2008年09月05日

想定の範囲内ではないのですか?~有望新人の「流出」

現在、社会人野球の一大イベントである都市対抗野球が開催されています。
当然のことながら、プロの2軍をも凌ぐハイレベルな戦いが繰り広げられているわけで、この秋のドラフトにかかるような有望選手も多数出場しています。

そんな社会人野球の名門・新日本石油ENEOSの田沢投手が、日本のプロ球団ではなく、MLB球団への入団を志向しているとの報道が流れています。

「進出」ではなく、「流出」となっているところに、記事を書いた記者の、あるいは日本球界の複雑な心情が凝縮されているのでしょう。

これまでも、日本のアマチュア野球選手が直接アメリカ球界へ入団したケースはあったのですが、それは日本球界では知名度が低く、日本のドラフトにかかるかかからないかといったレベルの選手が、野球をあきらめきれずにアメリカへ行くというパターンが多かったように思います。
しかし、田沢投手の場合、昨年の時点でドラフト候補に挙げられ(昨年は社会人残留を自ら宣言)、今年も各球団が一巡目でしか指名できないような、いわゆる「アマチュアのスター」選手。
これまでのケースとは異なるがゆえに、球界関係者からのリアクションも素早いもので、読売の滝鼻オーナーがこれに噛み付きました。

滝鼻オーナーはともかく、同じ読売のその前のオーナーで、現在は球団会長なる職に就いておられる方が、FA制度導入の際に「自由競争だ」と声を荒げておられたことを我々はよく覚えているのですが、こういった事態をまるで予測できなかったかのようなヒステリックな反応に関してはまさに噴飯ものです。

昨年の実行委員会で、こういった事態が想定されることを、既に話し合っておられるではありませんか。管理人もそのことを2度にわたって過去ログに書いております。

過去ログ1   過去ログ2

このときの実行委員会では、新人選手への契約金の上限を条件付で撤廃することが話し合われたようですが、その後キチンとルール化されたとかの話は寡聞にして聞いたことがありません。
今回の田沢投手の例(まだ入団すると本人が言明したわけではありませんが)がほぼ初めてということもあって、このような、アマチュア有望選手がMLB球団に直接入団するという漠然とした懸念があっても、過去の実例がないために、実際には起こりっこないだろうと高をくくっていたのかもしれませんが、いずれにせよ、金銭の上積みが一定の抑止力になるという認識はどの球団にもあるのでしょう。

であるならば、その「金銭の上積み」をどうやってするのか。
記事を見る限り、滝鼻オーナーは「日本球界」の問題と捉えておられるようですが、どうもその「金銭の上積み」を日本球界が一丸となって行っている印象はありません。

また、滝鼻オーナーは加藤コミッショナーを巻き込もうとしておられますが、これはそもそも日本のアマチュア球界とMLBとの間の問題です。
こちらのブログでも言及されていますが、曖昧な紳士協定が存在するだけですし、明文化されたルールと言えるものでもありません。
そもそもこういった事態の到来を懸念するのであれば、アマチュア球界と緊密に連絡をとり、その到来が不可避となったときに備え、はっきりとしたルールを、日本のアマ・プロ双方の球界の総意としてMLB側に打ち出しておくべきだったと思うのですが、そういったこともなされていないようです。

きちんと明文化されたルールがない以上、アマチュア選手が日本のプロを経ずにアメリカ球界へ直接飛び込むか否かは、アマチュア選手の自由意志にゆだねられます。

過去ログにも書いたのですが、新人選手にせよ、FA選手にせよ(これらを同一視するのも違和感がありますが)、いざ「流出」という事態になった時には、それを食い止める「制度」の問題にすり替えている印象をいつも感じます。
そうではなく、先程も言及した通り、「人材流出」について、「金銭の上積み」に一定の抑止力があるというのなら、その抑止力を高めることをもっと議論してもいいような気がいたします。

最後に申し上げますが、これまでとはケースの異なる「流出」――すなわち、日本のアマチュアのトップが、アメリカでどれだけやれるのか、ということに、個人的には興味を持っております。

posted by bunchousann |15:15 | 野球 | コメント(20) | トラックバック(1)
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

トラックバックURL
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/bunchousann/tb_ping/237
この記事に対するトラックバック一覧
なあなあ、ではない目に見えるルール作りを 【colonna_e_sport】

○関連記事 G滝鼻オーナー 赤靴下の田沢獲りに物言い レッドソックス 156キロ腕の田沢獲り! ○関連エントリー FAが最短7年に短縮 さて、ドラフトが今年も近づいてきますが、 今年は分離開催されていた高校生と大学・社会人を一括で開催。 希望枠を廃止し...

2008-09-08 06:26 | 続きを読む
この記事に対するコメント一覧
(事務局では、サービス全体の雰囲気醸成の為、全コメントをフィルター/目視チェックし、削除等しております。見逃し等も有りますので、ご不快な思いをされた場合は、事務局宛 support@plus-blog.sportsnavi.com にご意見頂けると幸いです。)
想定の範囲内ではないのですか?~有望新人の「流出」

ナベツネが一番恐れていたことが現実になりそうだ。
彼のFA・ドラフト改革、1リーグ志向の根底には、
日本のアマ球界からのメジャーへの直接流出の阻止がある。
昔からの新聞・情報を覚えている人にはわかるはず。
さて、これからどうするか。
米球界との接触を一切絶つような行動に出るか。
それはもう出来まい。
国際司法の手に委ねられたら敗訴は必至だろう。
加藤コミッショナーから申し入れをさせるか。
それで先方が治まってくれればいいが、そうなる保証はない。
やはり日本球界はメジャーのマイナー化への道を歩むしかないのだろう。
国際化の流れに逆らうのは命がけだぞ、何事も。

posted by 事情通 | 2008-09-05 15:43

今のメジャーとNPBの関係を考えると

今のメジャーはお金が有り余っている球団が多く、対照的に日本の球団は一部の人気球団以外は親会社の広告費で赤字分を落としている球団が多い現状を考えると、向こうがどんなにお金出しても欲しい選手がいると思って手を出されたら何ともならないでしょう。
多分、若い高校生選手に10億以上の金額を出す球団はいないでしょうが、田澤以外にも30歳近い社会人野球の中堅からベテラン選手でもメジャーで即通用しそうな選手がいるとすれば億出しても向こうの相場だと決して高くないので、これを機に社会人野球からの流出が進む可能性は有るでしょうね。

posted by M | 2008-09-05 15:45

Re:想定の範囲内ではないのですか?~有望新人の「流出」

アマの一人や二人が流出しても気にならん。いきなりメジャーで通用するとも思えないしそのうち忘れ去られてしまえばいい。

posted by l | 2008-09-05 17:40

想定の範囲内ではないのですか?~有望新人の「流出」

別に流出流出って騒ぐこっちゃないんじゃないですか?
本人が行きたいって言ったら行かせてあげなよ。応援してあげなよ。
ただ、日本の様にいきなり1軍って事はないだろうし、メジャー以外はなかなか遠征もキツいらしいのでね。
多田野やマックのような逆輸入も出てくるでしょうし、いいんじゃないですか?
夢を追える若者を引き止める必要はないかと・・・。

posted by 通りすがり | 2008-09-05 18:13

想定の範囲内ではないのですか?~有望新人の「流出」

>今のメジャーはお金が有り余っている球団が多く

それは初耳です。私は一部球団以外は四苦八苦していると思っていましたが。
具体的にどの球団が「カネが余っている」のか教えてくれませんか?
私はヤンキース以外知りませんけど。

posted by 通りすがり | 2008-09-05 19:01

管理人より

事情通さんへ
もはやMLBで多くの選手がプレーしている現実を無視することはできませんよね。
自分たちが主導してやってきたことが上手くいかなくなったからといって逆ギレのような態度をとるのは何とも子供じみていると思います。
本文には書かなかったのですが、MLBに言わせれば「悔しかったら儲けてみろよ」ということなのでしょう。

Mさんへ
仰る通りだと思いますが、そのような日本式プロ野球システム、すなわち企業スポーツの延長のような形態自体が、最早限界だと言えるのではないでしょうか。
ちなみに今回は社会人の選手ですが、これからはむしろ若い選手の方がターゲットになるように思います。

l さんへ
気にならないのはわかりますが、素直に応援できないその態度は、読売のオーナー以上に惨めな感じがいたします。

通りすがりさんへ
確かに日本で即戦力と言われる投手でもMLBではまずマイナーからのスタートになるでしょう(まして報道通りレッドソックスならばなおさら)。
仰るような、素直に応援するようなコメントが球界関係者から聞こえてこないのが残念ですね。日本球界の一大事というよりは、自分たちの球界が無視されたことに腹を立てているだけのような気もいたします。

posted by bunchousann | 2008-09-05 19:11

想定の範囲内ではないのですか?~有望新人の「流出」

今のMLBは確かどの球団も少なくても赤字ではないはずですよ。テレビ放映権とか、副収入が非常に好調らしくどの球団もある程度は潤っているそうです。有り余っているっていう表現が正しい球団はほんの一握りだろうけど。

田沢選手についてですが僕はあくまで本人の自由だと思いますよ。別にメジャーに行きたいのなら日本球団での活動を経てからじゃないとダメ、なんていうルールがあるわけじゃないんですから。
今、多くの日本人選手がメジャーへの興味を隠さないのはつまりはそれだけ魅力があるという事でしょう、お金もそうだしレベルの高さとか、あとは日本と違って選手本人の意見もしっかりとリスペクトされている。要は日本のプロ野球がメジャー以上に魅力的な市場になれば良いわけです。まぁ、無理だろうけどね。

posted by ダメジャー | 2008-09-05 19:46

想定の範囲内ではないのですか?~有望新人の「流出」

巨人の滝鼻オーナーが怒り心頭のようですね。もしレッドソックスが田沢と契約するようなら「日本人メジャーリーガーは全員引き上げだな」とまで言ったらしいですがこの男、頭おかしいのか? と言うのが僕の率直な意見です。
何故イチローや松坂がたかだか一球団のお飾りオーナーの言う事を聞いて日本に帰国する必要がある? むしろ逆だ、日本球界の方が見捨てられかねない。

田沢の件は本人の意志次第でしょう。行きたいのなら行けばいい。別に田沢なんてどうでも良いよと思っているわけではなくて一生を左右しかねない問題なんですから自分の思い通りにやって欲しいという意見からです。

posted by D・D | 2008-09-05 19:58

想定の範囲内ではないのですか?~有望新人の「流出」

お邪魔いたします。
巨人がメジャーの上位指名可能性選手を日本でドラフトしちゃえばいいんじゃないんでしょうか?(笑)
その選手が活躍しようがしまいが、経営陣というかお偉い様方の溜飲が下がれば良いのかと。
(最近ワタシってば毒っぽいですねぇ)

直接メジャーってのも有る意味自然の流れで良いんじゃないでしょうか。日本と違いン十人も居るドラフト選手からはい上がれれば良いですけれども。。。

posted by お!TAKさん | 2008-09-05 20:28

想定の範囲内ではないのですか?~有望新人の「流出」

お邪魔いたします。
私としてはなぜ滝鼻オーナーがこのようなコメントをするのか納得できないというのが本音です。
管理人さんがおっしゃる点でもそうですし、FAなどで成績を残している選手を集めていることに対し、現会長が「おっしゃっていた『資本主義』」というものに照らしても日本のアマ球界に所属するメジャーリーグ志望の選手の獲得は遠慮すべきであるという紳士協定自体がおかしいのではないのかと思ってしまいます。
日本球界の質の問題を懸念されているのかもしれませんがそれなら戦力を固めるのではなく拮抗させた方がより緊張感がある試合ができるのではないかとも思いますし…

自分自身考えがまとまりきっていないのですが、なぜ日本国内はよくて、メジャーはダメというのがいまいち納得できないというところでしょうか?
とにかくこの滝鼻オーナーのコメントがどうしても身勝手なコメントに見えて仕方がありません。

posted by 通りすがり | 2008-09-05 20:50

想定の範囲内ではないのですか?~有望新人の「流出」

MLBとNPB。
どちらが強者でどちらが弱者でしょうか。
グローバリゼーションという名の自由競争の下で。
言わなくてもわかりますよね。
弱者の代表読売巨人軍の味方はどこにいるのでしょうか。
国際的な喧嘩を仕掛けるのであれば、世界のどこかに
MLBと十分対抗出来る存在を味方につける必要があります。
まあ、国内でせいぜい威張っていれば良いのでは。
アメリカは手加減しませんよ。
おいしいステーキが用意されていて、辞退するバカがどこにいます?

それと紳士協定の具体的な当事者を知っている方はいますか?
その協定に国際紛争になった場合に有利に交渉を進められる
根拠があるとすればそれを具体的に説明出来ますか?
アメリカはテロ支援国家でもないイラクに反米だからという
だけで攻め込む国ですよ。
日本球界なんて眼中にないですよ。

posted by とりあえず一言 | 2008-09-05 21:31

管理人より

ダメジャーさんへ
今年好調のタンパベイ・レイズはMLBでも最低ランクの年俸総額ですが、それでも日本のトップである読売の年俸総額を大きく上回っています。黒字赤字云々というより、そのような財政規模における巨大な差が何故おこるのか、そしてそれを埋めるにはどうすべきか、という議論が一向に当事者から出てこないのが残念です。

D・Dさんへ
「今後ウチの球団からはMLBに選手を移籍させない」くらいならまだ可愛げがありますが、そもそも今MLBで活躍している選手を引き上げさせるなどという発言は意味不明ですよね。
田沢投手ですが、ほとんどの方が行きたいのならば行けばいい、とのことで、このへんも読売オーナーのご発言はファンとの意見とかけ離れたものになっているようです。

お!TAKさんさんへ
日本野球界の盟主たる読売巨人軍の沽券にかかわる、というのなら、仰るように向こうの大物選手たちを大金はたいて連れてきてもらいたいものです。
向こうのマイナーからメジャーに這い上がるのは至難の業ですが、それをも魅力と感じたのならば、素直に応援したいものです。

通りすがり(2008-09-05 20:50)さんへ
このへんの発言ですが、やはり新聞社のトップということが影響しているように思います。
彼らは業界内での国際競争という経験に乏しいはずです。
自動車や家電など、激しい国際競争を強いられる業種のトップであれば、このような「井の中の蛙」の如き発言はなさらないように思います。

とりあえず一言さんへ
対外的に味方が得られないならば、中に作るしかありません。
MLBは一球団で突っ張っているわけではなく、放映権料やマーチャンダイジングなどで全球団が一致協力してやっています。
国内で威張るにしても、そういった行為に空しさを感じるファンが大勢いることは、ここに寄せられるコメントを見てもわかるのですが、球界の枢要部にいる人たちほどその認識がないようです。

posted by bunchousann | 2008-09-05 23:10

想定の範囲内ではないのですか?~有望新人の「流出」

TB返しさせていただきました。

ひとまず是非はさておいて、ドラフト1巡クラスの選手がMLBに直接行ったらどうなるのか、
という点では同じように非常に興味深いですね。

ただ、一部で言われてるような(MLBの)ドラフト上位の待遇は無いと思います。
評価としても、トッププロスペクトを期待されるというよりはそこそこまとまった投手に、というところでしょう。
年齢の問題もありますし。あとは本人の努力と活躍次第でどうにでも変わる、と。
この場合、NPBの国外FA9年というルールが今後も適用されるとなれば、
例えば上原がそうであったように、投手としてのピーク時にはMLBへ行けない可能性は高い…。
ここを本人がどう考えるか、でしょうね。

もちろん、どういう判断をしたとしても本人の希望が尊重されるべきですし、
一オーナーが(口約束の)協定を盾にあれこれ言える権利があるとは思えません。
活躍できる可能性のある人材がMLBへ、マイナーへ流れてしまうことは懸念すべきことですが、
それよりも人材を確保するための努力やシステム作りに知恵を出してほしいと思いますね。

posted by rossonero | 2008-09-08 06:41

管理人より

rossoneroさんへ
日本球界に入れば、開幕1軍、ローテーション入りさえ狙えるはずですが、それを捨ててまでMLBへ挑戦しようとしているわけで、ある程度マイナーで苦労する覚悟はあるのでしょう。

一部の方が仰るように、本当にMLBでやることが夢(目標)であるならば、直接入団する道があり、尚且つ向こう側が興味を持っているわけですし、それに従ってみようと思ったのでしょう。

究極のところ、「どちらの球界がより魅力的なのか」というところが事態の本質なのでしょう。だとすれば、その魅力を高めるような議論をしていただきたいのですが、あまりそういう話が聞こえてこないのが残念ですね。

posted by bunchousann | 2008-09-08 12:17

想定の範囲内ではないのですか?~有望新人の「流出」

今までも十分考えられたことが起ころうとしてるだけ!
個人的には起こった、その先を見てみたいが。

1球団の社長やオーナーが何を言っても始まりませんよ。「メジャーに行きたい♪」って言うんだから^^;
ドラフト注目の長野(日石だっけ?^^;)だって「巨人に行きたい♪=巨人以外は社会人残留」って言ってるし、それはOKなんでしょうから(苦笑)

金銭的にもメジャーに敵わないし五輪を見れば実力的には韓国にも劣るんですから、日本のプロ野球に魅力を感じる選手は少なくなる一方でしょうね。

“このままなら!”ですが。
できる変革はたくさんあると思いますがね。

posted by DGS | 2008-09-09 16:32

管理人より

DGSさんへ
個人的には楽しみなんですよね。日本のトップアマがMLBで頭角を現すまでどのような過程をたどるのか、ということを。

長野選手はホンダですね~。今時こんなクラシックな選手がいたのかということを考えると、読売ブランドもまだ捨てたもんじゃないということでしょうか。国内限定では。

大金を積み上げて数多の選手を獲得してきた過去を鑑みれば、その「大金」に魅力を感じる選手もいるということを彼らは理解していると思うのですが……
できることは本当にたくさんあると思うのです。
それをやらずにああだこうだ言っても所詮負け犬の遠吠えに過ぎないでしょう。

posted by bunchousann | 2008-09-10 00:19

思った以上に…

日本球界も大きな問題としてとらえているご様子…
それはそれでありですよね?
これから相撲協会ともども変革が求められるでしょう!!
ただ心配なので相撲が大きく取り上げられてしまっている点ですね…
五輪での失敗(と言ってしまっていいのやら疑問ですが…)を糧に変革を求められていると思います
野球は国技ではないため国の圧力はありません
ですがこうやって人材流出が続いてしまうと考えざるおえない状況となるはず…
各世界大会へのサポート及び人材確保の為の対策・人気回復の為の対策など目白押しです!!
若い人材を登用し変革を実施してほしい!!
古田氏や宮本選手・上原選手などは野球界の為に!!という気持ちは大きいように感じます
船主側の意見を全て飲めとは言いませんが話し合う余地は出てきていると思います
日本の社会もそうですが今こそ変革を!!と思いました
長々とすみません

P.S はじめはそんなに大きい問題とは感じませんでしたが…

posted by のーちらす | 2008-09-11 11:33

管理人より

のーちらすさんへ
相撲界の場合とはちょっと問題の本質が異なるとは思うのですが、とにかく問題なのは、野球界が今後、自分たちの立場を国際的な観点からどう持っていこうとしているのか、が見えてこないことにあると思います。

人材流出も、今後、アマチュア選手の流出が進むにつれて問題が大きくなってくると思いますが、それにはどうすればよいか、という答えの1つは本文で提示させてもらったつもりです。

相撲界の大きな問題は、元力士だけで協会が運営されている点にあるとよく言われますが、野球界の問題はその真逆で、元選手がほとんど運営面に携われないということに尽きると思います。

要はバランスなんですよね。
こういうご時勢なので、一般論としては、野球界も、相撲界も、そして日本社会も、幅広い視野から論じられなければならないのだと思います。
元選手の視点ということならば、以前も書いたことがあるのですが、ご指摘の古田さんもリーダーにはふさわしいとは思います。ただ、実務面で細かいことをなし得るのかというとちょっと難しいかもしれません。

そこで私が元選手として野球界の運営面に入っていただくことを期待している1人を挙げるとするならば、MLB、NPBの双方に精通し、ビジネスにも素養のある長谷川滋利さんです。彼ならば、忌憚なく、様々な提言をしたり、具体的な行動をとってくれたりするのではないかと思います。

posted by bunchousann | 2008-09-11 15:44

日本野球再生案

この問題には非常に興味を持ってますので意見させていただきます・・・はっきりいって相当キツいけどね・・

まず、滝鼻なる紙屋が抜かした紳士協定なる言葉・・これが全く法的有効性がないことは、サッカー界のボスマン判決で判例がでましたよ・・・当然、田澤サイド

「紳士協定なるカルテルでこれだけの契約金と将来のサラリーを損した」

と司法の場に持ち込まれたら、これが準用されることになるでしょうね・・・当然、NPB側は敗訴決定でしょう・・勿論、MLBもその辺のことは分かってるから、いくら協約の話を持ちかけたところで、「裁判のリスクをかぶるのはテメェのとこだけにしな」と言われるだけでしょう・・・てーか、もし裁判沙汰になったら、田澤サイドの主張を覆すだけの資料を公にできるんですかね。NPBサイドは・・つーか、過去の大物新人選手に払った金額を公表したらNPBは崩壊するでしょうね。

ということは、もし第二・三の田澤が出ることは事実上避けられない・・勿論、読売もこの程度のことはすぐに分かるから当然、考えられるのは玉木正之のあの与太話・・・

「読売は自分のところを含めた四球団を手土産にMLBに投降する」

という話が現実化するんじゃないですか?つーか、今、強い態度を示してるのは、投降後の保身を考えてのことじゃないですか?

こういう、事実上の植民地化はイヤ?それならNPBも幕末の日本みたいに組織改革をして、銃と大砲と軍艦をそろえないとね・・銃・軍艦・大砲とは

そりゃ・・もう、保留条項も外人枠も全て撤廃してサッカーみたいな完全自由化しかないでしょうね。

二軍と各独立リーグを再編成して二部、三部を作ればいいんですよ。一球団40人ぐらいにしてやれば、いいでしょう。貧乏球団はどうするか?そういうところは二部でチマチマやればよろしい!つーか、既得権益にしがみついた連中が非常時のときに全く役に立たないのは歴史上幾らでも証明されてるでしょう・・・つーか、これぐらいはしないと”黒船”に対する”攘夷”はできないよ!

posted by 黒騎士 | 2008-09-12 18:57

管理人より

黒騎士さんへ
う~ん、契約金はともかく、サラリーに関してですが、これについてはひとえに田沢投手次第でしょう。
というのも、MLBの場合は年俸調停の権利が与えられるまでは非常に安く年俸を抑えることが可能なので、いつメジャー契約を勝ち取れるかによって随分変わってくると思います。
1つの例を出すと、マイナーに3年、そこからメジャーで3年だとすれば、6年間は相当安い金額でこき使われるとも言えます。
日本で6年、この間50勝すれば、億の大台は軽く超えるでしょう。

>こういう、事実上の植民地化はイヤ?それならNPBも幕末の日本みたいに組織改革をして、銃と大砲と軍艦をそろえないとね・・

ここがまさに肝心で、きつい言い方をすれば、NPBはMLBに伍していくのか、それとも事実上のマイナー扱いに今後も甘んじるのか、これをはっきりさせる時期にきているのではないでしょうか。

ファンが歯痒く思うのは、NPBが現実として後者の扱いでありながら、あくまで建前論にこだわって何の努力もせずに前者の地位でいたい、とMLBに「懇願」しようとしていることだと思います。
少なくともMLBを振り向かせたいのならば、それなりの「努力」をするべきだと思いますし、そのための「組織改革」をする余地はまだまだあると思うのですが……

posted by bunchousann | 2008-09-12 22:33

コメントする