BOAT RACE ビッグレース現場レポート

THEピット――ペラを叩くか、そのままか

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 新プロペラ制度導入以降、選手はモーター抽選を行ない、引いたモーターを受け取るまで、どんなプロペラがついているかはわからない、という状態で前検に臨む。モーターを受け取った後は、大雑把に言って、2通りに分かれる。 ・プロペラを自分の形に叩いてから試運転、スタート練習&タイム測定へ ・プロペラには手をつけずに試運転、スタート練習&タイム測定へ  たとえば、後者の代表格は瓜生正義で、瓜生はプロペラの形を見ることもなく水面に出て、乗ってみての感覚で調整の方向を決めるタイプだ。だから、オールスターでスタート練習&タイム測定の前に瓜生がペラを叩いているのをみて驚いた。おそらく、試運転でよほど感触が悪かったのだろう。その姿自体が異常事態だったのだ。  今日のドリーム組でいえば、坪井康晴と松井繁が「もらったまま」とコメント。一方、井口佳典、菊地孝平が「ペラは叩いた」と言っていた。たしかに、井口が早くからペラを叩いている姿は目撃している。菊地もペラを手に整備室から出てくる場面があったので、それは叩いたあとの姿だっただろう。  で、井口はスタート練習とタイム測定を終えた後は、本体を割っている。79号機は良機のようだし、会見でも「普通ですかね」というコメントだったのだが。点検の可能性もありそうだが、やや気になった。もっとも、明日は時間がたっぷりあるので、びっしり作業をしてレースに臨むことにはなるだろう。  辻栄蔵も、水面に出る前にペラを叩いている様子を目撃している。しかも、オレンジベストを羽織っていたので、目立っていた。オレンジベストは通常、カポックに着させるもので、実際にタイム測定などでは辻もそうしていた。これまでオレンジベストを直接羽織っていたのを見たのは、金田幸子のみ。金ちゃんならやりそう……ですよねえ。で、辻は会見でペラは叩いたかと問われて、やや言葉を濁した。いつもギリギリまで調整している辻にとっては、叩いたうちに入らないでしょうね。そういう意味の応答だと見たが、どうだろう。

 ハナからペラを叩いてしまうのは、峰竜太も。この人には、信頼する形というものがちゃんとある。その峰、スタート練習とタイム測定のあとに、にんまりと笑った。「出てますよ~~~」。最近の峰は以前のように、感触が悪くても「出ている」と口にしてテンションを上げていくようなタイプではない。悪いときには悪いと言うようになった。だから、この「出てる」は信用していいだろう。昨年も準優Fとはいえ、モーターは噴いていた。鳴門と相性がいいのかもしれない。  さて、作業を終えて着替えた松井繁は、胸にでっかいQRコードが描かれたTシャツを着用していた。その上には「ooja.jp」の文字もある。なんだなんだ。というわけで、カメラマンが殺到。僕も群がって撮影し、帰ってきて読み込んでみたら、これが出てきました。  王者公式サイト、近日公開! オリジナルグッズも販売する模様。みなさんもぜひチェックを! 公開される日を楽しみに待ちましょう。(黒須田)  中野次郎のエンジン吊りに大阪勢が多数参加。大阪在住というご縁でしょう。ところが、東京支部の大将・濱野谷憲吾がエンジン吊りに出遅れという失態。大阪勢に猛ツッコミを受けてました。苦笑いのファンタジスタ。  ニュージェネトークがピットの隅で白熱してましたぞ。

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