2010年03月08日

バンクーバーオリンピック

遅くなりましたが、全てのみなさん、ありがとうございました。
終わりました。
今は、地元帯広に戻り、ご挨拶に伺ったりしています。

16位。という結果は、もっともっと上の順位を目指し4年間過ごしてきたので、悔しい気持ちになりました。帰ってきた今でも、やっぱり悔しいです。
でも、事故などもあって、難しいコースの中、4本滑りきれたこと、大きな怪我がなかったこと。苦しかったけれど、ゴールした時ボブスレーが楽しいって思えたこと。緊張もしたけど、自分を見失わなかったこと。
ここ数年、いつも2本目失敗して、気持ちの整理がつかなくて焦って心が定まらなくって失敗が多かったのに、今回は、同じ間違いはもうしない。と強く思え対処できたこと。チームメイトの浅津を信じて、コーチのロブを信じて、自分を信じて戦えたこと。普段ボブスレーを見ることができなくてもオリンピックは日本のテレビでやってくれたり、たくさん新聞などでボブスレーを取り上げてもらえたお陰でたくさんの人に見てもらえたり知ってもらえたこと。
いつもワールドカップを回っている他国の選手同士と、お互い尊敬をして、称えあって戦いのその中に私もいれたこと。
私自身、まだまだだったことも沢山あったかもしれませんが、こうして良かったことも幾つかあったかな。と思います。

少し時間も空いて、やっと落ち着いて考えることができています。
ここには書ききれない、複雑な思いもいっぱいあります。

レースの事は、あまり覚えていません。
レース前もかな。
とにかく、期間中はどんな気持ちが出てきても、それを受け入れようって思っていました。
不安も出てきた時もあったし、負けないぞ。って思っていた気持ちもあって、交互な気持ちにその度に必死に対処していた気がします。
ここに来た覚悟と自分の中での色んな心の整理をしていることが多かったかな。と思います。

コーチでロブがいてくれたことも大きかったです。
公式練習で転倒した時も、コノミもマナミも怪我ななければ良い。転倒を恐れないで、ボブスレーなんだから。
それよりも、思いっきり滑ること。攻め続けること。と言って滑走ラインの要点とポイントを必死に教えてくれました。
私がちょっと緊張しちゃってナーバスになっていたら、いいよ。それで。ここはオリンピックなんだから。って言ってくれていました。
信頼できるチームメイトにもコーチにも恵まれ、所属先の北斗病院のみなさん、たくさんのスポンサーさんや、後援会のみなさん、日本から心配して電話やメールをくれた人達、言葉に表せないほどの感謝の気持ちでいっぱいです。私は幸せです。

日本に帰ってきて、ずっとボブスレーを始めてから、身体も心の面でも支えてもらっていた片寄先生に会えました。
ずっと会いたかったですが、こんなに早く会えるとは思っていなくって。
4年前、片寄先生とトリノオリンピックの帰りの飛行機の中で、私は泣いて悔しさをうったえて帰ってきたこと。ありました。
今まで怪我もたくさんしたし、自分を追い詰めすぎて入院もしたこともあったし。
迷うことも、立ち止ることも、結構あって、その度に、一緒に考えてくれてアドバイスをもらって、いつも よし。頑張ろう!って何度も強く気持ち持ち直せました。

たくさんの人たちに支えてもらって競技ができていたことは、一生忘れません。
本当に、みなさんありがとうございました。

オリンピックの日の為に毎日過ごしてきたので、今後はチョットだけゆっくりして自分から湧き上がる気持ちを一つづつ整理していきたいな。と思います。
そして振り返って、今後に生かしていきたいな。と思います。

全ての方に感謝します。
本当にありがとうございました。
そして、
これからもよろしくお願いします。

桧野真奈美

posted by bt_hino |12:40 | 海外遠征 | コメント(4) | トラックバック(0)
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