2006年12月16日
たまには読書感想文を~“あの本”を読んで
最初に申し上げますが、このブログをご覧の方々の中に「拳組日記」から来られた方はいらっしゃいますか? 一応、ネタバレには気を遣ったつもりですが、ご心配がおありの方は早々にお引取り願えればと思います。 で、今日は仕事がオフだったので、一気に読了してしまいました。 ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、金子達仁・戸塚啓・木崎伸也3氏の共著であるドイツW杯の検証本「敗因と」です。 この本は「拳組日記」というブログの中で、3人の著者が取材日記のような形で製作過程を公開し、また次の取材の予告をする際に選手や監督(例えばヒディンク)へのインタビューの質問内容を募集するなど(僭越ながら私も募集に応じた1人です)、今まで受身にしかなれなかった私たち一般のファンがより能動的に物事を考えられる機会を作ってくれた本だと言えます。 私自身、「拳組」の個人的なファンであるのでかなり肩入れさせてもらっていますが、ドイツW杯の総括らしきものがほとんど見当たらない中にあって、この本は貴重な存在だと思います。 随分前のことのようですが、これってたった半年前の出来事なんですよね。 世間はいまやオシム一色で、私自身も忘れかけていたW杯の記憶。 それを少しだけ思い返しながら、一気に読みました。 巷で繰り広げられた様々な戦犯探し。それら1つ1つはおそらく「敗因」の1つ1つなのでしょうが、それよりも深刻だったのはそれらを引き起こした遠因とも言うべきさらに別の「敗因」でした。 その上で、来年以降の日本代表がどうなるのかということも、同時に考えさせられました。ジーコのチームと同じ轍を踏むようなことはないと考えたいのですが、今のところ、その可能性も残っているというのが私の感想です。 技術、体力、精神、戦術、強化、環境、etc……ではない不安要素というのは常に存在しているのです。 人間のやることですから、それもしょうがないのかもしれません。 皆さんも、学校で、あるいは職場で(こっちの方がしっくりくるか)似たような体験を経ているのかもしれません。 それは、このブログや、他のブログ、あるいは様々な解説者と呼ばれる人たちやジャーナリスト、サッカーファンの間での建設的な議論ではおそらくどうしょうもないことです。 そういったことが「敗因」の1つとして挙げられなければいけなかったのは、期待の大小こそあれ、日本人には残念なことだったと思います。 本来は、日本人が最も得意とすることのような気がするだけに、こういったことが敗因の1つに数えられるようなことだけは、今後ないようにしてもらいたいものです。 曖昧な言い方になってしまい、この記事をご覧の方には誠に申し訳ないのですが、これも今後読まれる方へのネタバレを最大限考慮した結果ということでご勘弁下さい。
posted by bunchousann |03:59 |
サッカー |
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敗因と 【本の紹介ページ】
敗因と
「敗因と」 第1章 --- 愛憎 --- P.53 〜 P.57 【symantdeadの日記】
P.53 〜 P.57 (文:戸塚 啓) システムを併用したのは、選手の柔軟性を評価していたからだった。2つのシステムに対応できると判断したからだった。 ジーコ 「サッカーはマニュアル化できない。ケーキのレシピみたいなものはないんだ。戦術や約束事はもちろんあるけれど、
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Re:たまには読書感想文を~“あの本”を読んで
おじゃまします。予想通りの動き(カキコ)で読まれるのはサッカーではいけないのですが・・・
ネタバレにお気遣いの記事、痛く感心してしまってます。でも、かなり不特定多数の方が来られるこのサイトで取り上げて、皆さんにこの本を知って頂きたい気持ちもよく判ります。^^;
#前のパン・パシ記事、bunchousannさん的な意見として「カッ○戦王者」か「リー○上位」の大会という意図があったと思い、わざと外したのですが(変なネタバレ考慮・・・)
posted by UJ | 2006-12-16 08:29
管理人より
UJさんへ
発売されたばかりの本ですし、何かと気を遣いました(笑)。
ドキュメントタッチで描かれていますが、ヒディンクへのインタビューでは彼の「奇策」めいた戦術の話なんかもうかがえますし、純粋にサッカーの本としても、人間模様の本としても両方楽しめる要素はあると思います。
この本を読んで、改めて「黄金世代」のある選手に代表入りを求めたくなりました。答えはお楽しみということで。
posted by bunchousann | 2006-12-16 13:29
Re:たまには読書感想文を~“あの本”を読んで
はじめまして!こんにちは!
内容が面白かったので、記事掲載させていただきますm(__)m
posted by 涼微 | 2006-12-23 14:24
管理人より
涼微さんへ
いえいえ。こんなものを感想と呼んでいただけるならご自由にどうぞ。
posted by bunchousann | 2006-12-24 02:23


