夏はエンゼルス、冬はクリッパーズ

NBAもシーズン終盤、調子のでないLAC

このエントリーをはてなブックマークに追加

NBAもあっという間にシーズン終盤。あと一月もすればプレーオフが始まる。LACはグリフィン、ポールと二人のスターを相次いでケガで欠き、苦しんだ中盤戦。ようやく二人とも復帰したが、なかなか波に乗れず、現在西地区の5位である。  最近、面白い記事を二つ目にした。1つは現在好調のヒューストン・ロケッツのGM、ダレル・モーレイの話。もう1つはNCAAで世紀の番狂わせを演じたプリンストン大学のヘッドコーチ、ピート・キャリルのプリンストン・オフェンスの話だ。  いずれも理論的で斬新な戦略で、当初はバカにされていたが、今ではバスケットボールの先端を行っていると思われる。両者に共通するのは得点は3ポイントシュートとゴール下のレイアップ(ダンク)で取ること。逆に言えば、ミッドレンジのジャップショットは難易度が高い割に2点にしかならないので極力排除することだ。  その理論に当てはめて考えると現在LACがなかなか上に行けない理由がハッキリする。3ポイントを打てない、もしくはあまり打とうとしない選手がDJ、グリフィン、バーアムーテとスターターに3人もいるからだ。CP3も3Pよりはジャンプショットを得意としている。グリフィンやバーアムーテは最近こそ、3Pを打つようになってきたが、それでも平均よりはアテンプトは少ない。グリフィンはここ1、2年ジャンプショットが上手くなったが、それよりは3Pをもっと練習すべきだったのではないか。期待値から言うと、50%の確率でミッドレンジジャンパーを決める選手は35%の確率で3Pを決める選手よりも劣るのだ(3Pが33%の選手と同位となる)。  一方、3Pを打てるCP3とJJはあまりゴール下のレイアップが上手くない。CP3は身長が足りないせいもあるが、フェルトンやボストンのトーマスのような小さくてもレイアップの上手い選手はいるから身長と言うよりはスピードの問題だろう。JJはシュートは上手くても、ドリブルはいつも危なっかしい。自分で切り込んでファウルをもらうというオフェンスは期待できない。  つまりLACのスターターには、カリーやハーデンのように3Pとレイアップの現代バスケの2大武器を両方とも得意としている選手がいないのだ。それでは勝てないはずだ。特にビッグマンの二人が3Pを期待できないことは大きい。DJに至っては自分でリムまで持ち込めないし、ファウルをもらってもフリースローも入らないから、ゴール下の脅威も半減する。  また、JJはディフェンスに大きな課題がある。これで3Pが入らない日はほとんど何のためにいるのか分からなくなる。ディフェンスはいいが、オフェンスが透明人間のバーアムーテといい、どうも帯に短し、たすきに長し的な選手が多すぎる。  今後、NBAで勝ち抜こうとすれば、ディフェンスのいいスリーポインター、サイズのあるスリーポインターを揃えることがカギになるのではないだろうか。ディフェンスを堅め、オフェンスでは常に3Pを狙い、相手のディフェンスが外へ広がった時にゴール下へ切り込んでレイアップ、これが勝利の方程式だろう。



ハーデン&ロケッツ好調の理由。NBAの“モーレイボール” http://number.bunshun.jp/articles/-/827391

ピート・キャリルのプリンストンオフェンスと現代NBA-時代の先を走った伝説のコーチ http://j-man.net/post-4836/

1ページ中1ページ目を表示中

記事カテゴリ:
タグ:

このブログの最近の記事記事一覧

この記事へのコメントコメント一覧

この記事にはまだコメントがありません

こんな記事も読みたい

【WJBL】2016-17 Wリーグ ファイナル、JX-ENEOSがトヨタに3連勝で9連覇。【名寄地区バスケットボール協会HP管理人ブログ】

八村のゴンザガ大 第1シードでNCAAトーナメント!同校史上初Final Fourへの道のりは?第2シード アリゾナ大を突破せよ!【「KC」だよ!「カンザス」ではない!】

Bリーグ(B1, B2)勝利数予測(20170313)【konakalab】

ブロガープロフィール

profile-iconbradnomu

1995年よりロサンゼルス在住。
主としてIT関連のビジネスで、HPやブログの管理なども行っています。
MLBでは地元のエンゼルスを応援、あとNBAのクリッパーズ!
エンゼルスのワールドシリーズ制覇とクリッパーズのNBAファイナル制覇、生きている間に実現できるのか?
  • 昨日のページビュー:143
  • 累計のページビュー:291253

(01月16日現在)

ブログトップへ

このブログの記事ランキング

  1. ショック岩隈!確率2529分の1!9回6点差をひっくり返す歴史に残る大逆転劇!
  2. キタ、キタ~・・・でもワイルドカードの悪役決定やな
  3. 運命の最終戦を落とし、シーズン終了。2015年エンゼルスを総括
  4. 2016年エンゼルス総括ネタ
  5. ピート・ローズもおったまげた史上希に見る逆転劇!
  6. 久々にMLBでしびれたわ~
  7. エンゼルスネタ、4年ぶりの投稿・・・
  8. ここに来て、ブレイクの不在を実感
  9. クリッパーズは飛車角落ちで、わずか2試合で崖っぷち!エンゼルスはようやく打撃不振脱出か
  10. 早く、バックアップPGを見つけねば

月別アーカイブ

2018
01
2017
12
09
07
05
04
03
2016
12
11
05
04
03
01
2015
12
11
10
09
2011
10
2010
06
04
03

このブログを検索

スポーツナビ+

アクセスランキング2018年01月16日更新

アクセスランキング一覧を見る

お知らせ

rss