ジョルディのバルセロナ通信

アトレティコの脱落とマドリード戦の誤審による騒動

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リーガ閉幕まで残り2節となった今節は、アトレティコがレバンテに敗れたために3チームによる優勝争いから脱落しバルセロナとレアル・マドリードによる争いに絞られる展開となりました。写真はバルセロナの勝利を伝える地元紙ムンド・デポルティーボとスポルト。

リーガ第37節は最後の2節は全試合同じ時間に行うというスペインの慣習に基づいて5月8日17時に全試合が開始されました。今節が行われる前の状況としてはアトレティコとレアル・マドリードがチャンピオンズリーグの疲れを引きずっている点と、対戦チームが勝利を義務付けられている状況かどうかが焦点でした。

まず首位のバルセロナと同勝ち点のアトレティコはアウェイのレバンテ戦に臨みましたが、チャンピオンズリーグ準決勝の疲れだけでなくマラガ戦でのベンチからのボール投げ込み事件の責任を取らされる形でシメオネ監督が引き続きベンチ入り禁止処分となっている点が危惧されました。シメオネ監督には今季絶望となる3試合のベンチ入り禁止処分が下されアトレティコ陣営の猛反発を買っていましたが、前節のラージョ戦(1-0で勝利)では禁止されている無線での連絡を取っていた疑いがもたれたため、このレバンテ戦ではリーガ側からの監視が厳しいものとなっています。違反行為が発覚した場合、3~20試合のベンチ入り禁止となります。

アトレティコ側にそういった不安要素はありましたが、一方で降格をすでに決めているレバンテ側にもモチベーション面で難があり、前半2分のコケのパスに抜け出したトーレスが決めたゴールによりアトレティコが先制すると楽観モードが支配します。しかし前半30分にレバンテが右サイドからのクロスをFWカサデススがヘディングで合わせ同点に持ち込んだたことによって状況が一変します。この時点で他会場ではバルセロナとマドリードがそれぞれ1-0でリードを奪っており、アトレティコの焦りを誘います。

アウェイに駆けつけた1500人のファンの声援を受けるアトレティコは攻守両面で健闘しましたが焦りからかゴールは遠く、逆に後半45分にロッシに逆転弾を決められ万事休す。引き分けであれば最終節にバルセロナが破れた場合に優勝できる可能性がありましたが、敗戦により勝ち点差3となり直接対決でバルセロナに敗れているアトレティコのリーガ優勝の可能性が試合終了とともに消滅しています。

試合後のコケのコメント 「僕らは全力を尽くしたが、残念な結果になってしまった。油断? それはなかった。疲労? いや、準備は万全だった。ただチーム全体としてプレーの強度が落ちた時間帯がありそれが大きな代償を払うことになったんだ。」

シメオネ監督のコメント 「ここまで選手たちが見せた戦う姿勢に誇りを感じている。別のシーズンであれば残り10節の時点で我々は優勝戦線から脱落していたものだ。それが今季はこの終盤まで世界でもベスト2に入る2クラブと競うことができた。そのこと自体が幸せなことだ。レバンテの今日の出来は素晴らしいものだった。先週の月曜日に降格が決まっていたにもかかわらず、スペースをうまく消して我々の連係プレーを封じた。この試合では彼らが上回っていたよ。降格が決まったにも関わらず、プロとして試合で全力を出したんだ。彼らがサッカーの素晴らしさを体現したと思う。」

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アトレティコの脱落とマドリード戦の誤審による騒動

マドリーファンからしたら非常に胸くそ悪い記事ですね。上記の方が書いてる通りマドリーは誤審によるラッキーで勝ったと書いてますよね。それにオフサイドの話も「騒動」と表現していますが、話を大きくしているのはムンドデポルティーボでバルセロナ寄りの新聞です。つまり今節で優勝できなかったバルセロナの面々が騒いでるだけであって、これ自体が大きな問題となっているわけではありません。ロドリゴの退場の件も副審に対し「ビビリ野郎」と言ったそうで審判によってはレッドカードを出すというのは十分にあり得る話です。一生懸命がんばっている選手、応援しているファンにとっては本当に失礼な内容です。

アトレティコの脱落とマドリード戦の誤審による騒動

2件のコメントありがとうございます。
該当のプレーはベンゼマがゴールを決める前にGKに跳ね返されたシュートに繋がったロナウドのセンタリングの場面についての言及でした。説明が足りなかったので文を修正しています。

アトレティコの脱落とマドリード戦の誤審による騒動

ベンゼマのポジションはオフサイドでしたのでクロースがパスを出したのであれば完全にオフサイドです。しかしバレンシアの選手のキーパーへのバックパスをベンゼマが奪取しているので、あれはオフサイドではありません。

筆者はバルセロナファンでありひいき目に見ている様に思えますし、あたかもレアルの勝利がラッキーだという書き方をしています。これは多くの方が閲覧する公共の場においてレアルファンの心情を逆なでするものでもありますし多くの人に誤解を与え得る文面の様に思えます。

「アトレティコの脱落とマドリード戦の誤審による騒動」へのコメント

ベンゼマはオフサイドポジションにいましたがバレンシアの選手のクリアーボールだったからゴール判定じゃなかったですか?あとそのゴールシーンは副審はオフサイドの旗を上げてましたよ、主審がゴールを認めたんです

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