2006年10月05日

『HONDA』 の SPIRIT

フジTVでは、週末の鈴鹿に向けて、『男の夢』と題して、連日、懐かしい映像を流している。

車はやはり、ひとつの「夢」なのかもしれない。
古い漫画だが、『サーキットの狼』、『赤いペガサス』を、読んで育った大人たちは、
チョロQからスーパーカーに至るまで、車に「ロマン」を追い求めて来た。

速く走ること。カッコ良く走ること。
車を思いのまま走らせることは、『夢』を追いかけて行くことに似ている。

F1のTV放映が始まって、今年で20年。
本田宗一郎氏の生誕100年の、記念の年でもある。

少し前、フジTVで『HONDA』の、F1の歴史を特集していた。
本田宗一郎氏というひとは、「経営者」というより、「技術者」に近かったようだ。
それこそ、「団塊の世代」というか、『ものづくり』に精魂を傾けていた。
「プロジェクトX」そのままのようなドラマだった。

『良いものを造る』。それが、究極の目標。
長いスパンで見た時、メーカーにも、ユーザーの為にも、一番大切なものは「品質」。
車は、なんと言っても、「ひと」を「命」を、乗せて走るのだから・・。

本田宗一郎氏が、語っていた言葉の端々には、信念がある。

『わからないから、チャレンジをする。』
『車を作るなら、とことん、耐久性、安定性を、知らなければならない。』
『チャレンジをして、失敗をするよりも、何もしないで居ることのほうが恥ずかしいことだ。』
『お金はいくらかかっても構わない。第一、我々には、技術がある。』

そういうスピリットが、HONDAの挑戦を支えた。

鈴鹿サーキットは、その為の『動く実験室』。
8の字型の立体交差、S字カーブの登り坂、
多分、多くの人たちが、「日本のモーター・スポーツの聖地」だと、思っている。

だが、来季からは、富士スピードウェイで、日本GPが開催される。
鈴鹿では「休止」とはいえ、多分、もう開催は無理なのだろう。

先日のハンガリーGPで、39年振りに、HONDAは、勝利した。
エンジンを供給するだけでは、決して聞くことが出来なかった、
「君が代」が、静かに会場に流れたとき、思わず、感動したひとも多いはず。

タイトル争いで、M.シューマッハーにも、勝って欲しいが、
「HONDA」や「TOYOTA」にとっては、大事な母国グランプリでもある。

『勝つことは、HONDAに流れるDNA』

懐かしい映像の中で、古館伊知郎さんのナレーションが、響いていた。
鈴鹿で、優勝が決まったという、名シーンも多かった。
劇的な勝利が、鈴鹿のコースには、良く似合う。

『HONDA』と『TOYOTA』・・。
ラストの鈴鹿で、「ジャパン・パワー」と「伝統のSPIRIT」を、見せて欲しいものだ。

posted by bpjclub |15:25 | F1、モータースポーツ | コメント(0) | トラックバック(1)
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