車いす陸上競技 洞ノ上浩太

2016東京マラソン車いすの部結果

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先日の東京マラソンに出場してきました。

10回目の記念大会となった今大会では、車いすも国際化となり、海外から強力なライバルが出場していました。

今回は、リオデジャネイロパラリンピック日本代表選考レースで、条件は3つ、総合3位以内、日本人1位、1時間28分30秒以内でした。

私は、10回目の出場でしたが、ゴール付近が変更となり、前日の下見でも細かく見ることが出来ず、不安を抱いたままでのスタートとなりました。

コースは、スタートして4km地点まで下り坂で、その後は、フラットが続き、36km地点からいくつかアップダウンがあります。

私は、最初の4kmの下りと、36km地点からのアップダウンで仕掛けていこうと考えていました。

思いのほか、スタート直後からハイペースとなり、苦しい展開となってしまい最初の4kmでは仕掛けることが出来ませんでした。

しかし、距離を走るごとに周りの選手たちが疲れてきているのが手に取るように分かり、私は逆に元気になっていきました。

誰かがアタックしてもしっかりと対応することが出来ました。

私も、浅草雷門のコーナーを利用して、仕掛けてみました。

すると、クート選手だけがついてきたので、私の最大の目標はリオの切符だったので、そこからさらにペースを上げ後続を振り切りにかかりました。

疲れたので、クート選手に先頭を変わってもらおうとしましたが、クート選手も疲れているようで、ローテーションをしてくれませんでした・・・。

私は、ここで一気に後続を引き離し、リオの切符を手にしたかったので、仕方なく私がまた前を走り後続を引き離そうとしました。

しかし、後続も必死にローテーションをし、私を追いかけてきました。

エレンスト選手が第二集団を引っ張って、先頭まで連れてきてしまいました。

彼が第二集団にいたのは失敗でした。

しかし、そこで2名の選手が脱落し、先頭集団は6名に絞られました。

そして、私が最大のポイントとなるであろうと考えていた36km地点のアップダウンで積極的に仕掛けていきました。

すると、これまで好調をキープしていた西田選手が遅れだしました。

先頭集団は、外国人選手2名と、私を含む日本人3人の5名となりました。

いくつかの坂で、ペースが上がりましたが、最後の上り坂まで5名で進みました。

最後の坂で鈴木選手が脱落。

残り1kmとなり、やはり、副島さんが最後の砦となりました。

ゴール手前200mから道幅が急激に狭くなるので、そこには絶対に先頭で入ろうと思っていました。

その入り口までの幅広の道路では、やはり同じ思惑だったようで、副島さんも先頭を取りに来ました。

しかし、私もそこは譲りたくなかったので、さらにペースを上げて先頭を取りました。

なんとか先頭で狭いコースに入ることが出来、そこからは残り200mだったので、もう必死で車輪を回しました。

散々力をためていたクート選手に抜き去られ、仮説のコーナーを右に2回曲がり、ゴールラインが見えた時には残り80m(約8秒ほど)で2位のポジション。私は正直「長っ」と思いました。

後続のプレッシャーが物凄くて、その直線が果てしなく長く感じていました。

最後の最後で、エレンスト選手に抜かれてしまいましたが、なんとか3位でゴールすることが出来ました。

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洞ノ上 浩太
ほきのうえ こうた

競技:車いす陸上
出身地:福岡県
所属:Yahoo! JAPAN

2008年、北京パラリンピックの5000mで日本人初のファイナリストとなり、5位入賞。
またフルマラソンでは、北京、ロンドン、リオと3大会連続での入賞。

2010年1月には10000mで日本記録を樹立。
2010年6月には自身の持つ日本記録を更新するとともに、5000mでも日本記録を樹立。

2013年4月に開催されたソウル国際車いすマラソン(韓国)にて、フルマラソンの日本記録を樹立。

現在は東京パラリンピックを見すえ、日々トレーニングに励んでいます。金メダル獲得に向けて、新たなチャレンジが始まっています。

2015年に車いす陸上チーム「チームブルータグ2アームドライブ」を立ち上げ、現在6名の選手が在籍しており若手の育成・強化にも取り組んでいます。
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(07月22日現在)

関連サイト:team bluetag 2ARM DRIVE

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