2008年09月05日
現在、社会人野球の一大イベントである都市対抗野球が開催されています。
当然のことながら、プロの2軍をも凌ぐハイレベルな戦いが繰り広げられているわけで、この秋のドラフトにかかるような有望選手も多数出場しています。
そんな社会人野球の名門・新日本石油ENEOSの田沢投手が、日本のプロ球団ではなく、MLB球団への入団を志向しているとの報道が流れています。
「進出」ではなく、「流出」となっているところに、記事を書いた記者の、あるいは日本球界の複雑な心情が凝縮されているのでしょう。
これまでも、日本のアマチュア野球選手が直接アメリカ球界へ入団したケースはあったのですが、それは日本球界では知名度が低く、日本のドラフトにかかるかかからないかといったレベルの選手が、野球をあきらめきれずにアメリカへ行くというパターンが多かったように思います。
しかし、田沢投手の場合、昨年の時点でドラフト候補に挙げられ(昨年は社会人残留を自ら宣言)、今年も各球団が一巡目でしか指名できないような、いわゆる「アマチュアのスター」選手。
これまでのケースとは異なるがゆえに、球界関係者からのリアクションも素早いもので、読売の滝鼻オーナーがこれに噛み付きました。
滝鼻オーナーはともかく、同じ読売のその前のオーナーで、現在は球団会長なる職に就いておられる方が、FA制度導入の際に「自由競争だ」と声を荒げておられたことを我々はよく覚えているのですが、こういった事態をまるで予測できなかったかのようなヒステリックな反応に関してはまさに噴飯ものです。
昨年の実行委員会で、こういった事態が想定されることを、既に話し合っておられるではありませんか。管理人もそのことを2度にわたって過去ログに書いております。
過去ログ1 過去ログ2
このときの実行委員会では、新人選手への契約金の上限を条件付で撤廃することが話し合われたようですが、その後キチンとルール化されたとかの話は寡聞にして聞いたことがありません。
今回の田沢投手の例(まだ入団すると本人が言明したわけではありませんが)がほぼ初めてということもあって、このような、アマチュア有望選手がMLB球団に直接入団するという漠然とした懸念があっても、過去の実例がないために、実際には起こりっこないだろうと高をくくっていたのかもしれませんが、いずれにせよ、金銭の上積みが一定の抑止力になるという認識はどの球団にもあるのでしょう。
であるならば、その「金銭の上積み」をどうやってするのか。
記事を見る限り、滝鼻オーナーは「日本球界」の問題と捉えておられるようですが、どうもその「金銭の上積み」を日本球界が一丸となって行っている印象はありません。
また、滝鼻オーナーは加藤コミッショナーを巻き込もうとしておられますが、これはそもそも日本のアマチュア球界とMLBとの間の問題です。
こちらのブログでも言及されていますが、曖昧な紳士協定が存在するだけですし、明文化されたルールと言えるものでもありません。
そもそもこういった事態の到来を懸念するのであれば、アマチュア球界と緊密に連絡をとり、その到来が不可避となったときに備え、はっきりとしたルールを、日本のアマ・プロ双方の球界の総意としてMLB側に打ち出しておくべきだったと思うのですが、そういったこともなされていないようです。
きちんと明文化されたルールがない以上、アマチュア選手が日本のプロを経ずにアメリカ球界へ直接飛び込むか否かは、アマチュア選手の自由意志にゆだねられます。
過去ログにも書いたのですが、新人選手にせよ、FA選手にせよ(これらを同一視するのも違和感がありますが)、いざ「流出」という事態になった時には、それを食い止める「制度」の問題にすり替えている印象をいつも感じます。
そうではなく、先程も言及した通り、「人材流出」について、「金銭の上積み」に一定の抑止力があるというのなら、その抑止力を高めることをもっと議論してもいいような気がいたします。
最後に申し上げますが、これまでとはケースの異なる「流出」――すなわち、日本のアマチュアのトップが、アメリカでどれだけやれるのか、ということに、個人的には興味を持っております。
posted by bunchousann |15:15 |
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2008年08月24日
最初に申し上げますが、大変長い記事になりそうです。
このスポナビ+の膨大なエントリーを色々と拝見させていただいておりますが、どうも星野監督率いる野球の五輪代表への批判は、衰える気配を見せません。
「失望というのは、より多くのものを望み過ぎたからするものだ」という言葉を思い出します。
もちろん、オールプロで臨んだわけですから、結果に対する批判は避けることができないと思います。
そして、結果が出た直後はやはり冷静になれないもので、管理人も皆様と同じような思いを抱いておりました。
敗北を見届けたテレビの前では、皆さんが指摘していらっしゃるようなことと大体同じようなことを管理人もブツブツ言っていたものです。だってウチのオカンですら「何であそこで岩瀬やねん……」と言ってましたから。
ただ、他球団のファンにはおそらく理解してもらえないでしょうが、岩瀬や川上のチーム合流後を心配するドラゴンズファンもいます。同じように、G.G佐藤の心配をしている西武のファンもいらっしゃるでしょう。
ちなみに、管理人はもう1年半も前にこんなエントリーを挙げておりました。一部とはいえ、当たって欲しくなかったのですが……
サッカーの男子五輪代表の時のように、批判ではなく、中傷めいたものも多いのが重ね重ね残念ですが、サッカーはたとえ最悪の結果であったとしても、次の五輪という機会があるので、建設的な批判がなされることの意義というものを感じている方々も多いのでしょう。
ところが野球に関しては、表題にもあるように五輪競技としては今回が最後である可能性が高く、この経験を次につなげる機会が永久に失われたこともあって、建設的な批判をする意義を感じられず、単純な失望や怒りのエネルギーが乱れあって合体し、ネット上で暴風と化している印象があります。
もちろん、もう1つの野球の国際大会にWBCというものがありますが、多くの人が五輪とは別物と考えている通り、私もそう思います。
さて、皆さんの数多い批判(感想?)の中には、単純に「日本が弱い」という意見もあるようです。
「強い者が勝つのではない。勝った者が強いのだ」という言葉の存在を考えれば、仰るようなことはごもっともだとも思います。
ただし、多くのエントリーを見て思ったことは、ほとんどの記事が、自分たちの代表チームの不出来について書いているだけのように感じたのです。これは「日本が弱い」と思っている方々ですら、そういう人が多いような印象があります。
こうしたエントリーには「ここがこうであったら、やはり日本は最強なのだ」ということを言外に感じてしまいます。
星野監督の韓国戦後の皮肉交じりのコメントや、あるいは日本と、メダル獲得国(特に韓国、キューバ)の間における現場のスタッフ・選手たちに対するサポート体制の違いを論じて、日本球界に驕りがあったとの意見も散見されましたが、おそらく私も含めて、ファンの皆さんの中にも驕りがあったのではないでしょうか。
何分語彙が乏しく、上手く言えないのですが、勝負というものは、相手との相対的な関係で決まるものですから、もう少し相手のことにも言及すべきはないか、と思ったのです。
何せ、勝負ってものは相手あってのものですから。
posted by bunchousann |03:05 |
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2008年08月19日
全く個人的なことで恐縮ですが、8月18日は私の誕生日であります。
プロフや過去の記事にもある通り、今年で33となりました。
緩慢に流れていた時の流れも、いよいよ激流の如く感じられます……
「借金の期日だって延期できるのに、どうして誕生日は延期できないんだ」
ということではありませんが、ここ2年書いてきた誕生日ネタが今年は思い浮かばなかったので、誕生日そのものを延期したわけではありませんが、こうして1日遅れの更新とあいなりました。
お祝いしてくださる方は、是非、こちらの曲でお祝いして下さい→(♪)
一昨年の誕生日ネタ 昨年の誕生日ネタ
その一昨年の誕生日ネタにも登場した選手が、やはり引退をすることになったようです。
8月18日は彼の誕生日。古巣・西武ドームに彼が在りし日の映像が流され、相手球団からも祝福されたそうで、このことに対するコメントの中で、今季限りでの引退を示唆しました。
西武ファンの中には複雑な感情を持つ人たちもいるのでしょうが、偉大な実績を持つ選手はやはり球界の共有財産として尊重されるべきでしょう。
ちょうど2年前に書いた記事の末尾に「『存在感』が消えないことを願う」と書いたのですが、残念ながらその存在感は、その記事作成後に大きな怪我を負ってほとんど試合に出場していなかったこともあって、個人的にはあまり感じられないままにユニフォームを脱ぐことになりました。
今年の春にはPL時代のチームメイトである桑田投手が引退し、つい先日にはパリーグでよきライバルであった野茂投手も引退を表明しました。そういったことが彼の決断にも大きく影響しているでしょう。
近年は「まだやめないのか」「給料ドロボー」などの手厳しい批判もたくさんありました。プロスポーツの世界ですから、結果を残せない以上、そのような批判にさらされるのは致し方ない側面もあるでしょう。
彼の若い頃から知っている管理人としては、少々歯痒いとも思いましたが、わずか15歳、高校1年からスーパースターであり続けた心身はおそらく他人の想像以上に疲弊しているのだと思います。そろそろ潮時なのでしょう。
今季の「引退前感謝興行」も含め、晩年の過ごし方には賛否両論あると思いますが、だからといって残してきた足跡が変わるわけではありません。そのことには批判している人も素直に敬意を表してもらいたいと思います。
そして清原選手、月並みですがあと少し頑張って下さい。
posted by bunchousann |03:05 |
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2008年08月08日
え~と、五輪男子サッカーに関してはこのスポナビ+の膨大なエントリーをざっと拝見させていただきましたが……まあ皆様のお怒りはごもっともだと思います。いかにも(日本)サッカー的な展開で負けてしまうというのは悔しさも倍増というモノです。
こういう結果になって予想はできたのですが、やはり人格を否定するような酷い批判(というより中傷)があるのがいつも残念に思います。
ですが、失望したのは事実です。今のところ絶望したわけではありませんが……。
サッカー終了後は暗い話題から目を背ける日本人の悪い癖を全開で発揮して、その後は野球観戦をしておったわけですが、ドラゴンズは松山に遠征。
こちらもモヤモヤした展開でしたが、投手陣の踏ん張りで2連戦を1勝1分で乗り切りました。
で、ようやくタイトルにもある松山の話。
過去ログにちらっと書いた通り(っていうか母校の名前を堂々と書きましたが)、管理人は中2の2学期から高校を卒業するまでをここ松山で過ごしました。
私が住んでいた頃はまだ坊っちゃんスタジアムなるものはなく、松山城のほとりにボロい球場があるだけでした。高校野球での愛媛県代表の実績をもって「野球の街」を標榜していたわりには随分みすぼらしい球場だなあと子供ながらに思ったものです。かつて中日時代の星野監督がオープン戦の際に、その施設の酷さに激怒したそうですが、ウィキの写真などを見ていただければ皆様にもおわかりだと思います。
昨年は長野オリンピックスタジアムにも行きましたが、近年は立派な地方球場があちこちにできていますね。各自治体の方々にはこれらと同じくらいの情熱をサッカー(専用スタジアム)にも向けて欲しいものです。
ブツブツ言いながらもそのボロい球場には結局母校の野球部を応援しに行っただけなのでそんな大した思い出はないのですが(ぶっちゃけスタンドでは「たいぎいのう」なんて思ってました)、坊っちゃんスタジアムにはいつか行く機会がやってくるのでしょうか。もう10年以上松山には足を踏み入れておりませんが、個人的には四国・九州ILの試合を観に行きたいですね。
ちなみに今年の夏の高校野球、愛媛からはこちらの高校が出ておりましたが、私のような浦島化した元・愛媛県民にはイマイチぴんときません。というのも、私が高校時代にはここはモロに女子高だったからでして、未だに違和感がありまくりです。
坊っちゃんスタジアムといえば、ここにオールスターを誘致した市長さんのことをチラッと思い出します。私はこの市長さんの実家(今も住んでいらっしゃるのでしょうか)の前をてくてくと歩いて中学校に通っていたわけでして(ということで、松山の方には中学校までバレますがな)、ああ、あの息子さんもとうとう市長になったのかあ、とまるで長老のような感慨を持っておりました。ええ、現市長さんの親父さんも市長だったんです。
まあまあ、世襲だなどと言わずに……
まあ、このスポナビ+のブログを読むような方であれば、スポーツに理解がないよりは理解ある市長さんの方が何かと好感は持てそうなもの。
市長さん個人のHPにも色々スポーツ関連のリンクが貼られています。今回、坊っちゃんスタジアムにマスコットが遊びに来ていた愛媛FCとか、松山の社会人野球チームとか……あれ、四国・九州ILのHPはあるのにマンダリンパイレーツのHPへのリンクがないのは何故……?
こうしてぐだぐだと書いてまいりましたが、まあまあ、温泉もありますし、市街地は非常に狭く、歩いてでも回れますし、格安の路面電車もありますので、2泊3日くらいの旅行なら割とお勧めです。いえ、観光協会の回し者ではありませんが……
随分昔話をしてしまいましたが……
「……これ以上過去ばかりをごらんになって、未来に立ち向かおうとなさらないなら、あなたもそれまでのかただ……」
なんて冷徹な声が聞こえてきました……五輪代表の惨敗とともに、サッカー界の未来も考えないといけないかもしれませんね。
posted by bunchousann |03:25 |
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2008年07月29日
はあ……ため息しか出てきませんねぇ。
管理人の昨今の私生活も相当なもんですが、ドラゴンズの昨今の調子もまた相当なもんです。
そんな「ネガティブなムードを払拭」すべく(これを世間では「現実逃避」と言うようですが)、半ばヤケクソ気味に久しぶりのマトモな更新をすることにします。スポナビ+さんもリニューアルしたことですし(お疲れ様です)。
ドラゴンズファンにとってほとんど唯一の明るい話題、言うまでもないことですが、あの昌さんが200勝に王手をかけ、いよいよ今季中の達成が現実味を帯びてきました。
昨季の開幕時点で残り9勝。その前のシーズンで二桁勝利を挙げていたことを考えると達成は充分可能かと思われましたが、その昨季はまさかの2勝止まり。しかも敗戦も10を数え、決してチャンスがなかったわけではないのですから、さすがの昌さんも全く言い訳ができないシーズンででした。
さらにチームはリーグ2位ながらもCSと日本シリーズを勝ち抜いて日本一。そのチーム状況の中で、ポストシーズンでの登板機会が一切なかったことは、24年目のベテランにとって屈辱以外の何者でもなかったことと思います。
成績が出ないベテラン選手は、どうしても「衰えた」の一言で語られてしまいます。ということで、必然的に25年目の昌さんは「背水の陣」に追い込まれてしまいました。
管理人も今年の開幕当初「200勝、今年やらなくていつやるのだ」的なことを生意気にも書かせてもらったのですが、長年のファンの皆さんであってもそういう認識を持っていた方が多いのではないでしょうか。
そんな紆余曲折があっての25年目、いよいよあと1つというところまで迫ってきたわけです。
さて、200勝投手といえばこれまで23人(日米合算の野茂投手を含めれば24人)おり、昌さんが達成すれば24人目(同25人目)の快挙となるわけですが、管理人の記憶にある「200勝達成!」の瞬間となると、実に少ないのですね。
最初に記憶しているところでは「マサカリ投法」「サンデー兆治」でおなじみ、現在でもマスターズリーグで140キロを投げる村田兆治さんですが、管理人が印象に残っているところでは、広島のエースとして多彩な変化球を駆使した(晩年のイメージかもしれませんが)北別府学さんの印象が強いですね。
北別府さんが200勝を達成したのは1992年7月16日なのですが、この時の報道では「最後の200勝投手」なる言い方がよくなされたことをおぼろげながら記憶しております。
当時、既に投手の分業化が進み、加えて先発投手はローテーションを5~6人でまわすことが徐々に行われつつありました。このような傾向から、200勝投手は今後もう出ないのではないかとまで言われたものです。
結果としてこの「最後の200勝投手」は北別府さんではなかったわけで、ご存知現在も横浜で現役生活27年目のシーズンを送る工藤公康投手が200勝を達成するのですが、北別府さんの達成からは実に12年の歳月が流れていました。
しかも、この工藤投手も、そして昌さんも、共に40歳を大きく越えての達成です。
北別府さんが「最後の200勝投手」と呼ばれたのは、まさか40代になってこれほど活躍する投手が出てくるとはなかなか想像できなかったからかもしれません。
200勝というのは、いわゆる「名球会」入りの1つの条件になるわけですが、現代野球において、このような先発投手出身の名球会入りの条件達成者が出ることが非常に困難となったこともあって、その後250セーブでの入会が認められたり、またMLBへの移籍が相次いだことから日米球界での記録を合算することで名球会入りを認める規定などもできました。
ところがこれほど困難な投手の200勝にも関わらず、野手の方では同じく名球会入りの条件となる2000本安打を打つ選手がコンスタントに出ています。
北別府さんが200勝を達成した日から工藤投手が200勝を達成した日までに2000本安打を達成した選手は5人、そして日米通算での2000本安打を達成したイチロー選手を含めると6人もいます。
さらに工藤投手の200勝達成日から今日(7月29日現在)まで、すなわちここ4年間の2000本安打達成者はさらに多く、いささかバブル気味で、今年達成した金本選手まで合わせて6人、日米通算枠の松井秀喜選手も入れると7人にもなります。
トレーニングやコンディショニング方法の進歩によって、打者の方は今後も元気な2000本安打選手が続々出てきそうな感じがします。
とまあ、200勝というのはなかなか大変で、かつ貴重な記録だということが改めてわかりました。
ところで、今後、200勝が期待される選手を何人か挙げますと、
西口文也(西武、36歳:14年目) 155勝
石井一久(西武、35歳:17年目) 144勝(日本:105勝、MLB:39勝)
松坂大輔(Rソックス、28歳:10年目) 134勝(日本:108勝、MLB:26勝)
(*年齢はいずれも今年末での満年齢)
今季の勝ち星は西口投手が4勝、石井投手が7勝、松坂投手が11勝(いずれも記事投稿時での成績)です。西武の両ベテラン勢はこのペースではなかなか厳しそうです。ここは工藤投手や昌さんのように40代になっても奮闘することが条件となりそうですが、西口投手はともかく、石井投手のコメントを聞く限りは、残念ながらそこまでの覇気をちょっと感じられません。
松坂投手はさすが「怪物」の異名をとるだけあって、ここまでは現代野球ではかなりのハイペースであり、達成は十分可能であるように思われます。ただ、若い時にムチャな球数を投げていますから、ベテランになってから故障しなければいいのですが……。
もちろん、選手は記録のためにやっているわけではありませんが、やはりファンとしてはこのような偉大なマイルストーンに立ち会えることに少なからぬ喜びを覚えるものです。
今年に賭ける意気込みとして、大好きなお酒の量を減らした昌さん。
野球に集中するべく、プロ級の腕前との呼び声高いラジコンや、クワガタの飼育を封印した昌さん。
今から10数年前、管理人が学生時代に当時バイトしていた某有名牛丼チェーン店にお子様連れでやってきて、「並弁当3つ」をテイクアウトした、案外庶民派の昌さん。
来週、ナゴヤドームでの達成を楽しみに待ちましょう。
posted by bunchousann |02:20 |
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2008年04月16日
さて、管理人の怠け癖全開によりすっかり週一な感じになりつつあるこのブログですが、一応もう少し続きそうなので、よろしければ今後もお付き合い下さい。
で、ここのところ慢性的にネタに困り気味なので、そろそろ昨年もやっていたゆるゆるシリーズをかまそうということで、今年も「ドラゴンズ軽く総括」を始めようかと思います(何の自慢にもなりませんが、本当に“軽い”のが特徴です)。
阪神ほどのロケットぶりではないものの、中日も十分にいいシーズンのスタートを切りました。
しかしながら多くの人の予想通りの順位といえばそうなのですが、下馬評通り、やるべき人がやっての結果とは言い難く、むしろイレギュラーな状態でここまで結果を残していると言った方がいいかもしれません。
野手陣を見ると、昨年2人で54盗塁をしたアラ・イバ両名に未だ盗塁がありません。
その代わりにアベックホームランなんて珍事もありましたが……。
いずれ盗塁は出るでしょうし、盗塁が必ずしも勝利のために必要であるとも言い切れませんが、ちょっと不思議な感じがしています。
また、最初はホームランでしか点が獲れず、まるでどこかの球団のようだとの意見もありましたが、ここにきて下位打線(といっても充分クリーンアップを打てる人たちですが)を中心に繋がりが出てきました。
特に谷繁が絶好調。まあそれでも夏場には“いつものように”落ち着いてくると思うので、それまでに他の選手には本調子にしていただきましょう。
投手陣を見ると、まずはやはりエース・川上憲伸の離脱が挙げられます。
開幕戦はそれなりのピッチングをしたものの、2度目の登板となった読売との試合ではまさかの3連続被弾。そしてその後「体調不良」なる曖昧な理由で登録を抹消されてしまいました。大した故障ではなく、再調整の意味合いが強いのでしょうが……。
その前日には「今年こそ200勝(しないともうチャンスはないですよ)!」との期待がかかる山本昌がやはりいきなりアクシデントで降板。
幸いリリーフは説明不要・岩瀬が安定し、今のところセットアップも中里や鈴木といったところが岡本の穴を上手に埋めている印象があります。
ですが、開幕ローテーションから早くも2人が離脱するという、他球団では大変な事態。ファンも慌てふためきそうなものですが……
他球団のファンの皆様、どーもスイマセン!
ドラゴンズの場合は、むしろ先発候補が余っており、開幕ローテから漏れた、その「余り」の選手たちにチャンスが回ってきました。
そしてチャンスをもらった選手たちがそれを活かそうと奮闘し、しかも結果を残している、ファンとしては何とも嬉しい誤算が続いています。
この嬉しい誤算の影にあるもの、それは「ドミニカウィンターリーグ」ではないかと思います。
昨年オフのドミニカウィンターリーグには、ドラゴンズからは5人の選手(というより投手)が参加しました。
この5人のうち、ここまで吉見が2勝を挙げ、そして今日川井が4年目にして初勝利を挙げています。
ちなみに昨年までの1軍での通算登板数は吉見が9試合、川井が4試合。特に川井は2年間、一軍登板さえなかった投手です。
吉見は希望枠入団の3年目。期待されての入団だったと思いますし、管理人としてもそろそろやってくれないと、と思っていたので、素直に嬉しいですね。
川井は4年目ですが、今年で28歳という年齢を考えると、結果が残せなければ一軍はおろか、チームそのものに残れるかも微妙なところです。
また、中継ぎでは今日も登板した小林が、シチュエーショナルレフティとして安定した成績を残しています。昨年、18試合に登板し、防御率2.38と飛躍のきっかけを作りましたが、今年はもう少しいい数字を残せるかもしれません。
ドミニカウィンターリーグに参加した面子を見ると、1軍である程度の実績を残している久本を除き、今後のキャリアに向けて何かキッカケを掴みたいところだったと思います。そして貧しい国の厳しい環境でプレーすることによって、思うところがあったのでしょうか。どうやらその成果がちょっとだけ出たようです。
おっと忘れていた、久本、そして特に崖っぷち感たっぷりの長峰……。
君たちもドミニカでの成果を見せてくれよ!
posted by bunchousann |22:15 |
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2008年04月10日
……色々ありまして更新がなかなかできていない管理人ですが、例え更新できなくても、スポナビ+の他の皆様のブログのうち、自分が書いているジャンルの記事はほぼ毎日目を通させてもらっています。
ということで「野球」、および最近新しくジャンル分けされた「プロ野球」の記事にもほぼ毎日目を通しているのですが、少なくともこれを書いている4月10日の午前4時頃の時点で、NPBの新しいコミッショナーに、駐米大使をこの度退任となる加藤良治氏の就任が濃厚となったというニュースに言及した記事には、全く出くわしませんでした。
最も、流し読みしている管理人が見逃している可能性もありますが……まあもしそうだとしても記事の中で目立っていないということは、贔屓チームの勝敗に一喜一憂する時季を楽しみ始めたばかりの皆さんにとっては大したニュースではないようです。
野球界の改革が叫ばれて久しく、それも遅々として進まず、結局何も変わらないだろうという諦念めいたものがファンの間にも定着している昨今ですから、それこそどこかの大新聞社グループ会長兼主筆氏の言葉を拝借させて頂くならば、全く「たかがコミッショナー」ということになるのでしょうが、これではあまりにも寂しいではないかと思った当ブログでは、ちょっとだけこの話題を取り上げてみようかと思います。
加藤氏は野球がお好きのようで、日米の野球界に知己が多いそうです。これは野球が嫌い、もしくは関心がないという人よりはまだマシなのかとは思いますが、確か根来氏就任の時も同じように「野球好き」なる報道がなされていたように思うので、新たにコミッショナーに就任する上でイメージを良くしておこうという戦略の1つに過ぎないのかもしれません。
そして、これまでNPBのコミッショナーと言えば、法曹界の出身者というイメージが強かった(現在の根来コミッショナー代行も検事出身)のですが、外交官出身のコミッショナーは下田コミッショナー以来2人目だそうです(最も下田氏も最高裁判事を歴任されていますが)。
この下田コミッショナー、その在任期間は管理人が幼少の頃なので当然リアルタイムでその業績を知っているわけではないのですが、後に得た知識としては、様々な改革を行い(あるいは行おうとし)、無為徒食の代名詞のように語られることの多いコミッショナーとしては比較的評価する声も多い方だと聞いております。
ただそれが災いしてか、当然オーナーたちとの対立を深めることにもなってしまったそうで、未だに野球殿堂入りしていない理由の1つがそういうことだといううがった見方もできそうです。
野球界の日米関係と言えば、いちいち列挙するのも大変な程、様々な問題が横たわっていますが、加藤氏の来歴からするに、こうした問題への取り組みも期待されるのだと思います。
最も、政治面での日米外交を評した言葉に「日本はアメリカの犬」などというものもあるわけで、野球界のそれにおいても「NPBはMLBの犬」なんて言われてしまう懸念がないわけではありませんが……。
ただ、今は外交官の先輩である下田コミッショナーが過去に発揮したスピリッツが加藤氏にも備わっていてくれることをほんのちょっとだけでも期待したいと思います。
posted by bunchousann |04:40 |
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