2007年05月10日

メンバーが変わらないならば~残り「1」試合の使い方を考えよう

今日10日、U-22の香港戦メンバーが発表されました。

16日の香港戦、そして6月のマレーシア戦は2次予選の突破が確定した日本にとっては消化試合になっています。
そこで、シリア戦の後に、今後の2試合はどのように使うべきか、その使い方について少し思うところを書きました。

過去ログ:残り2試合の使い方を考えよう~U-22、最終予選進出(2007.4.19)

結果から言えば、控えGK松井(磐田)以外はシリア戦と同じメンバー。
反町監督はアウェーでのシリア戦で手ごたえを感じたようで、新戦力を積極的に試すというよりも、現有戦力の熟成を図ることを優先させたようです。

しかし、その最終予選に向けた意図は理解できなくもないのですが、だからと言って全く新メンバーがいないというのもどうかと思います。

確かに、同じメンバーでもシステムを変えるとか、ポジションを変えるとか、あるいはもっと細かな部分で戦い方を変えることもできます。
例えばプレスをかける位置、それと連動したディフェンスラインの高さなどを変えて、新たなチャレンジをすることもできます。

ですが、それもこれも同じメンバーがずっとベンチ入りできるという前提があって成り立つものです。

先に挙げた過去ログにもコメントを頂きましたが、怪我や出場停止で出られない選手が出てきた時のために、バックアッパーを用意しておく必要があるのではないでしょうか?

特にDFラインの代役探しは急務です。
なかんずく伊野波(東京)の代役探しに関しては不安要素が大きいと思う人が多いようで、コメントを頂戴した方は皆さん彼の名前を挙げていますね。
私はこのコメントを頂いた時点で増嶋の名前を挙げましたが、ここに来てチーム(甲府)の好調とともに、彼の評価も上がっているような気がします。
招集し、かつ実戦でテストするには絶好のタイミングだと思ったのですが……。
緊張感漂う最終予選では、おそらくテストをする余裕がないでしょう。
それだけに、今ここでやらずしていつやるのでしょうか。

それとも、まだ1試合(マレーシア戦)があるので、新メンバーのテストはそこでやるつもりなんでしょうか?
ただ、せっかく実戦の機会が2試合もあるというのに、ちょっと勿体無いような気がします。

いずれにせよ、予選突破がほぼ消え、相手がモチベーションに乏しいであろう香港相手ですから、確かな成果を得ることは難しい状況には違いありませんが……。

残り1試合、マレーシア戦の使い方を考えた方がいいのかもしれませんね。

posted by bunchousann |21:15 | サッカー | コメント(9) | トラックバック(2)
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2007年05月10日

「金銭」は「真剣勝負」の妨げになる?~魅惑のピースカップ

前回と少し関連して、今回はもう少し生々しい話です。

アジアカップ中のマンUのアジアツアーにAFCが噛み付いたということを前回書いたのですが、その中でもマレーシア協会はAFCに恐れをなしたようで、マンUの来訪を拒否する旨を発表しました。
ただ、マレーシア協会の中にもこうした協会の「弱腰な」態度に疑問を呈する向きもあるようです。親善試合の契約を破棄したとなれば、莫大な違約金を払わなければならない可能性もあり、こうしたビジネス面での懸念は現代スポーツにおいてはいかんともし難いのだと思います。

日本でも我が協会の会長やその子分である専務理事がAFCとは意見を異にする旨を発表しています。
クラブの権利を尊重、ということで、かの代表監督就任のゴタゴタの際にはそんなことを微塵も感じさせなかったのですが、あの時の借りをささやかながらでも今になって返そうとでもいうのか、今回の「7月問題(と勝手に名前をつけさせて頂きました)」ではJのクラブに一歩も二歩も譲っているような気がします。

そんなJのクラブ、なかんずくタイトルを獲ったことのあるいくつかのチームに、韓国で行われるピースカップへの出場という実に魅力的なオファーが来ているのだそうです。

え、何故魅力的なのかって?

優勝賞金です。200万ドル(約2億4000万円)。準優勝でも50万ドルもらえます。
J1の優勝賞金が2億円、天皇杯とナビスコの優勝賞金が1億円ということを考えると、それ以上の金額がたった4試合で手に入る(かもしれない)というのは魅力的と言えるのではないかと思います。

ただ、問題がありまして……それが、やはり開催時期なんです。

今年のピースカップは7月12日から。これまたモロにアジアカップと被る日程ですよね。ちなみに日本代表は7月13日にUAEとの対戦があります。ってことで相変わらずAFCはオカンムリなようです。

さらに問題なのは、この大会に参加したい場合、ナビスコカップでグループリーグ敗退をしなければ日程的に参加できないということです。
ナビスコカップはJにとって立派なタイトル。獲ればサポーターにとってクラブへの誇りも高まろうと言うものです。
しかし、ピースカップには金銭的な魅力があります。
スパーズやリヨンにとっての200万ドルと、Jのチームにとっての200万ドルは価値が違います。
過去の出場クラブや優勝クラブを見る限り、優勝するのは険しいと言えるかもしれませんが、欧州や南米、アフリカのクラブにとっては長距離の移動やプレシーズン段階でのコンディションの悪さというネガティブな材料もあります。お隣の韓国ということで移動の負担もそう大きくなく、シーズン真ッ最中でコンディションも出来上がっている日本のクラブだって、もしかしたら、と思えなくもないでしょう。

そういうわけでJのクラブ側にも乗り気なチームがあるようですが、それには皮肉なことに前述の「ナビスコグループリーグ敗退」というサポにとって納得し難い条件が必要です。
貴重なタイトルを失って、のこのこ出稼ぎに行くのを是とするか。
それともJの誇りを最優先し、ナビスコのグループリーグに生き残ろうが敗れようが大会には不参加であるべきなのか。
難しいところです。

ちなみにこのピースカップ、主催が日本でも色々お馴染みの宗教団体絡みだそうで、将来的には韓日共催を考えているのだとか。
そんなわけで一昨年のJ王者であるガンバは今年の大会に開催地(すなわち出場も?)としてのオファーを受けたそうですが、これを丁重にお断りしたとのことです(5月10日現在、グループA3位。突破の可能性は残しているが、やや厳しい模様)。

今回は日刊スポーツのパクリですな。いや、スイマセン。

posted by bunchousann |00:35 | サッカー | コメント(2) | トラックバック(1)
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