2008年01月03日

よもや、3校の途中棄権とは・・。

今年の箱根駅伝は、超戦国駅伝と戦前から言われていました。
年々、シード校と予選会から勝ち上がってくる大学との差が縮まっている。
箱根駅伝の人気と知名度が上がれば上がるほど、
母校のタスキにかかる名誉、周りの期待、部員の思い・・とあいまって、
選手たちにかかるプレッシャーは計り知れないものとなる。

3年振り6回目の総合優勝の駒澤大学、本当におめでとうございます。
準優勝の早稲田大学も、12年振りの往路優勝と古豪復活、良かったです。
中央学院大学は、区間新の激走、すごかったと思います。

箱根駅伝の往路↓
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/other/athletic/ekiden/hakone/84th/live/080102.html

箱根駅伝の復路↓
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/other/athletic/ekiden/hakone/84th/live/080103.html

関東学連選抜の混成チームの皆さん、
学校の枠を越えて、母校のユニの色も違えど、4位という好結果に、
みんなが小躍りして抱き合って喜んでおられる姿は、すごく尊いものに思えました。
これで来季は「枠」がもう1校分増えますね。
選抜チーム全員の力で、「出場校を見返してやるぞっ」という気概があったのでしょう。
いつかは学連選抜チームが、総合優勝する日も来るかもしれません。

そうやって喜ぶチームの姿に反して、今回は涙を流したチームが3校も・・。
昨日の順大の小野選手の途中棄権には涙が出ました。
骨とか肉離れとか・・けいれんか?・・と思ってしまいました。
生まれたての子馬のように、立ち上がる力も無く、ひざから道路に崩れ落ちて行かれるさまは、関係者で無くても辛い映像でした。

順大は、哀しい事と栄光との戦い・・です。
昔、選手のかたが、練習中に交通事故で亡くなられるという悲劇もありました。
またある選手は10区で疲労骨折され、無念の途中棄権でした。
この前の難波さんの脱水症状も、去年の今井さんの快走による優勝の感激も
まだ記憶に新しいです。
確かに今年は、むしろ挑戦者のようなところが大きかったです。
でも1区の関戸選手の足のけいれんや、次期主将の小野選手の脱水症状とは・・、
『山の神』ならぬ『陸上の神様』は、なかなか残酷なことをなさる・・。

小野選手が何より大事に至らなくて良かったです。
当分、心も身体も押しつぶされそうになるかと思いますが、来季、立派に走りきること・・、
これを目標にまた立ち上がって欲しいと思います。

また大東大の住田選手、東海大の荒川選手の途中棄権も、本当に驚きました。
特に何も触れられていないので、大事には至らなかったのだと思いたいです。
2校とも、シードの獲得権を得られるところに居たので、これも選手、監督さん、周りの方々のことを思うと胸が痛みます。

前回のシード校のうち、4校がシード落ち・・。
そのうち3校は途中棄権・・。
解説の碓井さんが仰有っていたように、ある意味「異常な事態」です。
選手自体の体力的な事が関係しているのか、
気温・天候に対して、もっと対策をするべきなのか、
答えは出づらいかもしれないけれど、次回は途中棄権は無いように切に願いたいです。

「学生四天王」も、これで卒業です。
★東海大・伊達秀晃選手は、2区で13人抜きをしましたが、チームが10区で途中棄権という事に・・。
★日体大・北村聡選手は2区で11位から9位になるも、チームが12位でシード落ち・・。
★中大・上野裕一郎選手は、3区で区間2位の走りながらも、佐藤悠基選手の区間記録は破れませんでした。
★順大・松岡佑起選手は7区にエントリーされていましたが、結局、出場を回避、残念です。

未来は世界のランナーたちと競争して行って欲しいアスリートも激走しました。
早大・竹澤健介選手は、3区で区間賞。座骨神経痛と闘いながらお見事でした。
東海大の佐藤悠基選手も、3年連続区間新というすごい記録を樹立されました。

箱根駅伝は、毎年、悲喜こもごもがあります。
みんな、誰かの為に・・、気合いを込めて走り出して行くのに、
身体が思うように動かない・・、乗って行けなくて、あとから涙・・涙・・。

それでも韋駄天たちが一度は憧れる「箱根駅伝」・・の持つ魔力・・。

選手の皆さん、明日から来季に向けて、しっかり心身を鍛えて、頑張って下さい。
来季はどうか全員ベストを尽くして、無事にゴール出来ますように・・。

posted by bpjclub |20:06 | 駅伝・マラソン | コメント(8) | トラックバック(3)
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この記事に対するコメント一覧
よもや、3校の途中棄権とは・・。

10区で疲労骨折したのは浜野です。

さて、本日1月3日はほぼ無風状態で選手にとってはきつかったようです。無風でも強風でもきついというのはセーリングとイメージがリンクしましたね、正直。

posted by hatedh524 | 2008-01-03 23:33

よもや、3校の途中棄権とは・・。

hatedh524さん、こんばんは。
浜野さんの時は、もう10年位前になりますか・・。
その時もテレビ観戦をしていました。

強風な時は分かりますが、無風なのに、直射日光を浴びて体感温度が高いと、こんなにキツイ・・のですね。
なるほど・・。
セーリングも、体調管理と「給水」が大変なスポーツなのですね。

posted by bpjclub | 2008-01-04 00:21

よもや、3校の途中棄権とは・・。

1区の団子状態のはしりには選手のもっと自由に走りたい気持ちを必要以上に抑えていないのか気
になりました。プレッシャーに打ち勝つことは社会に出てからも役に立つこともわかりますが。タイムの早い選手が選ばれて出てきているのでしょうからあまりにも上からの指示がきつすぎるのでは?

posted by furukoori | 2008-01-04 06:16

よもや、3校の途中棄権とは・・。

furukooriさん、こんにちは。
結局、いろんな相乗作用で牽制し合い、団子状態がひどくなると言う悪循環・・ですよね。
でも、チカラが拮抗していて、余力を温存したい。
タイムよりも順位のほうがやはり優先なので、なかなか飛び出すことは出来ない。
皆さん、分かっていても仕方無いのかもしれません。
むしろ1区では、今後ますますこういう傾向になるように思ってしまいます。

posted by bpjclub | 2008-01-04 10:02

よもや、3校の途中棄権とは・・。

いやいや、「風がなくても強すぎても好ましくない」ということです。誤解なさらないようにお願いします。

posted by hatedh524 | 2008-01-04 15:58

よもや、3校の途中棄権とは・・。

 こんばんは!私は、箱根駅伝だけの問題ではないような気がします。出雲や全日本や予選会やその他の大会などの日程などが過密であることも選手の体調管理と同様に問題なのではないかと思います。もちろん、注目度に伴うプレッシャーは他の大会の比ではないでしょうが、いろいろな大会の積み重ねの結果その疲労やプレッシャーの頂点が箱根駅伝なのではないかと感じています。これは、日本陸連全体で考えないと男子の長距離界は益々難しい状況になるのではないでしょうか?

posted by あまりりす | 2008-01-04 22:06

よもや、3校の途中棄権とは・・。

hatedh524さん、こんばんは。
「風がなくても強すぎても好ましくない」という事ですね。

誤解していたようです。
上手く言えませんが、ようやく分かったと思います。

posted by bpjclub | 2008-01-05 00:04

よもや、3校の途中棄権とは・・。

あまりりすさん、こんばんは。
駅伝シーズンは、冬場の約半年の間に固まっています。
箱根を走り切れるだけの自信は、練習量を積まないと得られないし、
走りすぎると疲労骨折や貧血症状などもあるし、
ギリギリの中で体調管理はとても大変ですね。

3日の復路は給水規制を緩和してもう1回増やしていたそうですが・・、
日本陸連も今後は医療スタッフを交えて原因究明と対策をしていくそうです。
これからの長距離界の為にも、色々なことを検討・改善して行って頂きたいですね。

posted by bpjclub | 2008-01-05 00:42

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