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チェルシー対ストークの超雑感と指揮官・選手のコメントをちらほら

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 スタンフォード・ブリッジでのストーク戦。AVBからRDMに監督が交代して、2度目の試合となった。どのような試合となったのか?試合を振り返りつつ、試合後の監督コメント、さらにはボアス解任に関して2人のベテランが口を開いた

 とりあえずストーク戦をば。スタメンはこちら。↓

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 ついにテリーがピッチに。1月28日のQPR戦以来の出場となった。当初は少なくとも4月まで復帰は無理と言われていたが、驚異的な回復力を見せ、予定を1カ月縮めてのスタメン復帰。頼れるキャプテンが戻ってきた。 ま た、ディ・マッテオはランプスをトップ下に配置。布陣を4-2-3-1としてきた。マタを先発から外した理由は「ストークがガチ〇チなのでフィジカルある選手を優先した」からだったからだそうです。 ●やっぱり似たような展開に●  「引いて守りを固めるストーク、ボールを持たされるチェルシー」という構図が出来ていた。さらに前半半分を過ぎたころ、フラーさんがイヴァノビッチを踏みつけちゃって一発退場しちゃう。これによりストークは「リトリートして4-4ゾーン作りカウンターでワンチャン」を徹底。結局人数が1人少なくなっても守りに割く人数は変わらないので、チェルシーは失点のリスクこそ減っても得点には相変わらず苦労してしまう。  それでも何とかこじ開けて、ナポリ戦に繋げたいチェルシー。思ったことをちらほら書いてみる。  まず、ミケルは良かったかなと。  彼がボールを受ける→相手CMFのホワイトヘッドが釣り出される→ホワイトヘッドが空けた背後にドログバやカルーが侵入という形が見られた。  ちなみにテリーのボールを運ぶドリブルにも同様の狙いが。テリーが上がり、ホワイトヘッドを釣り出すことでDFとMFの間にスペースをつくる。例えばそこに侵入したランプスがボールを受け、ミドルシュートを放つシーンは印象的だった。  ミケルは時折スペースに侵入してチャンスも演出していたし、卒ないパスも○。攻撃時のプレッシャーの軽減と、守備のカバー範囲を考慮すると、ダブルボランチに一角に据えるのは悪くない選択なのかもしれない。    後は、相手のサイドと中央の間をもっと有効的に使えればなあ、と感じた。逆サイドに展開した後とか特に。チェルシーの選手がサイドの深い位置でボールを受けることで、相手SB を釣り出す→SBとCBの間(ニアゾーンらへん)にスペースが空く→そこをつく、みたいなね。 イヴァノビッチがサイドでボールを受け、SBをドリブルで抜いて、空いたニアゾーンに侵入するシーンがあったけどこれは良かった。  ピッチをワイドに使うことで、真ん中にスペースが生まれる。チェルシーはせっかくSBもガンガン上がるのに、サイド攻撃が強引なクロスで終わってしまうのは少し惜しかったね。  結局、チェルシーはペナルティエリア外から何とか打開を試みるシーンが続発。しかし、強引なクロスやミドルシュートを放つだけでは、なかなかストークの壁をやぶることが出来ない。ミドルシュートに関しては後半惜しいシーンもあったけど、ベゴヴィッチの好セーブもあり、得点には至らず。  ストークのディフェンスが良かったのも事実。しっかりチェルシーの選手を捕まえていた印象。まあ、フラーさんの退場でカウンターに威力がなくなってしまったのは残念すぎたけど。  それでも、68分に何とか先制点を挙げることに成功したチェルシー。ボールを持ったマタに相手CBが飛び出して対応しようとしたことで、最終ライン中央にスペースが。そこにドロさんがすかさず侵入→マタのスルーパスを受け、冷静にネットを揺らした。流石です。  この1点を守り切ったチェルシーが、苦しみながらも勝利を収め、ナポリ戦に繋げることに成功した。 ●試合後、ディ・マッテオのコメントと…●  イタリア人指揮官はこの試合に何を思ったのだろうか?また、テリーとドログバがボアス解任に対してコメントを残しているので、こちらも紹介したい。 ディ・マッテオ 「時に、今のスタイルで勝てないことがある。我々はストークに対し不格好なサッカーをせざるを得なかった。内容はよくなかったし、ストークみたいな相手には、度々こういう事態が起きる。だからこそ、苦しんでも勝ち点3を得られたことはベストなことだ」 「まだリーグは10試合残されている。この勝利が我々の目標である『4位以内のフィニッシュ』に近づく契機になるよ。パフォーマンスはベストではなかったが、ポジティブにとらえる必要がある」 「(ナポリ戦に向けて)1-3というファーストレグの結果を覆すためには、我々のサッカーを改善しなければならない。これは明確なことだ。どんなことでも上にあがる階段となるし、信念を取り戻すきっかけとなる。我々はここ数日で、このプロセスを歩み始めたと思う」 ジョン・テリー 「全てのクラブで、選手はプレーできないと常に誤解が生じてしまうものだ。選手はプレーしないことでフラストレーションが溜まってしまう」 「みんな『チェルシーはベテラン選手が影響力持っているから不和が生まれたんだ』って思ってるんじゃないかな?僕は今回の騒動がチェルシー特有のケースじゃないと保証するよ。フットボールクラブという組織に所属しているからこそなんだ。チェルシーに属する全ての人々がこのクラブを想っている。もちろんオーナーもだ。アンドレはとても良い監督だった。結果を得られなかったのが残念だ」 「アンドレだけの問題じゃない。彼が責任をとる形となってしまったけど、選手も間違いをおかしたんだ。責任は選手にもある」 ディディエ・ドログバ 「過ぎてしまったことだが、何が起こっても僕たちはアンドレに信頼を置いていたと思う。アンドレは不運だった。チームが良い調子ではなかったね。僕らは選手として、アンドレの解任を避けるために少しでも事態を改善しようとしたが、叶わなかった。これも現実だ」 「我々はアンドレをサポートしている。彼は友人であり、これからもずっとそうだ」  最後に余談だが、チェルシーファンはキックオフ直後「アンチ・ベニテスコール」を行った模様。現在ベニテスが後任候補として最有力とも見なされているが、歓迎しているサポーターはほとんどいないそうです。




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チェルシーとジョー・コールが大好きな新社会人。

サッカーライターを目指していたのだけれど、色々考えるところもあり今はIT系の会社で働いております。
社会人になってサッカーに割く時間が減ってしまいましたが、何とかチェルシーと日本代表は追っていきたいなあと考えているところです。


なお、こちら気まぐれブログとなっております。ご了承ください。
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