車いす陸上競技 洞ノ上浩太

ボストン、ロンドン、ソウルマラソン3連戦結果

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ボストン、ロンドン、ソウルマラソンの3連戦から帰ってきました。

Boston Marathon 2016 日時:4月18日 結果:13位

今回は、トータルでとてもタフな遠征となってしまいました。 ボストンは、スタート直後に時速70kmオーバーとなるコースで、さらに報道車が風除けとなってくれるので、誰がその報道車をゲットすることが出来るか?といった裏事情もあり、スタートがとても重要になります。 私は、スタートから体が全く動いてくれず、スタート直後の下り坂で、全て出し切ったような、脱力感に襲われました。 15名ほどいた先頭集団にもついていけず、後続の選手にも抜かれてしまい、ずるずると後退してしまいました。 2km地点で先頭集団から千切れて、3km地点では、もう先頭の集団が見えなくなっていました。 優勝を目指していただけに、そこからの40km一人旅はとても大変でした。 結果は、ワースト記録の13位でゴールでした。 ホテルに戻って、こうなってしまった原因をいろいろ考えました。 アップ不足、暑さ対策、睡眠時間、食事、ボストンまでのトレーニングスケジュール、ボストン入りしてからの調整の仕方などなど・・・すべての「言い訳」をあらいだしました。 疲労の蓄積が一番大きな要因だと考え、とりあえずロンドンまで6日しかなかったので、ロンドン入りしてからは、リラックスした時間を過ごしレースに備えました。

London Marathon 2016 日時:4月24日 結果:8位

ロンドンのコースは、にとにかく路面が悪く、段差や石畳、ラウンドアバウトなど、とてもテクニカルなコースとなり、体の疲労もかなりのものとなります。 この時期は、まだ気温が低く、スタート地点では吐く息も真っ白でした。 ロンドン入りしてからは、あまりレーサーで走っていなかったので、入念なウォームアップを行いました。 スタート直後、しっかり体が動いてくれました。 20kmのタワーブリッジの登り坂で、先頭集団の3人に引き離されてしまいましたが、第二集団の3名で追いかけ、2kmほどでなんとか追いつきました。 その後も、一度引き離されましたが、諦めることなく走り、時間はかかりましたが、先頭集団に追いつくことが出来ました。 その後は、駆け引きが入り、ペースも落ち着きました。 すると後続の選手も追いついてきて、ラスト2kmでは10名ほどの先頭集団だったと思います。 ビックベンを右折し、ラスト2kmのところで、アメリカの選手がスパートし、私の前をいく選手が中切れを起こしてしまい、そのまま一緒に後退してしまいました。 先頭集団を必死で追いかけましたが、追いつくことが出来ず、結果8位でのゴールでした。 後半やはり体は重かったですが、ボストンの結果から比べると、ちょっとは修正ができた感じでした。

Seoul International Wheelchair Marathon 日時:4月30日 結果:5位

最終戦のソウルマラソンは、私の好きなコースなので、積極的に攻めていこうと考えていました。 スタートからハイペースとなり、本来ならとても得意な速度域なのですが、やはり調整不足な体は正直で、とてもきつかったです。 しかし、積極的な走りをと考えていたので、何度か逃げを試みました。 3回アタックし、後続を引き離しましたが、結果、追いつかれてしまいました。 いつもの調子だと逃げれていたのではないかと思いました。 折り返しての後半は逆に先頭集団(私を含め5人)から、切れては追いつき、切れては追いつきを繰り返し、で粘っていましたが、ラスト4km地点の上り坂で脱落してしまいました。 結果は、5位でしたが、最終戦でようやく自分らしい走りをすることができました。

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洞ノ上 浩太
ほきのうえ こうた

競技:車いす陸上
出身地:福岡県
所属:Yahoo! JAPAN

2008年、北京パラリンピックの5000mで日本人初のファイナリストとなり、5位入賞。
またフルマラソンでは、北京、ロンドン、リオと3大会連続での入賞。

2010年1月には10000mで日本記録を樹立。
2010年6月には自身の持つ日本記録を更新するとともに、5000mでも日本記録を樹立。

2013年4月に開催されたソウル国際車いすマラソン(韓国)にて、フルマラソンの日本記録を樹立。

現在は東京パラリンピックを見すえ、日々トレーニングに励んでいます。金メダル獲得に向けて、新たなチャレンジが始まっています。

2015年に車いす陸上チーム「チームブルータグ2アームドライブ」を立ち上げ、現在6名の選手が在籍しており若手の育成・強化にも取り組んでいます。
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(07月22日現在)

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