2007年12月05日

とりあえず決まってよかった~本当に“最後”の五輪野球に臨む

この「野球五輪代表シリーズ」の記事を拙ブログでは大昔にちょろっと書いた(こちらこちら)ことがあるのですが、その後の管理人は日常の喧騒の中に埋没したままこの話題について書くことなく随分放ったらかしにしておりました。で、気付いた時には代表チームの活動が始まり、そして書こうかと思った時には予選の3試合があっと言う間に終わってしまいました。
ってことでいろんな意味で随分時間が経ってしまいましたが、野球の日本代表が来年の五輪への出場を決めました。まずはおめでとうございます。

今回の日本代表の前評判として「傑出した投手力」と評される反面、「オールプロによる代表チーム史上最も小粒な打線」という評もあったと思うのですが、私的には何となく以前このブログで作ってみた「NPB同級生チーム」を思い出してしまいました。
そしてそういうチームらしく、相手を3試合で5失点に抑えたわけですが、打つ方はというと、これも上手く繋がって、結局は3試合で24得点を挙げることができました。

もう1つ、うがった言い方をさせてもらえば、メディア的には五輪の目玉コンテンツが1つ増えたわけで、世間一般に言われる「五輪の経済効果」とやらの波及効果を拡大させることにもなったのではないか、と思われます。

あの、物議を醸した韓国戦の紙一重の勝利が効いてのこの結果。
もし、あの紙一重の勝利がなかったら、と思うとぞっとしますよね。

いや、アジア1位にならなければ即敗退、というわけでもないんです。

そう、予選を突破した日本の皆様は既にお忘れだと思いますが、アジアで2位、3位のチームは来年3月の世界最終予選(これもin台湾)に回るのですが、これが半端ない国々の争いになります。

最終予選には韓国、台湾、メキシコ、カナダ、イギリス、スペイン、南アフリカ共和国、そしてオーストラリアが出場し、このうち五輪に出場できるのは3カ国だけです(サッカーでも厳しそうですね)。
どういう形式で対戦するのかはわかりませんが、仮に総当りのリーグ戦となると、実に7試合も消化しなくてはなりません。しかもチーム数を考えると、5勝2敗でも場合によっては厳しくなりそうな感じです。
欧州やアフリカ勢を除くと、確実に勝利を計算できそうなチームはなかなかありません。
こんな予選に出なければならなかったかもしれないと思うと、とりあえず決まってよかったという安堵の声が聞かれるのも無理はないのかもしれません。

ただ、五輪出場が決まったということは、上記過去ログにて指摘させて頂いたいくつかの懸念事項が、時期を見て顕在化してくる恐れもあるわけでして、これはこれで代表とNPBの方で上手く話し合って欲しいものです。
幸いにして日程の方は既に妥協案が出ているようですが、メンバー選考に関しては、ペナントレースの展開次第で、結局色々な不満が出てくることになるでしょう。まあある種結果論的な問題とも言えますし、今からああだこうだ言っても始まらないとは思いますが……。

ドラからはあの5人がそのまま選ばれるとなると、たとえ2・3週間でもちょっとキツイなぁ……というのが本音です。

あ、いや、ドラからは6人選ばれているのでした。
6人目、韓国代表の「赤兎馬」ことイ・ビョンギュ。
それにしても、この記事を読むと、ちょっと残念ですね。
あの緩慢に見える守備時の動作に対する批判は、ドラファンの「ナゴヤドーム基準」という厳しい目線からこその批判だと思ったのですが、身内からこうも名指しで(しかも他に槍玉に挙げられている選手はいないじゃないですか!)言われてしまうとは……。

posted by bunchousann |22:30 | 野球 | コメント(4) | トラックバック(4)
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とりあえず決まってよかった~本当に“最後”の五輪野球に臨む

ttp://www.chosunonline.com/article/20071204000025

日本国内では今回の韓国戦の韓国マスコミの報道の仕方にもかなりブーイングが集まってるみたいですけど
個人的には朝鮮日報の↑このコラムが今回の日本VS韓国の分析を
一番キチンとやってるなと思いました。というかこういうちゃんとした分析を韓国の新聞が載せてた事が一番の驚きなのですが(苦笑)。
小粒に見えた今回の日本の打線も、このコラムを見ると敵の目から見たら想像以上にいやらしかったんだろうなと感じました。
もしかしたら日本の対戦国は自分たちの思ってた以上に日本の打線を脅威に感じてたのかなとも思いました。一部では今回の日本打線の得点力不足が早速叫ばれてるみたいですけど
個人的には小笠原を入れるぐらいで後はそんなに入れ替える必要はないのかなと思います。それよりも五輪本番では
試合数の関係から先発投手の枚数が後2枚ぐらいは必要になるはずで、むしろ野手の数は減らさないといけないはずだから
これから首脳陣はそれに悩む事になるのかなと。捕手は今回の三人からほぼ確実に二人体制になるはずだし、また最強のユーティリティプレイヤー・木村拓の出番かな…。(でも以外とあり得るのかも(笑))

posted by ken1116 | 2007-12-06 20:29

管理人より

ken1116さんへ
韓国とは今後もWBCなどで何度も対戦する機会があるでしょうし、日本の傾向も含めて、試合のレビューをしっかりしておく必要があると思ったのかもしれませんね。
個人的には野手には長打力のある選手、そして出塁率(選球眼)のよい選手を入れて欲しいな、と思っています。そう考えると福留はまさに最適なのですが、どうやらメジャーに行くようなので来年の五輪は無理でしょう。仰るとおり、ここは小笠原あたりがいいのかな、と。
投手に関しては、今回ソフトバンク勢がいなかったので、彼ら(俗に言う「4本柱」)の中から万全のコンディションの投手を是非お借りしたいところです。王監督ならば協力も得られそうですし……。
ちなみに「ユーティリティ枠」は“ウチの”森野に与えられているのかもしれませんね。一応バッテリー以外は全てやれますので……第三捕手は最悪ベンちゃんにお願いしましょう(笑)。

posted by bunchousann | 2007-12-06 21:24

とりあえず決まってよかった~本当に“最後”の五輪野球に臨む

世界一の日本がアジア予選で勝ったくらいで騒がれすぎでは?アジアのレベルが上がったから?日本のレベルは上がってないの?「なにギリギリの試合やってんだ!」くらい叩かれても良いのでは?アジアくらい余裕で勝ってほしいものです。日本の野球はもっとレベルが高いんだから。我々、野球ファンは星野JAPANに対して強烈なブーイングをするべきだと思います。

posted by これで良いのでしょうか? | 2007-12-07 00:29

管理人より

これで良いのでしょうか?さんへ
日本のプロリーグがアジアでも屈指の伝統を誇り、レベル的にもまだまだ他国の追随を許さない現状を考えると、おっしゃることもごもっともだと思います。
ただし、日本は昨年のWBCでも韓国に2敗を喫し(しかもそのうちの1敗は勝手知ったるホームで)、他国のレベルが上がっていることを痛感させられます。
現状の日本野球のアジアに対するアドバンテージはたぶん100戦して70勝するくらいのものだと思います。それを考えると、短期決戦では残りの30敗分の方にならなかったことをまずは評価すべきではないかと思います。

posted by bunchousann | 2007-12-07 12:13

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