2009年12月02日
香港戦:日本の攻撃パターン
格下の香港に対して、アウェーでどれだけの攻撃パターンを見せられたのだろう。合計19本(前半6本、後半13本)のシュートを放ったが、日本が目指すサイド攻撃や守備からの素早い攻撃ができたのだろうか。わかりずらいと思うが参考のために、日本がシュートまで行けた過程を以下に示す。最後の数字はシュートまでのパス回数。 前08:闘(自陣でFK)→長(横)→大(バ)→遠(横)→俊(横)→大(横)→内(ク)→敵→俊(外):8 前18:川(フィード)→中(縦)→長(横)→闘(縦)→遠(横)→松(ク)→大(シュ)→敵→大(ブ):6 前32:闘(敵陣で拾って横パス)→内(横)→途中省略→駒(横)→俊(横)→長(バ)→内(縦)→長(ゴ):9 前40:川(フィード)→闘(横)→遠(横)→長(縦)→内(横)→?(縦)→内(ク)→岡(セ):7 前41:内(自陣で取って縦パス)→俊(ロ)→岡(横)→松(ブ):3 前44:中(自陣で拾って縦パス)→遠(縦)→内(ク)→闘(セ):3 後02:松(敵陣奥からスローイン)→岡(ク)→大(ミス):2 後04:俊(敵陣でFK)→?(捕):1 後09:長(自陣で取ってドリブル・縦パス)→?(横)→松(CK):2 後10:俊(CK)→敵→遠(ク)→大(捕):2 後13:遠(敵陣でカット)→岡(横)→大(外):2 後16:長(自陣でカット)→松(縦)→佐(横)→松(縦)→俊(外):4 後21:?(相手FKをクリア)→大(ド)→敵→遠(縦)→敵→遠(縦)→松(外):4 後27:中(CLで取ってパス)→松(バ)→途中省略→遠(バ)→中(横)→闘(縦)→長(ス)→松(オ):10 後29:中(相手CKをクリア)→敵→遠(縦)→俊(ド横)→内(ポ):4 後29:俊(敵陣でこぼれたボールを取ってバックパス)→遠(ク)→佐(ゴ):2 後39:俊(直接FKからゴール):0 後43:中(CLで取ってパス)→途中省略→岡(縦)→徳(ク)→中(横)→岡(外):18 後46:阿(敵陣でカット)→徳(横)→中(横)→阿(バ)→松井(バ)→闘(縦)→岡(PK):6 日本が目指す前線からの守備でボールを取ってシュートにつなげたシーンは、前半32分、後半13分、後半46分の3回だった。そのうちの2回はシュートまでに9回と6回のパスをつないだ。後半13分は2回のパスからシュートをしたが、相手のキックが詰めた遠藤に当たり、こぼれたボールがうまく岡崎に渡ったときだった。結局、前線からの守備が素早い攻撃として実を結ばなかった。 サイド攻撃は通常、サイドライン際を突破したり中央からサイドに開いたりして、敵陣奥までボールを運びクロスを入れる攻撃だ。前半8分、前半40分、前半44分、後半43分の合計4回、サイドからのクロスでシュートを放ったが、サイド攻撃と呼べるのは前半44分の内田からのクロスに闘莉王が頭で合わせてシーンだけだった。その他の3回は、パスをゆっくり回して、最終的にサイドからクロスを入れただけだった。前半18分にアーリークロスもあったが、6回もパスを回しているのでアーリーとは言えない攻撃だった。このように、サイド攻撃もあまり効果的に行われなかった。 ただ、香港戦は今まであまり見るることができなかったカウンターを1回仕掛けた。後半29分に中澤が相手のCKをクリアし、遠藤、中村俊、内田と、ボールが回ってシュートした。 効果的なロングパスも1回あった。前半41分に内田が自陣で相手からボールを取り、中村俊がロングボールを岡崎に出したシーンだ。 日本が得意とするスルーパスはどうだっただろう。後半27分に、ゆったりとした横パスを繰り返してしたときに、闘莉王から長谷部に縦パスが入り、松井にスルーパスが出た。ネットを揺らしたが、オフサイドを取られてしまった。スルーパスからのシュートはこの1回だけだった。 上記のスルーパスは中央からだが、その他にも2回中央から攻めたが、中央突破と言えるような攻撃ではなかった。 上述したのはシュートに結びついた攻撃だけを取り出したので、その他にいい攻撃があったかもしれない。ただ、いろいろな攻撃をしているように見えるが、ボールを取ってから素早くボールをつないでシュートまで持っていく回数が少なすぎる。5回以内のパスでシュートをしたのは12回あったが、そのうちの8回はセットプレー、こぼれ玉、可能性のないミドルシュートだった。この香港戦は、日本の攻撃力の弱さを見せてしまった試合だった。
posted by ボウヤ |22:48 |
アジアカップ最終予選 |
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