2009年04月24日

川崎 名古屋 共に豪州を破る

アジア・チャンピオンズ・リーグをみてみよう。

 

H組の川崎フロンターレ対豪州セントラル・コースト・マリナーズ(21日)は、2-1で、川崎の勝ち。勝ち点10となり、決勝トーナメント進出決定だ。

 

E組の豪州ニューキャッスル・ジェッツ対名古屋グランパスの一戦(23日)は、1-0で、名古屋の勝ち。これで勝ち点8で首位を維持。ニュー・キャッスルジェットは、ホームで負けた。勝ち点4。

 

ニューキャッスル・ジェッツは、57分過ぎ、サブスティチュートの杉本が、小川の足下に落とすクロスを放つと、クロス・レンジから小川は、落ち着いてGKケネディの左へ早い球をネットに送り先制の1点。

 

ギャリー・ヴァン・エグモンド監督は、フォワードの闘いを制しようと、ドニー・デ・グ・ルートとホフマンに替えて、シーン・ルーニーとペトロフスキを送った。

 

終了までに12分のところで、ペトロフスキにチャンスが回ってきた。ペナルティ・キックだ。

 

同点に持ち込む最大のチャンスだった。

 

先月韓国蔚山現代との一戦では2点を叩きだしたサショ・ペトロフスキに期待が高まった。ヒーローなるか。

 

だが、である。

 

ペトロフスキは右を狙ったが、GK楢崎に完全に読まれていてセーブされたのである。このミスは、ジェッツには高くついた。

 

前半で先制してリードを奪えるチャンスがありながら、ジェッツは得点することが出来なかった。

 

これで、ジェッツは残り2戦に全勝が必要だ。ホームでの対中国戦、アウェーでの韓国蔚山現代にいずれも勝たなくてはならない。

 

この2戦だけを取り上げる積もりはないが、Aリーグはもっと質を上げなくてはならないのではないかと思う。

 

セントラル・コースト・マリナーズは1-1でこそ試合を進めていたが、勝ち目はほとんどなかった。

 

8月から始まるAリーグの新シーズンを前に、チームは、オーバーホールが必要なことを認めている。

 

マリーナーズに実績がないわけではない。確たるものがある。Aリーグが発足して4年。そのうち2回も頂点に立っているチームである。

 

それでも、ゴーマン会長は、チーム再建の時と断じた。

 

「チームの12人は、最初から参加していたメンバーだ。どこのチームより上に立っていたはずだ。間違いなく、全てをリフレッシュする時期だと思う。

 

現存の選手をどうこう言うのではなく、来シーズンのAリーグは、かつてないほど激しくなるということだ。われわれもそれに合わせなくてはならない。5~6箇所強化しなくてはならない。マッキンナ監督と評価をにつめなくてはならない」

 

顔を赤らめて、「選手を放出し、ミリオンダラーの選手を入れようとしているのではない。キラリと光る質を求めているのだ。トニー・ヴィドマーやジョン・アロイシが出ていった後に無くなった物は、一種の経験だった。Aリーグには、その頑迷さが必要だ。おそらくそれが、われわれがこだわっているものだ」

 

お粗末な結果の連続で、ファンはやじり、失望している。

 

「公平に言えば、この4年間、われわれは期待以上の活躍をした。そういうツキも落ちた。この4年間で、ファンの目も肥えてきた。それに連れてファンの期待も上がってきたのだ。ファンもいろいろ言い始めた。そのことが問題ではない。われわれが決めた目標に達していないことが問題だ。しかし、われわれは、やる気を失ったわけではない。それはファンに対して自信がある。われわれは、信じられないほど成功を収めてきた。だから、われわれは市場原理に戻ろうとし、新しい選手を探しているのだ。車輪が外れ落ちたのではなく、もっとうまく回転させようとしているのだ。」

 

自国で育った選手だけに依存できなくなってきたことを、この動きは示すのではないか。Aリーグ傘下のチーム増加の動きが顕著な中で、そして、Jリーグにこれほどまで勝てない現状が、チームとして勝つためには、外国選手への依存度も増すことに一層拍車をかけているのではないか。そう思う次第だ。

posted by buruta |10:05 | gensan | コメント(0) | トラックバック(0)
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