高木遊の『熱闘通信』

〔新主将・新シーズンへの決意④〕嶺井博希(亜細亜大学硬式野球部)

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神宮より厳しい場所がここにある


 沖縄尚学の正捕手としてエース東浜巨(現ソフトバンク)とともにセンバツを制してから4年。「やるからには中途半端は嫌だったので、1番厳しいところに」と東浜の後を追い、亜細亜大学に入学し3年。
 「想像より厳しかったですけど(笑)、内容が濃いので野球の観念が完全に変わりましたね。来て良かったなと思っています。」と話すように、現在は東都大学野球リーグを代表する捕手にまで成長。
 主将として正捕手としてチームの4季連続優勝に向けチームを引っ張る嶺井に3月末、話を聞いてきた。

嶺井顔写真
嶺井博希(みねい・ひろき)・・・1991年沖縄県出身。捕手。175cm75kg。沖縄尚学時代(高2時)に出場した選抜高校野球で全国制覇。2012年東都大学野球リーグ春季および秋季ベストナイン賞受賞。過去3年間の通算成績は55試合打率.203、打点16、本塁打4本。 東浜らが抜けた投手陣 開幕が近づいてきましたが、チームの状態はいかがですか?— 嶺井「個人個人が与えられた役割を明確にしてやれています。個人としてはいろいろな面で課題が多いですね。オープン戦では失点が多いので、そこが1番の課題です」 大黒柱であった東浜投手、さらには要所で登板し後続を断っていた飯田投手(現JR東日本)が抜けた今季の投手陣はいかがですか?— 嶺井「投手陣が結構抜けた分新しい選手が出てきてはいますが、もちろん難しい面もありますね」 新エースの期待が高い九里投手(4年、岡山理大附)の状態は、捕手そして主将という立場から見てどうですか?— 嶺井「去年までは東浜さんがいて九里が2番手という形でしたけど、今年からエースとしての自覚を持ってチームを引っ張ってくれていますね」 主将になってしばらく経ちますが、ご自身の中で何か変わったことはありますか?— 嶺井「3年間は自分のことばっかりやっていたんですけど、主将を任せられてチームのことを最優先に考えると、その視野が変わってきましたね」 東浜前主将からは何か言葉をもらいましたか?ー 嶺井「あんまり連絡取ってないんですよね。前に会ったときは“頑張れ”と一言でした(笑)」 徹底力 3季連続優勝中の亜細亜大学ですが、やはり際立つのはその勝負強さです。嶺井選手も昨秋わずか5安打(打率.214)ながら打点は5。この勝負強さはどこからくるのでしょうか?— 嶺井「自分のことはよく分からないですが、チームとしてはやっぱり常に実戦を意識して練習をしているので、“神宮よりこのグラウンドが厳しい”そんな状況がそうさせているのかなと思います」 その厳しさも4年目です。そういった意味では慣れてきたというか、当たり前になってきたのでしょうか?— 嶺井「うーん、でも4年生としてチームをまとめるという役割もあるので、今までよりもキツいですね」 生田監督から今、常々言われていることはありますか?— 嶺井「徹底力ということをテーマとしてやっています。亜細亜は目立った選手がいるわけではないので、それは絶対に必要だとも思ってやっています」 捕手としての徹底力とは何ですか?— 嶺井「様々なプレーの中で、徹底できる確率が高いのは守備とかキャッチボールだと思うので、そういったことを確実にやっていくことですね」 開幕に向けてどのようにチームを持っていきたいですか?— 嶺井「結構若いメンバーも出ているので、そのサポートはしっかりして、チームとして1部で戦っていけるよう、徹底力でしっかり足場を固めて臨みたいです」 前季優勝校ということで開会式では選手宣誓を務められますね— やばいです。人生初なので・・・まだ何も考えてないですね(笑)
嶺井捕手
巧みなインサイドワークで亜細亜投手陣を引っ張る嶺井。プロからも注目を浴びているが、「まだリーグ戦も始まっていないですし、進路のことは二の次三の次ですね」と、まずは主将として母校の4季連続優勝にのみ目を向けている。 文・写真・インタビュー:高木遊 取材協力:亜細亜大学広報課、亜細亜大学硬式野球部




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大学野球
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東都大学野球
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嶺井博希
新主将・新シーズンへの決意
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高木遊(たかぎ・ゆう)・・・田中将大世代の1988年生まれ。幼少時よりスポーツ観戦に勤しみ、大学卒業後にライター活動を開始。主に東都大学野球を中心とした首都圏の大学野球を取材。その他のアマチュア野球をはじめ、ラグビーやアイスホッケー、ボクシング、柔道なども取材領域とする。野球太郎主催のイベント「TOHKEN~東都大学リーグ野球観戦研究会~」随時(年数回)開催中。
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