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マラガ視点で、レアル対マラガをさくっと分析

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 レアル対マラガの一戦を、さくっと語ろうと思います。

 先に結果を言うと、1-1の引き分け。レアルが前半に先制し、優勢に試合を進めるも、土壇場でカソルラにFKを決められて、クラシコ以来の連勝記録がついにストップしましたとさ。結局11連勝だったかな?


 でも今回はマラガ視点でいこうかなと。
 とりあえず、両チームスタメンはこちら。↓
blues225-308209.jpg
 マラガのホアキン、カソルラ、イスコの3人は流動的に動くので、表記を迷った末、最初の映像元の予想フォメの通りにした。守備を考えれば左イスコ、中央ホアキン、右カソルラのが良かったかもしれない。  まあ、それだけ彼らがポジション変えまくってたってことで。 ●マラガの攻撃●  マラガのやりたいことはこれかなと。 1.サイドから厚い攻撃 2.1で作りだした状況を利用し、手薄になった逆サイドをつく  まず1について。マラガはサイド攻撃にSH、SBに加えトップ下の3人(時々FWも)で攻撃することが多かった。サイドに人数を割くことで分厚い攻撃を演出しようという意図がそこにはあった。  レアルの守備についても。彼らは中盤のミスマッチを解消するため、DMFのどちらかを相手DMFに当てることが多かった。具体例で示すとこんな感じ。↓
blues225-308212.jpg
(ポジション変えまくるマラガの3選手の位置もあくまで例)  と、いうわけで、マラガの狙い所としては、手薄になっている中央が自然と挙がってくる。図だと、レアルはDFの手前にアロンソしか残していないので、そりゃ狙わないと損だ。図の場合だと、上がったケディラの背後に主にカソルラが侵入し、パスを供給する(サイドに人数をかける1の攻撃)。残ったアロンソが、ケディラの背後のケアに来れば、空いた逆のスペース(アロンソの左側)を主にホアキンがつけばいい。ホアキンに渡れば、自ら仕掛けるか上がってきたS・サンチェスを使って手薄になった逆サイドのスペースを突ける(2の動き)。ホアキンを経由せずに、S・サンチェスまで一気に展開するのも当然アリだ。  このような形で、マラガとしてはサイドに人数をかけそのまま押し切れるなら良し。それが無理なら、つまり相手も同じサイドに人数を割いて守りに来ているということなので、手薄になった逆サイドを突けばいい、となる。  対するレアルは、先述したようにボランチが縦の負担を負っていることに加え、彼らは横の負担も負っていた。特に左サイド。前半途中からロナウドを守備から解放させカウンター要員としたため、レアルの左サイドは手薄になり、結果ボランチの負担がさらに増したのだ。  そのため、マラガの戦術は効果的なように見えたし、実際惜しいシーンもいくつか作った。  しかし、点は入らない。CSKAモスクワ戦でも同じことを言ったけど、やっぱりレアルの最終ラインは鬼畜。マラガはいいとこまで攻め込んでも、レアルの最終ラインに結局奪われるというシーンが頻発していた。レアルはボランチのハードワークも光ったね。  で、試合経過を見ていくと、逆にマラガは前半ベンゼマに被弾を浴びる。ロナウドがカウンターの起点となり、彼が左サイドから放ったクロスが1点に結びついた。レアルとしてはまさにしてやったりの展開だったかもしれない。  後半になると、マラガは少し勢いがなくなり、レアルの支配率が増してくる。もともと、レアルと違ってマラガのDMFはあまり飛び出して守備することはなく、引いて守ることが多かったので、レアルが押し込めるのも納得ではあった。  マドリーとしては、50分から70分くらいまでの間にもう1点取って試合を決めたかったとこだっただろう。ベンゼマさんもゴールを帳消しにするかのようなミスを1つやってしまった。  それにしてもマラガ。攻め込まれるのはしょうがないとしても、そこ(低い位置)からカウンターに転じるのが上手くない印象を受けた。ここはちょっと改善点かなあと思う。  それでも、だ。最後の最後、ロスタイムにカソルラがFKを沈め、マラガが同点に追いつくことに成功。試合は1-1で決着したのでした。 ●感想●  マラガの攻撃的MF3人は面白かった。イスコ、カソルラ、ホアキンによるアタックは魅力的だ。マラガの行方に興味が出てきた一戦だった。ただ、レアル相手には、ロンドン君や(モンレアルは惜しいシーンを作ったけど)SBの攻撃力があまり通じなかったのが痛かったね。




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リーガ・エスパニョーラ
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マラガ
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サッカーライターを目指していたのだけれど、色々考えるところもあり今はIT系の会社で働いております。
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