2008年11月25日

サッカー日本代表の不思議(カウンター)

サッカー日本代表の試合でいつも不満に感じるのは「カウンターがないこと」だ。守備がよくなっているので、カウンターがあれば、サッカーがもっと面白くなるし、強豪に対して先行逃げ切りも可能になる。さらに、互角に渡り合えなくても、強豪と見ごたえのあるサッカーを繰り広げられる。ところが、日本代表がカウンターを見せることはほとんどない。カウンターがないことが、日本代表のサッカーを非常につまらなくしている。

1993-1994年シーズンのコッパ・イタリアの準決勝だったと思うが、セリエBのアンコーナがセリエAのトリノと対戦した。当時のトリノは非常に強かったので、ボールを圧倒的に支配してアンコーナのゴールに襲い掛かった。一方、アンコーナは自陣に引いてゴール前を固めたが、ボールを取るとすぐにサイドに開いた選手にボールを預け、そこからドリブルや前線に残ったFWへの正確なパスで、トリノのゴールを何度も脅かした。結局、カウンターで取った1点を守りきったアンコーナが1対0で勝った。トリノの一方的な試合だったが、アンコーナのカウンターが非常に美しかったので、スリリングでとても面白い試合だった。カウンターを仕掛けた二人の片方の名前は思い出せないが、もう一人はアゴスティーニという選手で、その後セリエAの別のチームに移籍した。

ボクシングでも、カウンターは一発でKOできる最高の武器である。しかし、その武器を日本代表は使わない。選手はカウンターの重要性を認識していないのだろうか。それとも、監督から禁止令が出ているのだろうか。あるサッカー評論家が日本のサッカーを「守ってカウンター」と称していた。これはまったく見当違いだ。「守ってセットプレー」というのが正しいだろう。カウンターはサッカーでも必須アイテムだ。格下のチームが格上のチームと戦うときは、「守ってカウンター」が常套手段だ。素早い引きでゴール前を固めて、自陣でボールを取ってから、素早いカウンターでゴールを取りにいく方法が一番勝つ確率が高くなる。各国のリーグ戦を観ても、下位チームは上位チームに対して、このような戦い方をする。カウンターができなければ、下位チームの唯一の武器はセットプレーだけになってしまう。また、カウンターがあることを示すだけでも、相手の攻撃を多少弱めることができる。上位チームは逆に、カウンターによって大量点を取ることができる。先制されたチームは同点に追いつこうと前掛りになるので、カウンターによる得点の確率が高まる。上位チームは、ドリブルやパスで相手を崩すだけでなく、カウンターも非常に速く巧みだ。

カウンターに必要な技術はドリブルとパスだけでない。ボールを止めないこと、そしてパスを出すタイミングが重要になる。トラップの技術も大事だ。ボールを正確に受けて、動きを止めずに次のプレーにつなげるようなトラップだ。カウンターは時間との戦いなので、いかに素早くボールをゴールまで運ぶかが鍵になる。さらに、何よりも大事なのはカウンターを仕掛けようとする気持ちだ。この気持ちがなければ、カウンターは始まらない。

一番シンプルなカウンターは、自陣でボールを取った選手がドリブルで相手のゴールまで突進する方法である。かなり昔のことになるが、左SBのヤルニ(イタリア時代)が自陣のゴールライン付近でボールを取って、ドリブルでボールを敵陣のゴールラインまで運んだシーンは、とても印象的だった。相手チームの快速FWのアスプリージャがボールを取ろうと追いかけたが、タイミングをうまく外して飛び込むスキを与えなかった。マンUでは、ギグスが超高速ドリブルで、ボールをゴール近くまで何度も運んだ。ギグスの走りながらの絶妙なフェイントで相手ディフェンダーが足をもつれさせて転ぶシーンは非常に痛快だった。今の日本代表は、このようなカウンターができないと思っていたが、シリア戦で長友が見せてくれた。センターライン付近でパスをカットして、ドリブルで上がったところに相手が寄せてきたが、それをかわして中央に切れ込んで右足でシュートを打った。試合開始早々で相手が油断していたこともあったが、このようなプレーを仕掛ける選手が代表にいることは非常に頼もしい。内田にも期待したが、残念ながら挑戦しなかった。左右のバランスを考えるだけでなく、もっとチャレンジすべきだ。

通常は、2~3人でドリブルとパスを組み合わせてカウンターを実行する。自陣でボールを取って、前線にいるFWにロングパスを送っても、通常はマークがきついためカウンターにはならない。最初にカウンターを仕掛ける選手はドリブルに入る。これにより、注意がドリブラーに集中するので、前線の選手がフリーになるチャンスが作れる。次に、どのタイミングで前線にパスを出すかが、カウンターの妙になる。前線の選手にいいタイミングでパスが渡れば、受けた選手はダイレクトまたはディフェンダーをかわしてシュートを打つことができる。それがだめでも、パスを出した選手または別の選手が駆け上がっていれば、その選手にパスを送ってシュートを打つチャンスがまだある。このようなカウンターができるのがMFの松井だ。2007年のフランスリーグのルマン対ナンシー戦で、ルマンがすばらしいカウンターを見せてくれた。ペナルティーエリア付近で相手のボールを取った選手が、その瞬間に走り出した松井にパスを出した。ナンシーは全員がかなり上がっていたので、松井はスペースをドリブルでゴールに向かって突進した。そのままシュートまでいくのかと思っていたら、反対サイドを走っていたゲルヴィーニョにDFの頭を越える完璧はパスを出した。もちろん、走りながらのパスである。それをゲルヴィーニョが完璧にトラップしてすぐにシュートを打って見事に得点した。

日本代表も、素晴らしいカウンターで得点を取ったことがあった。それは、2005年のコンフェデレーションズ・カップの日本対メキシコ戦だった。宮本が取ったボールをすぐに小笠原にパスし、小笠原が駆け上がった加地にスルーパスを通し、加地のグランダーのクロスボールに柳沢が合わせた。相手DFを背負って走っていた柳沢は、加地のクロスボールを完璧に足に当てることができなかったが、運良くボールはゴールに吸い込まれた。

監督が代わるたびに、カウンターの意識を高めてくれる監督を願ったが、ジーコ監督もオシム監督も岡田監督も、残念ながらそれを見せてくれなかった。今後も、この状況は変わらないかもしれない。Jリーグの試合と比べても、日本代表の試合は極端にカウンターが少ない。外国人選手がいるいないの問題だけでもなさそうだ。大きな問題は、カウンターに限らず、チャレンジする気持ちが代表選手に足りないからだろう。点を取れる可能性があると見たら、役割に関係なくゴールに向かう気持ちが必要だ。日本代表のように、自分の役割以外のことをしないサッカーでは、カウンターはできない。

先週のカタール戦でも、目を疑うシーンがあった。2対0で勝っている後半10分頃に、カタールが押し上げて攻め込んだ。日本陣内の左サイドの2対2のシーンで、うまく相手のボールをインターセプトしたFWがボールをもう一人の味方(MF)にパスして、サイドラインに沿って駆け上がった。ボールを受けたMFはフリーで前も空いていたのに、前線の様子を見ながらボールをセンターライン付近までゆっくり運んだ。ところが、パスコースがないと判断したのだろうか、ボールを思い切り蹴ってバックスに戻してしまった。この状況でどうしてドリブルで素早く駆け上がらないのだろう。さらに、どうしてバックパスを選ぶのだろう。前線にはカタールのDFが3人しかいないので、明らかにカウンターのチャンスだった。ここまでカウンターができないなら、最終手段を講じるしかないだろう。本来は、個々の判断でカウンターを仕掛けるが、日本代表はできそうにないので、カウンター担当を決めて、試合前に練習しておく方法だ。つまり、パスを出す選手、駆け上がってパスを受ける選手、そしてゴール前に上がって、シュートを打つ選手をあらかじめ決めて、3番目に紹介したようなカウンターを仕掛けるのだ。ボールがパサーに渡ったときに、カウンターのスイッチがオンになる。残りの2人は守備のことを無視して駆け上がる。パサーは自分の判断で、状況を見てカウンターをするかしないかを決めればよい。このようにすれば、1試合に何回かカウンターを見ることができるだろう。そして、試合もきっと面白くなるはずだ。

posted by ボウヤ |02:35 | サッカーの基本 | コメント(26) | トラックバック(1)
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日本代表:香川真司とは 【サッカー日本代表は誰だろう】

2列目からの飛び出しは必見   ブログランキングに参加中

2008-12-04 23:58 | 続きを読む
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サッカー日本代表の不思議(カウンター)

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「今の日本代表にカウンターが少ない」というのは、私も常々感じていました。横パス・バックパスなど、どうしてもパスの本数が増え、敵の選手たちが守備のポジションまで戻ってしまう。

トルシエ時代の代表はカウンターがメインでした。ボールを奪ってから20秒以内に(相手の守備が整う前に)シュートにまで持ち込む、という意識をたたき込まれていました。

それと比べると今は、パスを回して相手を崩すサッカーを目指してるようですね。岡田監督の戦術ではなく、選手たちの意識が。チームの心臓である俊輔や遠藤がクラブでそういうプレーをしているし、代表でもある程度はそれができている。玉田が、「ほとんど裏を狙わない」「シュートを狙える場面でしか、前を向いてドリブルをしない」ってのも一因。

しかし世界を相手に戦うとなると、ブログ主さんのおっしゃるように、カウンターなしでは厳しいでしょうね。格上相手だと、最高の武器になりえるのに。
何とかこの問題点に気付いて、チームとして取り組んでもらいたいです。

posted by (@@) | 2008-11-25 08:34

サッカー日本代表の不思議(カウンター)

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ボウヤさん独自の視点が共感できるときもあるし、全くできないこともあり(皮肉ではなく本音で)楽しく見させて頂いています。
前回と今回も非常に面白かったです。
カウンターに関しては少ないとは思いますが、今回のアジア予選で俊輔から前線に走ったトゥーリオに出して、頭で落としたところを大久保が決めた見事なカウンターがあったと思います。
チャンスがあればあのようなカウンターを出せるのだから、もう少しチャレンジして欲しいという思いは同感です。
でもただの蹴り合いになってしまうのはレベルが低いし、今の子供達は昔みたいに「速攻!」とか言って大きく蹴り出すようなやみくもなサッカーはしなくなりました。
確実性を求めると、つないでいくサッカーが望ましいと思いますしそれだけの技術と知識を日本全体が備えてつつあるように思います。
日本代表ですから技術・知識・発想が無い訳もなく、確率で高い方を選ぶと前述のようなチャンスでないとなかなかやらない状況かと思いました。
皆さんの意見はいかがでしょう。
楽しみです。
でも暴言で書くと面白くなくなるので、丁寧に書いてください。

posted by mochi | 2008-11-25 10:04

サッカー日本代表の不思議(カウンター)

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日本がカウンター攻撃をしなくなったように見えるのは、アジア以外の国との対戦がほとんどないからだと思います。(ウルグアイ戦は中盤のプレスが厳しかったので、DFの裏へのボールを供給できなかった)

コンフェデ杯は、日本と同等か格上の国との対戦だし、親善試合のような大会だから、相手が攻め込んできてくれるので、カウンターがしやすいのです。

アジアの国は、日本との試合では、引いて守ることが多いです。

引いて守ってる相手にどうやってカウンター攻撃するの?

posted by @@@@ | 2008-11-25 11:00

サッカー日本代表の不思議(カウンター)

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サッカー日本代表の試合でいつも不満に感じるのは「カウンターがないこと」だ。守備がよくなっているので、カウンターがあれば、サッカーがもっと面白くなるし、強豪に対して先行逃げ切りも可能になる。さらに、互角に渡り合えなくても、強豪と見ごたえのあるサッカーを繰り広げられる。ところが、日本代表がカウンターを見せることはほとんどない。カウンターがないことが、日本代表のサッカーを非常につまらなくしている。

<日本の守備が良いように見えるのは、体格のハンデがないアジアの国と対戦したときだけです。

欧州の中堅国や中南米の国との対戦では、DFが全く通用しないと言っても過言ではないと思います。

DFが機能しなかったら、カウンター攻撃は出来ません。

posted by 強豪国には通用しない | 2008-11-25 11:16

サッカー日本代表の不思議(カウンター)

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@@@@さんに1票

posted by ::: | 2008-11-25 11:28

サッカー日本代表の不思議(カウンター)

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全体的にカウンターが少ないのは、アジア相手だと引いてくるチームが多いことと、それに対して早く攻めるよりパスを回して相手を揺さぶってから攻める方が効果的だからではないでしょうか?

チームによって攻めの得意な形がありますから、カウンターが少ないから悪いってことにはならないと思いますよ。

posted by 蒼キチ | 2008-11-25 12:08

サッカー日本代表の不思議(カウンター)

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岡ちゃんがたまーに『W杯で戦うのための秘策~』みたいなことを言いますが、それがカウンターなんじゃないかなーと思います。

いま戦っている相手は(豪を除いて)ドン引きアジアですから、予選の戦術と本戦の戦術とを使い分けている…というか、予選なので予選用の戦術をとっているんじゃないかな。

posted by 山本ナモ | 2008-11-25 12:12

サッカー日本代表の不思議(カウンター)

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 僕個人の考えですが、2、3列目の前線への飛び出しの意識が少ないのが、原因と推測します。

 カウンターのパターンは当然いろいろありますが、王道はボールをカットして、トップにクサビを入れる。一気に押上げ、2,3列目がトップを追い越し前線に飛び出す。飛び出した選手につなぐ。といった具合ですが、文章で書けば単純ですが、速攻で2,3列目が前線に飛び出せば、高い確率で、マークのずれが発生し、攻めやすくなります。
 
 ところが実際は、トップにクサビを入れたら、2列目の選手は後ろで落としてもらい、またFWが前線(DFの裏)に走りこんで、パスを出す。一見いい形に見えるが、マークのずれがなかなか起きないので、プレッシャーが緩まることがない。結果あまり前には行けず、遅行になるというのが実情ではないでしょうか。

 今の日本代表がカウンターをするには、どっかで1対1で抜かないと(あるいは偶然抜け出せるか)成立しないと思います。

posted by OK | 2008-11-25 19:47

サッカー日本代表の不思議(カウンター)

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Jリーグを見てもわかるように、ボールを奪った後、必死に全力で駆け上がる選手がいません。様子を見ながら上がっています。
 また、FWのフリーランニングの質の悪さもあります。だから、パスを出したくても出せない状況にあります。

posted by デナダ | 2008-11-25 21:09

サッカー日本代表の不思議(カウンター)

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日本代表のことはどうでもよくて、過去の欧州の試合を持ち出してきて、「オレはサッカーに詳しいんだ」と言いたいだけなんでしょう。

posted by 違和感 | 2008-11-25 21:26

サッカー日本代表の不思議(カウンター)

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だらだらの長文、何が言いたいのかようわからん。
会社でこんなレポート出してきたら突っ返してるぞ。

posted by hiro | 2008-11-25 21:52

サッカー日本代表の不思議(カウンター)

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コメントを見ると、読解力のない人が多いらしい。常に自分は正しいと思っている。自分の読解力の無さに気づかない人らしい。
また、過去の欧州を持ち出すと「俺はサッカーに詳しい」だと言いたいだけだなんて!詳しいとは、広さじゃなくて深さでしょう。しかも、サッカーは野球と違って一部の地域のスポーツではなく、世界で行われているスポーツなんだから、過去の欧州サッカーを持ちだしたからって詳しいわけではない。欧州しか見ていない日本人の言いそうなことだ。

posted by 素人 | 2008-11-25 22:48

サッカー日本代表の不思議(カウンター)

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アンコーナのもう一人って、カッチャかペサレージ?

posted by 通りすがり | 2008-11-26 01:07

サッカー日本代表の不思議(カウンター)

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 大変興味深く読ませて頂きました。私個人では、日本もカウンターのチームだと考えています。確かに管理人さんの仰るように、「自陣から手数を掛けずに」といったカウンターを目にするシーンは少ないですが、「前線から早めにチェックをして奪って素早く攻める」が岡田監督の現代表のチーム作りと考えていますから、これも手段は違えどカウンターのサッカーだと思います。
 ポルトガル開催のユーロの時にチェコがいわゆる「ショートカウンター」と言って今の代表が目指しているサッカーに近いプレーをしていたと記憶しています。
 またサイドバックが攻撃に参加し前線まで上がる割合が高い日本にとって、「行きました→無理をしない→バックパス」の頻度が高くなってしまうのは致し方ないと思います。

 文中にありました、>最大の問題点は…以降激しく同意します。チャレンジする気持ちはサッカーに限らず、どんなスポーツでも必要ですから。日本に欠けている部分の大半はこれが問題なのではないでしょうかね。

posted by gara | 2008-11-26 02:42

サッカー日本代表の不思議(カウンター)

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非常に興味深い内容でした。

攻撃において、スピーディなカウンター攻撃が得点できる可能性の高いものであることは間違いありません。

で、現代表においてカウンターがない、というよりは少ない、というふうに私は感じますね。もちろん仕掛けるチャンスがありながら選手が慎重になりすぎて逃しているというのもありますが、主だった理由はここで多くの方がご指摘されているとおりだと思います。

カウンターを仕掛ける前に、まず相手ボールを奪う必要があるので守備から考えてみれば、単純に相手ゴールに背を向けた状態でボールを奪うより、前を向いた状態でボールを奪うことができれば、その瞬間から自然の流れで攻撃にスムーズに入っていけます。インターセプトなどはそのプレーそのものがカウンターへのスイッチになりうる要素です。そこに「奪った場所」や「相手選手の状況(枚数や配置)」などがからんで、初めて効果的なカウンターを仕掛けることができるかどうか、になりますよね。

結果、そのような好状況があまりなかった、といえます。

とはいえ、カウンターを仕掛けてもいいのになぜ?と思う場面も確かにあります。それでも、以前に比べればよくなったのではないかと思います。

管理人さんがご指摘された場面ですが、0-0や0-1なら無理してでも仕掛けたかもしれません。ですが、個人的には違和感を感じなかったですね。それは2-0という状況が私の頭の中を支配していたからということ、無理して仕掛けてボールを奪われて、クロスカウンターを受けなくてもよい、と考えていたからです。そういう意味で、今回管理人さんの内容に非常に興味を持ったわけなのです。

歴代の監督がカウンターの意識を高めていない、とも思いません。オシムの「考えて走る」というのは、ポゼッションだけでのことではありませんし、岡田監督になってからのゲームでも、カウンターがまったくないとも言い切れません。現にカタール戦でもカウンターをしかけた場面がありました。それと岡田監督の守備戦術に「はさむ」ということがありますが、これは単にボールを奪うためだけのものではないと私は思います。

「本来は個々の判断でカウンターを仕掛ける」、そのとおりですよね。世界と闘うのであれば、カウンター攻撃を仕掛けるべき状況において、全員がその意識を持たなければならないですからね。ポゼッションという理想の名のもとにカウンターへの意識が薄れていないか、カウンターのリスクを背負わずに安易にポゼッションに逃げてはいないか。代表、とりわけ選手に対する苦言として私はとらえました。

長文につまらない内容、どうも失礼いたしました。

posted by もとぼう | 2008-11-26 03:42

サッカー日本代表の不思議(カウンター)

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>詳しいとは、広さじゃなくて深さでしょう。しかも、サッカーは野球と違って一部の地域のスポーツではなく、世界で行われているスポーツなんだから、過去の欧州サッカーを持ちだしたからって詳しいわけではない。

ヨーロッパのサッカーがどうこうじゃなく、日本のカウンターの話の中で、コンフェデのメキシコ戦を持ち出してくることに、違和感を覚えました。

posted by @@@@さんに一票 | 2008-11-26 09:12

サッカー日本代表の不思議(カウンター)

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>コメントを見ると、読解力のない人が多いらしい。常に自分は正しいと思っている。自分の読解力の無さに気づかない人らしい。

カウンター攻撃に関する意見を言わない人が、他人のコメントに文句言っちゃいますか...

管理人さんは、(今回に限らず)結論ありきで文章を書いているように見えます。

管理人さんは、日本がカウンター攻撃をしなくなったと言っているけど、カタールの2得点は、前線でボールを奪ってからのショートカウンターによる得点だったと思います。

それと、管理人さんが、カタール戦で取り上げている場面(後半10分頃)についてですが、アウェイで2点リードしているので、ドリブルを仕掛けて奪われ、逆にカウンターを喰らうというリスクを回避しただけだと思います。

序盤のカタールの猛攻によって失点していたなら、リスクを犯して攻撃を仕掛けていたと思います。

この試合の日本の選手は、前線から厳しくチェックに行っていたし、ボールを奪ってからの攻撃への切り替えも速かったです。

これが、選手の自発的なものなのか、監督からの指示なのかは分からないが、カウンター攻撃への意欲は感じられました。

この試合と同じ事を世界の強豪を相手に出来るとは思えないが、アジアの国が相手でも、カウンターを仕掛け、成功したという「実績」が大事なんだと思います。
これによって、今後の試合でも、カウンター攻撃を仕掛ける場面が増えると思います。

posted by nakamura | 2008-11-26 10:10

サッカー日本代表の不思議(カウンター)

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アジアでは格上とされる日本にとっては現状予選で絵に描いた様なカウンターを決められる状況は限られそうですね。引いて守る気も無いですし(笑)
例えリードした状況であっても日本は引きませんね。あれはそういう駆け引きなのかそれしか知らないのか、終盤になっても引きません。私は今のサッカーは予選用としてやっていると信じていますので引いた相手から得点を取る事だけに集中した今のサッカーは良いものだと思います。セットプレイはどの国も嫌がるでしょう。
ただ、相手の攻撃を受けて流し切るサッカーは見たいです。カウンターの見せ場でもあります。これは予選で出来る筈。あのアジア各国のザルDFを見てしまえば殊更に。リードした終盤の相手の攻めを前で摘み取るのは結構ですが、ぶっちゃけそれは格上に対して採る戦法なのでは。格下相手ならば終盤受けてカウンターでさくっと追加点っていう展開も見たくなっちゃいます。
ただ、管理人さんや私の不満を一言で片付けてしまうとすれば、それだけ(カウンターが取れず中盤の競り合いになってしまう)アジアは拮抗している、と。
カタールびっくりするほど弱かったのになあ(笑)

posted by 774 | 2008-11-26 11:10

サッカー日本代表の不思議(カウンター)

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管理人より

私が描いているカウンターとコメントをくれた一部の人が描いているカウンターは、ちょっと違うようです。

敵陣でボールを取って攻撃するのはカウンターではありません。ボクシングでは、相手が出したパンチより一瞬早くパンチを当てるのがカウンターです。相手が前掛りに自陣深くまで攻めてきたときや相手のCKでバックスが上がったときなどが、カウンターのチャンスです。相手が格下でも、引いてまったく攻めないという試合はなかったと思います。

肉を切らせて骨を断つボクシングのカウンターと違って、サッカーのカウンターはリスクが少ない攻撃です。それなのに、どうして少ないのでしょう。

posted by ボウヤ | 2008-11-26 14:18

サッカー日本代表の不思議(カウンター)

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中村俊のはただのパスミスでしょ。
なにもそんなワンプレーをゴチャゴチャ言わなくても。
試合を通してそんな傾向(バックパス)があったんなら俺も同意するがね。

posted by ボッチャ | 2008-11-26 21:16

サッカー日本代表の不思議(カウンター)

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>管理人さんや私の不満を一言で片付けてしまうとすれば、それだけ(カウンターが取れず中盤の競り合いになってしまう)アジアは拮抗している

なぜそういう結論になるんだ?
拮抗しているのではなく日本がゲームを通しての駆け引きが苦手なだけ。あなた自身そういってるじゃん。アジアではそんな駆け引きをせずとも勝ってしまう。だから駆け引きする力も養われない。これはカウンターにも言えること、相手がいつも格下でリアクションサッカーばかりやられたらカウンターの意識なんて育ちません。



p.sボウヤさん、もう少しコンパクトに書いて。あなたが博識なのはよくわかるがあまりに例証が多い.......

posted by yo | 2008-11-27 05:17

サッカー日本代表の不思議(カウンター)

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>私が描いているカウンターとコメントをくれた一部の人が描いているカウンターは、ちょっと違うようです。

そもそも、カウンター攻撃とは、ボールを奪って、DFが整わないうちに攻撃することだと思うので、管理人のカウンターも、他の人のカウンターも、どちらもカウンター攻撃だと思います。

ただ、、カウンター攻撃が(DFが整うまでの)時間との戦いであるならば、自陣深くまで攻め込まれたときよりも、敵陣でボールを奪ったときのほうが、カウンター攻撃が成功する可能性は高いと思います。

posted by 時間との闘い | 2008-11-27 11:14

サッカー日本代表の不思議(カウンター)

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管理人から「時間との闘い」さんへ

「時間との闘い」さんの言う通りだと思います。ただ、カウンターは日本語の「逆襲」に相当します。ですから、相手が攻め込む前に敵陣でボールを取って攻める場合は、別の呼び方をするほうがいいと思います。この場合、相手の守備が緩んだ状態でもありませんし、カウンターの特徴である「走る」や「パスのタイミング」といった要素があまり必要ないからです。

長友の例は、シリアがそれほど攻撃していたわけではないので、カウンターとは言いがたいと思いましたが、日本代表のこのようなプレーは珍しかったので、例として掲げました。

posted by ボウヤ | 2008-11-27 19:53

サッカー日本代表の不思議(カウンター)

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↑、呼び方なんてどうでもいいんじゃない?

posted by ゴーヤ | 2008-11-28 10:58

サッカー日本代表の不思議(カウンター)

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日本の先取点は、カタールが攻勢の時間帯に、中盤でボールをカットし、速攻による得点でした。

カタールは前掛りになっていて、DFの裏にスペースがあり、そこに走り込んでいた田中選手へのパスからの得点です。

相手が前掛りになっている(DFラインにほころびがある)状態で、ボールを奪って、速攻を仕掛けるのは、「逆襲」・「カウンター」と呼ぶと思います。

また、カウンター攻撃は、少ない手数でシュートまで持ち込むためにも、少人数(できれば一人)で行うべきです。

強豪国との試合では、自陣ゴール前でボールを奪っても、敵ゴール前に行くまでにDFが整ってしまう場合が多いので、中盤からの厳しいチェックでボールを奪い、速攻から得点するというのが理想的だと思います。

日本代表が強豪国を相手に、(カタール戦のような)カウンター攻撃が出来るかは分からないが...

posted by 効率性重視 | 2008-11-28 11:55

サッカー日本代表の不思議(カウンター)

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中盤でプレスして行う短いカウンターを、ショートカウンターと表記している雑誌が有りますが、駄目なのかな?

posted by FMTK | 2008-11-28 12:38

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