2009年06月19日

生まれて初めての

「人生初」って何だかドキドキします。
久しぶりに、それを味わいました。

先日、とある企画の打ち合わせで、
とあるボクシングジムにお邪魔してきました。

ボクシングジム!

これまでこのスポーツにまったく縁がなかった私にとっては、
まさに未知との遭遇。

強面のお兄さんたちが、
ストイックに、ゴリゴリと、大汗をかきながら動いていて、
ボスンボスン、とサンドバックをたたく音やら、
バチンバチン、とミットをたたく音やら、
パチンパチン、と縄跳びする音やら、
選手に喝を入れるトレーナーの怒声やら、
そんな音たちが丸ごと一斉に飛び掛かってくるような。

技術的なことは何も分からないけれど、
そこにうごめく人たちの様子を眺めていると、
なぜか自然に背筋がピンと伸びた気がします。
誰かの真剣さに触れると、
自分の「非・真剣ぶり」にあきれます。

会長さんは言いました。
「ボクシングは礼に始まり礼に終わる」。
そうなのです。
このジムはボクシングを一つの武道と言いますか、
礼儀を重んじるスポーツとしてのあり方を実践しているのです。

トレーニングにやってくる人たちはみんな、
大声で「こんにちは!」とあいさつし、
練習を始める前には「練習、入ります!」と宣言し、
練習を終えるときには「練習、終わります!」と告げるのです。

当たり前?
いやいや、なかなかそうはできない人が増えている中、
彼らのひと言ひと言が、なぜか身に染みました。
まあつまり、僕にそれができていないことを恥じたわけですが。

そういえば、7月発売予定の新書で、
中央大野球部の高橋善正監督に執筆いただきました。
東映で完全試合を達成し、巨人でも活躍された元プロ投手。
そんな「一流を知る男」が、この新書の中でこう記すのです。

「最近の学生はろくにあいさつもできない」と。

高橋監督はその原因を一端を「大人」に求めています。
学生さんたちが子どものころ、
大人が正しいあいさつの仕方を教えていないからだ、と。
そして、それは現在の子どもにも当てはまることだ、と。

件のボクシングジムでは、
「大人」に対して、あいさつの大切さをあらためて浸透させています。

高橋監督も学生にきちっとあいさつができるように指導しています。

さて、僕にできることは?

まずは自分自身が、きちんとあいさつのできる人になります。
今さら何を? と思ったら、その時点で終わり、ですよね。

というわけで、
「それではみなさん、さようなら!」

(ヒラサワ)

posted by book |15:58 | トラックバック(0)
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