2007年06月29日
「ドラゴンズ軽く総括」シリーズ(勝手に管理人がそう言っているだけですが)、またまた登場ということで、まあ総括というにはおこがましい気もしますが、とりあえずドラゴンズの交流戦をざっくり振り返ってみましょう(成績は全て6月26日現在)。
■怪我、不振でレギュラー不在……苦心のオーダー
4年目の指揮を執る落合監督ですが、怪我人に泣かされたことはあまりなかったような気がします。私が覚えている限り、2004年の日本シリーズに福留を欠いたことくらいです。
昨季は荒木が離脱、森野も骨折で出遅れましたが、その影響は少なかったと思います。
ところが今シーズンは野手陣のレギュラー不在の影響がモロに出た感じで、交流戦の打率は.240でブービー賞。
具体的に見てみると、
5月23日、荒木登録抹消(6月8日再登録、6月11日再び抹消)
6月6日、イ・ビョンギュ、中村紀登録抹消(6月23日イ・ビョンギュ再登録)
さらにウッズが腰を痛め、6月14日から5試合欠場し、開幕スタメンのうち最大で4人が不在になる状況での戦いを強いられました。
この間、様々な若手選手がその穴を埋めようとしました。
これも具体的に名前を挙げると、中村公、澤井、堂上剛、柳田といったところでしょうか。
その中でまずまずの役割を果たしたと言えるのは澤井かな、と思います。柳田はソフトバンク戦での華やかな活躍があるので印象深いと思いますが、出場試合数が少なく、評価をするのは難しいですね。
ちなみに腰を痛めていたウッズ、不振だったイ・ビョンギュが既に戻り、中村紀の復帰も近いそうです。あとは荒木ですが、大丈夫でしょうか。かなり長引いていますが……。
■それでも交流戦は5割で乗り切った!
前回の「軽く総括」で、交流戦は「とりあえず5割を目標に」と書きましたが、このような状況ですからやむを得ないでしょう。充分頑張ったと思います。
交流戦は12勝11敗1引き分けで5位でした。
ちなみに6月の月間成績もここまで8勝7敗とほぼ5分。怪我人が出てから大崩れしたわけではないということで、これも一安心なデータだと思います。
この交流戦、投手陣は防御率3.34で6位。まあほぼ順位通りの成績だったのですが、何分交流戦の打率が上記のような有様ですから、6月は非常に厳しい戦いを強いられています。
6月の8勝のうち、1点差の勝利が5試合、2点差の勝利が1試合ということで、僅差の勝利が続いています。
また、交流戦の打率が低いのはレギュラーが抜けたこともあるのでしょうが、既存のメンバーが調子を落としているということも1つの原因と考えられます。
絶不調を経験した福留は言うまでもなく、森野、井端も3割を切り、ついにドラゴンズの3割バッター(もちろん規定打席到達選手)は0になってしまいました。
3割バッターがいないのは中日と5位の広島だけです。首位の読売は4人、最下位のヤクルトにも3人います。野手陣の奮起が待たれます。
■後半戦に向けて一言
まず、エースである川上憲伸に気合を入れてもらいましょう。
毎年春先が好調で、その後夏バテ傾向があるのですが、今年は春先から既にイマイチです。
先日のソフトバンク戦での背信のマウンド以前は5連勝していましたが、物足りなさを感じるデータが1つ、あります。
そう、未だ憲伸は完投が0! エースとしてこれでは物足りないですね。リリーフを休ませる投球を期待したいですね。
そして朝倉、中田、浅尾といった若い先発右投手に格の違いを見せてもらいたいものです。
それと、会長さんをもう少し使ってみてはいかがでしょうか。
不本意ながら2軍スタートとなった会長さんですが、下できっちり調整をし、荒木の最初の抹消と同時に1軍昇格、そしてここまで1ヶ月間3割2分近くの打率をキープしています。
なのに、イ・ビョンギュが上がってきた途端にまたベンチですか?
イ・ビョンギュの守備が英智クラスというならまだわかりますが、今ではそれほど守備の評価も高くないはずです。それなら打撃の調子のよい選手を使ってもらいたいんですけどね。
“ミスタードラゴンズ”立浪の体の調子が悪いということもあって、臨時的に代打の切り札にされているのかもしれませんが、立浪も23日は代打で登場しています。それならば、流れを重視して欲しかったですね。
また、育成選手から支配下登録されたクルス。
正直、勝ちゲームでの右の中継ぎは岡本、平井、そして鈴木で充分だと思うのですが、このタイミングで登録されたからには、勝ちゲームでの登板が期待されているということでしょう。ウエスタンでの好投をそのまま1軍でも期待しましょう。
そして、山本昌さん。
今シーズン中の200勝はかなり難しいと思いますが、通過点だと考えれば、まだまだできるはずです。あなたが1軍にいることで、いい意味でチームがまとまることを期待します。
ドラゴンズはここまで68試合消化、ようやくシーズンも折り返しです。
交流戦前、読売と中日、「2強のセリーグ」と言われていましたが、ここに来て横浜が交流戦前の不調からV字回復を果たし、気がつけばドラゴンズの後ろに迫ってきました。心配なくもないのですが、これをいい緊張感を保つ材料にしてもらいたいものですね。
まずはプレーオフ圏内をキープしていきましょう。本当の勝負はまだまだ先ですが……。
posted by bunchousann |03:55 |
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2007年06月27日
さて、Jリーグの日程が未だ続いていますが、来月開幕のアジアカップに向けて代表合宿が行われたりと、サッカー界は代表の話題が増えてきました。
このスポナビ+の色々なブログでも、最近はオシム監督のサッカーについて侃々諤々の議論が繰り広げられています。色々な意見があって、どれが正しいというわけではないのですが、視点を多く持つということは肝心の代表が状況に応じてフレキシブルに事を進める必要があるという点からも大事ではないかと思います。
オシム監督の目指すサッカーの、その是非はともかく、日本の現在のアジアでの立場を考えると、少なくともサポーターの立場からは「それなりのもの」を求めざるを得ないでしょう。
「それなりのもの」が「優勝」なのか、「ベスト4」なのか、あるいは内容で、例えば「高度な連動性と豊富な運動量が高次元で融合した美しいサッカー」という方もいらっしゃるかもしれませんが、いずれにせよ、現在のアジアのサッカー界におけるヒエラルキーというものに日本代表というものを照らし合わせた上で導き出された結論、という点ではどの答えにも共通項があるのではないかと思います。
そして、そのアジアでの戦いについて、ちょっと興味深い記事を見つけたのでご紹介したいと思います(ということで、いわゆる引用、またの名をパクリともいう……)。
アジアのプロリーグでプレーする日本人と言えば、バンコク大学チームの一員として今年のACLにも出場した元アルビレックス新潟の深沢仁博選手をすぐに思い浮かべるかと思いますが、ここでご紹介するのは違う選手です。
6月25日の日本経済新聞の夕刊をご覧になった方はご存知だと思いますが、1面の「JAPASIA アジアの中の日本」という連載記事にアジア9カ国でのプレー経験を持つ(そして今もプレーしている)日本人選手が紹介されていました。
伊藤壇選手。私と同じ1975年生まれの31歳。
日本では98年から翌99年までベガルタ仙台(ブランメル仙台時代含む)に所属、翌年北海道リーグでプレーしただけなので、私は当然知りませんでしたが、この後のジャーニーぶりがかなりすごいですね。
詳しくはウィキのリンクを貼っておいたのでそれをご覧頂いた方がよろしいかと思います(そして伊藤選手のブログへのリンクもあります)。ちなみに香港リーグ在籍時にはリーグ選抜チームに選ばれ、カールスバーグカップであのACミランを破ったそうです。
で、この記事で興味を引かれたのが、伊藤選手の目指すもの。ということで、以下は引用です。
なぜアジアなのか。視線の先にアジアサッカーの専門家を見据える。各地に人脈を築き、将来はアジアサッカー界に通じた解説者や代理人を目指す。「日本にはアジアのチームや選手を知る専門家が少ない」。
こうした記事を見て、それこそなぜアジア? と思うサッカーファンも多いと思います。
現に彼がプレーした国々は、はっきり言って代表レベルでは現在、アジアで弱小国とされている国ばかりと言えます。
しかし、経済新聞ならではの切り口で考えると、そう安閑ともしていられないような気がします。
例えば現在伊藤選手がプレーするブルネイという国は非常に小さい国ですが、石油資源の豊かな国で、彼の報酬もJの時とほとんど変わらないばかりか、高級マンションや外車をクラブから貸与されていると言います。
「小さな、しかし石油によって豊かな国」と言えば、中東の方で思い浮かべる国々もあるのではないでしょうか。そしてそれらの国々は、アジアのサッカー界では決してあなどれない力を持っているはずです。
天然資源が豊富なばかりか、アジアは世界でも屈指の人口を抱える地域です。その人的資源の豊かさゆえに、経済的な観点から欧米からの熱い視線を受けていることは周知の事実です。
日本のJリーグは、その経済力を背景に突然現れた異形のプロリーグであり、その後の日本サッカー界の急速な発展の原動力となりましたが、これと同じことが他の地域でもおこらないと誰が言い切れるのでしょうか。
かつて、弱小の地位に甘んじていた日本がアジアのサッカー界のヒエラルキーを突き崩したように、他の何処かの国々が同じようにヒエラルキーを突き崩す可能性もまた存在するのではないかと思います。
そして同じようなことは、代表レベルだけではなく、クラブレベル、すなわちACLにおいても言えることだと思います。
伊藤選手は、もしかしたら、そういう可能性に賭けているのかもしれません。
社会にせよ、文化にせよ、スポーツにせよ、秩序というものは必ず変化を伴います。
日本代表が臨むアジアカップのタイトルは、今のところは一部の国で争われていますが、いずれはもっと多くの国々が争うものになるかもしれません。
その時には、日本も過去の栄光にしがみつくことなく、専門家の力を大いに借りて戦わねばならないような気がします。
最も、それはそれでアジアのサッカーにとってはきっと幸福なことなのでしょう。実力を持った国々がたくさん登場することで、日本サッカーのレベルもきっと上がるのでしょうから。
posted by bunchousann |13:15 |
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2007年06月22日
日付が変わって、もう6月22日になりました。
ちょうど1年前のこの日を覚えていますか?
正確にはそれはドイツでの出来事でしたから、これを書いている時点ではまだ向こうの日付は6月21日ではありますが……。
ただ、紛れもなく世界中の公式記録には「6月22日」として残っています。
6月22日、ドルトムントでの大敗で、日本のドイツW杯が終了した日。
そのときの感想は、と言うと……私の場合、
悔しかった……情けなかった……全てを出し尽くしての敗北だとは到底思えなかったから……。
皆さんはどうでしたか?
何だか日本が惨敗した途端に「俺は前から負けるとわかっていたよ」なんて自嘲気味の意見が百出しましたよね。
そういうことがカッコいいという風潮がどうにも好きになれませんでした。
ちなみにちょうどこの頃、Yahoo!にW杯期間限定の掲示板があったのですが、何気なく見ているうちに、そこに諸々の悔しさをぶつけるようにいろいろ書き込みをするようになりました。
代表のこと、Jリーグのこと、海外サッカーのこと……etc。
中にはマトモな会話(議論)が成立しない輩もいましたが、多くの人とは熱く、ポジティブに意見を交換することができました。
そして、プロフにも書いているのですが、その時に自分の意見を言うことの快感に目覚め……掲示板もいいけど、これはブログをやるしかないな、と思って始めたのがこのブログです(サッカーだけじゃないんですが)。
つまり、あのドイツでの惨敗が一応このブログのルーツになっているわけです。
さて、話題は変わりますが、これから夏に向けて、A代表はアジアカップ、U-20・U-17代表はそれぞれの年代別W杯、そして五輪代表は秋にかけて最終予選、と厳しい戦いが続きます。
それぞれの日本代表にはそれぞれの目標があり、サポーターそれぞれの期待があると思うのですが、勝負事はやってみなければわかりません。もしかしたら目標に届かないのかもしれませんし、期待にこたえられないかもしれません。
ただ、あの悔しかった1年前に私が掲示板を見て一番残念に思ったことは「どうせ日本は弱いのだから、もう期待はしない」と匙を投げる人が多かったことです。
そういう人には、悉くこう返した記憶があります。
弱いから期待しない、でも期待しなければ、おそらく強くはならない。
あんなに悔しかったからこそ、また期待してみたくなるというものです。
もちろん、盲目的に期待するのではありません。しかし、サポーターにできることは限られています。
たくさんの意見をぶつけ、議論をし、様々なものの見方を得ることで、厳格な世論の形成に寄与するくらいしかないのかもしれません。
しかし、もしかしたらそれがドイツの時に最も欠けていたものかもしれません。
もちろん、そうやって感性を磨くことで得られる結論もまた、残酷なものかもしれませんが……。
ただ、今一度あの時の悔しさを思い出して、サッカーを、スポーツを愛する(がゆえに老婆心ながらついつい厳しいことを言いたくなる)ことも、そしてこのブログのあり方も初心に立ち返りたいものです。
そしてオマケですが、あのブラジル戦と言えば、試合終了後に大の字になったまま動けなかったあの選手を忘れるわけにはいかないでしょう。
これも何かの偶然か、外国人記者協会でのオシム監督の会見で、中田英寿の話題が出ました。
1年もまともにプレーしていない人間に対して多分にリップサービスの要素も含まれているとは思いますが、それでも彼に対する評価はそれなりに高いのだと思います。これは完全に個人的希望ですがオシム監督と一度どこかでじっくりと対談でもしてもらいたいものですね。
posted by bunchousann |04:10 |
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2007年06月18日
いかにもアメリカ人の監督ならではのアイデアと言いましょうか、こんなニュースが飛び込んできました。
バレンタイン監督の発案だそうですが、おそらくフロント側も承知しているのだと思います。
NPBの球団が四国ILの1チームを買収するということになれば、それでは一体何のための「独立」リーグなのかというご意見も出てくるのでしょうが、当の四国ILの運営会社側が概ね歓迎傾向のようなので、資金難に悩む独立リーグ勢にとってはまさに渡りに船ということなのでしょう。
要するに、これはマイナーリーグの拡充を図りたいという千葉ロッテ側の意思と受け取ることができるでしょう。
そこで問題になってくるのが、支配下登録枠70名という縛りです。
この70人枠をめぐって、少し前に中日が支配下登録されていた金本投手を支配下登録から外してウェーバー公示し、獲得球団がなければ育成選手登録にし、支配下登録できる枠を1つ作ろうとしたことが話題になりました。
この一連の動きに選手会側も中日に対してウェーバー公示を取りやめるように警告を発していました。そしてこの時は「育成選手の本来の目的と異なる」という理由でセリーグが超法規的措置でウェーバー公示そのものを認めずに、結局もとに収まることになりました。
この時の中日・落合監督のコメントにも「支配下登録選手は70人では少なすぎる」というニュアンスがうかがえました。
ところで、千葉ロッテには今のところ育成選手が1人も在籍していません。
育成選手を大量に獲得した読売と組んで「フューチャーズ」なる“3軍”チームを作ったりと、何かと育成に力を入れているようですが、この「育成選手0」という事実は意外であるように思います。
今回、仮に独立リーグの球団を買収したとすれば、そのチームを運営するにはさすがに選手が足りないので、買収後のドラフトで育成選手を大量指名することになるようですが、こうした動きを支配下登録枠の拡充に繋げる可能性も充分に考えられます。
今回の千葉ロッテの動きには、そんなメッセージが込められているように思います。
報道にもあるように、早速他球団やNPB側からの反発があり、また、今後アマ側からの反発も起こると考えられます。
それに独立リーグ側にも問題がないわけではありません。
一応独立したリーグとしてタイトルをかけてやっているのに、「ロッテ買収チーム(仮称)」でプレーする選手は独立リーグ外の選手(NPBのドラフトを経て入団した選手)ということになり、公平性の問題が生じるのは避けられないでしょう。
“野球版天皇杯”とは異なり、今回は「とりあえず(買収を)やってみたら」とはいい難いものがあります。
つい最近独立リーグを観戦してきた者に言わせれば、独立リーグのアイデンティティは何なのかということさえ思います。
ただ、マイナーリーグを増やすということに関してはむしろ賛成です。
全国には素晴らしい地方球場が溢れています。こうした日本の野球界における宝を活かさない手はないと思うのですが……。
posted by bunchousann |21:55 |
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2007年06月18日
激しいレースになったカナダGPに続いて、今週はアメリカGP。
BAR時代、琢磨が表彰台に乗ったサーキットということで期待をしていたのですが、残念な結果になってしまいました。
予選で18番手に沈み、下位からの巻き返しを図った琢磨はスタート直後の混乱をくぐり抜け、徐々に順位を上げいきます。
しかし、テレビ画面上にカーナンバー22、すなわち琢磨に対するペナルティの予告が出るや否や、コースアウトしてリタイヤ。
ということで、このペナルティが次戦フランスGPに持ち越され、予選順位10番手降格が決定してしまいました。
このペナルティですが、もしレースが継続できていて、アメリカGPの最中にペナルティを受けていたらどうだったんでしょう。ここでペナルティを消化していれば、マニクールではフレッシュな気持ちで望めていたかもしれません。それなのにリタイヤの上に次は予選順位が大幅に下がることが確定しているわけですから、モチベーション的にも難しいレースになりそうです。
前回のカナダGPが「スーパーアグリの琢磨」としてはベストリザルトだったことを考えると、やはりいいレースを続けるというのは難しいことなのだと思います。
そのいいレースを続けたのがマクラーレン勢、とりわけハミルトンです。
2戦連続ポール・トゥ・ウィン。もはやこの人が今年デビューした新人であることを忘れそうになります。
2年連続チャンピオンのアロンソを中心に、ライコネン、マッサが絡んで展開されると思っていた今年のF1ですが、ふたを開けてみると、オフのテストから開幕直後までは調子のよかったフェラーリ勢がここにきてやや失速気味で、特に開幕戦で快勝したライコネンはその後はミスも多く、その期待の大きさに比してすっかり奮わないレースを続けている印象があります。
そんな中で開幕から全てのレースで表彰台に立ち続けたのがルーキーのハミルトン。期待の大物新人ではありましたが、まさかここまでとは誰もが思わなかったでしょう。
その出来のよさゆえに、彼のライバルはいまやチームメイトにしてディフェンディング・チャンピオンのアロンソになったわけですが、今回も激しいバトルがありました。
あのブロックの仕方は見事としかいいようがないのですが、レース後の2人の表情を見ると、巷間伝えられていたマクラーレンの2人のドライバーの確執をちょっと感じさせるようなシーンもありました(実況が煽りすぎというのもありますが)。それでもポディウムでの笑顔なきアロンソを見ると、やはり複雑な思いを抱いていることが想像に難くはありません。
チームメイト同士といえば、マッサとライコネンも表彰台をかけてバトルをしていましたね。こちらはマッサがライコネンを抑えきり、3位に滑り込みました。
ミハエル・シューマッハの後釜としてライコネンには大きな期待が寄せられているだけに、ここまでのリザルトに批判が絶えませんでしたが、とりあえずトップ4に入ったということで、このレースが復活のきっかけになるかもしれません。
トゥルーリが6位に入り、トヨタはここでもしぶとくポイントを獲りましたが、相変わらずホンダはただ参加するだけになっています。今回もバトンが「完走」を果たしましたが、未だにポイントは0。
噂では次のフランスGPでもはや新車と呼んでもいいくらいに大幅なアップデートを施した車が登場する予定ですが、「レースをする」ことができるのか注視したいですね。環境問題に真剣に取り組むということでああいうカラーリングをしているホンダのマシンですが、肝心のマシンがこんな調子では、皮肉なことに地球環境もちっともよくなりそうにないと思うのは私だけではないと思います。
再び次戦フランスGPから、夏の終わりまで欧州ラウンドが続きます。
マニクールは今年で最後との噂もありますが、またしても伝統あるサーキットからF1が消えてしまうのでしょうか。安全化、合理化、商業化が激しい昨今のF1ですが、寂寥を感じるオールドファンの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
posted by bunchousann |12:20 |
F1 |
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2007年06月13日
今日は簡単に更新します。
まだ五輪予選すら突破していないのに、シーズン真っ最中に行われる北京五輪のために各球団の主力選手がそれぞれの所属チームから離脱するということもあって、五輪期間中のプロ野球のペナントレースの扱いについていろいろな意見が出ていますが(私も過去ログで取り上げさせてもらっていますが、「予選突破もしていないのに……」の是非はとりあえず置いておきましょう)、今日は某球団から「野球版天皇杯」への提案がなされたという記事を目にしました。
記事を見ると、プロ(NPB)12球団に独立リーグの2リーグの代表チーム、そして大学、社会人チームの代表が1つずつで計16チームということのようです。
ただ、この案ではNPB以外のチームが少な過ぎるために、結局NPBのチーム同士という対戦も出来上がってしまいますし、新鮮味に欠けるカードもできてしまいますよね。
実力差があることは百も承知ですし、この案にはNPBとアマチュアの交流という要素も強く、それらを踏まえてのプロ(この場合NPB)、アマ(ここには独立リーグ勢も含む)の対戦なのですから、NPBの12球団は、少なくとも初戦は全てNPB以外のチームと対戦すべきでしょう。トーナメントが変則になりますが、それで夏の甲子園大会が批判の的になったこともありませんし、私個人としてはあまり気になりません。
そして、社会人、大学、独立リーグのチームもそれぞれ選抜チームではなく、単独チームで出て欲しいですよね。
独立リーグから四国、北信越各1チーム(または2つのリーグで計3チーム)、大学から4、社会人から6(または5)、といった具合に出場枠を決めて(これには皆さん異論がおありだと思いますが)、それぞれで代表決定戦(あるいは何かの大会にその要素を絡めてもいい)をやればいいと思います。
さて、NPBチームと対戦したアマ側の結果は如何?
サッカーの天皇杯でもしばしば起こりますが、アマにとっては無残な結果になるかもしれませんし、あるいは投手が大きな要素を占める野球というスポーツにおいて、プロに近い実力を持ったそれぞれのチームのエースの好投でNPB側の攻撃を凌いでジャイアントキリング……なんてこともあるかもしれません。
いくら野球協約やアマチュア憲章などの縛りがあるからとはいえ、こういう話が今までなかったことがむしろ不思議なくらいで、野球界は何をやってんだというのが多くの人の思うところでしょう。
四の五の言わず、まずはやってみればいいのではないかと思います。
posted by bunchousann |17:30 |
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2007年06月06日
たまには門外漢の分野についても書こうかなと思います。
今、日本はちょっとした“王子”ブームに沸いているようで、つい先日も新しい王子が誕生したことはもうご存知だと思います。
「ハニカミ王子」こと、石川遼君。まだ15歳、高校1年生。
にも関わらず、プロのトーナメントで並み居る日本のトッププロ選手たちを押しのけ、史上最年少で優勝してしまいました。
そんな彼の人気はたった10日余りで急騰し、急に出現した(という言い方がそもそも失礼ですね)ヒーローに群がるマスコミの報道も毎度のことながら過熱気味になっています。
そして今、彼が本来主戦場としているアマチュアゴルフの大会に異変が起こっています。
ギャラリーが増えるのは致し方ないとしても、報道されているそのマナーの悪さにはいささか閉口するばかりです。
私のゴルフの経験は親父にくっついて打ちっ放しに行ったくらいでしかありませんが、テレビの中継を見たことくらいはあります。
その素人でさえも、プレー中に音を立ててはいけないことくらいは知っていますし、スイングの際に携帯のカメラで写真を撮るようなギャラリーが(ほとんど)いないことも知っています。
中にはフェアウェイの意味さえ知らずに平気で入ってしまう人たちもいたそうです。
プレーの進行を妨げ、ベストパフォーマンスを発揮する環境を破壊する行為を働く人間を、もはやマスコミも“ファン”と呼んではいけないでしょう。
このように上記に挙げたマナーを守れない人たちは、おそらく仮に「ハニカミ王子」が史上最年少で有名オーケストラのソリストにでも選ばれようものなら、クラシックのコンサートでもバリボリとポテトチップスを食べるのでしょう。
そういった数々の報道がなされるだけでも石川君には大きな負担がかかっていますが、その報道する側においても何とも情けない事実が発覚しました。
この放送局はPGAツアーの4大トーナメントの1つ、マスターズを放送しているはずです。
スポーツとバラエティ(ワイドショー?)の違いはあるにせよ、自分の放送局がどういうコンテンツを持っているのかくらいは知っていると思うのですが、そういうことを踏まえた上で、なおあのような愚行に走ったというのでしょうか?
しかも、これは“ファン”もどきの人たちが、マナー違反であるにせよ「趣味・余暇」として行った行為と違い、純粋な「業務」、すなわちプロとして行った仕事というわけです。その点、どちらがより悪質かは明確だと思います。
スポーツ関係部署の責任者は今頃顔面蒼白なんでしょうが、同じ企業の看板を掲げている以上、何らかのペナルティはあってしかるべきです。
例えば、プロ野球の話題で恐縮ですが、2003年の日本シリーズでは、福岡ダイエーホークス(当時)はフジテレビに放映権の売却をしませんでした。その理由は同じフジテレビの某バラエティ番組で、王監督を侮辱するような内容の表現があったからです。
上記のフジテレビの例もありますし、関東ゴルフ連盟、そしてその上に立つ日本ゴルフ協会は、今回のTBSの非常識、不適切な報道姿勢に対して、毅然とした行動をとるべきでしょう。
日本のゴルフ人口は、世界第2位とも言われています。
しかしそれを取り巻く環境はと言うと……ちょっと世界2位からは程遠いようです。
posted by bunchousann |16:40 |
その他 |
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