2010年03月09日

アカデミー賞「ドキュメンタリー部門」受賞!

先月、始めにこのブログでも紹介したドキュメンタリー映画「The Cove」が、アカデミー賞「ドキュメンタリー部門」を受賞した。

フリーダイバーアスリートでもある仲間が出演していることはもちろんだが、海を愛し、イルカやクジラ多くの海洋哺乳類とのコミニケーションを経験し、人間と彼等との関係をもっと見直す時代ではないかとずいぶん昔から思っていたので、この映画をみんなに紹介したかった。

この賞を受賞した直後から、太地町での反応がニュースになり全国に流れている。
たぶんしばらくは話題に上るだろう。日本での公の配給元も決まったようだ。
なにはともあれ、公開されたら一度足を運んで観てほしい。
どう思うかはそれからでもいいと思う。

もう一度簡単なストーリーを紹介しておく。

主人公は、はかつて「わくぱくフリッパー」というテレビドラマのイルカの調教をしていたリチャード・オバリー。オバリーが可愛がっていたイルカが目の前で死んで以来、彼はイルカの解放運動を始めた。
この映画はイルカ漁をやめさせようとオバリーが日本に来るところから始まり、調べていくうちにイルカや大きな魚の水銀含有量がとても高いことに気づく。

この映画には「イルカ漁」「動物所有」「環境問題」「食文化の違い」「水銀問題」など、たくさんのテーマが隠されてる。

今、まさに南氷洋で調査捕鯨団と、捕鯨反対団体「シーシェパード」の戦い?も逮捕者が出るとかニュースになっている。
あの団体のあそこまで過激な行動もどうかと思うが、果たして日本の調査捕鯨が本当に調査のためにだけ捕鯨をやっているのか???疑問は残る。

一歩、日本から離れて眺めてみると、日本の捕鯨に対する世界への主張が、なんだか頑なな不自然な印象を受けるのは私だけだろうか?
私も小学生の頃には、給食に鯨が出ていた世代だが、「鯨を食べる日本の文化」は本当に現代も必要な、守るべき文化なのだろうか?

「鯨はダメで豚や牛、鳥ならいいのか?」
「魚だって食べてるじゃないか?」
「命ある物を食するのは食物連鎖の宿命では?」

現代人は、鯨だけではなくもっともっと「食」を見直す時代に来ているのではないだろうか?
自然に暮らしている動物を食べるためだけではなく、捕えること。動物園、水族館の是非。考えさせられるテーマは山ほどあり、人種、環境、立場、経験によって様々だ。

まずは事実を見てほしい。知ってほしい。そして感じてみてほしい。


  • 共通ジャンル:

posted by bt-meg |04:16 | メディア | コメント(7) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

トラックバックURL
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/bt-meg/tb_ping/820
この記事に対するコメント一覧
(事務局では、サービス全体の雰囲気醸成の為、全コメントをフィルター/目視チェックし、削除等しております。見逃し等も有りますので、ご不快な思いをされた場合は、事務局宛 support@plus-blog.sportsnavi.com にご意見頂けると幸いです。)
アカデミー賞「ドキュメンタリー部門」受賞!

コメント投稿者ID : OOH00003644

少し記事に違和感を覚えたのでコメント失礼します。


まず人類が知るべき事実は先進国が家畜をやめれば飢餓を克服できるという事なのではないでしょうか?


家畜に回す穀物を食料に回せば相当餓死する人も救えるはずです。別に先進国の人間は牛や豚を食べなくても十分に栄養が取れます。


この映画の詳しい内容までは知りませんが欧米でのクジラ、イルカの愛護は宗教のようなものです。どのような理屈を持ってきても彼らが偏った正義をかざしてるのは明らかです。なぜなら彼らはクジラ、イルカの愛護を訴えながら牛や豚をたらふく食べているからです。


本当に問題意識があるなら動物の命よりまず人間の命ですよね。少し考えれば分かる事です。しかし彼らは自分たちの文化や欲望を捨ててまで飢餓をなくそうとはしないでしょう。その一方で動物愛護やアフリカの飢餓をなくそうと堂々と言えるメンタリティーなのです。要するにダブルスタンダードです。


つまり彼らの行動の根底にある思想、行動は自己中心的なものに過ぎず正当性はありません。これに感化されていては物事の本質を見誤ります。


自分自身はクジラを食べないし食べたいと思いませんが調査捕鯨は正当な権利だと思いますし支持します。その結果市場でクジラが売られようが大した話ではありません。なぜなら調査捕鯨の対象のクジラは増えすぎているというのが実態だからです。国際捕鯨委員会でも捕鯨国と反捕鯨国が拮抗してる状態が続いてまったく動かない状態の中で科学的見地からの議論も望めません。


それとシーシェパードがやってる行為はやり過ぎというレベルではなく海賊行為です。人命が危機にさらされる危険すらあります。少し認識が甘いと思います。


長々と書きましたが本当に「食」という事はフェアーに考えるのであれば肉は食べないという事がより多くの人にとって望ましいのではないでしょうか。でもそれは本当に出来るのでしょうか?日本人は魚を食べる文化があるから出来るかもしれませんが、欧米人が肉なしの食生活というのは無理でしょうし、飢餓を救えると多くの人が認識しても食べると思います。なぜなら欧米人は肉を食べる文化があり、好きだからです。日本人と食べる量も違います。


こういう事実を少しでも認識すれば今回の映画が非常に一面的で視野の狭い考えしか生む結果にしかならないことは容易に想像できます。


彼らは正義感に燃えてるのかもしれませんがだったらまずやるべきことは地元オーストラリアの家畜産業について世界の飢餓にどのような影響を与えてるのかを考えるような映画を作るのが先のはずです。


それが本当に人権問題、環境問題、食問題などを考えてる人間のとる姿勢だと思います。自分はあまり肉とか魚とかもとらない方の人間なので一連のニュースを含め気持ち悪いものを感じていたのでコメントさせてもらいました。

posted by ケイ | 2010-03-09 07:35

調査捕鯨

コメント投稿者ID : NID00003674

イルカやクジラを食べることについては、様々な考えがあると思います。動物一般を食べることについても、いろいろな考えをした方たちが世界中どこにでもいらっしゃいますよ。なかなかひとくくりにはできません。


私のお世話になっている道東のアイヌ民族の村は、打ち寄せられたクジラ一頭のお陰でいくつもの冬を村民全員が餓死せずに過ごせたそうです。彼らの村に伝わるクジラの踊りは、ユーモアにあふれ、どんなに人間たちとクジラとその他の動物たちがお互いに支え合って生きていたのか、人間たちが自分たちが食するクジラをどんなに尊敬し(クジラは神様のひとりです)また愛していたのか、そんなことを思いおこさせます。


もちろん、捕鯨と浜に打ち上げたクジラを食べるのとは、そもそも違います。それに、私は捕鯨についてあまり調べていないので、こんなコメントをするのも何なんですけど。。。。


「調査」捕鯨という名の元に、何が起こっているのか、ということについては、星川淳さんの以下の本によく書いてあったと記憶しています。本が今手元にないので記憶違いだったらお許しください。


もちろん、星川さんはシーシェバード同様捕鯨に反対しているグリーピースジャパンの関係者の方ですから、当然あるお考えのもとに書かれていらっしゃると思っていいと思います。それでも、この本はよかったなと思ったので、ご紹介します。



日本はなぜ世界で一番クジラを殺すのか (幻冬舎新書) 星川 淳



そして、メグさんのブログは「映画よかったよ、観てね!」「いろいろ考えたよ」というメッセージとして受け取りました。その以上のそれぞれの想いは、それぞれに、ということでいかがでしょうか。


メグさん映画の紹介ありがとうございました。

杉原めぐみ

posted by pon-meg | 2010-03-09 12:43

アカデミー賞「ドキュメンタリー部門」受賞!

コメント投稿者ID : NID00003694

>事実を見てほしい
とありますが、立ち入り禁止区域に入ったり、盗撮したり、住民に「海洋汚染について聞きたい」と騙して撮影したりなど、不法なことをして撮影した映画。しかもある思想に基づいた映画によって事実が分かるとは思えませんが。

posted by michi | 2010-03-09 16:28

アカデミー賞「ドキュメンタリー部門」受賞!

コメント投稿者ID : NID00003724

松元さーん!ご無沙汰しております。
マウイのザトウクジラの撮影でお世話になった川口隊長です。

あの時、目の当たりにしたクジラたちの美しい姿には、大自然への畏敬の念を抱かずにはいられませんでした。
そして、船のまわりで好奇心いっぱいに泳ぎ回ってジャンプする野生のイルカたちはいつどこで出会っても生きている喜びを伝えてくれますね。

「The Cove」まだ観てないけど、松元さんの書かれてること一語一句に深く共感しました。

「食」を見直すこと、この地球の生態系で人間が何のために何をしているかということを素直に考え直すことをしたいと思います。

松元さん、ありがとう!

posted by naomi | 2010-03-09 21:31

アカデミー賞「ドキュメンタリー部門」受賞!

コメント投稿者ID : ELG00003760

本当に同じ人間として恥ずかしい。あなたのような人が日本人にいるということが。私もイルカは食べないし、兎も、まして馬や、間違っても犬なんて食べてほしくない。でも牛や豚や鶏や魚類は喜んで食べます。私はそういう物体なのです。

しかしご自分の価値観だけで、何をも正当化しようという試みは、得てして偽善や欺瞞にしか成り得ませんし、一方的に特定動物を食べるべきでない合理的な理由を示さず、感情論でのみものを言うなら、殺人の動機とさえ、大した違いはないでしょう。ようするに自己中ということです。

なぜもっと普通に、素直に話合えないのでしょう。考えた事がありますか? なぜこの映画のような”弾圧”に、イルカが大好きで絶対に食べてほしくない私でさえ、怒り心頭になるのか、考えた事がありますか? 

それは偽善による弾圧だからに他成りません。殴られてもいないのに、「えーんえーん」と泣きながら「お母さんお兄ちゃんがぶったー」というのと同じなのです。

もしあなたが偽善者でないなら、せめて牛や豚なら食べても良い合理的な理由を書いてからにすべきでした。「私はイルカが大好きだから」以外の理由で。

最後に、知能で生物を比較するのは、ナチスヒトラーと同じことだというのはよく言われることです。ヒトラーと比較されないためにも、あなたの価値観をもう一度見つめ直しては如何でしょうか。もしあなたがファシストでないなら。

posted by たかはし | 2010-03-10 01:00

アカデミー賞「ドキュメンタリー部門」受賞!

コメント投稿者ID : IXI00003816

かつて松元さんは教えてくれました。
イルカが人と遊んでくれるのは、イルカが自分に人間の注意を向けている間に仲間の群れを逃がす為だと。
人に絡んでくれるイルカは囮なんだと。
そんなイルカの習性を利用したドルフィンスイムという商売。
その商売を否定はしません。私もかつて参加しましたから。
でもイルカや鯨を可愛い素晴らしいと讃えながら、彼らにストレスを与えて自分はお金を得ている人にイルカ漁がどうのこうのと言われると強い違和感を感じるんですよね。
「いのちのたべかた」という映画を観ていただきたいです。

「The Cove」の批判をしています。
http://www.youtube.com/watch?v=4C0P2oh4maI

posted by らんま22 | 2010-03-10 17:24

アカデミー賞「ドキュメンタリー部門」受賞!

コメント投稿者ID : NID00000717

今回の皆さんの様々なコメント投稿に刺激を受けて、古いアナログ人間で普段はあまりネットサーフインもしないのですが、いろいろなサイトを覗いてビックリしました。

感じたことは、見えないインターネットという世界の怖さです。正直、気が小さいのでビビリました。

人の意見が違うのは当然のこと。
さまざまな意見を見て聞いて自分なりの考えを構築していくには時間も必要だと思います。

ただ、メディアも本も、サイトで行きかう情報さえ、全てが正しい訳ではないということを知っておかなければ、時には操作された情報に振り回され洗脳されてしまうこともあるでしょう。

ひとつの問題ではなく、複雑に入り組んでしまっているこのような例は、ひとつの側面や、部分だけに焦点をあててしまうことはとても危ないことだと感じました。

賛否があるのであれば、これからも両方の意見に耳を傾けて、早々な決めつけや批判はしないようにしていきたいと思います。

人間も地球という惑星に生きる弱肉強食の動物の1種に過ぎません。
全ての動物と命を分かち合い、謙虚な気持ちで自然と調和していけることを願っています。

私が一番大切にしていることは自分自身で感じる感覚です。

皆さん、様々なコメントありがとうございました。





posted by meg | 2010-03-10 23:38

コメントする

「他サービスID/メールアドレス」で投稿する場合は、そのID/メールアドレスは表示されず、当サービス専用の固定のコメント投稿者ID「英数+連番」に変換され表示します。

※コメント投稿手順
(1)上記リストから希望のIDを選択する。
  例: Yahoo! JAPAN IDでコメント投稿
(2)Yahoo! JAPAN上の本人確認画面でIDとパスワードを入力する。
(3)スポーツナビ+blog側のコメント入力画面が表示される。
(4)コメント本文を記入し、投稿ボタンをクリックする。
(5)コメント投稿者IDとコメントが表示される。

詳しくは以下2ページをご覧下さい
【仕様変更】PCからのコメント投稿について
ブログ利用マニュアル「コメント投稿方法」

※コメント投稿手順
(1)上記リストからログイン/メールアドレスのどちらかを選択する。
  例: ログインしてコメント投稿
(2)plus-blogのアカウントとパスワード/メールアドレスを入力する。
(3)コメント入力画面が表示される。
(4)コメント本文を記入し、投稿ボタンをクリックする。
(5)コメント投稿者IDとコメントが表示される。

詳しくは以下2ページをご覧下さい
【仕様変更】PCからのコメント投稿について
ブログ利用マニュアル「コメント投稿方法」