2006年10月09日
観客動員を考える
札幌ドームでの日本ハムの紅白戦に3万人が訪れたという。
無料観戦であったための数字であることは間違いないが、こんな市民の後押しが選手には何よりの後押しだ。札幌という町の体力、チームを地域に根付かせようというフロントの努力、全ての結晶であろう。
一方、一昨日の更新でもかいたジェフ千葉。オシム監督がきてから毎年優勝争いをするようになったのに、観客動員はいつまでたっても下位から抜け出せず。この間、千葉へのホームスタジアム移転問題などあったが、チームの観客動員とは無関係ではなく、サポーターの「市原にスタヂアムがあっても満員にならない」等の意見が現フクダ電子アリーナ使用の後押しになったと言われる。
「地域密着」これは、Jリーグが日本にもたらした概念と言ってよいが、この言葉が賞賛された理由に、国民の企業に対する不信感があったことは否めない。日本ハムが東京では動員数でずっと苦戦を強いられてきたことも、無関係ではないはず。しかし、いまや北海道に日本ハムありくらいのイメージだ。札幌という町の力がこれまでの日本ハムのイメージを上回ったのだ。東京時代も優勝争いはあったが、このような事態はなかった。 一方、ジェフはJリーグ発足前の日本リーグで丸の内御三家と言われた古河電工が主体となって作られたチームであり、その辺が集客がうまくいかない原因では、などと勘ぐってしまう。現実的には、動員数首位の浦和も御三家だった三菱重工が母体となってできたチームなのだが。
相次ぐ廃部騒動、不祥事、そして税金の値上がり・・・親方日の丸や、大企業にたいする不信感は強まる一方である。あきらかに企業型スポーツは過渡期をむかえている。むはやスポーツは学校や会社の保護のもとで行われるものではなくなった。もし、そうであり続けるなら、日本にプロスポーツが存在し続けることはできないだろう。 さて、北海道日本ハムが熱烈なファンの後押しを得てどんな戦いをみせることやら。新庄の憂愁の美となるか、金村投手の日本シリーズでの登板なるか。はたまた、西武やソフトバンクの逆襲はあるのか。まだまだ野球の楽しみは尽きないのである。
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posted by 虎吉 |01:21 |
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