に食い込もうとしているが、バーレーンがリラックス気味のオーストラリア代表からうまみを得ることも難しいのではないか・・と、見通しを語った。
バーレーンはA組で3位を確実にするためには、残りの2ゲームであと1ポイントが必要だ。
マカラ監督の話だ。
「我々には、あと1ポイントが必要だ。すべては我々の手中にある。最終のウズベキスタン戦まで待ちたくない。オーストラリアは、同じA組の日本より強い。我々は1ゴールも奪えなかった最高のチームと対戦するのだ。
彼らには、アジア最高のゴール・キーパー、イングランド最高のゴール・キーパーの一人がいる。フラムのシュワルツァーは、本当に驚異的だ。それは、豪州のDFにもすばらしいことだ」
マカラ監督は、オーストラリアが、バーレーンと日本との試合でホーム
でのファンのまえで、素晴らしい試合をするのではないかと見る。
「サッカールーズがヨーロッパでプレーする多くの選手を擁して出場資格をえたので、誰が先発するか、私にはわからない。選手は疲れている。彼らはもうグループで勝っている。おそらく監督は、他の選手を登用するのではないか。
このことは、われわれのチャンスだと思うかもしれない。しかし、私はそう簡単には思えない。それは、多くの選手が、自分の出番を満を持して待っているからだ。選手は、大観衆の前で実力を誇示したがるものだからだ」と、同監督は警戒する。
バーレーンのナイジェリアの生まれの“狙撃手”と言われるジョイシー・ジョンは、要警戒だ。彼は昨年11月、リファで行われた対オーストラリア戦で、実力をみせたことはオーストラリアファンも知っている。しかし、ストライカーのアーラ・フバイルは故障で、MFのアブドゥラ・ファタディ(帰化ナイジェリア人)は、サスペンションで欠いているので、実力としては弱くなっていると、街の話だ。
さて、今晩の試合はどうなるか?
posted by buruta |07:32 |
gensan |
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