2009年06月30日

矢野の木は残った。(矢野貴章新潟残留録)

数日前から騒がれてた貴章移籍報道に決着がついたようだ。
今日にも正式発表とのこと。とりあえず複数新聞で取り上げられてるからたぶん大丈夫。

はっきり言って今移籍はありえねーって思ってた騒霊にとって、当然っていえば当然の落としどころだった。
新潟は現在リーグ暫定2位。優勝やACL出場が狙える位置にいる、いわば人参がぶら下がっている状態なのに、それを食べずに違うレースに参加する選手っているわけないと思うし、
貴章は若いけど思慮深い性格。プッツン移籍は想像できない選手だからね。
こうなると思ってました(笑)。

貴章流にいえば
「いくら行きたくても、お誘いがないと行けません。僕は幸いなことに評価をしてもらい、誘ってもらって今ここでやってます」
って感じだろうか。騒霊的にいえば、もうちょっと高い評価でオファーしてもらってからでも遅くはないって感じだ。
あと半年頑張って今の新潟を優勝もしくはACL出場させ、そのタイトルを手みやげにしての欧州移籍だって悪くないはずだ。
であとは来年のワールドカップで活躍すること。ここが一番大事。そのためにもの残留だったと思う。


選手寿命は短い。
30を過ぎればいつ引退してもおかしくない。
現在25才の矢野にとって今だって遅いくらいと考えても不思議はない。行きたいのはやまやまだったのだろう。当然悩んだはずだ。その心中は騒霊も十二分に理解できる。


ただ今回は新潟残留に決まったとはいえ、
この移籍劇は、とりあえずの結果で、次の始まりに過ぎない。
雪に例えるならば
	冬の訪れを告げる《雷おろし》の雷のような物だと思う。
	まず氷雨が地表に降り注ぎ。次にあられ。何度かあって。初雪。一度融けて。
	また降って。地面は次第に冷えてくる。
	ぼた雪が降って。積もって根雪になっていくみたいな感じ。

W杯が終わった頃には新潟から欧州へ。
再び欧州からオファーがあった時こそ、その時こそ本格的な欧州移籍になるのだろう。

今回は突然なので面食らったが、次はしっかり貴章を応援できると思う。
なぜならこれは新潟にとってもいいことだと思うから。
毎年のように残留争いをしていた地方クラブから欧州移籍をリアルで口に出す選手が出てきたことは
育成者であるクラブにとってとても喜ばしいことだと思うからだ。
野心なき選手は成長しない。
今のままでいいと思った時点で後退してるのだ。

選手を育て続け海外に送り出し、また新たなる選手を育てる。
「選手を育てながらチームも強くなる」ことが新潟の目指すこととするならば、今回は絶好のテストケースになっていくであろう。
矢野貴章の欧州移籍を「新潟から巣立っていく」と捉えられるとしたら、それは必ず新潟の血となり肉となる。
問題はその時、新潟にどれだけ経験が蓄積されているかが大事で
それがこの騒動を読み解く一番重要な部分であると思う。








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2009年06月29日

さすがの楢崎。新潟 vs 名古屋戦

梅雨のサッカー。晴れ。デーゲームは今節で行ったん終了。次節からはナイトゲームに入る6月最後の試合。
この日は普通に暑いが時々涼しい風がスタジアムを通る。試合開始は午後の4時。ピッチには日陰エリアも延びはじめていたので、気休め程度にはなるのではと勝手に思い込み。

新潟はいつものメンバーから永田と松尾が怪我で抜け、代わりに千葉と中野になっていた。

【新潟】
     大島
ペドロ      キショー
  松下 マルシオ
     勲
中野 千葉 千代 内田
     北野

名古屋はマギヌンが復活してた。

【名古屋】
   玉田 ダヴィ
マギヌン     小川
   中村 吉村
阿部 増川 吉田 田中
     楢崎

《前半》
試合開始。
早々に勲がダヴィにチェック。ファールを取られたが勲の切れは良さそうだ。
名古屋の右サイドは新潟のFWペドロとSB中野と名古屋のMF小川とSB田中隼磨のマッチアップ。はたしてSB隼磨がペドロを押さえられるとは思えなかった。この時点でミスマッチだろと思った。

結果はすぐ出た。
5分。ペドロのキレキレドリブルで中央に切り込まれた隼磨ら名古屋DF陣は中央を固めざる負えない。ペドロのシュートはポストに弾かれ、得点ならずと思った瞬間。後ろから空いた右スペースに走り込んできた松下の前にボールがこぼれ、楢崎どうしようもできず新潟先制ゴール。1−0。松下ビューティフル!

まだ序盤の失点と名古屋仕切り直して攻めてくるが新潟の守備も固い。互いに責め合う展開。


18分。千代反田のロングフィード→右FWの矢野がヘッドで落とし→内田のクロス→中央にいたペドロがスルー。広報から走り込んできた松下のシュート。枠に飛ばなかったが攻撃の形は美しく萌えた。

21分。逆に名古屋のカウンターをうける。あぶねー。

26分。マギヌン。エルボーをする。で警告。

26分。マギヌンがインターセプトしたボールをダヴィへ。ダヴィはポストで玉田へ。シュート。ゴールかと思われたが主審はダヴィがDF千代反田への守備妨害をとる。名古屋の選手の集中が一斉に切れる。

27分。マギヌンのドリブルでボールが流れ、勲とマギヌンが交錯。そのときマギヌンは勲の足を踏み、膝をぶつけにいき
2枚目の警告で退場。去り際に何かやったらしく内田や千代も怒る。何故かピクシーが現役時代を彷彿とさせるようにピッチに入ってきてペドロと千代を小突いてた。ピクシーにはお咎めなし(笑)。

30分。名古屋1人少なくなってラフプレーが多くなる。もう一人くらい名古屋に退場者が出そうな気配。新潟は相手の挑発にのらず淡々とチャンスを作る。中でも勲は冷静に名古屋の攻撃の目を潰す。凄い!

37分。勲out マーカスin。勲どうやらマギヌンにやられた怪我で交代みたい。残念だが勲グッジョブ! マーカス。後は頼む。

39分。大島と松下のダブルオーバーヘッドのユニゾンプレー。残念ながら枠の外へ。あれが入っていたらスポーツニュースのトップに絶対取り上げられてたと思う(笑)。

43分。松下のゴール。左から切り込んでペドロにパス。松下はウェーブで相手の裏をとりペドロがそこを見逃さずキラーパス。左に大島が無駄走り。松下はシュートを選択し見事なゴール。この試合2点目。キレキレだ。
ペドロも大島も偉かった! 新潟2−0。やった!
6月の松下はこれで4点の固め取りらしい。Mr.ジューン襲名だ!

44分。ロスタイムで新潟の集中が切れる。松下が抜かれ、何故かバイタルが真空地帯に。最終ラインが5人フラットで超ピンチの局面だったが運よく失点せず。ホッとする。
内田が警告を受ける。ファールをせざる負えなかったと言うのが正直なところ。スタミナが切れると集中力が切れるってことか。
やっぱりロスタイムは危険だ。


《後半》
ピクシーが早いうちに3人を交代させたが、結局11人vs10人の試合展開に大きな影響はない。
勲に変わって入ったマーカスがいい意味で滋味に仕事をしていた。

5分。6分。18分。36分。46分と
得点にはならなかったが、ペドロ劇場と言ってもいい内容であった。
楢崎が「マネキン相手にドリブル練習しているみたいだった」「4バックのチームのやり方を忠実にこなしてはいるけど、何が怖いかを感じてやるべきだった」と試合後話してたらしいが、GKが楢崎でなかったらたぶん後3点くらい新潟に得点が入ってたはずだ。悔しいけど、さすが代表の守護神だ。
400試合出場達成しただけのことはある。
楢崎に花束を。

後半の中頃には両チームとも運動量が落ちマークも軽くなる。
新潟的には一人多いのだから一人減った名古屋にお付き合いしてはいけないのだが。なぜかお付き合いしてしまう。
変わって入ったヨンチョルがいまいち試合に入り込めなかった。運動量が減ってる中盤を支えなくてはいけないのに、得点得点のエゴプレー。これはいただけなかった。

ロスタイム。
キショーもなぜかキープを選択せずシュートを狙う。あの守備が緩くなった時間帯であの選択は自分はないと思った。結果みすみす相手にロスタイムの攻撃する時間を与えてたしまった訳で、
最後の失点はある意味取られるべくして取られた失点。ああ、、もー。
キショーもヨンチョルも反省してくれ。

で試合終了。
2−1で新潟の勝ち。

勝ったことは勝ったが、なんか締まらない終劇。
それも前半ロスタイムと後半ロスタイム。両方。、(汗)。
試合直後は勝ったことに大喜びしてたが、振りかえってみると何だかな〜って感じ。
帰ってきて試合終了後のインタビュー映像を見ると鈴木淳監督の顔も難しい顔をしていた。
あれは怒っている顔だよ。絶対<<o(>_<)o>>。








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2009年06月22日

大きいことはいいことだ

昔、ドリームチームが話題になってた頃テレビの特集があって「大きくて速い」についてバスケ通のおじさんが語ってたシーンを思い出した。
そのおじさんが言うには
昔のNBAもでかい選手は動きが遅いかったらしい。
ある時期から「大きくて速くて上手い」3拍子揃った選手が現れてどんどん彼らがメジャーにになって行って今のバスケになったとか。

気にしてなかったけど
世界のスポーツはどんどん進化してるのだ。



 
岡ちゃんは「小さい日本人のメリットはアジリティー」とかいうのも分るけど
ちびっ子選手ばかりっていうのはやりすぎだろう。

背がでかいというだけでそれだけでもストロングだ。
尚かつ俊敏で上手ければ言うことない。世界はトレンドはそっちの方に行ってるのだし。
やはり大きさに対して何か考えなくては。


代表の内田篤人はいい選手である。
騒霊もW杯は篤人を活かすチームにすべきだとも思う。

でも相反して篤人でいいのか凄く疑問もあるのも事実。

内田篤人(鹿島) 176/62
石櫃洋祐(神戸) 178/73
松尾直人(新潟) 181/77

内田は背は普通だが、石櫃、松尾と比べても体重が軽い。オーストラリア戦でも見事にやられたように、相手のフィジカルに対しては圧倒的に不利なのはこれではっきりした訳で。はたしてボリュームで劣る内田をどうするか。SBとしてW杯で世界で通用するのか。俊輔や憲剛を押しのけてMFはありえないし。
後藤さんがブログでいってるように空いたSBのスペースをカバーするボランチを置くとか何かしらの対策を考えなければいけないだろう。

内田のバックアップには
ウチの松尾をお薦めしたいのだけれど。怪我ぎみなのと年齢がネックかな(笑)。
騒霊が今注目してるのは神戸の石櫃。昨日も広島戦でゴールを挙げてたしなかなかいいと思う。松尾には劣るが石櫃も凄い気になる存在だ。
もっと代表に呼んで試してやれればいいんだろうけどね。




 
でかいといえば
ウチの新潟も結構でかい。
レギュラーで180以上が7人もいる。
でかさだけではJレベルを超えてる(笑)。

騒霊的にはアルビと言えば「あのでかいチーム」と言われる位なチームカラーになればいいのにと思う。
今はまだでかくて下手でも、将来計画として「大きく上手くて俊敏性のある」選手を輩出するNBAのようなチームになればいいのだ。

めざせ。上手くて速いガリバークラブ。
そのためにも
亜土夢も郁哉ももっとでかくなりなさい。
って、、そこまでは無理か(笑)。







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2009年06月20日

勝因は天地人にあり!ガンバ vs 新潟戦

ガンバ 0−2 新潟。
新潟の勝利!アウェー万博、初です。

今日の勝因は『天地人』ですね。

天の時は、
遠藤、レアンドロ、明神らの離脱。病み上がりの加持、二川らまだ乗り切れてなく、ガンバはベストメンバーが組めなかったこと。

地の利は、
今日の不快指数モワモワの梅雨の晴れ。この時期には仕方ないとはいえ、特に公式戦という実戦が約1月間遠ざかっていたガンバにとっては肉体も感覚もキツかったはず。

人の和は、
助っ人ブラジル人のマルシオやペドロ、代表の矢野貴章らが戻ってきたこと。新潟のチームの和ががっちり噛み合ってました。それまでの新潟公式戦5連敗が嘘のように弾けてました。

天地人だけでなく新潟の鈴木淳監督の戦術も嵌ってました。
ラインを高くあげてくる攻撃的なガンバの裏を付いて手数を少なくしカウンターで圧力をかけガンバのラインを押し下げさせる。前半はこれが随分効いてました。
ゴールは貴章の意外性のあるワンバンウドのシュートですが、惜しいチャンスは他にも何度かありましたから新潟としては予定調和のゴールだったと思います。

後半はさすがに底力のあるガンバです。圧倒されましたね。ゴールポストやバーに助けられたこともあり新潟としてはただただラッキーの一言。
マルシオの2点目でほぼ勝ちを確信しました。
今日はそれくらいサッカーの神様が新潟に寄り添っていてくれたと思います。
	
新潟5連敗驀進中が逆にそれが新潟の選手たちの高いモチベーションになっていたかもしれません。勝ちたいって言う気持ちはガンバの選手に全く負けてませんでした。
それの気持ちが集中を生み、集中がラッキーを呼び寄せたのだと思います。

今日は新潟の完勝です。

噂によると新スタジアムができるという万博。嫌な思い出を今日払拭できたのはとても嬉しい。
ありがとう万博。
ありがとう太陽の塔。
ありがとうポストくんとバーちゃん。

君たちのことは忘れません。

1年に1回あるかないかのサッカーの神が降臨する日。
それが今日万博で新潟に降りてきました。
最高です!!!!!!








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2009年06月20日

アジリティーを阻むもの

■エースの定義

前のエントリーで『エースの定義が不明確』と皆さんから突っ込まれまくってるコメントを読んで、ちょっと凹んでる騒霊です(苦笑)。コメントしてくださったスポナビ住民の方はもう少し寛容という言葉を学ぶべきだと思います(きっぱり!)w。

とりあえず自分が考えるエースを説明すると
エースとはエースストライカーのことです。でもストライカーというと、何か相手ゴールエリアにドンと張っている狭義のイメージが自分にはあったため、あえてエースストライカーと言わずエースと書きました。

前目であればポジションはサイドだってちょっと後ろであっても構いません。現実には相手のGKやDFを如何に攻略し得点するかできるかですからそうそう中ばかり張れないこともあるでしょうしそこら辺はファジーです。

他にもタスク、守備だったり周りを活かすことやサポートプレーをすること、とかも考慮されるべきですが。どの位というのは選手個々に応じてでいいと思います。ある意味それが個性とも言われる訳ですし。それがチームとして求められるタスクならそれもやればいいのです。ただやはりエースとして一番重要なのは得点を取ることで。90分の内、89分サポートプレーをしても1分でゴールを決める。そういう義務がこなせる選手を自分はエースと呼びます。

もっと広義に言うと得点を取ってくれるという匂いオーラを発している選手。こいつならやってくれるという選手。こいつがダメだったらしょうがないかと諦めがつく選手。大雑把ですがそんな感じに捉えてエースという言葉を使いました。

とはいえエースだって人間。当然浮き沈みもありますから。決定力不足のエースというのも世の中に存在する。むしろそっちの方が多いですしね。エースは厳しいです。
もっと適切な言葉があったかもしれませんが自分としてはそんな感じです。



 
■アジリティーを阻むもの

	岡田ジャパン 体幹トレ4カ条残し解散(スポニチ)
	《目標のW杯ベスト4を勝ち取るため、岡田監督はチームの解散にあたって選手に
	も指令を出した。
	それは
	(1)少々のプレスを受けてもパスを回せるように技術を上げる
	(2)パススピードを上げる(3)走り勝つ(4)球際で競り勝て――の4カ条。
	「そのために体幹を鍛えてほしい。そこを鍛えて、1年後にちょっと先に足が出る
	とか接触した時にバランスを崩さなくなる」と説明した。》



騒霊も体幹を鍛えることは重要だと思います。
エースの話もFWが背が高いか低いかの話になりかかっているですが、本質は体幹が強いか弱いかの問題だと思うのですよね。なのでちびっ子FWでも体幹が強ければ何も問題はないと思います。

ただサッカーは相手との比較のスポーツなので、一般論として同じ体幹の強さなら体は小さいより大きい方が有利ですし。単に速いか遅いかでなく世界は大きくて速くて上手い3拍子揃ったサッカーがトレンドになってる訳ですからそこから目をそらしたらまずいのでしょう。

岡ちゃんはアジリティー神話を信じてるようですが、それを信じ過ぎるのは少し危険だと思います。

今世界のサッカーは高速化してる訳で、パスを出すのもシュートを打つのもより速くが求められ、そのスピードをコントロールできる選手が一流と言われる訳です。ゴールにしても点で合わせる技術が必要とされてきますし、守備の思想もそういう高速化した能力をつFWに対抗するため世界のDFはより速い上手い大きいの選手が選択されているようです。

どんなにFWすばしこくても、DFとしたらゴールさせなければいいだけの話ですから、彼らにとっては体の大きさを活かして接触プレーをしたりシュートコースを塞いだりすればいいのですよね。そうなると体が大きいDFも普通の反射神経があれば、すばしっこさに対応できる。あとは相手FWの点で合わせるシュートを体で防ぐ、DFの考え方としてはシュートを打たすことを防ぐのではなく、正確にシュートすることを防げばいいという理屈です。

野球に例えれば三振をとれる投手よりも、ボール1個分芯を外せるツーシームとかカットボールとかで打たせて取る投手が今もてはやされているように、サッカーでもシュートを打たせてもゴールに入らなければいいという実利の守備が主流なのですから。

オーストラリア戦では今の玉田や岡崎のような個のレベルだったらとても世界には通用しないと分ってるだけで、背の高い矢野も誉められた出来ではなかった訳で、なので通用しなかったのは大きい小さいに関わらず日本人FWの全員の個の能力不足と捉えた方がいいでしょう。

もちろん日本のチーム戦術も彼らFWらの持てる能力を活かせてる戦術とはとても思えなかった。
そういう2重の失敗があったということも含めて検証すべきでしょう。
そこら辺の個としての問題と、チームとしての問題はもっとよく多くの方から語ってもらうべきかもしれませんね。

返す返すもW杯まで後1年。真剣勝負の場が少ないないのは残念。気がかりです。







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2009年06月19日

エースという顔のない日本。最後のピースが見つからない岡田JAPAN。

はっきりさせたいのは岡ちゃんはチーム作りに成功したかしないかってことだ。
成功したのなら1年後にむけて監督続投すればいいと思うし、
失敗したのなら監督を変えた方がいい。
W杯にいけたから続投ではなく、
W杯で勝つための選択という視点でもう一度考えてみてほしい。


最終予選の締めにオーストラリアと戦えて本当に良かったと思う。
W杯の本大会で欧米の背が高く屈強な相手に対しては岡ちゃんのちびっ子サッカーでは世界のトレンドに付いて行けないことが分ったから。
世界は大きい早い上手いの三拍子揃ってるサッカーの追求をしているのに、日本は大きいという壁に挑戦もせず早い上手いの追及しかしていない。その早い上手いもけして世界のトップレベルにも追いついていない。その結果大きいが強みのオーストラリアにも通用しない。
しょせん岡ちゃんのちびっ子サッカーはアジアの頭をやっと一つ掻き上がれるくらいの力しかないのだ。

世界でも対等に戦えると分ったのが選手は
俊輔、遠藤、長谷部、(憲剛)、中澤、闘莉王。

サイドバックはややきつい。
長友と内田。ともに攻撃が持ち味で守備に不安を覚える。特に内田はオーストラリア戦でもスカっと抜かれてるシーンが痛々しかった。

岡田JAPANのちびっ子といえばFWのことだったが実はSBにも言えることだ。
彼らのチビッ子である弱点は単に対戦相手のというかアジアのレベルが低かったから問題が顕在化しなかった。オーストラリア戦でも分ったとおりW杯ではそう上手くいくまい。

それでも内田は攻撃に秀でた物があるのはわかる。
リスクは覚悟の上だというのも分る。

だとしたら内田や長友を活かすFWを選択すべきだ。

ではそのFWは誰というと、これが結構難しい。

オシムのいう背の高いFWもいい。
巻誠一郎(千葉)
矢野貴章(新潟)
渡辺千真(横浜)
くらいか。
渡辺のリーグ5点も日本人得点王にも近い期待の若手だが、今から代表のエースになるのは厳しいかも。代表ではそれなりの国際経験はやはり必要だろう。
田代、高松、赤嶺、平山は岡ちゃんのサッカーと違う気もするし、豊田、長谷川、大迫ら結果のない若手に期待するのも違う気がする。

どうしようもなく人材がいなければ外国人選手の帰化という選択肢もあるが
ことの重さを考えれば今からでは遅すぎる。現実問題そんな簡単に帰化が通るとも思えないしほぼ妄想だ。


となると
高原、大久保、達也らの実績のある選手の復活を待つしかないのか。

でもなー。
彼らの能力のキャパは見えているしそこに期待するのも夢がない。
すがるのは経験しかないとか考えると未来が見えなくなる。

これまでの過程でなんだかんだ結果を残してきたけど、とどのつまりエース作りという意味で岡ちゃんは迷走した。
トルシエにしてもジーコにしてもオシムにしても決定力という点でその選手の能力は不足だったかもしれないが、エースという意味での選手は存在した。
振り返って岡田JAPANはどうだ。
エースはいたのか?その点を振り返っても
岡田監督のチーム作りは失敗したと思う。

今から1年後にエースが出来上がる可能性は極めて低いが、
ここまで来たらじたばたするしかないだろう。

全ての条件を取っ払い
ワールドカップまでに一番活躍した選手。
一番コンデションが整った選手をFWに選ぶ。
ギリギリになる。なんの保証もない。
選択も迷うと思う。でも選ぶしかないのか。
矛盾してるな自分。

エースという顔のない日本。
悲しいけどそれが今の岡田JAPANの姿なのだ。

でも顔のないままで南アフリカにいくのはやめてほしいな。
それではこの4年間はいったいなんだったかよく分からなくなるから。







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2009年06月18日

朝日新聞は絶妙なタイミングでパスを入れていた

「NIPPON FOREVER IN OUR SHADOW(日本は永遠にオレたちの影)」
だそうです(笑)

まあ日本はベンチにGK2人入れてるくらいだから、これくらい舐められてる弾幕をゴール裏の豪サポに掲げられてももう笑うしかないでしょうけど、、。
ヤットがいないから、長谷部がいないから、俊輔がいないから中盤は作れなかったとか。
SBに内田、長友を使いオーストラリアの高さで負けたって言われてもそんなのやる前から分ってるし、ならば内田、長友を入れた訳をもうちょっと理にかなったサッカーで具現化してものだ。

いくら本戦出場が決まったといってもここはアウェーのオーストラリアだ。
やっぱりここは真剣勝負。取り組み方によっては選手が成長する場だったと思う。
そんな試合に使ったメンバーや戦い方を含めこれでは欲求不満が蓄積するばかり。

こんなことでW杯までの親善試合で何を目的に戦って行くのか成長して行くのか。全くもってよく分らないね騒霊は。
まじ、岡ちゃんのサッカーはエクスキューズがありすぎですw。



 
そのオーストラリア戦に合わせてあの朝日新聞は絶好なタイミングでオシムのインタビューを記事にしてました。
気になる質問が1つ。
それがこれ↓。


《 ——決定力不足が話題になります。

 「現在の世界の流行は前線に身長の高い選手がいることだ。小さな選手だけでは世界を驚かすのは難しいと思う。相手から簡単にコントロールされてしまう。高さでも1対1でも。現在はどの1対1の局面も、フィジカル勝負に耐えられなければならない。例えば、67キロの玉田に対してイングランド代表DFテリーは90キロ。1対1の戦い方は学べるが、そうそう単純なものではない。いくら勇敢だったとしても、駄目なものは駄目なのだよ。小さなトヨタの車を運転して市電にぶつかったらどうなるかは目に見えているだろう」 》 


まさにキラーパス!!!

小さなトヨタ車。玉ちゃん乙。
キショーもっと頑張れ。
千葉方面からも声が聞こえてきてます。
朝日はついに岡ちゃん解任運動に一歩足を踏み出したんでしょうか。

騒霊は妙にそこが気になります。






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2009年06月17日

人生が変わるジュニィィ話

川崎のジュニーニョの合流遅延問題は制裁金を払うことで、あっと言う間に収束してしまった。

問題自体はどーでもいいことなのだが

騒霊的な注目点は『制裁金を肩代わりすると言ったサポーターは本当に実在したか』がとても興味がある。

選手と監督のトラブルって実はわりとよくある話。
クラブもよく振り回される。
過去に名古屋グランパスは監督と主力3選手が対立しクラブはどうしようも調整がつかなくなり選手が放出されその後クラブは順位も上がらず、結局だれも得をしなかったことがある。

今回そういう前例を踏まえ泥沼化する前に
颯爽と現れたのホワイトナイトが川崎のサポーターだ。
制裁金でもめるなら俺が出すと言ったとか。
スポ報知によるとジュニーニョは
「土、日しか子供と会う時間がないので、(週明け出発の)3日に戻ると言ったが、クラブにダメと言われた。今回、問題が起きてしまったが、サポーターは制裁金を肩代わりするとまで言ってくれた。お金の問題じゃなく、サポーターを始め、選手、監督、コーチと一緒にやっていきたいと思った。申し訳ない」
とまで言ったらしい。

もうこの話は「一杯のかけそば」に匹敵するくらいの泣ける深ィィ話だと思う。

もし本当にそんなサポーターがいたなら
まじ奇特っていうか機微に富むサポーターともいえる。
100万円という金は大金と言えば大金だが、実際一般人でもなんとか払えそうな金額というのが、このサポーターに絶妙なリアリティささえ感じてしまうのだ。
でもよく考えたら罰金は結局ジュニが自分で払ったみたいなのでサポの残した物は何も残ってないんだよね。

って
はたして本当にそんな奇特なサポーターは実在したのかな???
もしかして言霊が踊ってる???
まさかスポーツ新聞は捏造???
う〜ん、この話、妙に気になって困る。でも調べる術はなにもない。このままだと確実に自分の記憶の中で都市伝説化しそうだ。
どうしよう(笑)。



この話を聞いた時なぜか広島の達川を思い出した騒霊です(笑)。


(達川光男Wikipedia)
「俺は広島で初めての2000万捕手になるんだ!」と意気込んで広島市民球場の球団事務所での年俸交渉に臨んだある年。球団側は「達川、これは税金対策だ。この方が君の手取りは多くなる。」と年俸1980万円を提示。それを聞いた達川は、「この20万を足して年俸2000万にして下さい。不足分を私が出す。文句は無いでしょう」と、自分の財布から20万円を取り出して詰め寄った。球団もついにその熱意に負け、達川は晴れて球団初の2000万円捕手となった。




■ちょっと言い足りなかったのでここからは追記です。



この話の真偽云々は別にして
考えてみれば示唆に富む寓話的な話でもある。
サポーターといっても人によって定義は千差万別だ。
しかしこれはスタジアムで応援するだけでなくピッチ外でもコミットメントするサポートするという意味で一人間の道として機智に富んでいる話。
雇用主であるクラブと被用者である選手。
その間を仲介する調停者としてのサポーター。
そんな図式だろうか。
今後もこういう類似のサポート話コミットメント話が出てくるのだろうか。だとしたらその時初めてこの話はエポックメイキングな事件だったと評価される思う。





もしあなたがこのような状況に直面したら100万円出しますか?
たとえ出せなくても出すって言えますか?
そんな急いで答えを出さなくてもいい。
じっくり考えてみてもいいテーマではないでしょうか。









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2009年06月13日

負けたチームは弱いのだ。ナビ新潟vs大分戦

ナビスコは新潟も大分も敗退が決定してる、いわば消化試合。
それでも大分はリーグ戦からずっと勝ち星がなく、新潟は2年間位ナビスコは勝ててなく、尚かつシャムスカに勝ったことがない、、と来たら、たとえこれがプレシーズンマッチだとしても勝ちたい試合です。

それは選手だけでなく今日スタジアムにやってきた20,560人全ての人がそう思ってたはず。
ぜってー勝つ!
のはずなのですが何故か負けちゃいました(苦笑)。
原因は
うちの淳さんの記者会見で全て言い尽くしてると思います。

それでも騒霊の見た今日の試合は、そんな退屈した試合ではありませんでしたよ。
新潟の若い選手の良いとこがいっぱい見れたし。頼りになる選手はやっぱり頼りになるプレーをしてくれたりしましたから。
なんで試合後の帰りの道々。
新潟の選手のあのプレーがよかったとか、もうちょっと評価してやろうよとかいう構想を練っていたのですけどね。止めました。

だって家に帰ってから下調べに大分系のブログを見ていたら、
大分の皆さんのすげー喜んでるんですもの。

あーって思い直しました。

得点を多くとったチームが強く、負けたチームが弱い。ただ、それだけのことです。

弱いチームはもっと悩んで強くなるべきだと。

ということで
ピチブーは凄い。エジミウソンのここぞの勝負勘はあっぱれ。シャムスカえらい。今日はこれでいいでしょうw。

もう騒霊の頭はリーグ戦に切り替わってますから。
たぶんこの1週間で今日の問題を修正できると思います。その多くの問題がメンタルの部分で解決できそうですから。だから次のガンバ戦はぜってー勝つ。

観戦記になってなくて申し訳ないのですが、そんな試合でした(笑)。









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2009年06月11日

武史岡田のすべらない最終予選【いったいエースは誰なのか?】

W杯アジア最終予選第9節 日本1―1カタール。
さすがの語録の魔術師の岡ちゃんでさえもW杯出場を決めた後の選手のモチベーションを上げる言葉は用意できなかったみたいだ。

スポーツ報知の記事を引用する。

《「もっと、いい試合をお見せしたかったが、今日は選手を生かしてやることができませんでした。本当に申し訳ありません」
不祥事を犯した企業の社長のように、岡田監督は、声を震わせながら頭を下げた。
世界最速のW杯予選突破を報告する晴れの舞台が一転した。多くのサポーターはすでに家路へ。まばらなスタンドの中で“懺悔”の場に変わった。》


はたしてこれは誰に謝ってるのだろう。サポーターに謝ったのか、さてはて、予選突破報告会を準備してくれた協会スタッフ関係者に謝ったてるのか、全くもってよく分からない。
気になったのが
「選手を生かしてやることができませんでした」と言う言葉だ。
オシムだったらもっと突き放して檄をとばしてると思うな、きっと。

もし本気で岡ちゃんがそう思ってるのなら、まだまだ岡ちゃん自身が選手を子供扱いしてる証拠だ。
そんな子供扱いしてて南アフリカでベスト4なんてできるのか。
岡ちゃんもまだまだ甘いなと思ったシーンだった。


閑話休題。



岡ちゃんは今回でワールドカップ2回目の日本代表監督だ。
1回目はご存知の通り、98フランスW杯の時。
この時のカズを強制送還したりといろいろ話題満載だったが、
その時岡ちゃんが考えたのは
FWは4名で
FWの軸は城彰二にしたこと。相方をゴン中山。スタメンができるサブとして呂比須。切り札として野人岡野。
異論がある人がいるかもしれないが「エースは(カズでなく)城」だった。


ここには書かないが騒霊なりの南アフリカ大会のメンバーを予想してみた。
GK、DF、MFの主だった選手はこの最終予選でほぼ見えた。
何人かは若手に切り変わるだろうが軸は変わらないはず。

で予想できなかったのがFWの選手だ。
南アフリカ大会もたぶんFW枠は4人だろう。
ゴール前でプレーできるトップ役の選手1人。
相方である衛星役(ワイドアタッカー含む)の選手1人。
スタメンの代役ができる選手1人。
切り札の選手1人。
岡ちゃんは前回と同じように軸となるFW1人を決め、それに合わせ組み合わせが最良となるFWを決めていくはずだ。

と考えると
軸はだれだ。
玉田なのか。大久保なのか。
しかし今まで結果を出してきた彼らに輝きがないのが気になる。
ワールドカップ出場が決まったとはいえ、はたして1年後のFWの形が見えたのか。

今回の6月試合で目覚ましい活躍ぶりだったのは岡崎慎司だ。
Goal.comの「World Player of the Week」に選ばれ評価されたが、
でもはたして岡崎が代表の軸になりえたかというと、それもはっきり言ってよく分からない。

というのも
岡崎のストロングポイントがどうも説明し難い。
「泥臭いプレー」
それが大切なのは分るし、騒霊もそのプレースタイルは大好きだが、
問題ははたしてそれだけで世界に通用するのかは疑問。
岡崎には何か証明がほしい。
っていっても答えは決定力を示し続けてもらうしかないのだけれど(苦笑)。

そう考えたら、玉田や大久保だって軸といえる存在なのか。
それさえよく分からなくなってしまった。

結局。
真剣勝負と思われてた最終予選の場で長年待ち望んでいた『エース』がまたも現れなかったのは誰の目にも明らかだ。ある意味悲劇と言っていいかもしれない。

ワールドカップまで後1年。
時間だけは長そうだが、力を伸ばせる親善試合がどれだけ存在するのか。

なにより誰もが認めるエースと言われるFWが本当に出てくるのか。間に合うのか。

今回の最終予選はワールドカップ本戦への《エース作り》という点で大失敗だったと騒霊は思う。
北京オリンピックの時のように本大会でFW総崩れ状態になることだけはくれぐれも避けてもらいたいものだ。









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posted by 騒霊 |18:43 | national team | コメント(0) | トラックバック(0)
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