2009年07月01日
日本と米国の比較
<お願い> 前回、コメントをくれた人を中傷するコメントがありましたが、このような行為は絶対にしないでください。私への中傷は自分自身で対処できますが、コメントをくれた人への中傷はどうすることもできません。傷つく可能性もありますので、このようなコメントはスパムとして非表示にしたいと思います。 <前回のトピックの補足> 前回のトピックで「プロ意識」という言葉を使ったが、人によって解釈がまちまちだったようだ。プロ意識を広く捉えれば「自分の仕事を全うしようとする気持ち」なので、スポーツ選手などの特別は人だけのものではない。中村俊輔はある国際親善試合の前に「負けてもいい」と言った。これはサラリーマンに例えると、職場放棄のようなものだ。「職場放棄」とは「会社には行くがきちんと仕事をしないこと」である。本人にとっては立派な理由があるのかもしれないが、このような言動はプロ意識が足りない。 <本文> 米国は、ワールドカップを開催した2年後の1996年にメジャーリーグサッカー(MLS)をスタートとさせた。Jリーグの開幕が1993年なので、3年遅い。その後ずっとWCに出場しているが、勝ったのは日韓ワールドカップのポルトガル戦とメキシコ戦だけだ。このときはベスト8まで進んだ。 今回のコンフィデレーションカップでも、米国はスペインを破った。決勝のブラジル戦は負けたが2対3と健闘した。ポルトガル、スペイン、そしてブラジルは似たサッカーをする。イタリアのように守りから入るのではなく、攻めのサッカーをするため、守りにスキが生まれる。米国は、そんな相手に対して定番の「守ってカウンター」で対抗し、力を示すことができた。 日本代表は、ジーコ監督のときの2006年にサンフランシスコの野球場で米国代表と対戦した。立ち上がりこそ良かったが、すぐに米国のペースになり後半5分までに3点を失った。その後2点を返したが、この試合は日本が米国にもすでに遅れを取っていると感じた試合だった。米国はオーストラリアと同じくらいのレベルだと思われるが、速攻に関しては米国のほうが優れている。 日本と米国の違いはなんだろう。上述した米国戦では、ゴール前の競り合いでほとんど負けていた。確かに、フィジカルの強さという基本的な差はあるが、もっと重要なことがありそうだ。それは時間の要素だ。米国はブラジル戦で、自陣でボールを取ったら前線に精度の高いパスを出すというよりは、スペースでもいいから前線にいち早くパスを出そうとしていた。このようなプレーは日本人にはできないし、やったとすると監督やコーチに叱られるだろう。なぜなら、日本のサッカーは時間を作って、正確にボールをつなぐことを好むからだ。しかし、サッカーでは1秒でもコンマ1秒でも早くボールを処理することが重要になる。これは相手に守備の時間を与えないためだ。ブラジル戦で米国が取った1点目は、アーリークロスに対するデンプシーのダイレクトシュートだった。ダイレクトプレーは究極の短時間プレーだ。日本も、すべてダイレクトではなかったと思うが、いくつかのパスを素早くつないで得点を取ったときがあった。それはアジアカップのベトナム戦で、得点後のオシム監督の嬉しそうな姿が印象的だった。しかし、日本代表の場合は、ペナルティーエリア内でボールを受けても、ダイレクトシュートをすることは滅多にない。それどころか、シュートせずにパスを選択しまう。ゴールまでの時間を掛ければ掛けるほど、得点はどんどん遠ざかってしまう。 結論を言うと、時間を作るサッカーを忘れて、いかに早くゴール近くまでボールを運び、相手が前にいようといまいとシュートをするサッカーができるようになれば、日本は世界に少し近付くことができるだろう。
posted by ボウヤ |00:20 |
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