2007年12月27日
2007年をざっと振り返る~F1編
さて、今年も残すところあとわずかとなりました。 そこで、去年と同様に「超簡単ダイジェスト」で当ブログで主に書いている3つのスポーツの2007年をざっと振り返ってみようかと思います。 今年はまずF1から。 ★ライコネン、念願の総合優勝 「最も速いドライバー」の称号を手にしてから久しいライコネンが、最後の最後で「強さ」を見せ、まさにF1史上に残る大逆転でチャンピオンの座を得ました。 若いと思っていた彼も、既に28歳。まさに気力、体力、経験、技術のバランスが最も優れている時期に差し掛かっており、このタイミングでチャンピオンになれなければ、もしかしたら永遠になれなかったかもしれません。 フェルナンド・アロンソとルノーの2連覇によって阻まれていたタイトルが、久しぶりに赤い跳ね馬の元へ帰ってきました。 ★スーパールーキーとチャンピオンの相克 前半戦、いや、正確にはライコネンが逆転で王座につくまでの主役は、ほぼこの人だったと言っていいでしょう。 昨年のGP2王者が名門マクラーレンからデビューするということで、期待はされていたと思うのですが、開幕戦でいきなりポディウムにのると、そのままルーキーの連続表彰台記録を更新し、あっという間にポイントリーダーに。 そして、その状況が最終戦まで続いていたわけです。 開幕当初は昨年、一昨年の王者アロンソがマクラーレンを牽引していくものと誰もが思っていたはずが、この逆転現象が起きてしまい、レース戦略などを巡って2人の間には次第に険悪なムードが流れていきます。そこへロン・デニスも絡んでアロンソはチーム自体に不信感を持つようになり、「あの出来事」が決定打となって……。 ……結局、アロンソは1年でルノーへ復帰。 マクラーレンはハミルトンが牽引していくことになりました。 ★弱小スーパーアグリ、見事ポイントゲット! 暗い話題になったので、明るい話題を。ということで、やはり日本人としてはこれを挙げなければならないでしょう。 シーズンの後半にスポンサーのスポンサー料未払い等で資金難が伝えられたことにも象徴されるように、スーパーアグリは、ワークス勢とは異なり、財政面で非常にギリギリの運営を強いられているわけです。 特にシーズン終盤はそういった資金面での差がモロに出てしまいましたが、逆にそういった差が出ない前半戦ではそれなりの戦いができるということを証明しました。これは少ないながらも優秀なスタッフの努力の賜物だと思います。 そして琢磨。スーパーアグリに来てからドライバーとしての確かな成長を感じます。若い頃のアグレッシブな部分はそのままに、本当に我慢強く、冷静になったと思います。 ★どうした、日本のワークス勢 昨年は第3期F1活動で初めて優勝を遂げたホンダでしたが、今季はマシンのカラーリング以外、ほとんど見せ場をつくることができませんでした。 シーズン終盤までポイントすら獲得できない状況で、やっとこさ弟分のスーパーアグリをポイントで上回り、最低限の面目を保ちましたが、スーパーアグリの何倍もの予算を持ちながらこの体たらくでは、ファンは納得できないでしょう。 トヨタも……どうでしょうか。このチームも予算的にはおそらく全チームの中で最高ランクだと思うのですが、伸び悩んでいますね。それでもトゥルーリが少しだけ意地を見せてくれましたが。 来季、ホンダはロス・ブラウンが加入しますが、彼のマシンが出てくるのは早くても来年の後半、おそらくは再来年のマシンからになるでしょう。しばらくは苦しみそうです。 また、トヨタは新シーズンに今季GP2王者のグロックを迎えることになりましたが、どこまでやれるのでしょうか。ゴールデンルーキーをうんざりさせないように「カイゼン」して頂きましょう。 ★罰金1億ドル 「あの出来事」、すなわちマクラーレンのスパイ事件です。 それにしても前代未聞の罰金額にみんなが驚きました(実際は色々な収入等でほぼ半減されたようですが)。 アロンソがマクラーレンを出るきっかけになったのは、この事件に関して自チームに不利な証言を行ったからだと言われていますが、どう考えてもやった方が悪いわけで、彼を冷遇するのとは次元が違うような気もします。 とにもかくにもこの一件で、マクラーレンは巨額の罰金とともに獲得がほぼ確実だったコンストラクターズのタイトルをポイントの剥奪によって失ってしまいました。実にあのハッキネンが98年にダブルタイトルを獲得して以来の久々のタイトルだったというのに……。
★若い力の台頭 今シーズンはハミルトンを筆頭にロズベルク、クビサ、コバライネン、ベッテル等の若いドライバーが活躍し、そして日本人としては期待の2世、中嶋一貴もデビューを果たしました。 来季はさらにネルソン・ピケjrという新たな2世も登場し、F1ドライバーのラインナップは急速に世代交代が進んでいるような印象を受けます。 その一方で、ベテランはせち辛い年末を迎えているようです。 ジャンカルロ・フィジケラ、ラルフ・シューマッハの姿は来季も見られるのでしょうか? ★富士での日本GP、そして 激しい雨の中の激闘となった、久しぶりの富士スピードウェイでの日本GP。 しかしそれ以上に問題となったのは、どうも運営面での不手際の数々でした。 もともとファンの間では鈴鹿へのノスタルジーが根強いこともあって、バーニー・エクレストンがその「空気を読んで」、鈴鹿・富士の隔年開催を「鶴の一声」で決定してしまったのは素晴らしいことですが、来年も日本GPは富士での開催になります。 来年は、面子に拘らず、幅広い意見を聞いて、よりよい運営をしてもらいたいものです。 こう考えると、今年も色々ありました。 ちなみに管理人はパソコンのエラーで録画に失敗したモナコ、ついつい居眠りをしてしまった中国と2つのGPを見逃してしまいましたが、F1はバーニーの好意もあって地上波で楽しめる数少ない素晴らしいコンテンツです。来季は何とか全てのレースを観たいものです。
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posted by bunchousann |05:10 |
F1 |
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